コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 紫電スパイダー 番外編 久々にラジオ更新
- 日時： 2010/12/21 14:39
- 名前： 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE （ID: EWuSebNO）
- 参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode=view&no=14715
どうも皆さんコンニチハ。コメディ・ライト小説ではハジメマシテ。
シリアス・ダークの方で『紫電スパイダー』という小説を書かせていただいている紅蓮の流星という者です。
さてこの度はアンケートの結果、このような番外編を始めようと思い立ったわけで。
本編を知っている人も知らない人も呼んでいただければ幸いです。
ちなみにこのスレでは皆さんからの質問や番外編でこれをやってほしい！というアイデアも随時受け付けております。
まじめな質問からふざけた質問まで全力で手を抜いて対応していく所存であります。←オイ
ではシリアスな彼らのダルダルな一面をのぞいてみましょうか。
雑記・紅蓮の流星のぼやき
＃１>>7 ＃２>>24 ＃３>>32 ＃４>>58 ＃５>>66
ねるねるねるね大惨事 前編>>46 後編１>>48 後編２>>49
小ネタ
>>11 >>16 >>43 >>54 >>80
番外編
「女性陣の恐怖」>>23
「紅蓮の流星の思いつきラジオ」>>62>>105
番外編
「Dancing spider」＃１>>69 ＃２>>72 ＃３>>78 ＃４>>79 ＃５>>82
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- Re: 紫電スパイダー 番外編 ( No.70 )
- 日時： 2010/09/21 18:48
- 名前： 世移 ◆.fPW1cqTWQ （ID: 2bmr/VpX）
酔った紫苑とか見てみたいですｗｗｗ
- Re: 紫電スパイダー 番外編 ( No.71 )
- 日時： 2010/09/21 19:41
- 名前： 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE （ID: Da9K.gCv）
残念ながら「Danceing spider」では酔いません。スイマセン。
でも多分後々小ネタとかでやると思います。
- 紫電スパイダー 番外編「Danceing spider」＃２ ( No.72 )
- 日時： 2010/09/23 15:17
- 名前： 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE （ID: Da9K.gCv）
「おい、坊ちゃん」
いかにもならず者といった風体の六人ほどの男達が紫苑を取り囲む。
紫苑は彼らを一瞥すると、興味が無い、といった風に視線をグラスの方へ戻し
赤く透き通ったワインを口元へ運ぶ。
「オイ、無視してんじゃねえぞ」
六人の内、最も格上と見てとれる男が紫苑の胸ぐらをつかむ。
ガタァン、と椅子が倒れ、少しの静寂と共に他の客の視線が集中する。
「いいか？ここはテメエみてえなガキが来る場所じゃねえんだ。
わかったらおとなしくその黒いカバン置いてお家に帰りな」
紫苑の胸ぐらを掴んだ男の取り巻きはせせら笑いを浮かべている。
他が客達は退屈凌ぎ、とでも言わんばかりに事の成り行きを見守っている。止めようともせず。
『ギャンブラー』もその一人成り行きを見守っていた、
否、彼は事の成り行きを『眺めていた』が、唯一、『岩猿』だけは手に持ったジョッキを落とし
小刻みに震えていた。
「・・・？どうした？『岩猿』」
「・・・あのガキだ」
『岩猿』が、憤怒とも恐怖ともとれる表情で言う。
「どうした、さっきから黙りっぱなしじゃねえか」
「ビビっちまって声も出せねえか？んん？」
紫苑を取り囲む男達は下品な笑いを上げる。
他の客からも冷やかしの声が上がる。
「そういきり立つなよ、オッサン」
だが、喧騒は紫苑の一言によって消え去る。
「見るからに小物みたいな顔をしているな。そんなに恵んで欲しいか？」
一瞬の静寂の後、再び嘲り笑う声と喧騒。
「コイツぁおもしれえガキだ。
お前、年上への口のきき方知ってるか？」
そう言うと紫苑の胸ぐらを掴んだ男は顔を近づけ紫苑を睨みつける。
「格下への口の利き方なら知っているさ。顔を近づけるな。小物臭い上に酒臭い」
紫苑はにやり、と嗤いさらり、と言う。
「・・・ホントにおもしれえガキだな。
気に入った。身の程って奴を教えてやるよ！」
そう言うと男は思い切り腕を振りかぶり、紫苑の顔面を思い切り殴る。
ギャハハハ、と下品な笑いが喧噪に紛れて際立つ。
「口ばっかり達者なガキだな」
「・・・軽いな」
「あ？」
「重みが無い。拳も、言葉にも」
ズド、と鈍い音。
紫苑の蹴りが男の鳩尾を確実に捉えた。
男は叫び声を上げることもままならないまま紫苑の胸ぐらから手を離す。
と、その瞬間男の顔面に紫苑の拳が直撃し、
男は壁までぶっ飛ばされ、壁にめり込み、意識を失い、床へと撃墜した。
「・・・アンタらもかかって来いよ。身の程って奴を教えてやる」
紫苑は、呆気にとられ呆然としていた男達に言う。
「こ・・・のガキがっ！」
男達の一人が紫苑に殴りかかるのを合図に、男達が一斉に紫苑に襲いかかる。
紫苑は軽く体勢を沈め男の拳をかわすと上手いこと男の懐へ入り込み拳で男の鳩尾を捉える。
そしてその男の胸ぐらをつかみ、背後から襲いかかろうとした男に向かって投げつける。
更にナイフで切りかかってきた男の手を裏拳ではたき落とし蹴りを浴びせ、男を壁まで吹っ飛ばす。
次に男の足払いをかわし、蹴りで男の延髄を正確に打ち抜く。
先程味方を投げ飛ばされた男が青龍刀を抜き斬りかかるも紫苑はそれを難無くかわす。
そして足払いをかけ、相手の体勢が崩れた瞬間顔面に蹴りを叩き込む。
最後の一人は混乱し冷静な判断を失い拳銃を取り出す。
紫苑は構わず正面から男へ突っ込んでいく。
更に混乱した男は弾丸をを乱射する。
しかし銃口が向いた先だけを頼りに紫苑はその全てをかわし、蹴りを喰らわせる。
男は観衆の中へ吹っ飛ばされ、零れた酒やら割れたガラスやらの洗礼を受ける。
男はひぃ、と折れた鼻から血を流しながらテーブルの残骸を掻き分け逃げようとする。
が、次の瞬間紫苑に頭を掴まれる。
「・・・まだ終わってねえよ」
紫苑がそう言い、男の顔が恐怖でひきつり、
「・・・アイツが・・・『紫電』だ・・・！」
『岩猿』がそう言うと同時に紫色の電光が奔る。
男は白目を剥き、無様に気絶した。
「・・・アイツが、か」
『ギャンブラー』はにやり、と嗤い、ぼそり、と呟いた。
- Re: 紫電スパイダー 番外編 ( No.73 )
- 日時： 2010/09/23 15:05
- 名前： 金平糖 ◆dv3C2P69LE （ID: lD2cco6.）
おい未成年！何を飲んでいる！未成年！未成年！
- Re: 紫電スパイダー 番外編 ( No.74 )
- 日時： 2010/09/23 15:58
- 名前： 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE （ID: Da9K.gCv）
金平糖ｓ＞＞
紫苑なら仕方が無い。
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