コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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Enjoy Club  =第1章完結=
日時: 2013/06/23 07:18
名前: 友桃 (ID: KZXdVVzS)
参照: http://www3.plala.or.jp/banisingukyanon/

あるとき、世界に謎の薬品がばらまかれた。
数年後、不思議な能力を身につけて生まれてきた子供達。彼らは仲間を求めて、ある結社に集結した。
彼らと接触した女子高生・亜弓は、結社内の混乱に次第に巻き込まれていく——

ファンタジー&シリアス要素ありのラブコメです!




クリックありがとうございますm(__)m

はじめまして、友桃(ともも)です^^
初投稿です>< 長編になるのですが、ちょっとずつ更新していきたいと思います。

よろしければ読んでみてください^^


*参照はHP(Enjoy Club保管場所)です。このスレのものを修正したやつを、縦書き改行無しバージョンで載せていくのでよろしければのぞいてみてください。※ただいま更新止まっております


*たまに記事のNo.飛んでいるところがありますが、残りの返信数を増やすために必要ない友桃のコメントを消しただけなので気にしないでください^^



〜お客さま〜
・花見さん ・かれーらいすさん ・十六夜さん ・貴也さん 
・勿忘草さん(亮さん、扉さん) ・咲さん ・gojampさん ・詩音さん 
・セピアさん ・杏樹.さん(真白ちゃん・そふとくりーむさん) ・ハッチしゃnさん ・ARMAさん
・遮犬さん ・ひろあさん ・白桃さん ・ゆかさん
・aguさん ・皐月凪さん ・(朱雀*@).゜さん ・奈々☆さん
・ 蘭*。*さん ・山口流さん ・トレモロさん ・紅蓮の流星さん
・或さん ・ (V)・∀・(V)さん(十六夜さん) ・もちもちさん ・夜兎さん
・むーみんさん(椎奈さん) ・未来さん ・ゲコゲコさん ・てるてるさん
・こたつとみかんさん ・星ファン★さん ・そらねさん ・希蘭さん
・Eternalさん ・羅希さん ・霧雫 蝶さん ・あらびきペッパーさん
・抹茶.(小豆.)さん ・野宮詩織さん ・、璃瑚. さん ・ののさん
・友美さん ・亜美さん ・蜜姫. さん ・ネズミさん
・月読 愛さん ・紗夢羅さん ・黒揚羽さん ・優香さん
・ぱちもんさん ・Lithicsさん ・苺莢さん

読んでくださってうれしいですv ありがとうございますm(__)m



〜登場人物紹介〜

・友賀 亜弓 Tomoga Ayumi……主人公
・荒木 恵玲 Aragi Ere
・紫苑 風也 Shion Kazaya

・ウィル=ロイファー
・有希 白波 Yu-ki Shiraha
・棚妙 水希 Tanadae Mizuki

・芝崎 功 Shibasaki Kou
・月上 有衣 Tsukigami Yu-i
・三和 伸次 Miwa Shinji
・蓮田 夜ゑ Hasuda Yoe

・谷田 津波 Tanida tsunami
・沢田 美久 Sawada Miku
・幸崎 静音 Ko-saki Shizune
・町田 美沙 Machida Misa
・小松 幸道 Komatsu Yukimichi

・大崎 影晴 O-saki Kageharu
・天音 Amane
・天銀 Amagane


〔後半から登場or2章メイン登場〕

・篠原 扇 Shinohara Ougi
・安藤 園香 Andou Sonoka
・富永 春妃 Tominaga Haruhi
・神崎 迅 Kannozaki Jin

・風香 Fu-ka
・友賀 葵 Tomoga Aoi


*あだ名>>48



〜目次〜

<第1章>

プロローグ >>0

第1話『謎の闇組織E・C』
(1)>>1 (2)>>2 (3)>>3 (4)>>5 (5)>>6 (6)>>10 (7)>>11 (8)>>13

第2話『金髪のキミにひとめ惚れ』
(1)>>25 (2)>>30 (3)>>40 (4)>>46 (5)>>49 (6)>>50

第3話『我ら、麗牙光陰——』
(1)>>57 (2)>>58 (3)>>64 (4)>>70 (5)>>81 (6)>>86 (7)>>88,>>89 (8)>>98 (9)>>104,>>105 (10)>>108

第4話『あなたのために……』
(1)>>111,>>112 (2)>>120,>>121 (3)>>130 (4)>>136 (5)>>147 (6)>>152 (7)>>157 (8)>>166 (9)>>172 (10)>>180 (11)>>184 (12)>>188

第5話『不確かなもの』
(1)>>212,>>213,>>214 (2)>>256 (3)>>268 (4)>>285 (5)>>291 (6)>>306 (7)>>332,>>333 (8)>>346,>>347 (9)>>357,>>358,>>359 (10)>>370,>>371

