コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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マイクテス。—陽光学園放送部活動記録—@更新再開!
日時: 2011/02/06 10:08
名前: むーみん ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)

学校の核である生徒会でも華やかしい軽音楽部でもなく、放送部。
これは普段はスポットが当たらない、否、当たるはずのないここ陽光学園放送部のグッダグダ活動記録である。



◆ごあいさつ

またお前かよ、の方はこんにちは。誰だお前、の方ははじめまして。
そして、クリックありがとうございます!

とことん笑える小説があってもいーじゃない。
題名が妙に長いのはスルーの方向で。
この作品に文才も糞もありません。とにかく面白い作品を書いてみようと思っています。
もしよろしければ、そのままお進みください。


◆目次

・書きはじめ>>01
・放送部員紹介>>04
・活動記録4月分>>05 >>10
・活動記録5月分>>13 >>16 >>21 >>22

◆番外編目次

・マイクテス。番外編【晴×秀 少女マンガ談義】 >>23
・マイクテス。番外編【謹賀新年・作者からのご挨拶】

・参照100突破記念企画発動中>>14
・お知らせ>>28

◆お客様

・友桃様 ・月芽麻様 ・遮犬様 ・メデューサ様 ・うの様 ・蒼天の彗星様


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Re: マイクテス。—陽光学園放送部活動記録— ( No.4 )
日時: 2010/11/28 13:55
名前: むーみん ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)

◇部員紹介

→小山晴(コヤマハル)
 黒髪を少し長く伸ばしたぼさぼさの髪型。
 将来の夢はアナウンサー。放送に関してはかなりまじめ。

→椎名美玲(シイナミレイ)
 髪をかき上げる女性は条件なしにかっこいい、と言った偏見的な考えから、少し茶色がかった髪を腰まで伸ばしている。
 背は高く、スタイルも良い。美人に属する外見だが、そのぶっ飛んだ性格からか、男子生徒からはモテない。
 一応、放送部部長。

→齊藤崚(サイトウリョウ)
 黒ぶち眼鏡をかけ、眼鏡から覗く目は常にけだるそうに半開き。髪型は茶髪で少し長め。
 何故か晴に敵対心を持ち、極度のめんどくさがり屋。
 名前だけの副部長。

→岡本秀(オカモトシュウ)
 前髪長めの今時の髪型。顔もそれなりにイケメン。
 少女漫画家志望で、少女漫画が大スキな変人。
 愛読書は「ぼくときみのふぉーりんらぶ☆」

→藤ノ宮麗奈(フジノミヤレイナ)
 茶髪を胸のところまで伸ばし、内巻きにしている。
 すこし背は低いが、顔は整っていてとてもかわいらしい。
 藤ノ宮グループの一人娘で、要するにとんでもないお金もち。

Re: マイクテス。—陽光学園放送部活動記録— ( No.5 )
日時: 2010/11/28 19:00
名前: むーみん ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)


部活動記録4月分


「新入部員の小山晴です。よろしくお願いします」

放送室兼放送部部室。
どうやら新入部員は俺だけのようだ。部員は俺含め5人。
部室には、パソコンのずっとキーボードを叩いているメガネをかけた男の人だったり、少女マンガを読みまくっている男の人だったり、見るからに超お嬢様な女の人が紅茶をのんでたりしている。
そして、ホワイトボードの前でベタに鼻の下にシャーペンを乗せ、椅子に座っていた部長椎名美玲が立ち上がった。

「んじゃ、さっそくあたしから部員紹介するね。副部長、齊藤崚」

「はいよろしくね。晴君」

そう言ったのは未だパソコンのキーボードを叩いているメガネの人だった。
口では優しくそう言っていても、表情は堅い。むしろ何か殺気さえ感じた。
あげくに黒ぶちメガネのレンズを通して覗く目は、何故か俺を睨んでいる。
俺は精一杯の笑顔を作り、「よろしくお願いしますー……」と呟いた。
しかし、部長はサクサクと話を進めていく。

「はい次、岡本秀」

「よろしくお願いします☆」

次に岡本秀、と呼ばれた彼は、少女マンガ片手に立ち上がりそう言った。
……うざい。
何故、語尾に☆が付いているんだ?


