コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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陽日乃高校吹奏楽部ー愉快なtrp6重奏 人気投票開始!
日時: 2012/11/03 23:13
名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)

はじめまして!またはこんにちは!

わたしは、小説カキコでのんびりと投稿してます果奈です。
他にも「ゆーりーの愉快な恋物語」も書かせてもらってますので、そちらの方もよろしくお願いします。

相変わらず
だめ文
亀更新
気まぐれ

ですが、よろしくお願いします。

やっぱりわたしには吹奏楽部小説があってると思うのでw
今度こそ長期にわたり続けます。

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Re: 陽日乃高校吹奏楽部ー愉快なtrp6重奏 人気投票開始! ( No.80 )
日時: 2012/11/03 23:23
名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)

人気投票始めます!!
対象キャラは>>2からお願いします<(_ _)>

1位キャラには過去のお話編とクラスの日常編の2本立て!
2位キャラには過去のお話編
3位キャラにはクラスの日常編をおおくりします。

応募用紙はこちらです↓

\(^o^)/人気投票 応募用紙\(^o^)/

・あなたの名前[]

・投票キャラ(2人まで)「」
           「」

・投票理由「」
     「」

・そのた要望あれば(こんな話が見たいなど)「」

<(_ _)>ご協力ありがとうございます<(_ _)>


引き続きオリキャラ募集もおこなっているのでそちらもよろしくお願いします。

Re: 陽日乃高校吹奏楽部ー愉快なtrp6重奏 人気投票開始! ( No.81 )
日時: 2012/11/15 21:48
名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)


コンクール編 7話 (講習会編 4話)

本日は俺。辻裕也目線でお送りしまーす。円花ちゃーん見てるかn((後輩たちからの蹴り

「有栖川さーん。」
「……(はい)」
「桐ちゃーん」
「はい。」

なにこの俺と長嶋さんの差。差別だよ。これ。っていうか、俺の方が年上だし。 まぁ、身内には敵わないか

「桐ちゃん、あのね、昨日…」
「…フッ」
あ、俺。後輩にも負けてますね。 パートリーダーとしてなんなんでしょう?


「あ、桐!!ここは学校じゃないんだからっ。ゲームの持ち込み禁止。」
そういって親戚の特権。桐の手からゲームをひょいっと持ち上げた。それに反抗した様子をちょっと見せる有栖川さん。 
俺がやったら白い眼だろうな。後輩ながら尊敬する。


「じゃぁ、有栖川さんも早く来て〜」
ここはパートリーダーらしく仕切ってみる。円花ちゃんみてr(後輩たちからの無視という名の心の攻撃


「玲子姉。なんで僕の部活が帰宅部じゃなくなってるんですか。」
「しらないよ、そんなの。私に聞かないで。」

どこからかそんな会話が聞こえてきた。

Re: 陽日乃高校吹奏楽部ー愉快なtrp6重奏 人気投票開始! ( No.82 )
日時: 2012/11/16 20:56
名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)

コンクール編 8話 (講習会編 5話)


ハーハハハハハハハハッ
優雅で高らかな笑い声が廊下内に響き渡る。
その声の主は、オーボエ担当の廣重舞美。左利きとAB型という天からの天才という才能を二つほど貰っている。 
八頭身ですらっとしていて黒髪のサラサラロングが印象的だ。

それに対して不屈そうな顔をするファゴット担当の赤坂梨恵。
大阪出身でいっていることがすべてお金に生産されている怖い人。
背はけっこう小さくてフワッとした茶髪の可愛い系の子。

どうやら、ファゴットの少人数レッスンはどっかの高校の2人が固まっていちゃいちゃしてた人しかいなく仕方ないから、先生と会話していたらしい。


「フフッ。そりゃ、残念だったねww」
「失礼や。オーボエだって人数少ないくせに。」
「まぁ、我がoboeには後輩ちゃんがいるからねっつ。」
そう言って後輩にウィンクする。 それに対し後輩は少し照れ笑い。

この二人は我が陽日乃高吹奏楽部のダブルリードパートの2人で背の高低の多さから「凸凹コンビ」という愛称がついている。
何もかもが正反対なくせに息があっている2人にピッタリなことだ。


「あーはいはい。ようわかったから。あ、2時限目までまだ時間ある?」
大阪人特有のハイテンションな感じはどうも見られなく気だるそうな声で頭をかく。
「あるよ、あそこに。」
「ほんなら、そこでお茶買ってくるわ。待ってて。」
「あ、wait!待って〜私も買うわ。」

そういって結局後輩ちゃんも飲みたいというらしいから結局みんなで自動販売機に向かった。

「梨恵、わたし10円足りないわ〜明日の朝返すから貸してくれる?」
どうやら小銭が少ないらしい。サラサラの黒髪を少し揺らしながらスマイルで攻撃。これで、軽い男は落ちるらしいが、梨恵は少し驚いた眼で見つめながらカラフルな色の電卓を取り出した。

