コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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【秋原かざや様作】☆CLOVER☆【キャラ絵】
日時: 2012/07/26 16:20
名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: vuXCwYqs)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=27604

お知らせ >>73


       ——————————————————


どうも、かがみと申すものです(´・ω・`)
小説書き過ぎなのはご勘弁(((((((((

この小説の題名は、くろーばーです!

まだ初心者なので、あんまり面白くはないと思いますが、応援よろしくです^^
上記URLは僕の小説です。結構前から書いてます


○o。.注意・るーる.。o○

☆僕のことが嫌い、または、僕の小説が嫌いな方は戻る!

☆↑と同じく、荒らしやチェンメなどもお断り

☆こんな奴に文才を求めないでください、絶対損します

☆SF、というか、ファンタジー+魔法系です

☆アドバイスなど、あったら教えてください

☆気が向いたら書きますので、更新スピードはバラバラです

☆警告なしで修正することがあります

☆パクリしないでください!(しない)

☆思いっきり厨二作です


今のところはこれぐらい。また付け足します!


○o。.目次.。o○

あいさつ・ぷろろーぐなど >>0
オリキャラ募集用紙 >>18
リリーまとめてみた(キャラ絵付き) >>26

一話   >>1
二話   >>2
三話   >>3
四話   >>4
五話   >>5
六話   >>6
七話   >>9
八話   >>12
九話   >>13
十話   >>14
十一話  >>19
十二話  >>20
十三話  >>27
十四話  >>30
十五話  >>38
十六話  >>39
十七話  >>41
十八話  >>44
十九話  >>46
二十話  >>47
二十一話 >>48
二十二話 >>55
二十三話 >>57
二十四話 >>61
二十五話 >>62
二十六話 >>63
二十七話 >>64
二十八話 >>70
二十九話 >>71
三十話  >>77 ネタ=チャイ提供(ありがとう!)
三十一話 >>80
三十二話 >>83

オリキャラ短編(エリザ) >>23
オリキャラ短編(サイラ) >>35


特別編 リンネの優雅(?)な休日 >>60


*ギャラリー*

キャラ絵 リリー >>26
キャラ絵 エリザ >>28
キャラ絵 リリー >>43 リベンジ!
キャラ絵 サイラ >>49
キャラ絵 リリー >>72 来音ララさん作!
イメ画  ペンダント >>76 リリーのペンダント!


雑談広場 ぷちくろ! >>15 〜憂鬱な月曜日〜
雑談広場 ぷちくろ! >>69 〜トークで行こう!火曜日〜


小説鑑定 パート1 秋桜様 『貴方の小説読ませてください!』より >>40

声つけさせていただきました! 狂音様『貴方の小説のキャラの声つけまふ』より >>42
(リリー・ミクル)

○o。.登場人物.。o○

名前:リリー・ミクル

性別:女

性格:明るく元気でしっかり者。しかも優しい。男子からも女子からも好かれやすいが、成績だけは悪い

容姿:青髪ツインテールに、青い目。学校の制服

年齢:十三歳

趣味・特技:趣味も特技もお菓子作り(特にアップルパイが好き)

