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FNAF.game『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 74ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナルゲーム 
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*53*

松山
「さあな...俺、死ぬとか考えたことないな」

ローグ
「近い先...か、兵器と化した俺の体は長くないと考えているから、予測は出来るが...」

アンジェ
「怖いわね...いつか死ぬ...なんて」

シャルロット
「ナノバナさんもそんな事を...?」

松山
「なんだ?だから諦めるって言いたいのか?」

黄名子
「そんなわけないね」

黄名子
「だからウチは、その時まで精一杯生きたい」

黄名子
「生きて生きて、出来るだけ長く、出来るだけ楽しく全うしたいやんね」

松山
「出来るだけ?死ぬことなんか変えられねぇよ、誰が死んで誰が生きる、それは決まって...」

黄名子
「運命というのはどんな些細なことでも変わってしまう、でしょ?」

松山
「お前それ、さっきの...!!」

黄名子
「運命が簡単に変わるなら、皆で変えてしまえばいいやんね」

黄名子
「少なくとも...ここから皆で脱出するという運命に」

シャルロット
「ナノバナさん...!!」

ローグ
「...」

松山
「で?その話とお前の未来、関係あるのかよ?」

黄名子
「もちろんあるやんね」

松山
「ほー?その根拠は」

黄名子
「ゲームマスターのカイムは、ウチらが集まったヒントとして『未来』を挙げたやんね」

黄名子
「ウチはそれを聞いてピーンと来たね、もしかして、ウチが未来で死んじゃうとの関係しているんじゃないかって」

シャルロット
「ナノバナさんの死がキーワードに?」

パープ
「...なるほどね」

松山
「ああ、そう考えると結果が出てきた...こんなに単純だったのかよ」

松山
「考えて損したぜ」

幻徳
「なんだ?俺たちが集まった理由って...」

松山
「それは...」チラッ

松山が時計を確認すると、4時を回っていた


松山
「時期に説明するから待ってろよ!!」

パープ
「そんなうまくいくかな...」


【ready go!!エボルテックフィニッシュ!!】

その瞬間、右の瓦礫が粉々に吹き飛ぶ

ローグ
「!!」

アンジェ
「な、何!?」

シンシア
「これは...」


エボルト型
【チャオ!!】


ローグ
「エボルト型...!!」

カイム
【ああ、そのキオクですが...イメージの半分くらいの戦闘力として設定されています】

カイム
【エボルト的にはそれでも強すぎますかね(笑)死なないでくださいね(笑)】

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