第6話『衝撃のとき
(1)>>397 (2)>>413,>>414 (3)>>425 (4)>>447,>>448 (5)>>474,>>475,>>476 (6)>>486,>>487 (7)>>518,>>519,>>520 (8)>>534 (9)>>557 (10)>>568 (11)>>576 (12)>>599 (13)>>627,>>628 (14)>>648 (15)>>696,>>697,>>698 (16)>>708,>>709,>>710

第7話『友を取り巻くモノ1』
(1)>>721 (2)>>726,>>727 (3)>>750,>>751 (4)>>784,>>785 (5)>>798 (6)>>813,>>814 (7)>>870,>>871 (8)>>>889,>>890

第8話『友を取り巻くモノ2』
(1)>>893 (2)>>901,>>902 (3)>>905,>>906 (4)>>910,>>911,>>912,>>913,>>914 (5)>>918,>>919 (6)>>923,>>924 (7)>>926,>>927 (8)>>931,>>932 (9)>>934 (10)>>936

第9話『混乱の夜明け』
(1)>>940,>>941 (2)>>945 (3)>>949 (4)>>955,>>956

エピローグ>>962

*初めて来てくださった方、できれば目次から行かないでコメも含めてよんでほしいです><
途中でキャラのプロフィールと絵がでてくるんで^^ てか某友人の書いたキャラ絵、神なんでv←



〜企画〜

≪第1回キャラ人気投票≫ 2010.8.27〜
 結果>>225

≪第1回シーン人気投票≫ 2010.923〜
 結果>>511

≪☆お客様方の小説紹介☆≫
第1弾 返信300突破記念 2010.9.25 >>304
第2弾 参照2000突破記念 2010.10.11 >>460
第3弾 参照3000突破記念 2010.11.18 >>661

≪返信400突破記念*E・Cラジオ*≫ 2010.10.6〜
NO.1 亜弓&恵玲 >>422
NO.2 恵玲&風也 >>495
NO.3 ウィル&白波 >>587
NO.4 亜弓&風也 >>676
NO.5 水希&茜 >>852

≪返信500突破記念 =キャラQ&A=≫ 2010.10.17

≪参照4000突破記念 =キャラ誕生秘話=≫ 2010.12.9
NO.1 >>743 NO.2 >>748


≪ Enjoy Club名言集*。* ≫ by杏樹.さん  2010.9.25・26・28
杏樹さんがつくってくださいましたーv
ネタばれになるんで本編一通り読んでから、ぜひご覧になってください^^♪
杏樹さん本当にありがとうございました!!!

第1弾>>317 (友桃コメ>>319
第2弾>>338  (友桃コメ>>341)
第3弾>>362 (友桃コメ>>364


≪E・C(1章)紹介文≫ by ARMA3さん 
>>992 2013.1.27


≪Christmas Short Story≫ 2010.12.19
>>773,>>774

≪Happy Birthday≫
・5月…… (朱雀*@).゜.さん
・11月17日……杏樹.さん >>654

みんなでお祝いしましょ♪


*2010年冬・小説大会 コメディ・ライト小説大賞受賞。
*2011年夏・小説大会 コメディ・ライト小説銀賞受賞
みなさま、ありがとうございましたm(__)m

*2011.5.4 第一章完結





=Enjoy Club=



第1章




—プロローグ—



——熱い


 燃えるように、煮えたぎるように身を焦がしていくモノは、先程注入した薬品か、はたまた我自身の高揚か……。体内に何か不可視の力がみなぎってくるのを、今全身で感じている。
 目の前の金属の台に置かれているのは、たいていの科学者が用いているだろう多量の実験器具。その透明なガラスには幾色もの液体が沈み、わずかな振動で波紋を描いている。その隣には、青白い液の残った注射器が無造作に転がっていた。
 興奮に身を震わせる私の隣に、線の細い少年が音もなく歩いてきて足を止めた。

「……」

 台上の液体を見つめる顔は冗談でも健康的とは言えず感情も感じられないが、よく見るとまだ幼いことが分かる。眠っていないのか、黒くくすんだ眼元をごしごしとこすり、彼は黙って私に視線を向けた。

「君のお陰だ。君が手伝ってくれたお陰で、ようやく完成した……!」

 この試みを始めてから8年という時が経過していた。寝る間も食う間も惜しんで、器具と薬品と毎日、毎日にらみ合い、無数に思えるほどの液体を調合し、実験をし、数値を示して再び薬品とのにらめっこ。長い、長い時だった。しかし何の組織にも属さない、2人というごく少数の科学者が8年で実験の成果を出す、ということは、あるいは幸運なことなのかもしれない。たった8年だった、というべきなのだろうか……。
 何にせよ、実験は成功したのだ。私の努力がついに実を結んだのだ!
 現実であることを確かめるように両の拳を力強く握ると、先程まで無言だった少年が、まだ声変わりしない声で囁くように言った。