好きな物:お菓子作り(またはお菓子)・遊ぶこと・学校

嫌いなこと:算数・理科など、体育以外の勉強全般(学校は好きなのに・・・)・分厚い本を読むこと

一人称:あたし

二人称:○○君・○○さん・呼び捨て

三人称:○○君達・○○さん達・○○達

階級(五段階):一段階

誕生日:二月十八日

星座:水瓶座

フェアリー:もっふー

サンボイ:
「あたしはてっきり、ボーカロイドかと思ったけど」

「えへへ! 得しちゃった♪」

「やった〜! アップルパイ出来たよ!」

その他:料理作りが得意。歌が上手い。夢は一流の魔法使い


名前:ミリア・サリジア

性別:女

性格:マイペースで、明るい。たまについていけない時がある

容姿:きれいな緑色のポニーテールに、緑の目。制服

年齢:十三歳

趣味・特技:家事

好きなこと:本を読むこと

嫌いなこと:勉強

一人称:ボク

二人称:○○君・○○ちゃん・呼び捨て

三人称:○○君達・○○ちゃん達・○○達

階級(五段階):一段階

誕生日:三月十二日

星座:うお座

フェアリー:アルト

サンボイ:
「ボク? ミリア! 覚えてね!」

「う〜ん……。それは微妙」

「ボクのテンション、ついていけないって?」

その他:リリーと同じく、歌が上手い。二歳上の姉がいる


名前:シフォン・リジェール

性別:女

性格:ド天然で、SもMもあるN娘(大体M)。嫌いな奴には容赦ない。虫が大好き

容姿:茶色のサイドテールに垂れ目。制服

年齢:十三歳

趣味・特技:ピアノを弾くこと

好きなこと:外で遊ぶこと

嫌いなこと:勉強

一人称:ぼく

二人称:○○ちゃん・○○くん・呼び捨て

三人称:○○ちゃん達・○○くん達・○○達

階級(五段階):一段階

誕生日:十一月二十五日

星座:いて座

フェアリー:ルンちゃん

サンボイ:
「ルンちゃ〜ん、朝だよ〜!」

「外遊びと虫取りなら、負けないよ」

「ごめんね、ぼくは負けるわけにはいかないんだ」

その他:意外と手先が器用。本人曰く、ルンちゃんと一緒にいると落ち着く


名前:リンネ・ブルータス

性別:女

性格:大人っぽい。ちょっとツンデレ。一人になるのが嫌いなのに、一人ですねることが多い。四人の中で一番賢いのかな?

容姿:水色のセミロングに制服

年齢:十三歳

趣味・特技:アクセサリー集め

好きなこと:おしゃれ

嫌いなこと:一人になること

一人称:あたし

二人称:呼び捨て

三人称:あんた達

階級(五段階):一段階

誕生日:十二月二十五日

星座:やぎ座

フェアリー:ブルー

サンボイ:
「あたしのこと、嫌い?」

「このハートの髪飾りは、ぜ〜ったいに、誰にもあげないんだからね!」

「ブルー、ごめんね……(ブルーとけんかした時)」

その他:ブルーとだけ、心を通わすことが多い


(野薔薇作)
名前:エリザ・マリージア

性別:女

性格:素直でよく笑う。素直すぎて、人の悪い所も容赦なく言う。

容姿:紅いゆるふわロング。制服を可愛く着こなしている。八重歯が特徴。

年齢:十三歳

趣味・特技:歌とダンス

好きなこと:動く事

嫌いなこと:じっとしている事

一人称:私

二人称:〇〇ちゃん、呼び捨て

三人称:皆、〇〇達

階級(五段階):一段階

誕生日:八月十五日

星座:しし座

サンボイ:
「私エリザ。よろしくねぇ〜、あは☆」

「え〜・・・これまずいよ。味覚おかしくなりそう・・・」

「何か動かないと落ち着かない・・・」

その他:ダンスなど、運動系が得意。


(そらねこs作)
名前:サイラ・カミール

性別:女(少女)

性格:無口、謎が多い、人見知り

容姿:黒髪ショート、ゴスロリ着用

年齢:十三歳

趣味:謎

好きなこと:特になし

嫌いなこと:特になし

一人称:自分

二人称:君(仲良くなると名前で呼んでくれる)

三人称:君達

階級:(五段階)三段階

誕生日:謎

星座:謎

サンボイ:
「……自分は飛び級だから」

「うるさい……静かにしてくれないかな…」

「名前?…今更?……サイラ・カミール」

 
その他:本が好きらしい


☆サブキャラ☆

・お母さん
リリーの母親。
女手一つでリリーを育ててきた、明るい人。
リリーのことを誰よりも大切に思っている。

『仕事? 今日ぐらい休んでも大丈夫よ!』

・もっふー
リリーのフェアリー。臆病で、内気な性格。子犬の小さいバージョンみたいな見た目。
名前の由来は、単にモフモフしてるから。

『……きゅん?』

・ルンちゃん
シフォンのフェアリー。うさぎみたいなリスみたいな未確認生物。優しくて心強い。♂
本名は一応あるけど、今はルンちゃん

『ルンルンるるる〜ん!』

・アート・ニコル
成績優秀なリリーのクラスメイト。眼鏡をかけている。顔も性格も悪く、女子には全くもてない。
ちょっぴりナルシスト。成績はいいが、まだ一段階。モデルのキャラクターはぷよぷよのクルーク・・・らしい。
父親がアートディレクター。

