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*62*
カイム
「せっかくですので最大限いたぶってから魂を頂きましょう」
カイム
「私、好きな食べ物は時間をかけるタイプなので」
カイム
「あと...お前の苦しむ顔を見たいから」
松山
「バカか?吸血鬼のなりそこないなんかにビビる俺じゃねぇってわかってるだろ」
カイム
「ま、魂を抜いた死体を食い漁る貴方ですからね、肝っ玉はありますよね無駄に」
カイム
「じゃあ、その他は彼女とNIGHTMAREに任せますか...おいで!!」
開いていた扉からNIGHTMAREが飛び出す
NIGHTMARE
【AAAAAAAAAAAAAAA!!】
松山
「クッソめんどくせぇ!!寄生体発射!!」ビュー
NIGHTMARE
【OAAAAAAAAAAA!!】
カイム
「やめなさい!!それ入れると魂が劣化するんですよ」
アンジェ
「うううう...」
カイム
「マガイモノの力はこう使うのです!」ビュッ
アンジェ
「うああああああ!!!」
カイムの指から飛び出した液体を浴びたアンジェはうめき声をあげる
カイム
「マガイモノの『拒絶する力』言い換えれば強酸のようなものです」
カイム
「王が使えば人を殺すほどの力になりますが、私程度ならせいぜい痛みが出るくらいで拷問になるぐらいです」ジュッ
アンジェ
「あああああああああああ!!!」
シンシア
「アンジェ!!」
パープ
「あんたってヤツは...」
カイム
「おや?まさか、戦おうって言うんですか?」
カイム
「時計の針をよく見てください?」
パープ
「午前4時58分...!!」
カイム
「おやおや、もう眠る時間ですよ?」
パープ
「くっ...カイム...!!」ガクッ
カイム
「氷室幻徳、貴方は敗北すると消滅する厄介な体質となっておるので後回しです」
カイム
「となると、最初はやっぱり...既にシャルロット氏ですかねぇ?」
シャルロット
「わ、私の魂は美味しくないです!!」
カイム
「いえいえ、魂は食用以外にも色々と使い道があるんですよ」
カイム
「貴方みたいな若い魂ならいい素材が作れます」
NIGHTMARE
【AAAAAAAAAAA....】
シャルロット
「ひいい...」
カイム
「安心してください、何も四股をもいだり目をくり貫いたりはしませんよ」
カイム
「私の次のゲームの素材として、永遠に利用されるだけですから!!」
NIGHTMAREはシャルロットの方へと手を...
シャルロット
「いやああああああああ!!」