「ぼく、……少しは“かげはる”様の役に立てた……?」

 彼の至極純な気持ちが伝わってくる。はっきりと頷いてやると、少しはにこりとするかと思ったが、ごく僅かにも表情は動かない。

 ——この子は今何を感じているのだろうか

 長きにわたる研究によって身に宿った、“透視”の能力。あらゆる障害物を無にし、普通視界に入るはずの無いはるか遠くにあるものをも見ることができる能力。しかしこの能力を持ってしても、人の心は、——彼の心は覗けない。


「——天音」


 私は少年の目を覗き込んで、そう呼んだ。

「私と同じ、能力者になろう。そしていつかはこの薬を世界中にばらまいて——……」

 試験管の中の色とりどりの薬品。それぞれが異なる性質のものであり、体内に入れたときにどのような能力を発するかは、今の段階では未知である。しかし、だからこそ、私は興奮するのだ。未知のものを追いかけたくなるのだ。

 天音が一番手近にあった、桃色がかった液体を手で示す。私は満足感に笑みを浮かべた。

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Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(6) ( No.924 )
日時: 2011/03/28 09:09
名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)


 今朝買った雑誌の話題でも出して気分を切り替えよう、と口を開きかけた有衣の横で、不意に夜ゑが「あっ」とうれしそうな声を上げた。疑問符を浮かべている有衣の横で、夜ゑが「見ぃつけた」と語尾にハートマークのつきそうな台詞を呟く。その一言で、有衣はすぐに状況を悟った。そして同時に、夜ゑ同様楽しそうに口角を上げたのだ。

 すると夜ゑが突然歩く速度を速め、数メートル先にいる“ある人物”に近付いていった。そして教室の前で友達と盛り上がっている“彼”の背後に近付くと、さっとその腕を両手で捕まえたのだ。突然腕を掴まれた彼——三和伸次は、目を丸くして振り返り、夜ゑの姿を見てまた純粋そうな瞳を大きく見開いた。

「えっ、何——」
「一緒に来て」

 にっこりと微笑み、ちょこっと小首をかしげてみせる夜ゑ。巻いた長い黒髪がサラッと横に流れる。
 それを見てテンションが上がっていたのは伸次の友人達だけで、当の本人の顔には笑みと戸惑いがないまぜになったよくわからない表情が浮かんでいた。夜ゑと友人とを交互に見ながら、困ったように弱々しい声で言う。

「オレ今若干大事な話してんだけど、後じゃダ——」

 皆まで言わせなかった。

 夜ゑは強くつかんだ腕を不意に引っ張り、転びそうになる伸次に構うことなくそのまま彼を連れて廊下を走って行ってしまったのだ。その行き先の予想が大方付いている有衣は、苦笑交じりにため息をつき、少し歩くペースを速めながら2人の後を追った。背後で伸次の友人達が、うらやましがるような哀れな声を上げていた。



「何だよ急にー。部活の話してたのによぉ」

 伸次の拗ねたような声が、反響して辺りに響いた。

 彼が連れてこられたのは、屋上前の踊り場。ここは滅多に人が来ないため、3人がこっそり下橋の話をするときによく使っていた。冬に入る直前のこの季節だと、外からのひんやりとした隙間風で小寒いのが難点だったが、今はまだ我慢できる程度である。それとここは不思議と声がよく反響するため、声のトーンを落とす必要もあった。
 屋上の扉の両脇にはなぜか、必要のない手すりが付いている。夜ゑと伸次はそこに浅く腰かけ、有衣が追いつくのを待っていた。伸次が携帯を開いて時間を確認すると、次の授業まであと5分もない。
 先程恨めしげに漏らした自分の声に夜ゑが反応しないので、少し不満に思いながら彼女を見た伸次は、眉をひそめ表情を固くした。彼女は少し伏せた目を前に向けたまま、何かを考え込むように真剣な表情をしていたのだ。

 有衣が追いついたのは、そんなときである。彼女は2人の正面の背中ぐらいまでの高さの壁に体を預け、腕を組んでその場所に落ち着いた。3人は向かい合い、しばらくの間誰も話を切り出さずに沈黙が続いた。しかしこの場合話を始めるべきは事を起こした夜ゑなので、有衣と伸次はただじっと彼女が口を開くのを待っていた。

 やがて校内に響く、5限の授業開始のチャイム。屋上前の踊り場にはスピーカーが設置されていないため、下の階からの音しか聞こえない。するとそのチャイムが鳴った直後、夜ゑが目線を変えないまま身じろぎをした。そしてようやく重たい口を開いたのだ。