『すべて、僕の計算通りさ!』

・校長先生
本名不明。ポ●モンで言うと、オーキド博士。意外と抜けてる。リリーよりもバカ(性格的にね)。
校長歴は結構長いらしい。

『うおっ、腰が、腰がぁ〜!』

・アルト
ミリアのフェアリー。キノコが大好物。名前の由来は、声の質がアルトっぽいから。
鳴き声は基本「トト!」という意味不明な声。

『トトト! トトト!(キノコ! キノコ!)』

・ブルー
リンネのフェアリー。飼い主(?)に似て、ツンデレ。
水色の小鳥。頭に青のリボンを付けている。このリボンはリンネとおそろい。
数少ない女の子フェアリー。

『ちゅんちゅん』

・メラン
勝気で傲慢な、リリーのクラスメイト。
成績も、運動神経も抜群。
だけど、嫌われやすい。いつも三人の女子を引き連れている。
ミリアの母親と、メランの母親同士仲が悪い(ミリア、メランも仲が悪い)

『ぜ〜ったいに、負けないわよ!』

・エルザ
リリーのクラスの委員長。
成績は良いが、運動神経は超絶に悪い。
メガネちゃん。しててもしてなくても美人。
ちょっと無口。

『……私に何か用ですか?』

・フリント先生
召喚術の先生。
しっかり者……だと思う。優しいので、生徒や先生に人気。
生徒に甘い

『皆さん頑張ったので、今日は勉強をなしにしましょう!』

・ファザー先生
フリント先生と同期。
基本優しいが、怒ると怖くて毒舌になる。
リリーと同じく、アップルパイが大好き。
そして料理に厳しい。

『う〜ん、これ……まずすぎるわ』

・チェイン
黒猫の女の子フェアリー。
気まぐれで、エリザにしか懐かない
(野薔薇作!)

・リウヴァ
リリーを苛めていた女の子。
通り魔に刺し殺された

・シェルニー
同。人を苛めるのが好き。
通り魔に刺し殺されたw(ぇ

・ココラ
心優しい女の子。お母さんが病弱で、いつも世話をしている。
十歳のころ、リリーの友達だった(今も?)

『リリーちゃん、ありがとう! お母さんに、渡すね』

・ラミア・サリジア
ミリアの二歳上のお姉ちゃん。
美形&頭脳明晰。背が高い。
学校の人気者。
錬金箱を発明した天才少女。
人の話を聞いていない時がある。

『あーごめん! 今私、時間ないわっ!』

・ククル
コウモリの女の子のフェアリー
目が赤く皆にこわがられてる
(そらねこs作!)

・フエルア先生
フェアリー学の先生。
年齢不詳(五十代っぽい)。
フェアリーを観察するのが趣味。

『ファリーって、良いですよ?』

・ライト先輩
三年生の男子生徒。
成績はあまり良くないが、運動神経は抜群。
ミリアの姉、ラミア・サリジアの幼馴染でもあり、恋愛相手(方思い?)。
要領は悪いが、明るいので人気。

『いえっす!』

・サトミちゃん
大人しくて優しい女の子。
綺麗な物を見ると、一目ぼれしてしまう癖がある。
ココラちゃんにどことなく似てる!?

『サトミです。名前が人間界っぽいの、私だけなんですよね』

・アズリ・カーチェスト
華奢で、ぶりっ子な女の子。男子には人気だけど、女子には不人気?
腹黒いくて、結構めんどくさがり屋。わがまま。
女子には本性を見せる……という噂。
語尾に『♪』がつくことがある。

『アズリです! アズきゅんって、言ってくださいネ♪』

・双葉 恵(ふたば めぐみ)
人間界からやってきた十三歳の女の子。
草原の小さな小屋で仕事をしているせいか、鳥や犬などの動物が寄ってきやすい。
明るくて、どこか憎めない性格(天然?)。だけど、少し恥ずかしがり屋な所も。

『あれ? ここは、どこ……』

・レミリア・マーガレット
金髪僕好みの女の子。ラミアと同じくらいの天才。いつでも元気いっぱい。
不可思議な現象や幽霊話が大好きで、いつも本を読んでいる。
九歳(にしては幼稚)。

