コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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LIFE SCHOOL LIFE コメント募集
日時: 2012/03/22 13:08
名前: 野良 (ID: qeHke31/)

プロローグ
「殴るんだ」
「は、はい?」
「だーかーらー殴るんだよ。男になるにはHPの3分の1、LIFEを削らなきゃダメなんだよ」
「ふっふざけんなぁー!!!」

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Re: LIFE SCHOOL LIFE ( No.6 )
日時: 2012/02/28 01:53
名前: 野良 (ID: qeHke31/)

「あなたは?」
気まずい空気をきりさくどことなく冷たくそして優しい声。
いきなりの質問に少しうろたえてしまう。
「は?」
なんとなく意味はわかったが一応確認のため聞き返す
「あなたは部活に入っているの?」
「入ってないけど・・・」
「私もよ・・・。」
「へ、へぇー。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
どうすりゃいいんだこれ・・・・空気の悪さがハンパジャネェ。
そんな俺の心境も知らずに彼女はにっこりと笑って
「今はね」、と、そういったのだ。その笑顔はいつもの桜井からは想像もつかないほど可愛いかった。でも、[今は]ってどういう意味だろう。それにいつもぶっきらぼうな顔してる桜井が笑った理由っていったい・・・。なんて考えていたら
「じゃ、私は仕事終わったから」
といってそそくさと帰ってしまった。そこにいたのは確かにいつもの桜井だった。   

Re: LIFE SCHOOL LIFE コメ ( No.7 )
日時: 2012/02/28 02:17
名前: 野良 (ID: qeHke31/)

「あーもう、こんな時間かぁ」
桜井が実はほとんど仕事をしていないこともあり結局帰りが六時頃になってしまった。学校から俺の家までの距離は約二キロ。本当なら自転車通学でもいいようなきょりなのだがギリギリ徒歩通学の範囲に入ってしまい通学に30分ほどかかってしまう。30分と言ったら一度に作れる数を一つとしてカップラーメンが10個もできてしまう。あぁなんて長い道のり。こんなボリューム食べきれるわけがない。そんなくだらないことを考えているうちに人通りの少ない細い路地にさしかかった(自宅までの唯一の近道)女だったら少しは危ないかな?とか考えてしまいそうだが、身長が170ある俺を襲う物好きもそうは居ないだろう。とのほほんと歩いていると後ろからドドドドドと何かが走ってきた。本能的な何かが、振り向け!!と叫びその本能のままに振り向いた
ドガン パキッ
「いったぁー!!」
「ぐふっ」
なんということでしょうーおそらく肘と思われる何かが溝にこれでもか!とめり込んできたではありませんか。
しかも二メートルはふっとんでいる。・・・あのパキッて音はなんだ?
「テンメェー!どこ向いてあるいてやがる!!」
なんちゅー甲高い声しとんじゃ。

Re: LIFE SCHOOL LIFE コメ ( No.8 )
日時: 2012/02/28 02:37
名前: 野良 (ID: qeHke31/)

いや、アニメ声ってやつかな。
「前だけど」
逆に上や後ろを向いて歩く人を見てみたい ちょっと待て、今の俺の声変だったような・・・・?
「うるせぇよ、バァアカア!こちとら急いでてそれどころじゃねぇえんだよお!!」
「そっちが聞いてきたのに?!」
「ごちゃごちゃうるせぇなぁー幸せの国までぶっとばすぞコラァ」
「ぶっとばされる目的地が幸せの国なら別に悪くないじゃん」うん、やっぱり声がおかしい
「そうか?オレはあんまりうれしくないがな」
「なんで?」
「ブータンにいってなにすんの?」
「I,see!そういうことか!なんか天国的なものかと思ってたぜ」
「それじゃあんた死んでるだろ?!いいのかそれで?!」ああ、そうか、そうだった。でも地獄にいくよりは幾分かマシなはずだ。うーんさっきからぶつかった相手の顔を見ようとしても暗くてぜんぜん見えない
「いたぞ!」「あそこだ!」
遠くからそんな声がした。それと同時にぶつかった相手はピクンと動き出し
「じゃ、あたしはこれで!歩く時は気をつけろよ!お嬢ちゃん!」
「ちょっ!お嬢ちゃんはおまえだろ!」
うわあ、もう見えなくなっちゃったよ。まあいいか俺もさっさと帰宅するか

Re: LIFE SCHOOL LIFE  ( No.9 )
日時: 2012/02/28 02:44
名前: 野良 (ID: qeHke31/)

と、立ち上がってみて初めて気づいた。
身長が・・・低くなってる・・・?
いや、ちがうって、別に俺が圧底ブーツはいてたわけじゃないって。・・・しかも大幅に小さくなっている気がする。ま、気のせいだろ。きっとさっき吹っ飛ばされて頭打ったから変な感覚になってるだけ。うんきっとそうだ。
      ☆

Re: LIFE SCHOOL LIFE コメ ( No.10 )
日時: 2012/02/28 17:19
名前: 野良 (ID: qeHke31/)

「ただいまー。」
家の中に入って一応挨拶をする。一応といういのは親は用事で出かけていて、妹は友達の家に泊まりに行っていて居ないからである。
それにしても声がおかしいなぁ。なんかこう女みたいな声がするような。まあでも地声が高い方だし、たぶん風邪でもひいてるんだろう。
後で薬でも飲むとしてとりあえず鞄を置きに行くか。
トタトタと階段を上がり二階の一番奥の部屋まで進む。
ガチャッ「ふう」
ドアを開けて一息つく、なんか自分の部屋って家の中でも一番落ち着くポジションだよね。
しかし落ち着くはずの自分の部屋で俺は目を見開いて顎を開けたまんま唖然としていた
「よお、待ってたぜ。お嬢ちゃん」
聞き覚えのあるアニメ声。どことなくおっさんっぽい口調。さっきは顔が見えなかったが今はLEDのおかげではっきりみえる。見た目は12〜14歳ってとこかな。大きな目に金色の髪の毛。体型はいわゆるロリ体型って奴だな。いや、つーかまて
「なんでお前が俺の部屋の窓に座ってんだよ!!」
そうアニメ声の少女は窓から潜入して俺の部屋にはいったのである。泥棒紛いなことすんなよ。


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