コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- LIFE SCHOOL LIFE コメント募集
- 日時: 2012/03/22 13:08
- 名前: 野良 (ID: qeHke31/)
プロローグ
「殴るんだ」
「は、はい?」
「だーかーらー殴るんだよ。男になるにはHPの3分の1、LIFEを削らなきゃダメなんだよ」
「ふっふざけんなぁー!!!」
- Re: LIFE SCHOOL LIFE コメ ( No.26 )
- 日時: 2012/03/01 23:13
- 名前: 野良 (ID: qeHke31/)
えっ普通トイレの中に居た人に名前聞く?でも名前言わないと怪しまれるかもな、名前がない人間なんて居ないし。
よし、適当に名前いっとくか、
「あ、えーと・・・ゆき、そう!野田雪!」
適当な名前がうかんでよかったー。
「・・・野田結城のいとこかなんかなの?」
「ま、まあそんなとこ」
ふーなんとかごまかせたぜ。俺の演技力に感謝ー。
ほっとした顔をしていたら
「・・・ふふっ」
笑った、何故か桜井は笑いだした、
「・・・嘘が下手すぎ、バレバレよ結城くん」
「・・・・・・・・!?」
バッバカな!?仮に俺の演技が下手だとしても完璧に女の姿をしている俺が男である結城だとわかるはずが・・・!
「・・・どうやら、予想は当たったみたいね、・・・この事、みんなにバラされたら困るんじゃない?」
「なっ何言ってるのかさっぱり・・・!」
「・・・ダメ、全部分かっちゃったから、ごまかしても無駄」
「なっなんのことだか」
「・・・でも言わないでおいてあげる。」
「え!!(パァァァアア)」
「・・・ただし、あなたがこの部活に入部すればの話だけど」
- Re: LIFE SCHOOL LIFE コメ ( No.27 )
- 日時: 2012/03/02 17:13
- 名前: 野良 (ID: qeHke31/)
そう言いながら桜井はピッと部活紹介のポスターらしきものを俺の前に突き出してきた
「あ・・・遊部?」
ふざけてやがる・・・!こんな部活あるわけがない・・・!
そう部活の名前が遊部、くだらないとかってレベルじゃねぇ。この部活を作った奴とそれを許した先生はイカレてるとしか思えない
「ちなみに作ったのは私」
「イカレてたぁー!!?」
「・・・とにかく、入るの?入らないの?入らないなら今すぐみんなにバラすけど」
っ・・・!この外道!鬼畜!クレイジー!!!
「入ります、いや、入らせてください。」
「・・・なら、今は助けてあげる」
満足そうに彼女は言った。え?助けるって・・・?
「とけこみなさい。」
「なっなんつった?」
「・・・今日の授業はテニスなの、幸い、ペアになってやることは一つもない」
「いやいやいや、君、誰?とか先生に聞かれるだろ」
「・・・先生が出張らしくって、違う学年の先生が授業を見るらしいから、」
「でも生徒が聞いてくるだろ」
「大丈夫、安心して、」
「?」
クエスチョンマークを頭にのっけてる俺に彼女は自信ありげにこう言った
- Re: LIFE SCHOOL LIFE コメ ( No.28 )
- 日時: 2012/03/02 22:10
- 名前: 野良 (ID: qeHke31/)
「・・・私の近くに居れば人なんて寄ってこないから」
「あ・・・そうですか・・・」
なんて強烈な説得力なんだ・・・!確かにいつも桜井の周りに人は居ない、もう、やるしかない・・・!
「で、ラケットは?」
「・・・私が二つ持ってきた」
なんでだよ、なんで二つも持ってるんだよ、某モンスター狩りの双剣よろしく振り回すつもりだったの?
それとも二刀流か?用意周到にもほどがあるよ。
「じゃ、じゃあ、やらせてください」
力無く俺は答えた
「・・・じゃあ、早く出てきて、もう授業始まってる」
と強引に俺の手を引いてきた、もう引き返せない。
ここで初めて気づいた
ずっとここに居ればよかったんじゃね・・・?
早乙女が来るのはきっと2時間目、そこまでここで待っといて、早乙女を見つけ次第どっかで殴ってもらえば済んだ話なのでは・・・?
結局、バレなかった、バレなかったけど誰?あの子、的な視線がすごかったし、着替えは男子の方の部屋にあるので1時間目な終わりから2時間目が始まるまで結局トイレで過ごすことになった・・・・。なんて非合理的なんだ・・・・。変な部活には入れられるし・・・・。俺のSCHOOL LIFE、もうしっちゃかめっちゃかだよ。
- Re: LIFE SCHOOL LIFE コメ ( No.29 )
- 日時: 2012/03/02 22:40
- 名前: 野良 (ID: qeHke31/)
☆
2時間目の前トイレの前で早乙女を捕獲して、すぐに男に戻った俺、(チョー痛かったけどね)
そしてすぐに状況を説明した。桜井にバレたこと、部活に入れられたこと。そしたら
「んーー。まずいな、本来このことは学校にいる人全員にバレたらダメなんだ、男が女に変わる技術が開発されているということが広まったらおまえも大変だし国もバランスを崩す。」
などと言い出した。やけに深刻そうな顔をしている、・・・やっぱまずかったかなぁ
「とりあえず、なんだ、その遊部ってのには入部しとけ、むろん、オレも入部する」
らしい、正直このアニメ声で小学生みたいな高校生は俺より遙かにしっかりしている。反論する権利も意味も無いだろう
「じゃあ、オレは自己紹介してくっから、お前は好きなタイミングで教室に入れよ」
「お、おう」
そこからダッシュで教室に戻る早乙女の小さな背中をみながら俺はゆっくりと教室に戻っていった
☆
- Re: LIFE SCHOOL LIFE コメ ( No.30 )
- 日時: 2012/03/03 00:11
- 名前: 野良 (ID: qeHke31/)
早乙女桜の自己紹介も無事終了し(クラスメイトが「おーい、この子誰のいもうとだー?」と冗談をいって「野田結城の妹だ」と平然と言われた)、今日の授業がすべて終了して、みんなが帰りの準備をしている中、俺は早乙女と一緒に桜井の席まですたこら話に来ていた。
「桜井、なんだっけ、遊部だっけ?俺と一緒にこいつも入部しちゃダメかな?」
早乙女の顔を指さしながら質問する。別にかまわないはずだろう、たぶん俺を無理矢理入部させたのも部員集めのためだろうし、なのに
「・・・構わないけど・・・」
何故か桜井は不満気だった。
そこで早乙女が一言、俺の耳元でささやいた
「なんかこいつ感じ悪いな」
ま、そう思われてもしかたないな、桜井、
「・・・部室に案内する」
「お、おう頼んだぜ」
「〜♪」
え?なんで早乙女が上機嫌なの?桜井の後ろについて歩いていると、なぜか早乙女がニコニコ笑っていた
「おい、なんでそんなにニヤニヤしてんだ?」
俺が質問したら早乙女はただでさえ大きな目を見開いて顔を真っ赤にしながらささやくように
「しっしかたないだろ?学校とか初めて入って、部活に入いんのとかあこがれてたんだから・・・!///」
この掲示板は過去ログ化されています。