『学校の七不思議について、レミーが教えてあげるよっ!』

・ドッペルゲンガー
リリーに変身(?)していた女の子。詳しいことは良く分からない。
悪戯好き。ドМで毒舌。一人称は僕。

『ビックリしましたか? 君はやっぱり騙されやすいですね〜』

*お知らせ*

*作成日 2012年 4月25日
*ただいま、一話から読みやすくするため少し(?)訂正しています(´・ω・`)

○o。.ぷろろーぐ.。o○

 時は、十三歳の誕生日。
 お母さんが、いつも通りのニコニコした笑みを浮かべて、こう言った。

「リリー。あなたもそろそろ、魔法使いになったら?」

 この世界では、十二歳以上なら魔法使いになれるという、規則がある。
 だけど、あたしは絶対にムリ!
 だって、成績悪いもん!(キッパリ)

「やだ、絶対に!」
「どうして? 顔はそこそこ良いのに」

 む。そ、そういう問題じゃないよ。
 よし、そっちがその気なら!

「分かった! ぜ〜ったいに、一流の魔法使いになってやる〜!」



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Re: 【お知らせあり】☆CLOVER☆ ( No.77 )
日時: 2012/06/17 11:28
名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: u5JYbeHw)
参照: http//

※この話は、チャイの意見です。また、いろんな意味で観覧注意。


     —————————————————————————————————————————————


○o。. 三十話 男女交代!? しらゆきひめ .。o○

「え〜……今日の特別授業は……」

 多目的室(広めの、机などが置いてあるところ)で、校長先生が、白くて長いあごひげをさすりながら低い声で言う。 今日は、校長先生がやる特別授業と聞いて、ミリアちゃんに引っ張られてきました。

「男女交代で、白雪姫の劇をやってもらいます!」

 校長は、元から細い目をさらに細くさせた。 とたんに、見に来ていた数少ない生徒から、「えぇ〜〜〜!?」という声が聞こえる。 そんなに驚くこと? 校長が言うの、大体そんなことじゃん。
 だけど、何故か隣にいるミリアちゃんまでも、あんぐりと口をあけて立ちつくしていた。 この、マイペースなミリアちゃんがこんなに驚くなんて……。

「ミリアちゃん。間抜けな校長が劇をやるって、そんなに不思議なことなの?」
「当たり前じゃない! あ、そうか。リリーは知らないよね」

 ミリアちゃんは呆れたように肩をすくめると、急に真顔になって語り始めた。

「校長、『童話や昔話なんてすべて嘘!』って言って、学園祭とかでそういう劇はやらないって、断固拒否することで有名なの。 だから、あの校長が自分から率先するなんて、太陽が地球に激突するくらい不思議なことなんだよ」

 あたしは、驚きのあまり声も出なかった。 どうして童話や昔話をそんなに嫌うのだろう。 あたしはそういう乙女ちっくなのそこまで嫌いじゃないし、あまり理解は出来なかった。
 校長は、目を細くしたまま続けた。

「劇と言っても、学園祭などでやるような長いものではなく、数ページかかれた台本を、そのまま読むだけです。 もちろん、衣装なども着ません。 ナレーターは、私がやります」
「はぁ……」

 そんなものなんだね、と思っていたら、早速前から薄っぺらい、ホッチキスでとめられた紙が届いた。 あたしは、表紙をまじまじと見つめる。
 表紙はこんな感じで、ざら紙で出来ていた。


 —————————————————————————————————


               【げき しらゆきひめ】


           だいほん:にーながーてぃす
           きょうりょく:まほうがっこうこうちよう


 —————————————————————————————————


「何コレ……」と、隣のミリアちゃんから苦々しげな声が聞こえた。 当たり前だ。
 こんな、字の汚い、しかもすべてひらがなで書かれた表紙が目に入ったのだから。 それに、『にーながーてぃす』って誰なんだろう? あたしの知らない、映画や劇の監督さんなのかな??
 試しに一ページ目、二ページ目までペラペラとめくってみると、やっぱり字が汚くて、すべてひらがな。

