コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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○⌒*ブルーとレッドの人魚姫*⌒○
日時: 2011/07/31 20:48
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)
参照: 人魚姫様、こちらへどーぞ。

クリックしてくれた方 ありが㌧b


今回はファンタジーです(^∀^)
冒険の話・・・あれ、これって複雑・ファジー小説かな? と思いましたが・・シリアスはあまり入っていないのでね。

昔これに似たの書いてました。完結したけど←
ブルーの人魚姫って言ってもこの色は透き通るような青で、レッドって言っても燃えるような赤です←は
尾びれの色なので気にしないように・・。

ナナとアズアの視点の入れ替わりが多いでs((

でゎでゎ、【ブルーとレッドの人魚姫】すたーと☆

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Re: ○⌒*ブルーとレッドの人魚姫*⌒○ ( No.18 )
日時: 2011/08/11 18:07
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)
参照: \(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/ワタシハダアレ?

第9話                             やっと思い出しました!! ななside

—夜—

夜中に海の周りをほっつきまわっていると、フッと私の頭の中にある人が浮かんだ。

「あ、あずみ……?」

そういえばあずみ何処にいるの!?
っていうか今まで気づかなかったってどーゆーこと!?

「うわあああ。 
 今すぐ探さなきゃ!!」

って言ってもアテがない……。
テレパシーでも使えればなあ……。

…………。
……使えるじゃん。

「魔法を使えば使えるはずだ!!
 ネイチャア マリン!!」

—北の国—

「ぎゃあ!!」

「!?」

きゅうに頭痛がするもんだからかなり驚いた。

「一体……な、にが……。」

まだ森の中をうろついていたんだ。

≪あずみ、あずみ。
 聞こえたら返事して——≫

「な、な……?」

—戻ってナナ—

「よっしゃあ!! 
 繋がったあ!!」

≪よっしゃあ、じゃ、ないっ……。
 こっちは激痛な、のに……。≫

「そうか、かけられた方が凄いのか……。
 ま、それはいいや、どこに居るの?」

≪わ、かんない……。
 おい葵、ここどこだ。≫

葵って誰だろう……。

≪北国、離島? だって……≫

「離島……?」

「どうしたの? なな。」

「あ、翼。
 ここどこ?」

「ここは南国の離島だよ。」

「あずみ、ここは南国のりとーだって。」

≪何かすっごい遠くにあるような気がする……。
 まあいいや。
 すぐさまこっち来て!!≫

「ええ!?
 どうやって?」

≪海を泳いでくればいいじゃない。
 人魚だもん。≫

「人間になっちゃったんだよお!!」

≪……同じく。≫

あずみも人間になっちゃったんだ……。
それってやばくない?

≪島の名前は蘭島だって。≫

「島の名前は?」

「花島だよ。」

「かとーだってさ。」

≪か、花島?
 聞いたことある!! 
 じゃ、スグそっち向かう。≫

「どうやって……?」

≪魔法だよ!!≫

「あっ、そっか……。」

≪ネイチェア マリン!!≫

私の前にあずみが現れ……なかった。

≪魔法が使えない……≫

「嘘、じゃあ私がやってみる!!
 ネイチャア マリン!!」

確かに行けない。

翼は私が何をやってるのか分からなさそうだった。
いや、実際分からないのであろうが……。

≪移動系の魔法……つ、かえない……。
 かと———く——たい——≫

「え? 何て?」

≪——う——い——ぜっ——≫

ぷつん

「き、れちゃった……。」

テレパシーも使えないんじゃなあ……。

人間界ではある程度の魔法は使えるらしいけど高度な魔法は使えないらしい。

Re: ○⌒*ブルーとレッドの人魚姫*⌒○ ( No.19 )
日時: 2011/08/13 23:16
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)

第10話                            世間知らずの人魚姫


「と、いうことで花島へ行く。
 花島へ行く手段を教えろ。」

「とても人に教わろーって態度じゃねーな……。
 花島へ行くには船に乗るか飛行機に乗るか……。」

「ふね? ひこーき?」

「どっちにしろ俺は行けねえよ。
 店があるからな。」

「みせ?
 店なら知ってるぞ!!」

「(意外だな……)じゃあ説明してみろ。」

「店って言うのは売り物を売ってるところだろう?
 まあ、あたしは行ったことないが……。」

「せーかい。
 で、何で行ったことないんだろうか……?
 いや、まあいいか。」

「だから店に連れてけ。」

「はあ!?」

「花島へ行く前に店に行ってやるんだ。
 店の名前はなんという?」

「蘭、だけど……。」

「らん?」

「俺が店長だ。」

「てんちょー……か。
 店で一番偉い人……。」

「行きたいなら行くぞ。」

「あたしも行く!!」

—海岸—

「ところで、こんな時間に出歩いて両親は心配しないのか?」

歩きながらあたしは尋ねた。

「俺は親いねーの。
 事故で死んだんだ。」

「ご、ごめん……。」

「別にいい。
 それにあずみだって今は同じ様な状態だ。」

「それはそうだが……。 
 あたしは元々両親が王と女王で構ってくれなくて……。」

「王? 女王?」

「言わなかったか?
 あたしは南海人魚姫だ。」

「…………」

「あたし、学校も行けなかったからななだけが友達だったんだ。」

「学校行ってないのか?」

「家庭教師に教えてもらっていた。
 学校は庶民の学校だとか母が言ってな。」

「何を勉強してた?」

「国語、数学、地理、歴史。
 美術もあったけど嫌いでな……。」

「まともに勉強してたんだな(笑)
 年はいくつだ?」

「一応15。」

「同じく。」

「店は学校に行ってる間どうしてるのだ?」

「学校が午前中で終わるから午後から営業。
 冬場も勿論休業。」

「ところで……」

「?」

「今、季節は何だ?」

葵は少し引いた。

「そんなことも知らねえのか……。
 今は夏休み中だから夏だ。」

「夏休みィ〜?」

「ああ、もう自分で調べやがれ。
 この世間知らずが。」

「何だと、この野郎!!」

この後、店に着くまで喧嘩していたとさ。

Re: ○⌒*ブルーとレッドの人魚姫*⌒○ ( No.20 )
日時: 2011/08/22 15:49
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)
参照: \(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