「…えっと?貸すお金が10円で…24時間以内でしょ。だから…うーんでも…」
お金のことになると一変、目が計算モードに入っている。 




「明日11円で返してね?あ、明日返せなかったら1円ずつ増えていくから。ねっ♪」
笑顔は笑顔でも彼女の笑顔は恐ろしい笑顔だった。

男を倒す笑顔対お金を愛する笑顔。勝利したのはお金を愛する笑顔だった。

Re: 陽日乃高校吹奏楽部ー愉快なtrp6重奏 人気投票開始! ( No.83 )
日時: 2012/11/16 21:29
名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)


コンクール編 9話 (講習会編 6話)

「涼。あんたなんでさっきからずーっとイライラしてるの?」
昼ごはんはパート単位のため男一人での飯となる。まぁ、これも慣れたが。

イライラしすぎて口を開く気にもなれなかったが「せんぱーい。涼がさっきからずーっとイライラしてキモい」とか言われたら、余計イライラが増すことに気づいた。

「……滝岩高校ってあんなにでしゃばってる人が多いのか?」
「はぁ?」
その顔はいかにも「ばっかじゃないの」とでもいう顔つき。
頼むからこれ以上俺をイライラさせないでくれ。お願いだ。

「NO,NO.そうでもないよ?」
そう思っていたところに流暢な英語と共にオーボエの廣重が安藤のお弁当を食べに来ていた。
「なんかめっちゃ綺麗な人がいてwow!!って思ったの。その人、私の奏法みて優しく指摘してくれて。本当beautiful!!だった。身も心もね。」
へぇ。トランペットの人にもそのような指導が必要だな。と思いつつ、安藤が呆れた顔をする。安藤は右手に持っていたアメリカからの輸入のお菓子に廣重の視線が集中していることに気づいていた。
「で、あなたはこのおやつを食べにここに来たの?」
「That Right!!だってこれ美味しいもん。See You!!」


「そうでもないっぽいじゃん。」
「いや、俺の隣の人は異常だった。異常なほどに上から。」
「あぁ、あの子?でもあの子上手いじゃん。私、珍しく同学年で心から自分よりうまいと思ったよ。」
え、こいつ褒めているのか?まぁ、ソウダヨな。なんたる自身なのでしょう。まぁ、こいつも普門館行ったときのパートリーダだったぐらいだからうまいよな。



「あら、さっきの。」
後ろを見ると、


さっきの女がいた。



「なんかさっき滝岩がどーこー言ってましたけど。」
あぁ、お願いだからこれ以上イライラさせないでくれ……

Re: 陽日乃高校吹奏楽部ー愉快なtrp6重奏 人気投票開始! ( No.84 )
日時: 2012/12/01 22:32
名前: 果奈 (ID: 8wzITB29)

コンクール編 10話 −それぞれの事情 FL編−

「冒頭からソロってねぇ。」
美しいメロディを奏でた後一息ため息をつく。
今年の自由曲キリストの受難は冒頭のフルートとトランペットのソロで始まる。
今回はこのソロを今年の部長角 玲子が任されることになった。

「あら、すみ。ソロなんてかっこいいじゃん。それも冒頭からだよ。美味しいでしょ。」
piccoloを片手にパートリーダーである篠原美由紀がひょこっと顔を出す。その仕草は愛らしくて同学年ながら可愛らしいなぁと思う。
他人の妹でも見てる気分だ。

「そうなんだけどねぇ。」
そういってちらっと時計を見る。…まだ20分ほど時間はある。

「っていうか、何でみゆがピッコロなのさ。」
みゆの持っているピッコロを恨めしそうに見つめる。染めたような茶色い髪(染めてない。)白い肌によく生える茶色い目。ぱっと見ればよくいる美人系ハーフの容姿に見つめられて思わずどきっとする。
ちなみに本人はハーフでもクオーターでもなんでもなく、純日本人だ。

ちなみに英語は苦手らしい。
まぁ、たまに日本語もおかしくなるが…

「…え、だって。そう決まったじゃん。」
ピッコロの難しいところを誰が一番ふけるかをフルートの3年でやったところパートリーダーがその座を射止めたのだ。
普段ソロは正直そこまで緊張しないけど、ピッコロと言ったら玲子とまで言われたし、そのソロたちもほとんどがピッコロ。
まぁ、ようするに。フルートのソロは初めらしい。

「でも、私聞いたことないよ〜piccoloのソロしかやったことない人なんて。」
そういってケタケタ笑う。確かに、フルートはソロを多くする楽器と思われているからそれなりにソロがある曲も多い。もちろんピッコロのソロがある曲もあるが…

「みゆ〜私パー練抜けるわ。ごめん!!わたしトランペットと練習しろって言われたんだった。」
反論できなくなったのか「逃げ」の手段を使った。ちなみにまだ約束の時間まで時間は5分ほど余裕である。


「私だってやりたかったよ。ソロなんて」
玲子が教室を去った後どこからかそんな声がした。


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