「後藤を下橋のトップから引きずり降ろせないかなぁ……」

 瞬間伸次は、思わずその場にずっこけそうになった。

「夜ゑお前何さらっと恐ろしいこと……っ」

 さすがに実際にずっこけはしなかったものの、突然の爆弾発言に焦りの色を隠せない伸次。そんな彼に、夜ゑが真剣な眼差しを向ける。

「だって伸次だって嫌でしょ? 下橋。トップが後藤じゃなくなったら、何か変わるかもよ?」

 そこに冗談を言っている雰囲気など全くなく、それだけに伸次は寒気を感じずにはいられなかった。

 2人の会話を黙って聞きながら、有衣はその案を現実的に冷静な目で見つめていた。本気になって考える価値が、その案にはあると思ったのだ。
 とりあえずわかっているのは、雄麻自身に下橋のトップを降りる気は毛頭ないということだ。となると、夜ゑの言うように周りが引きずり降ろすしかないことになる。そしてトップの座から降ろす方法は確かに存在していたが、有衣達がやるにはなかなかに現実味のないものだった。それは下橋で今までも行われてきたことで、次代トップを望む者がケンカで現トップを倒すことができたらリーダーの座を奪えるという、力づくで非常に分かりやすいものだった。わかりやすいにはわかりやすいのだが……有衣達が実際にやるとなると難しいことでもある。しかも仮に雄麻をリーダーの座から降ろせたとしても、彼がそのままグループ内に残る可能性があるわけで、そう簡単にグループそのものの雰囲気を変えることはできないだろう。雄麻の取り巻き共も厄介である。

 それを夜ゑに告げると、彼女はうなずいて強気な声音を崩さずに言った。

「確かにあたし達だけじゃ無理だけど、もっと味方を集めちゃうっていうのはどうかな。後藤達に反感持ってる子なんていくらでもいるし、あたしが聞いただけでも下橋に行くのが怖いっていう子たくさんいるもん」
「大人数でぶつかって、いっそ反乱にしちゃおうってことか? んー……」

 有衣が顎に手を添えて、ふ……と視線をそらす。そのまま真剣な面持ちで虚空を見つめ、数秒後サラッと何の重みもない声で言った。

「案外いけちゃうかもしれねぇな」
「いけねぇよっ。入ったばっかのガキが集まったところで後藤達に勝てるわけねぇだろ! アイツら皆大学生なんだぜ!?」

 熱く身振りをつけてまで必死で止めようとする伸次に、有衣が相変わらずの調子で言う。

「だから、要はアタシら側にも大学生の味方をつけちゃえばいいわけじゃん?」
「は?」

 伸次が間の抜けた声を上げた。夜ゑも目を瞬き、驚きと期待の入り混じった目で有衣を見る。
 はっきりと顔をしかめた伸次が、疑心まみれの声で言った。

「……いるか? 大学生の中にそんな奴。しかもケンカ強くないと意味ねぇじゃん」
「いるじゃん、条件ぴったりな人が。あんまりちゃんと話したことはねぇけど、アタシらの意見には賛同してくれる気がする」
「ちょっと待て。そんな話したこともねぇ奴信用できるかよ。そもそもオレらの味方についてくれてケンカも強い奴なんているわけ——」

 伸次の台詞が不自然に途切れた。同時に、夜ゑの顔にわずかな光がさす。有衣が得意気な表情で、口元に笑みを浮かべる。

「——あぁ、あの人か……」

 伸次が呆けたように呟き、3人は無言で視線をかわして重々しくうなずいた。

Re: Enjoy Club ( No.925 )
日時: 2011/03/28 10:23
名前: ネズミ (ID: zuIQnuvt)

あの人とは…あの人だなWw

続きが楽しみです!!

これからも頑張ってください!!

Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(7) ( No.926 )
日時: 2011/03/31 19:34
名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
参照: 2ページ〜

 煙たい空気。
 周囲に投げられる、乱暴で陰鬱な言葉。
 空に、湿気を含んだように重みのある黒雲が広がり、月がぼんやりと活気のない光を発して、つまらなそうにたたずんでいる晩。

 下橋のメンバーは大きめの路地にいつものように集まり、談笑とはとても言えない雰囲気で荒々しい会話を交わしていた。派閥に分かれることは現リーダー後藤雄麻が許さないのでグループ分けはなされておらず、下橋に通う全ての不良が一カ所に集まっていることになる。そうすると必然的に人数がそれなりの数になるため、自然と屋外で思い思いの場所に座って話すようになった。一カ所に集まっているとはいえ、話すときは仲のいい人とつるむことになる。有衣と伸次、そして夜ゑの3人がそのいい例だ。彼女ら3人は、色のはげたドラム缶を横向きに置き、建物の壁に寄せて、そこに並んで座っていた。彼女らがグループ内でつるんでいる高校生と中学生の男子も、彼らに向かい合う形でドラム缶やら地べたやらに座っている。そうしていつものように、否定的な言葉の飛び交う愚痴のような会話を交わしていたのだ。

