コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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剣を失くした剣士の国‐Justice of the lia‐
日時: 2013/02/03 10:05
名前: 紅雨 (ID: t/W.CWd9)

———偽りの正義でも、無いよりマシだ。



いくつ小説作れば気が済むんでしょうかこの馬鹿は←
はいども、紅雨です!!紅雨ですy((殴

大丈夫、更新ちゃんとするから(・ω・`;)
頑張るので見て行ってくれると嬉しい←
コメントとかは大好物ですw


【オリキャラ募集用紙】

名前:(西洋風の名前で)

性別:
年齢:

容姿:
性格:

戦闘:(するかしないか)
武器:(戦闘する場合のみ)

立場:(陽の国、月の国、星の国の従者王族以外で。
   他国だったら従者でも王族でも可。)
属性:(土、風、火、水、闇、光、無)
所属:(どの王国か)

備考:(一人称も書いてくれると嬉しいです)
サンボイ:

 
【国】※所属の欄にはこの中から選ぶ

グラジェ《陽の国》
・明るく、穏やかで活気的な剣士たちの国。
・お話の中心。
バニファ《月の国》
・物静か、伝統を大事にする魔導師達の国。
・グラジェとは同盟国。隣国。
レトワール《星の国》
・友愛と宗教の国。作物が豊か。
・グラジェとは同盟国。隣国。
ドラード《大帝国》
・魔術や武術に長けた、帝国。
ヴァレイ《雨風の国》
・海を越えたところにある。よそ者嫌い。
リファル《玩具の国》
・おとぎ話で良くあるような、玩具の国。
・メルヘン←

王族が絶大な人気! 有難う御座います!!
というわけで、【全ての国の王族は募集を終了します。】
本当にたくさんの方々有難うでした!

†追加

ヴァレイにする時は、基本瞳は青系でお願いします。

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Re: Swords of deceit ( No.1 )
日時: 2012/11/01 17:54
名前: 紅雨 (ID: oxfV1uL3)


〈01.君に捧ぐ名誉と翼〉


「レイヌ。父さんは、この国で従者をしていた事があるんだ」
「…はい?」

そろそろ葉も色づき始め、秋になるかと言う季節。
日が沈みかけ、橙色に辺りが染まる、そんな時間帯。
わたしが、父を凝視していたのは、そんな頃だった。

五年前、起こった、いや、起きてしまった《英雄戦争》。
被害を受けた、《陽の国》の端の端辺りに位置するこの小さな街。
シュレイアという名の街の、古びた家で、わたしは父の妄言を聞いた。

…何言ってるの、父さん。ついに脳みそが腐ったの?
お父さんが、頼りがいも無ければ才能も皆無な父さんが、
国の象徴と言っても過言じゃない、王様のお付きの従者?
ないない、天地がひっくり返って恐竜が復活してもそれはないよ。

「本当だ」
「わたし、騙されないよ!?」
「本当だ。それで、国からまたお呼びがかかったんだがな。
 父さん、歳だし、お前代わりに行け」
「ごめん、父さん。父さんのマイ・ワールドにはわたし行けないの」
「現実だ。第四従者をやっていた」
「父さん、ついにボケたの? 腕のいいお医者さんに診てもらう?」
「本当だ!! ほら、従者の証」
「…あら、良く出来たレプリカね! 素敵!!」
「お前信じる気ないだろう!?」

父さん。貴方、きっと従者と注射間違ってるよ。
注射器だったら、父さんにピッタリだもの! きっと注射器!!

「いい加減、信じろ。もうすぐ迎えが来る」
「父さんのお迎え? 逝ってらっしゃい」
「違う。従者が、お前を城に迎えに来る」
「父さん。マイ・ワールドから人物は飛び出してこないよ」
「うるさい」

そこで、トントン、と扉が叩かれた。
父さんは微笑を浮かべ、「来たようだな」と言うと、扉を開ける。
家と同じく古ぼけた、白い木製の扉が開く。

そこには、

「こんばんは! グラジェ第一従者、ルーシェです」
「久しいな、ルーシェ」

《陽の国》グラジェ第一従者、ルーシェ様がいた。
胸に輝く第一従者の証と、純白の従者服。
後ろで小さく結った、少し長めの金髪に、ルビーにも似た紅い瞳。
———本人だ。否定できないほど本人だ!!

「ぎゃああああ!? 本人っ、何でっ、本人っ!?」
「落ちつけ。揺さぶるな、レイヌ」

思わず父さんをガクガクと揺さぶる。
ルーシェ様は柔らかい笑みを浮かべて、わたしの方を見た。

ルーシェ=シャリオント。
国の事を、若き王子アレンより一任されている少年。
人当たりが良く、信頼も厚い。風の噂では、少し天然らしい。
何で、それが、此処に居るんだ。おかしいよ。うん…。

「迎えに来ました、レイヌさん」
「父さんんん! お迎えが来たよォオ!!」
「女がする表情じゃないぞ。それ」

父さんはわたしの手をそっとどかすと、ゆっくりと息を吸う。
そして、朗々と宣言した。

「レイヌ=ラミュズ。お前は今日から、第四従者だ!!」
「だから何でそうなるんだよォォオ!?」
「よろしくお願いしますっ、レイヌさん!」

わたしはあらん限りの声で叫んだ。
そんなことはお構いなしに、ルーシェ様が快活な笑みを浮かべて、
わたしに純白の、ルーシェ様とは少し違う従者服を渡す。

「新たなる世界へ旅立て、その翼でな!」

馬車に半強制的に乗り込む途中、父さんの声が聞こえた。
言っている意味が分からない。
何だあんた、いい歳して格好いい言葉使いたがるなよ。

どんどん遠くなる小さな街を、わたしはずっと見ていた。
…さよなら、平凡だった日々。

Re: Swords of deceit【キャラ募集です!】 ( No.2 )
日時: 2012/11/01 18:25
名前: 碧 (ID: 8AM/ywGU)