「秀は少女漫画家志望なのよ」

「いやいや。じゃ、どうして放送部に入ったんですか。マンガ研究会とか行けばいいじゃないですか」

「そんな、男が少女漫画描くなんて恥ずかしいし。それに放送部、楽しいじゃん☆」

一瞬、本気で耳を疑った。
そんな感情があるのなら、その☆を今すぐにやめたらどうなのだろうか。
大体、少女マンガに熱中してる時点でアウトだろ。
心の中で、あくまでも心の中で、そうつぶやいた。

……ここで誤解している人がいるかもしれないので補足するが、彼は決してオカマではない。
見た目は普通にどこにでもいる学生。髪型も今風だし、顔つきも見るからに男子、といった感じ。
ただ、喋るとどうしてもうざいのだ。
俺はまた精一杯の笑顔を作り、彼にむけた。

「次、藤ノ宮麗奈」

「はい。よろしくお願いいたします」

「彼女は藤ノ宮グループの一人娘。要するにとんでもないお嬢様よ」

「そんなことないですよ、普通に接してくださいね?」

やっと、まともな人がいた。
にこやかに笑いかけたその笑顔は、とても麗しかった。


きっとこの理解不能な環境も、きっと俺がアナウンサーになるまでに必要な試練なんだ。
少々おかしな人が同じ部活に所属していようと、これは夢への通過点なんだ。

「みなさん、よろしくお願いします」

新入生らしく頭を下げ、俺はそう言う。
すると部長はにぃっと笑い、口を開いた。

「と、いうわけで! 放送部は新体制で再スタートします!」

「はーい☆」
「新体制っていっても、たった一人新入部員が増えただけだがな。しかも男」
「もう、崚さんだめですよ。そんな嫌みな事を言っては」

口々に部員が話をする中、部長はホワイトボードに文字を書き始めている。
そして、ホワイトボードにはインクが切れかかった薄い字でこう書かれていた。

作 戦 会 議 と。

「我が放送部の活動はおもに学校放送と、他愛もないおしゃべりと雑談! やっぱり運動部とかに比べたら、華が無いと思うのよ。華! だから、華のある放送をしましょう!」

「そもそも、だれも放送部に誰も華なんて求めていないと思います」

「まぁまぁ、面白そうじゃない。具体的に何をするのかは分からないですけど」

「僕は賛成。華は大切だよ、少女マンガでも!なんかこうきらきらした感じの、それでいてふわふわしてるっていうか……要するに」

秀先輩の「少女マンガ論議」が随分長くなりそうだったので、その言葉を遮って俺も話し合いに参加することにした。

「俺は大いに賛成です!放送と言っても、分かりやすく正確に、かつ面白く伝えるのが一番いいと思うのです。ですから」

「だから、4月の節目の月に放送改革を行うのよ!」

俺の「放送論議」もだいぶ長くなりそうだと考えたのだろう。部長がホワイトボードをバンと叩くと、俺の言葉を遮り、自信満々の声でそう言った。

「美玲ちゃん、改革は良いですけれど、何をするつもり?」

「分かんない! だから、今から作戦会議をするのよ。とりあえず、新入部員、購買でポッキー買ってきなさい! つぶつぶ苺と極細ポッキービターチョコね」

「はい!? 意味が分からないんですが」

「ポッキーよ、ポッキー。話し合いにポッキーが無くてどうするの。はい、早く行けっ!」

話し合いにポッキーが必要って言う神経がよくわからないが、そう言った部長の目があまりにも真剣だったので、俺は仕方なく購買に行くことにした。
「分かりましたよ……」と呟いて席を立つと、他の部員も次々に俺をぱしってきた。

「俺タピオカ入りココナッツミルク」
「それじゃ、私は抹茶ラテ1.5リットルお願いしようかしら」
「僕は『ぼくときみのふぉーりんらぶ☆』最新刊」
「あ、ちなみにあたし極細じゃないと食べないからね、ビター無かったら百歩譲って普通のでもいいわ!」

……なんだと?

Re: マイクテス。—陽光学園放送部活動記録— ( No.6 )
日時: 2010/11/27 21:59
名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)

初めましてノノ
月芽麻と申します【あ、ツキガオです。
最初の入りからして、とっても楽しい作品ですね★【何様だよ。
特に、主人公の突っ込み←もとい性格が大好きですノノ
更新頑張ってください。

Re: マイクテス。—陽光学園放送部活動記録— ( No.7 )
日時: 2010/11/27 22:21
名前: むーみん ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)


月芽麻様

はじめまして。
こんな駄作に楽しいだなんて……本当に嬉しすぎます。
ありがとうございます。
……おお、晴くん大人気←
あの性格は完全なる後付けなんですが、結果的に良いようで、よかったです。

ではでは、コメントありがとうございました!
マイペースに更新していきますので、よろしくお願いします。

Re: マイクテス。—陽光学園放送部活動記録— ( No.8 )
日時: 2010/11/27 22:09
名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)

こちらこそ、読者としてよろしくお願いしますです。
あっ、よければ友達希望【何とずうずうしい奴。
こっちで、作品描いてる割に友達が少ないので…【苦笑。
私は、もちOKです。でわでわノノ更新頑張ってくださいまし。


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