 9時近くになり、ふいっと会話から外れて目をそらした有衣は、長い脚を組み頬杖をついて、他のメンバー達の様子を眺めだした。どこか軽蔑の色を含む、白けたような目で。グロスを引いたつややかな唇に、時折冷笑を浮かべて。

 煙草の煙のせいか、それともここの雰囲気がそうさせるのか、空気はよどみ不気味に揺らめいている。何カ所かに取り付けられたライトも鈍い光を発するだけで、酷いものは不定期に点滅している。はっきり言って辛気臭く、非常に近付き難い雰囲気だった。有衣がざっと視線を走らせただけでも、どう見たって未成年の子が顔をしかめながら煙草を吸っていた。中には足元でもみ消してそのままにしている者もいる。アルコールの缶なんかはところどころに積んで置いてあり、飲み干した物は半端につぶされてそこらじゅうに転がっていた。当たり前のように、彼女自身の足元にも、飲み干したチューハイの缶が何本も立てておいてある。
 そっと目を閉じて交わされる会話をいくつか拾ってみる。しかし予想通り、耳に入ってくる言葉は何かへの恨みや悪意を込めた辛辣な言葉ばかりで、思わず目を閉じたまま強く眉間にしわを寄せてしまった。聞いていて気持ちの良いものでは決してない。爆笑できるような楽しい話題はないのかと、自分を棚に上げて思わず問いたくなってしまう。しかしここにいる人の大半は、周り——特に年上の空気に流されてしまっているだけなのだろう、と有衣はほぼ確信していた。きっと本人達も内心驚き、ショックを受けているはずだ。自分は周りの環境が変わるだけでこんなにも乱暴で悪意たっぷりの言葉を吐けるのか、と。

 ——……お前ら本当に楽しいか? 楽しく、ねぇよな

 どうしてここに来てしまったんだろう。その疑問が何度も頭の中で繰り返される。でも納得できる適切な答えは見当たらなくて、その問いは頭の中をぐるぐると旋回することをやめない。じっと考えていると、自分の目まで回ってきそうだ。

 瞼を半分ほどあげる。少し前かがみになってこめかみを軽く手で押さえると、耳の横の髪が視界にかぶさってくる。耳元でさらっと髪の擦れあう音がする。それを右側だけ耳にかけ、有衣は伏せた胡乱な目つきで、やや離れたところでたむろっている“ある”集団を盗み見した。

 後藤雄麻を中心にいびつな輪を作り、周りから一線引いたような空気を醸し出しているグループ。その面子は例外無く皆大学生以上で、大柄な男性である。すさんだ、あるいは荒々しい狂気的な目つきをし、ここのよどんだ空気の最大の発生源とも言えそうな固まりだった。時折、雄麻達の下品で無駄にでかい笑い声が辺りに響く。小柄な小中学生はそれだけで肩を一瞬震わせている。有衣としても、あまりお近付きにはなりたくない奴らだ。
 しかしその中にただ1人、雄麻とその取り巻きとはやや違う雰囲気を放つ人物がいた。背が高くたくましい体つきで、乾いた質の茶髪を短めな長さでセットした青年。雄麻達と一緒に円陣を組んではいるが、ただじっと彼らのたたきつけるような言葉を、憎々しげに吐き捨てる愚痴を聞いているだけで、特に口をはさむ様子のない青年。ドラム缶にどっかりと腰かけやや開いた足の太ももに鍛えられた腕をおいて、冷めた目つきで仲間の歪んだ顔をただ大人しく眺めている。

 有衣があちらにばれない程度にその異色な青年の様子を観察していると、彼はたむろっている仲間に一言何かを言って、腰をあげた。有衣のメイクでさらに濃くなった目がす……と細められる。同時に、隣に座る夜ゑに肘で腕をつつかれ、彼女はおもむろに立ち上がった。

「ちょっと酒とってくるわぁ」

 だらんと弛緩した声音で一緒にいたメンバーにそう言い、ゆっくりと缶が積んである場所に向かって行く。うまい具合に、あちらとの中間地点だ。体格のいい例の青年も酒をとりに来たようで、さすがは大学生、堂々とした足取りで同じ場所に向かってきた。その場所にたどりつき、何気なく缶をとろうと腰をかがめた有衣は、同じようにビールの缶を3本片手でつかんだ彼に早口で耳打ちをした。


「11時に裏の路地に来てください」


 緊張で、思わず唇が震えた。おそらく語尾はちゃんと聞こえていない。
 雄麻一派のその青年は、突然耳元でそんな事を言われ一瞬動きを止めかけたが、何か状況を察してくれたのか眉間をわずかにひそめたのみで大きな反応は見せなかった。ただ一瞬だけ缶を持ち上げて、すぐに元いた雄麻達の固まりに戻って行ったのだ。今のはきっと了解の合図だろう。雄麻達にバレてしまっては意味が無いので、その無言の合図は本当にありがたかった。