「まぁ、こんな感じでやっていきます。 誰か、男子で主役の白雪姫をやりたい人はいますか?」

 こんな感じってどんな感じ……。 だけど、手をあげる人はだれ一人としていない。 そりゃそうだよね。 あーあ、こんなグダグダな授業、出なければ良かった。

「……いませんか? では、七人の小人役をやりたい人は……」

 前にいた人達が、そろそろと手を挙げた。 ミリアちゃんも挙げているのを見て、あたしも慌てて手を挙げる。
 残っているのは、一人だけ。 しかも、男子。
 その男子は、キョロキョロとあたりを見回すと、慌ててぴしっと手を挙げた。

「おや、そこの男子。 もう小人役は埋まってしまっていますよ。 白雪姫役をやってください」
「い、いやいやいやっ! 俺、ムリっす!」

 その男子は、かわいそうなことに、紫色の目に涙を浮かべている。 ああ、ホントにかわいそう……。

「だけれど、王子役がいませんね。 女子で王子様役は……」
「おじいちゃん、私がやる!!」

 急に、つんととがった女の子らしい声がした。 あたしとみんなが一斉に振り返ると、茶色いショートボブの、七歳くらいの女の子がいる。

「ああ、ニーナ。 ニーナが王子役をやってくれるのかい?」
「うん!」

 な、何? この子……。 校長も嬉しそうに接しているし。

(そういえば!)

 あたしは、表紙をもう一度見つめた。 あった、台本のところに、『にーな』の文字……。 この子が、この台本を作ったの?

「ということで。 王子様役は、私の孫のニーナがやってくれることになりました」

 あたしを含めて、みんなあっけにとられている。 そんなあたし達の表情を見て察したのか、ニーナと呼ばれた女の子が。

「皆さんこんにちはぁ! ニーナと言います。 この台本を作りました。 おじいちゃん、ニーナ、頑張るから!」

 と、小さい子らしい、まとまりのない言葉でニーナちゃんは説明する。
 その時、ミリアちゃんがあたしの肩に手を置いた。

「分かった。 校長は、劇をやりたいんじゃなくて、みんなが楽しそうに劇をやっているところを見せたかったのよ!」

 はぁ、そういうこと……。 さっき白雪姫役に指名されてた男子も、相手が可愛い子だと思って、少し嬉しそうだった。
 よし、劇、がんばろ……!







『それでは、王子。 白雪姫にかかった魔法を、キスで解いてください……!』









 多目的室に、校長の楽しそうな声が響いた。



=おまけの後日談=


リリー「ねぇ作者。どうして白雪姫にしたの?」

かがみ「昨日、白雪姫の映画見に行ったから!!」

ミリア「はぁ……」

かがみ「ネタを提供してくれたチャイ、ありがとねー!!」

Re: 【お知らせあり】☆CLOVER☆ ( No.78 )
日時: 2012/06/17 22:08
名前: あずき (ID: LjPkJtwz)

こんばんわー

おひさダナー!癶(癶;:゜;益;゜;)癶
面白いナー!(何のキャラだ)
まだ一話しか見てないけど、とてもおもしろいナ☆
応援してまッフ^^

Re: 【お知らせあり】☆CLOVER☆ ( No.79 )
日時: 2012/06/17 22:11
名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: u5JYbeHw)
参照: http//

あずきだー!
来てくれてありがとう^^

え、顔文字怖いww
しかも何その口調wwwwwww

面白い?あ、ありがとおおおおおぉぉぉぉぉぉ←
応援ヨロシク! 僕も、あずきの小説応援してるね^^

Re: 【お知らせあり】☆CLOVER☆ ( No.80 )
日時: 2012/06/18 20:52
名前: かがみ ◆CijpBuWabs (ID: u5JYbeHw)
参照: http//

○o。. 三十一話 決定!? 学校の七不思議 .。o○

「でねでね、B組の子が学校に用が会った時、見たんだって! 大広間の鏡に映る、その子のやせ細った姿を!!」

 教室のどこもかしこもこの話題。 レミーちゃんもミリアちゃんだって、この話題ばかり。 少し前に起きたドッペルゲンガー事件みたいに、『学校の七不思議』という噂が流れています。 原因は、さっきの女子の言葉通り、夜中に寮から学校までいった、噂好きな女子から広まったらしい。 このほかにも、たくさんの不思議な現象を見たという噂。
 でも……あたしを除いて唯一と言っていいほど、七不思議に興味のない男子がいる。 今、召喚室の机で小説を読んでいる————レノア君。
 あたしがレノア君を見つめていると、レノア君は肘をついて、ハァっとため息をついた。
 あーあ、七不思議とかに興味がない人って、もしかしてこのクラスではあたしとレノア君だけかも。
 ちなみに、レノア君は恵ちゃんの世界の人と同じような黒髪を、耳の前で多めに流していた。 まぁ、黒髪と……性格も含めて、真面目、かな?

