コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 14日間の恋〜終〜
- 日時: 2010/07/20 19:32
- 名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)
はじめまして。
まにゅです。
小説を書くのは、初めてで、全然ダメだと思いますが・・暖かい気持ちで読んでくれたなら、幸いです。
登場する人
倉木未来(くらき みく) 高校2年生
人と付き合うことが、苦手=友達0
柳原葵(やなぎはら あおい) 高校2年生
3日前に交通事故で亡くなった
明るくておもしろい少年
14日後の誕生日まで、地上にとどまる幽霊
そのほか色々出ると思います・・たぶん(殴
それでは、どうぞ!!
私、倉木未来は高校2年生。
人と付き合うことが苦手で、今だ友達0。
私の学校はクラス替えなしなのに、まだ名前も覚えてもらっていない。
そんな私には、お気に入りの場所がある。
そこは、山の中にある湖。
そこの山は、クマがでると有名で誰も近づいていない。
だから、ここは、私しか知らないとっておきの場所。
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- 14日間の恋 ( No.43 )
- 日時: 2010/07/19 21:33
- 名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)
「むにゃ・・・また、寝てたのか。」
時計を見ると、12時を過ぎていた。
やけに静かだから、誰もいないのだろう。
ふと、葵君を思い出す。
「・・・葵君。・・葵君!!」
急いで呼んでみる。
昨日のことを、謝らなくては・・。
しかし、何度も呼んでもいなかった。
私は、隅々探した。
トイレの中も、お風呂の中も、ゴミ箱の中も・・。
でも、いなかった。
「怒っちゃったのかな・・。」
だとしたら、原因は一つ。
「私」だ。
- 14日間の恋 ( No.44 )
- 日時: 2010/07/19 21:43
- 名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)
そう、私しかいない。
それしか、思いつかない。
あんな、ひどいことを言ったから・・・。
私は急いで家を後にした。
探した。
探して、探して・・・。
いなかった。
湖もおばちゃんのとこもお墓も・・。
行きそうなとこ全部全部・・。
ふいに泣きそうになった。
もっと思い出の場所一緒に行けばよかった。
もっともっと葵君のこと知っておけば良かった。
葵君・・・。
つぅっと涙がこぼれてきた。
必死に堪える。
だけど、葵君を思うと・・
流れて流れて・・・
- Re: 14日間の恋(コメお願いします!!) ( No.45 )
- 日時: 2010/07/19 21:49
- 名前: 仁菜 (ID: 3JMHQnkb)
私のとこにコメありがとなのらw
私もまにゅさんのこと応援してるよ☆
次の更新楽しみにしてるね♪
- 14日間の恋(コメお願いします!!) ( No.46 )
- 日時: 2010/07/19 21:53
- 名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)
ほんとサンきゅぅです☆
ありがとうございます
仁菜さんホンといい人!!
- 14日間の恋 ( No.47 )
- 日時: 2010/07/19 22:49
- 名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)
あれからも、ずっと探し続けた。
だけど、葵君はいなくて・・。
それでも、時間は待ってくれなかった。
そして、今日が14日目。
葵君の誕生日でもあり、私が葵君を見つける最後の日。
来て欲しくなかった。
でも、心のどこかでは、来ることを望んでいたのかもしれない。
どうあがいても、これが最後。
もし見つからなくても、ずっと葵君を思っていたい。
たとえ、私が死んでも・・・。
学校が終わると、私は、急いで駄菓子屋へと足を運んだ。
葵君がいなくなってから、毎日のように通っている。
・・・少しでも葵君の情報を得るためだ。
おかげで、名前も覚えてもらって、すっかり仲良しになった。
「いらっしゃい。」
「おばあさんあの・・」
言い終わる前に、おばあさんがたくさんの駄菓子が入った袋をくれた。
「私の代わりに、あの子のとこ行ってきてくれないかな?」
「おばあさん・・。」
「未来ちゃん、よろしくね。」
「ありがとう、また来ます。」
私は急いで、次の目的地に足を運んだ。
着いた。
墓前の前は綺麗にしてあった。
たぶん、両親が来たのであろう。
私は、手を合わた。
「葵君・・来たよ?おばあさんが葵くんの好きな駄菓子・・詰めてくれたよ。結局会えなかったけど、私幸せだった。・・・えへへ、今までありがとう。大好き・・だよぅ。」
涙をぐっと我慢する。
葵君に会うまで、絶対に涙は流さない。
・・そう決めたの。
最後の目的地。
・・そう、初めて会った場所。
恐る恐る湖へと歩き出した。
そこには、1人の少年が立っていた。
こちらをずっと眺めていた。
私は、必死に声を絞り出す。
「あ・・おいくん?」
「うん・・。」
「探したんだよ。」
言葉1つ喋るごとに、じわじわと涙がこぼれた。
「会いたかった。」
「俺も・・。」
「寂しかった・・。」
「俺も。」
よたよたと近づく私。
急に足に力が入らなくなって、ちょうどよく、葵君のまえに倒れこんだ。
「み・・!」
「ごめんね・・私がアホだったから、葵君をいつも困らせてばっかりで・・・。もう今日が最後なんて私・・・!!」
「・・そんなこと言わないでくれ!!」
すると葵君が私を抱きしめた。
感覚はなかったけど、なぜか暖かくて心地よかった。
このまま、ずっとこのままでいたい・・ただただそれを願うだけだった。
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