 缶を持つ手にうっすらと汗をかいている。やはり、まともに話したことのない年上の、しかも一応雄麻達と行動を共にしている男性に対し隠密な行動をとるのは、正直心臓に悪い。しかしこの分だと成功したようだ。有衣の口元には、自然と淡い笑みが浮かんでいた。

Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(7) ( No.927 )
日時: 2011/06/23 17:14
名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)

 芝崎功という人物を、有衣達は完全に把握していたわけではない。自分達より3つ年上の、現役大学生。つまり高校2年でガキ扱いの有衣達とはまず接点のない人で、普通なら他の大学生同様、彼女らの中で単に“トップの取り巻きの嫌な奴”で片づけられて終わるはずの人物だった。しかし実際は違った。彼は良くも悪くも、雄麻の取り巻き連中の中では、異色で少し浮いた存在だったのだ。そして珍しく常識をわきまえた人のように、有衣ら年下の目には映っていた。
 有衣は今まで何度か、他の不良達にケンカを売られ太刀打ちできないでいる小中学生のメンバーを、行動を起こさない雄麻達に代わって功がこっそり助けに行っているのを見かけたことがある。しかも彼は、実際助けて帰って来れるくらいに、とてもケンカが強かったのだ。それはもう、トップに全く引けを取らないほどに。そういうことから彼は、唯一年下から支持される大学生だったと言ってもいい。かといって、雄麻一派なことに変わりはないので、気軽に話しかけられる存在でもなかったが。そしてそれに勘付いてか、雄麻が疎ましげに功を見ているのを有衣は何度か見かけていた。



 午後11時を回った。食べ物を買ってくると言って抜け出した有衣ら3人は、さっきの青年——芝崎功に告げたとおり、人気の少ない細い裏路地に入った。薄汚れた壁に背を預けて、目的の人物が来るのを待つ。“裏の路地”と言えば、下橋に長くいる者はどこを指しているかはすぐにわかる。3人は緊張した面持ちで、すぐ向かいの壁をじっと見つめていた。

 3分後、こちらに近づいてくるかすかな足音に気付いた有衣が、腕を組んだままゆっくりと顔をあげた。ちょうど功が、周りを気にしながら有衣達のいる路地に入って来るところだった。彼はすぐ3人に気が付いて、不審げに眉根を寄せる。低い声に、呆れるような感情がにじんだ。

「月上だけかと思ったら、三和と蓮田もいんのか。なんだよ、3人そろって」
「もしかして告白だと思いました?」

 有衣が笑みのない声でさらりと冗談を言うと、功は冷めた目で「んなわけねぇだろ」と単純に返してくる。しかしそれには何も反応せず、3人は壁から離れて功と正面から対峙した。功は当然だが警戒している様子で、睨むように目を細め、有衣から順に視線を走らせていく。呼び出した側の伸次と夜ゑも、固い表情でそれを見返していた。唯一、呼び出すときの功の配慮を知っている有衣は、割合警戒心も薄く、彼の視線をしっかりと受け止められた。

 口火を切ったのは、大きな瞳を強気にギラギラと光らせた有衣だった。

「単刀直入に言います」

 功が無言で有衣を見る。

「後藤とその取り巻きを今の位置から引きずり下ろす、あるいは下橋から追い出す計画に、協力してくれませんか?」

 落ち着いた口調で淡々と言い切った有衣の横で、夜ゑと伸次が相手の反応を恐れて警戒心に目を尖らせる。しかし突然そんな話を持ちかけられた功自身は、ほとんど表情を変えていなかった。むしろ、目つきが少し緩んだほどだ。それを見て、夜ゑが思わず胸に手をあてて、震えるような吐息を漏らしていた。
 警戒を幾分か解いた様子で、功が苦笑交じりに言う。

「いつか誰かが反乱起こすんじゃないかとは思ってたけど、お前らだったか……。——いいのかよ、俺だって一応雄麻の取り巻きだぜ?」

 それには有衣がにやりと笑って答えた。

「実際のところそうは見えないんすけど」

 困ったように眉を下げ、口元だけに笑みを浮かべる功。そのまま何も言わない彼に、夜ゑが、大学生の中に協力してくれそうな人はいないかと尋ねた。反乱に協力する前提で話が進んでいることに対して特には触れず、功は即座に首を横に振る。

「大学生は皆確実に雄麻につくな」

 なんだかんだで、取り巻きの大学生達は虎の威を借りて好き勝手出来ている。それを反乱をおこして自分で崩す奴はそういないだろう、ということだ。期待はしていなかったが、反乱を起こすには力不足な有衣達にとっては少々痛い話だった。
 自分達のやろうとしていることが遠ざかり始めたような気がして、内心焦り始める有衣。形の良い唇を軽く噛んで、鋭い視線を彼に向ける。