「おい、レノ……聞いてんの?」
「はぁ……聞いてるよ」

 あ、レノア君の前にさっきから必死に話しかけている男子がいた。 この子もどうやら七不思議の話をレノア君にしていた。 レノア君は、つまらなさそうにもう一度大きくため息をつく。
 レノア君に話しかけていた男子は、今度はサッカー部の試合で、0-1で勝利をしたという自慢話をレノア君に話し始めた。 レノア君は、少しだけ興味を持ったように横目で男子を見る。
 ……あ、あたし、何でさっきからレノア君のことばかり話してるんだろう。

「でさ、その試合が終わった後……更衣室に、昔から飾ってある仮面あるだろ? それがさ、圧勝して満足したようにどや顔をしてたんだってさ!」
「ふぅん……」

 結局、七不思議につなげるのか……。 レノア君は、すっかり興味をなくしたように、また手元の本に視線を落とした。
 この時間がすごく長く感じた。 キーンコーンという重々しい鐘の音。 はぁ、自由時間、待ってましたぁ!
 案の定、ミリアちゃんがこっちに向かって歩いてきた。

「リーリィっ! 給食がすんだら、自由時間〜! 勉強サボっちゃお! ねっ!」
「うん、今日の給食、味噌汁と、ひじきと、チーズパンなんだってさ」
「うげぇ……」

 あたしが、ミリアちゃんにずっと楽しみにしていた給食の献立を伝えると、ミリアちゃんは舌の先を少し出して、あからさまにつまらなそうな顔をした。

「そっか、ミリアちゃんはひじき、嫌いだったね。 あたしは割と好きだけど」
「そうじゃないの! ひじきはまだマシなの!! チーズパンが嫌なのっ! もうっっ!」

「もう!」って言われても……。 あたしは超能力者じゃないし。
 ていうか、ミリアちゃんチーズパンも苦手なんだ。 あたしは、チーズは匂いが嫌だけど、チーズパンなら美味しくて大好き。 ……あたしって、周りとちょっとだけ変わってるのかなぁ。 やだなぁ、普通が一番落ち着くなぁ……。 自分から、「私、さっきさぁ、○○さんに挨拶されたんだよ、あの人が挨拶すんの私だけだよねぇ?」っていう人、苦手なの。 自分で、「私、特別!」っていう人なんて、自意識過剰なだけだよ……。 結局、自分の周りを見れてないだけ。 その人は特別なことだと思うかもだけど、はたから見れば、たまたまその人の前では○○さんが挨拶してないだけで……。 ああ、感がえるのやめた。 ただの愚痴になっちゃう……。 あたし、なんでこんなこと考えてたんだろ。 チーズパンの話から思いっきり脱線しちゃってる。
 ま、「私なんて、何の取り柄もない、大馬鹿……」っていう考えも、あたし嫌いだけどね。

「リリー? なんで黙っちゃってんの? 具合、悪い?」

 あたしの顔色をうかがうように、ミリアちゃんがあたしの顔を覗き込んできた。
 あ、他の人心配させちゃダメだ、リリー。

「なんでもない。 ちょっとね、さっきのことを考えてたの」
「ふぅん……」

 ミリアちゃんが、まだ心配げに短くいうと、いきなり、後ろから男子の荒々しい声が聞こえてきた。

「リリー・ミクル、七不思議に興味ないって、本当か?」

Re: 【お知らせあり】☆CLOVER☆ ( No.81 )
日時: 2012/06/18 20:56
名前: 蓮 (ID: nlCdadAl)

僕のヤツ(七不思議編)は今からだよ☆

宣伝になってるし^^;

+*゜.ヾ(*´∀`)ノ☆*+.゜キャッキャ


いまね!

!(。・ω・)σ)´Д`)

のネタにハマってんだよね♪

作ろうと思ってま〜す☆

ウザくてゴメンネ<m(__)m>


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