コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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マイクテス。—陽光学園放送部活動記録—@更新再開!
日時: 2011/02/06 10:08
名前: むーみん ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)

学校の核である生徒会でも華やかしい軽音楽部でもなく、放送部。
これは普段はスポットが当たらない、否、当たるはずのないここ陽光学園放送部のグッダグダ活動記録である。



◆ごあいさつ

またお前かよ、の方はこんにちは。誰だお前、の方ははじめまして。
そして、クリックありがとうございます!

とことん笑える小説があってもいーじゃない。
題名が妙に長いのはスルーの方向で。
この作品に文才も糞もありません。とにかく面白い作品を書いてみようと思っています。
もしよろしければ、そのままお進みください。


◆目次

・書きはじめ>>01
・放送部員紹介>>04
・活動記録4月分>>05 >>10
・活動記録5月分>>13 >>16 >>21 >>22

◆番外編目次

・マイクテス。番外編【晴×秀 少女マンガ談義】 >>23
・マイクテス。番外編【謹賀新年・作者からのご挨拶】

・参照100突破記念企画発動中>>14
・お知らせ>>28

◆お客様

・友桃様 ・月芽麻様 ・遮犬様 ・メデューサ様 ・うの様 ・蒼天の彗星様


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Re: マイクテス。—陽光学園放送部活動記録— ( No.9 )
日時: 2010/11/27 22:21
名前: むーみん ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)


月芽麻様

こんな野郎でよろしければ、どうぞお友達にしてやってください。
ありがとうございます。がんばります!

Re: マイクテス。—陽光学園放送部活動記録— ( No.10 )
日時: 2010/11/28 18:45
名前: むーみん ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)





購買。
俺は精一杯反論したのだが、半ば追い出されたような形で無理やりここにいる。
うちの高校には購買が2つある。一つはどこの学校にもあるようなあの購買。そしてもう一つの購買がほぼコンビニのような形で一階に存在していた。
無論、24時間営業でもなければ、おでんや肉まんがあるわけではない。しかし、弁当やおにぎりなどはもちろん、筆記用具や参考書など必要なものはある程度なんでも揃うため、生徒はよく利用していた。
だがいくらなんでも『ぼくときみのふぉーりんらぶ☆』なんて少女マンガ、高校の購買にあるわけがないだろう。



『一部の生徒からの熱烈な要望により入荷!』



……ありました。ぼくときみのふぉーりんらぶ☆
ちょっと待て、秀先輩ってどんだけ影響力あるんだ。

見つけてしまったからには、仕方なくかごに入れるしかない。
異常なほどに目の大きいきらきらした女の子が表紙になっているマンガをかごに入れるのはとてつもなく恥ずかしかった。
なんとなくまわりを確認してから、まるで万引き犯のように一瞬でかごに入れた。
また、他のものも難なく買うことができ、この購買の品ぞろえのすごさを改めて感じたのだった。
あ、ちなみに抹茶ラテは1.5リットルは無かったため、500ミリリットルを3本買った。


「1235円になります」

いつもここの購買のレジにいる太ったおばさんが、抑揚のない声でそう言った。
ああ、無駄な出費を……。
仕方なく財布から金を出し、レジ袋を受け取る。そして2階にある部室へと急いだ。







「これじゃないわよ! つぶつぶ苺って言ったでしょう!? これはただの苺ポッキーじゃないっ!」

部長はそう言いながらも苺ポッキーにがっついている。
ずいぶん文句を言われているようだが、全て無視。
他の部員も、各々自由に(いや自分勝手に)くつろいでいた。部活の時間なのに。
崚先輩はタピオカ飲みながらパソコンに熱中しているし、秀先輩はもちろんマンガを読んでいる。そして……麗奈先輩は抹茶ラテをカップにも注がずに、直接がぶ飲みしていた。上品なのか下品なのか分からないな、この先輩。

「ほら、買ってきましたよ。作戦会議でしたっけ? やりましょうよ」

「そうだ、忘れてた。そろそろやりましょうか」

やっと、部長が手を止め、俺のもっとも望んでいた言葉を発してくれた。
しかし、隣で何故か崚先輩が右手をスッとあげている。
次にけだるそうに発せられた言葉は、あまりにも衝撃的だった。