「仮にアタシらと芝崎さんと、あと味方についてくれる小中高生……。そのメンバーで事を起こしたとして……後藤達に勝てると思いますか?」

 それに対しても功は、申し訳なさそうな表情でゆっくりと首を横に振った。

「俺が雄麻をどうにかできたとしても、まだ他にかなりの人数の取り巻きがいる。月上がかなりできるとはいえ、失敗する可能性の方が圧倒的に高いぞ」

 彼の冷静な言葉に、3人の顔が一気に曇る。それでも夜ゑは打開策を考えているのか、真剣な表情で目の前の壁をじっと見つめていた。伸次も同様腕を組んで考え込んでいたが、すぐにやけをおこして、せっかく整えてあった髪をくしゃくしゃに手でかきまぜている。

 しばらくの間沈黙が続く。重たいが、辛いものではない。それぞれが頭の中に新たなる策の候補を上げては、不確実だと打ち消す、そんな無言の作業がとられたゆえの沈黙だった。

 ——……どうしても無理なのか?

 有衣は視線を落とした先の地面を思いっきりにらむ。噛んだ唇に、うっすらと血がにじむ。せっかく事が動き出していたのだ。なんとしても実行してやりたい。そして雄麻におびえている年下のメンバー、協力してくれている先輩、友人、そして何より自分のために、下橋をもっと居心地のいい場所に変えてやりたい。

 たっぷり5分ほどの沈黙が続いた、その時だった。
 功が何かを思いついたように声をもらしたのだ。有衣達が一気に期待の目を彼に寄せた。

「あいつ……。新入りの、えっと……“紫苑”! あいつがこっち側に入れば……」

 半分独り言のように呟く彼に、有衣らは思わず不審げな目を向ける。彼が出した“紫苑”という名前、それは比較的最近入ったばかりの小柄な中学生の名前だったからだ。

 フルネームは“紫苑風也”。ちょっと癖のある暗い茶髪の、華奢で小柄な子だ。真っ白な肌にちょっとつった大きな瞳。中性的な、人目を引く顔立ち。下橋に加入して1年経つか経たないかという感じで、未だに上の方からは新人扱いをされている。しかし同じ年頃のメンバーの間ではとっくに馴染んで、時たまリーダーシップまで見せている子だった。しかし体が弱いのかよく体調を崩して、他地域の不良とのケンカにも参加しないことが多いので、年上の中では彼をバカにしている人が多い。同じく彼の先輩という立場の有衣は、大きくなったらものすごくかっこよくなるんだろうなぁという期待を込めた思いはあったが、それ以外に関してはそれ程特別な印象は抱いていなかった。そもそも年が離れているせいで接点が極端に少ないのだ。

 反応の薄い、いやむしろ悪い有衣達を見て、功がもどかしそうに顔をしかめて言う。

「お前ら、あいつがケンカしてるとこ見たことあるか?」

 顔を見合わせて眉をひそめる3人。その中で夜ゑが、自信なさげに口を開く。

「ちょっとならありますけど……。一応最初から他の中学生よりは強い感じだったかなぁ」
「たぶんあいつ、下橋に来てからまだ本気を出してない」

 功が唐突に強い口調で言いきった台詞に、有衣ら3人は目を見開かずにはいられなかった。風也のまだ成長期のこない細い身体を思い浮かべ、さらに驚愕の色を顔いっぱいに広げる。
 その反応を見ながら、功が熱い口調で続けた。いつの間にか彼も、この計画に対して本気になっていたのだ。

「この間、紫苑がケンカしてるところをたまたま見かけたんだ。本当に速かった。あんまり身軽なんでびっくりして、ずっとその後も陰からあいつの動きを観察くらいだ。でもあいつ、相手に当てる瞬間は、明らかに力を押さえてるんだ。手加減してる。相手が年上だったとしても、だ。だから紫苑ならもしかしたら——」

「戦力になる……かも」

 有衣が後を継ぐと、功が真剣な顔つきで重々しくうなずく。4人の気持ちが、ようやく一カ所に固まった。

 そこでハッと目を上げた夜ゑが、最終確認、やや不安げな表情で功に尋ねる。

「今さらですけど……いいんですか? 本当に。反乱側に回っちゃって……」

 すると彼はふっと優しく微笑み、迷うことなくうなずいたのだ。

「お前らも言ってただろ? 俺は実質雄麻達とはソリの合わない外れ者だって」

 楽しそうに、ニッと歯を見せて有衣が笑う。
 そして誰からともなく手を差し出し、功と固い握手を交わしたのだった——……

Re: Enjoy Club ( No.928 )
日時: 2011/03/30 06:43
名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)

