コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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14日間の恋〜終〜
日時: 2010/07/20 19:32
名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)

はじめまして。
まにゅです。
小説を書くのは、初めてで、全然ダメだと思いますが・・暖かい気持ちで読んでくれたなら、幸いです。

登場する人

倉木未来(くらき みく) 高校2年生
人と付き合うことが、苦手=友達0

柳原葵(やなぎはら あおい) 高校2年生
3日前に交通事故で亡くなった
明るくておもしろい少年
14日後の誕生日まで、地上にとどまる幽霊

そのほか色々出ると思います・・たぶん(殴

それでは、どうぞ!!







私、倉木未来は高校2年生。
人と付き合うことが苦手で、今だ友達0。
私の学校はクラス替えなしなのに、まだ名前も覚えてもらっていない。

そんな私には、お気に入りの場所がある。
そこは、山の中にある湖。
そこの山は、クマがでると有名で誰も近づいていない。
だから、ここは、私しか知らないとっておきの場所。

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14日間の恋 ( No.38 )
日時: 2010/07/19 11:56
名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)

骨折少女さん、コメありがとうございます!!

おもしろいって言われて光栄です〜><
すんごくうれしいです☆
頑張ります!!


見に行きます!!
コメしますね〜

14日間の恋 ( No.39 )
日時: 2010/07/19 13:49
名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)

帰る途中で、大雨に襲われた。
家までの距離が結構遠く、走って帰っても、ずぶ濡れになった。

「濡れたわんこみたい。」
葵君がおかしそうに、笑う。
「濡れたくて、濡れたんじゃないのですよ?」
でも、ほんとに濡れたわんこになっていた。



14日間の恋 ( No.40 )
日時: 2010/07/19 16:06
名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)

家に着くと誰もいなかった。
まだ帰ってきていないらしい。
なぜか、ほっとした。

私は急いで着替えて昼ごはんを作ることにした。
得意のオムライスだ。
めんどくさいが、チキンライスにして、ふわふわ卵をその上にのせよう。

「料理つくれんだ?」
「何、意外みたいなその発言。・・お母さん死んでからずっと私が作ってんの。今は、あの人が作ってるけど。」

そうしているうちに出来上がった。
我ながら上出来だと思う。

「うまそ〜。」
「んふふ〜。いただきます。」
うまかった。
今までに一番うまいかもしれない。
葵君にも食べさせたいな・・・。

「じゃ、ちょうだい。」
「ええ?」
「は・や・く。」
「・・はい、あ〜ん・・。」
「あ〜ん・・。」
案の定すり抜けてしまった。
だけど、葵君はおいしそうな顔をしてくれる。
「うまいじゃん。」
「ホンと?」
「うん。食べられなくても分かるもん、俺。」
「・・うれしい。」

ただただ本当にうれしかった。
どうしよう、胸がドキドキする・・。


もしかして、本当にすきになっちゃたのかな。


あと、少しで分かれてしまうのに。


どうしたらいいかな?
葵君。

14日間の恋(コメお願いします!!) ( No.41 )
日時: 2010/07/19 16:54
名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)

「っは!!」
いきなり我に返る。
「ええ!?どうした?」
私は、葵君をじっと見た。
「ん?何した?」


そういえば・・葵君考えてること分かるんだった!!
なんという失態!!
なんというアホさ!!
終わった!!
終わったよ!!
今ここで切腹したい。
死にたい!!
誰でもいい!!
この赤面豚野郎(私)をボンレスハムにしてくれ〜!!

「なんだか、忙しいな。」
「もしかして、今までの全部分かった?」
「・・・・今までの?」
「オムライスからはじめ今にいたるまで。」
「・・・・。」
黙り込む葵君。
待っても待っても黙り込んだまま。

「まさか・・・。」
「・・・さあ?何のことだか?」
「何とぼけてんの?」
「知らないよ。未来ちゃんが俺を好きだなんて・・・あっ!!」
葵君が思いっきり口をふさいだ。

「・・・・ひゃあああああああああ!!!」
私は葵君に物を投げつける。

「うわ、ちょっと!!」
「馬鹿馬鹿馬鹿〜!!」
半泣き状態の私。
無我夢中で投げつける。

「ちょっと・・!おい!おい、未来!!!!!」
「・・・・!!」
ビクっと体が震えた。
私は怒鳴られたとたん、目から涙が溢れ出した。

「あっ・・そんなつもりじゃ・・。」
「私、初めてだったから・・混乱して。恥ずかしくて。だけど、葵君が大好きなの。自分でも分かんないの!!どうしたらいいか・・分かんない!!」

体が勝手に走り出す。
私は、一目さんに自分の部屋に駆け込む。

「未来ちゃん!」
「やだ!!こないで!!」
葵君が立ち止まる。
「今は、葵君の顔見れない。身勝手だって思う。葵君にはすごく申し訳ない。・・だけど今日だけ、今日だけ部屋に入らないで。明日必ず落ち着いて葵君に会うから。」
葵君は、一瞬悲しそうな顔をした。

そんな顔しないで・・!!
私は強くそう思った、。
葵君は、何も悪くないのに・・!!

「分かった、ここで待ってるから。」
「・・ありがとう。」
私は、部屋のドアを閉めた。

それしか言えない事が悔しい。
逆に胸が苦しい。



全部、私のせいだ。

14日間の恋 ( No.42 )
日時: 2010/07/19 18:30
名前: まにゅ (ID: r6yRxP5o)

どのくらい寝ていたのだろうか・・?
そもそもいつ寝たのか分からない。
何だか頭が痛い。

時計を見ると、深夜2時をまわっていた。

体をもぞもぞ動かす。
寝すぎてあちこち痛くてだるい。

使えない頭で考えてみた。
あのときのこと・・。

よく考えると、なんかアホみたいなことを・・。
完全私が悪い。
悪すぎ。
あほ過ぎ。
・・・・ああああああああああああああ!!!!!!
死にたい!
苦しい!

ごろごろと床を転がる。
色んな物にぶつかって、本当に死にそうになった。

だいたい、一人で突っ走りすぎだと思う。
一人で焦って、一人で赤くなって、一人で感情ぶつけて・・。
困らせてばっかり。
しかも、泣いて・・。
幼稚園児かお前は!!!!!!!!!!

はあ・・虚しくなってきた。
葵君のこと、困らせてばっかり。
しかも、あんな顔させて・・。

葵君・・葵君・・。
ホンとごめん・・・。
でも、好きになっちゃった・・。
ごめん・・。


あぁ〜泣きたくなってきた!!





ほんとに誰かこの豚○×△*+野郎(私)を地獄へ連れって〜。

また知らない間に私は、泣きながら、眠りについてしまった。


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