「部長、もう下校時刻でーす」

……なに? 下校時刻だと?
そういえば、だいぶ外も暗くなってきている。
まさかとは思うが、この展開は……





「………… 解 散 !」



——————————————————————————————————————————

・今月の活動内容

 作戦会議と称した時間の無駄遣い

・部費要求額
 
 ポッキー×2、少女マンガ、タピオカ入りココナッツミルク、抹茶ラテ500ミリリットル×3
 以上の購入費として、1375円要求します。


——————————————————————————————————————————


「ちょっと、なによこの活動記録」

「なにって……事実を書いたまでです」

「こんなんじゃ放送部の評判ガタ落ちじゃない! 事実をもっと美化して書きなさいよ」

「俺は将来ズーム○ンをする男ですよ? 小さいころから嘘を伝えるのは無理なんです。身体が拒絶するんです。じんましんが出るんです」

「書きなおし」

「嫌です」

その直後、英和辞書の角が頭に重くささった。
ちなみに放送部に4月分の部費が入らなかったのは、言うまでもない。



Re: マイクテス。—陽光学園放送部活動記録— ( No.11 )
日時: 2010/11/28 19:24
名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)


めちゃくちゃおもしろいです!!ww 画面の前でかなり笑いましたww

個人的に秀くんと麗奈ちゃんがお気に入りですww なんていうかもう爆笑ですww

とりあえず、なんであるんだぼくときみのふぉーりんらぶ☆笑← しかも麗奈ちゃん、1.5リットルって……!! 思わず二度見しちゃいましたょ(爆←

まぢこの放送部メンバー暴走しまくってほしいです(笑←←

でわ、更新まってます♪

Re: マイクテス。—陽光学園放送部活動記録— ( No.12 )
日時: 2010/11/28 22:52
名前: むーみん ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)

友桃様

笑っていただけましたか! ありがとうございます。この上ない褒め言葉です。

麗奈ちゃんはただのお嬢様キャラじゃこの先この部活でやっていけないなと思ったので、細かいボケ要素を入れてみましたw
秀くんは……なんでしょうねww
自分でもよくわかりません。あのキャラww

今後も暴走しまくりますので、温かい目で見守っていただければ幸いです。

Re: マイクテス。—陽光学園放送部活動記録— ( No.13 )
日時: 2010/12/01 18:15
名前: むーみん ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)
参照: いつにないハイペース更新。大丈夫なのか、これ。



◆活動記録5月分


「お彩やおやhfdkり」
「お彩や親にお謝り」
「お彩八百屋におやあまり」
「お彩やあおああやにお謝り」
「お彩さ、いい加減お前親に謝れよ。もうマジで。親泣くぞ? それでもいいのか?」

一応、設定は放送部というわけで、今は発音練習の最中だ。
ちなみにこれは簡単な早口言葉。
もちろん、最後の崚先輩のはちょっと違うが。
あ、いや、そもそもちゃんと言えてるの俺だけなのだが。

「蛙ぴょこぴょこぴょこ3ぴゅhdhr」

次に部長がオーソドックスすぎる早口言葉を壮大に噛んだ。大丈夫なのか、放送部部長。
まあいい、次は俺が言う番だ。


「早口言葉もう飽きましたー」

次に俺が言おうとしたまさにその瞬間、隣からけだるい声が聞こえた。
そう言ったのはほかでもなく、もちろん崚先輩。
いやいや、先輩が一番言えてないだろ。むしろ早口言葉じゃないだろ。というどうしようもなく湧きでてくるツッコミはそっと心の中にしまっておこう。

「私もそう思ってたわ」

え、麗奈先輩まで?

「僕も。どうせ言えないし」

おいおい。

「そうね。休憩っ!」

おいおいおいおいおい。

「ちょっと待ったぁぁああ!」

許せなかった。
自分のプライドが許さなかった。
相手は仮にも先輩なのだが、気がつけば机をバンっと叩き、そう叫んでいた。
開始十分で休憩だと? アホじゃないのかお前ら。

「それ本気で言ってるんですか? 放送改革はどうしたんですか」

「放送改革? ……何それ?」

「4月の一番最初の部活の時に言ってたじゃないですか、あなたが。つい先日前に」

「そう言えば、美玲ちゃん言ってたわね。そんなこと」

「そうだっけ?」

部長が首を傾げてそう言った。
この人……数日前に発した言葉を本当に完全に忘れているようだ。
あきれて声も出なかった。





「ラジオやりましょう」

「はい?」
「え?」
「あぁ?」
「ん?」

あまりにも唐突に告げられたその発言に、皆の声が重なった。
そして部長に視線が集中する。
一方、部長は自信満々の顔で腕を組んでいる。部長の後ろにあるいつものホワイトボードにはいつの間に書いたのか、相変わらず薄い文字で「放送部ラジオ計画」とあった。
……インクがないのなら、いい加減ペンを変えればいいんじゃないだろうか。


「どうしたの? 急に」

「ラジオよ、レディオ。お昼の放送の時間に、校内ラジオするのよっ!」



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