みなさまコメありがとうございましたー!! 返事が遅れてほんと申し訳ないです。。。

(朱雀*@).゜.さん>

真っ先にとかうれしすぐる……!! いつもありがとうございますww

はいっ、夜ゑが来てるのはゴスロリです。たぶんこの子は似合うけど、その格好で街中歩いてたら結構かなり目立つと思われ(笑← てかこの子、ゴスロリのままケンカするんだろうか……笑 すごい← いつか某友人に描いてほしいなぁ……
しーちゃんはもうドンマイですね、はい← なんか可哀そうなキャラになってきちゃいましたね、彼……笑← 私個人的には好きなキャラなんだけどなぁ

下橋の過去はずっと書きたかった話だったはずなんですが、実際に書いてみたらすごく重くなっちゃいました。もっとおもしろくて楽しい感じになるはずだったのに、やっぱり小説は難しいなぁ>< 書いてみるとイメージからかけ離れちゃったりします(泣;
シリアスはE・Cだけで十分だー!!(←ォィ;

いや、5ページはよくないです。しかも中身ないのにだらだらと……。なんか読者の方に申し訳なくなっちゃいました><;

次こそ楽しい話書くぞー!!
コメありがとうございました(^^)v


ARMAさん>

ほ、ほんとですか……!? なんか下橋なのに予想以上に重い話になっちゃったなと落ち込んでいたんですが……感激していただけたなら、まぁよかったのかな……?

たしかにあーちゃんと風也はびっくりなカップルではありますねww
てかこの2人アレなんですよ、出会いがもんのすごいベタなんです(笑 後で読み返して爆笑しちゃいましたもん←←
恋愛物は難しいなぁ。。。

サバイバルゲームって言っても、今の下橋はみんな仲いいんで遊び感覚でやってますww やりたい人だけですしww ただ強い人同士のケンカになるとたぶんがちですごいことになる(笑
風也vs功とか(笑 同じグループ内ですけど、多分グループ内で練習するときとかにありえるカードですww
てかこのへん本編読んでてわかりにくかったら遠慮なくおっしゃってください>< 説明わかりやすくなるように努力するので!!

夜ゑはロッドを使わせると強いです。さすがに素手だと力負けしちゃうんで^^;
ただ、本編に入れられなかったんですけど、緋桜のトップ5の中で、3番目(有衣)と4番目(伸次)の間はかなり力の差があります(ごめん、しーちゃん)。で、4番目(伸次)と5番目(夜ゑ)の間も。なんで、たぶん驚異的な強さなのは有衣ねーさんです(笑
このへんの力関係、どこかで書きたいなぁ……

またいらしてくださいね^^


ネズミさん>

また来てくださって嬉しいです!! ありがとうございますww

下橋の過去ですー^^ 私が書きたかったエピソードの一つですが、考えてたものとだいぶ違う話になっちゃいましたー。困った〜

ネズミさんも夜ゑに反応しましたね(笑 あの子は結構強いのですww あ、でも実際は上のARMAさんのコメ返しで書いたような力関係になってるんですけどね^^;

“あの人”……ww ネズミさんの予想は当たりましたか^^?

一応春休みなんで更新ペース上げてます。目標:春休み中に一章完結!!(←ムリ;

コメありがとうございました(^^)/


。・*+姫香*+・。さん>

えっと……はじめまして、ですょね?(違ったらごめんなさい><

おおっ、私の好きなラブ系だ!!(←読むのは大好きww
今度時間ができたら見に行かせていただきます。


ひろ>

お久しぶりです!!ww コメありがとうございます^^
てか一気読みおつかれさまです^^; たぶん結構な量があったんじゃないかと……笑

わ……っ、功のキャラが伝わった……!!ww うれしいです、ありがとうございます!!
功はひろが言ってくださったようなキャラとして書いてるんでww よかった読者の方に伝わってww

革命〜ってほどのことを起こしたかはきわどいですが(←ォィ;)、続きを読んでいただけると嬉しいですww あと風也の妹ちゃんについてもたぶんそのうちメインの話になるので、それまで待っててくださるとめちゃくちゃうれしい……!! てかそこまで読み続けなきゃいけないっていう(笑 

また続き読みに来てくれるとありがたいですww


羅希さん>

こんばんわww また来てくださって嬉しいです!! ありがとうございますww

長い休みが勝負なので!!(ぇ てかまぢな話、春&夏休みに頑張らないと、時間的に完結できないので……^^; 今年中に書き終えなきゃいけないっていう危機……!! 絶対無理だと思う……!!笑

楽しんでもらえたようで本当によかったですww
みんな夜ゑにびっくりしてますね(笑 ゴスロリな女の子が鉄パイプ持ってバリバリケンカしまくってる光景って、考えてみると確かにすごいのかも(笑

わ〜私にはもったいないお言葉が……!! ありがとうございます。私自分のキャラ大好きなので(てかがちな親バカなので←)、キャラをほめてもらえるとものすごくうれしいです><ww←
えれさまとあーちゃんww これからもたくさん出てくるので、2人のこと応援してくださるととてもうれしいです……!!

ありがとうございます、がんばります(^^)/


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