第11話                           

「ここが、店……?」

「ああ。」

「中に入る!!」

「あ、待て。鍵がいる。」

「鍵とは何だ?」

「……これ。」

渡された【鍵】という物は銀色で所々とげみたいな物があった。

「どうやって使うんだ?」

「俺がやるから貸せ。」

鍵を葵に奪われた。

カチャリ

何が起こったか知らないけど、扉が開いた。

「す、すごいっ!!
 鍵が魔法の杖で葵は魔法使いだったのか!?」

「違う(苦笑)」

「入るぞ、てんちょー。」

「何だその呼び方。」

「この店ではお前、いや、葵さんがてんちょーなんですよね?
 だったら敬語使わないと。」

人間に敬語を使うなんて嫌だけどね。

「そこらへんは常識あるんだな、お前……。」

「葵さんもそうですよ!!
 あたしは客なんですから!!」

「今は営業時間外だ。」

「営業しろよ、客が来たんだぞ。」

「あーハイハイ。
 ご注文は何でしょう。」

「……メニュー知らないし……何売ってるのかも……。」

「じゃ、メニュー。」

メニューとかいう紙を渡された。

「え、じゃあ生ビールとか……。」

「未成年が飲むもんじゃねえ。」

「じゃあ何でもいいからオススメ持って来いよ!!」

「客のくせに偉そうだな……。
 金は払えよ。」

「今500しか……。」

「300だから平気だろ。」

「そうか……。」

何が出てくるのかな、何が……。
人間の食べ物の味なんか知らないが……。

—10分後—

「はい。」

茶色いツルツルしたもの。
野菜がのってる。
後、上に赤いものも。

「何?」

「焼きそば。」

「へー……。」

箸を持って食べてみた。

「美味しい!! ……いや、ふつー。」

「素直じゃない奴だな……。」

「じゃあ、これ。300聖。」

「何だこれ……石?」

「だ、だって……300だって……。」

「300円だ。」

「円……そんなお金の単位!?
 で、でもその石は……お金に換算すると300……。」

「煩い、借金返してもらうぞ。」

「じゃあその石返せよ!!」

「没収だ。」

「そんなあ……。」

葵はあずみの胸元に付いている小さな赤い石を見つけた。

「この石……。」

「こ、この石はっ!!
 触るなあ!! セクハラだ!!」

「誰が……。」

「この石は、この石は……あたしの身を守ってくれてるんだぞ!!」

「? まあ、いいか。」

この石が、後に世界を救うことになるなど、今のあずみや葵に知る由もなかった。

Re: ○⌒*ブルーとレッドの人魚姫*⌒○ ( No.21 )
日時: 2011/09/01 23:53
名前: 汽水 ◆8DOUeLxBGc (ID: D1V3wC8j)
参照: \(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?

第12話                            あずみと客と借金と



「バイト……か。
 ふ……。」

「…………」

「こんなところ、姫であるあたしは行かなくていいはz「食い逃げだろ。」

「あ、そろそろ開店時間だあ(ハート)」

「誤魔化したな。
 後、一つ忠告しておく。
 大量に客くるからな。」

「大量ってどのぐらいだ?」

「1日に500人」

「!?」

「そのうちの7/8は女だ。」

「え?
 何で? 何でぇ?」

「さあ」

ポーン

≪開店時間がやってきましたよ—≫

ドンガラガッシャーン!!

「きゃあっ!!」

客がドアをぶち壊して入ってきたもんだからドアの横にある棚が倒れた。

「い、今すぐ直しに行かないと!!」

「あ」

『お、女の子!?』

『葵様、この子は何なの?』

『もしかして彼女!? 
 いやああ』

「な、何の……。」

目の前に女達が立ちふさがる。
顔の脅迫に足が動かない。

『あなたは』

『葵様の、』

『なんなの?』

「ひぃ……きょ、兄妹です!!」

とっさに出た言葉がこれだった。
人間って怖い……。別の意味で……。

『兄妹?』

『でも、今まで見かけたことないわよね。』

『家に待機してたんじゃないのー?』

「葵ィィ……この人達がこw『まあ、妹さんなの。お名前は?』

笑顔が黒いよおお。

「え、その……」

葵は北風 葵なんだからあたしはっ!!

「北風 あずみですっ……。」

『あずみちゃん、これから宜しくね?』

『『よろしくー』』

「あ、はい……。」

そして、あたしがその後葵に泣きついて仕事場を変えてもらったのは言うまでもない……。

Re: ○⌒*ブルーとレッドの人魚姫*⌒○ ( No.22 )
日時: 2011/09/02 07:49
名前: 王翔  (ID: gC.HkZm.)
参照: http://ameblo.jp/686-7777/

はじめまして、王翔です。
姫とかそういうの大好きです。
セリフの言い回しとか、面白いです!
イラストも可愛いですね♪

では、頑張ってください!


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