【オリキャラ募集用紙】

名前:ミドリ=ソウライト

性別:男
年齢:20

容姿:青い髪に寝癖が跳ねている。目は大きくて、藍色。青いTシャツに、白い短パンと言う、動きやすい格好が多い。美形で、長身。
性格:明るくて、俺様。馬鹿らしい事をいうKYだが、空気を和ます

戦闘:(するかしないか)する
武器:(戦闘する場合のみ)レイピア

立場:ドラードの従者
属性:(土、風、火、水、闇、光、無)水
所属:(どの王国か)ドラード

備考:ざっくりいうと、KY。なんか、和む。
サンボイ:「俺様は、ミドリだ!」「は?KYじゃねー!」

Re: Swords of deceit【キャラ募集です!】 ( No.3 )
日時: 2012/11/01 18:41
名前: 紅雨 (ID: oxfV1uL3)



碧様>


オリキャラ有難う御座います!!
美形で活発って…無敵ですy((黙

素敵なキャラなので使わせて頂きます(・ω・`)
後で言っても返してあげないんだからn((殴
すいませんふざけました;w

Re: Swords of deceit【キャラ募集です!】 ( No.4 )
日時: 2012/11/01 19:04
名前: 紅雨 (ID: oxfV1uL3)


〈02.白亜の城〉


「着きましたよ」

ゆさゆさと揺さぶられて、目を覚ます。いかんいかん、爆睡してた。
ルーシェ様が微笑み、馬車の外を示す。
わたしは思わず、「わあ…」と女子らしい歓声を上げた。

佇む白亜の城。緑豊かな庭には、色とりどりの花が咲き誇っている。
白く大きな、城門には、白銀の鎧を着た兵士が二人立つ。
屋根からはためく国旗は、太陽の光の下、一層美しく映えた。
庭にある、槍を掲げた聖騎士の像も、幻想的で素敵だった。

何だ此処。わたしの住んでた家は建物じゃなかったんだね!
あれ、ただの箱だったんだね! びっくりだよ!!

「ルーシェ様、」
「はい。あの、呼び捨てでいいですよ…僕、従者ですし…。
 敬称はいらないです。あ、何ですか?」

話通り、本当に謙虚な人だなあ…。
何か、野党にでも襲われたら、「僕良い物持ってないんですけど…っ」
とか言いつつ、金品上げそうだよね。

「うん。わたし、死んだのかなあ?」
「急ですねっ!?」

さり気なく敬称だけでなく敬語も撤去。気にしていない様子。
でもほら、見て下さい。
白亜の城。美しい木々、花々。強そうな兵士に、聖騎士像。
生きてるとは思えない場所なんだけど…!

「えと、生きてます。生きてますからっ。…生きてますよね?」
「たぶん、生きてると思うの」
「で、ですよね!」

ルーシェはコホン、と咳払いをして、笑みをつくる。
何だろう、私より幼く見えちゃうな。同い年だよね?

「それじゃ、行きましょうっ。皆さん、待ってますよ」
「あ、うん。…皆さんって?」
「王子様と、僕と貴方と同じ、従者、関係者です」
「おぼぼぼぼォっ!?」

早速王子様ですか。ちょっと待って、心の準備をさせ…、

「行きましょうっ」
「準備をさせてェエエ!?」

…ともあれ。わたしは、ルーシェに腕をひかれ、城へ入る。
え、ちょ、心の準備があっ!?

Re: Swords of deceit【キャラ募集です!】 ( No.5 )
日時: 2012/11/01 19:08
名前: noeru (ID: /u11takm)



【オリキャラ募集用紙】

名前:シルヴェーヌ=ブルガコフ

性別:女
年齢:故16歳

容姿:白髪縦ロールのミディアムヘアー。目の色は透き通るような水色。生前は深い深海のような藍色だった。引き裂かれたような高級ウエディングドレスを着ている。プリンセスラインでふんわり広がったドレスの裾の下には、幽霊とは思えないような綺麗な白い足がある。
性格:心優しく、誰にでも親切。病んでいる。ヤンデレ。城に来たレイヌを姉妹のように慕う。アレンには子供らしい一面も見せていたが、死後は冷たくなった。マイペースなところがあり、自分が幽霊だということを忘れてたびたび周りを困らせる。

戦闘:する
武器:身長をはるかに超える3mほどの太刀を使いこなす。

立場:リファル《玩具の国》の第2王女。両親を亡くし、グラジェ《陽の国》の王宮で幼なじみのアレンと育った。
属性:闇
所属:生前はリファル、またはグラジェ。今はドラード《大帝国》の霊園に埋葬されている。

備考:アレンとは同い年だった王族の少女。16歳の時にアレンと婚約するはずだったが、嵐の日に崖から落ちて死んだ。しかし彼への執着心から幽霊になり、ドラード《大帝国》に埋葬された今も16歳の時のままグラジェの王宮に住み着いて、愛するアレンの妃を名乗る。死んだ時はウエディングドレスではなかったのだが、我侭を言ってアレンに買ってもらったもの。幽霊なのに足はある。肉体はないけど着替えたり食べたり寝たりする。武器の太刀はなんとなく持ってみたら持てた、という不純な理由でのセレクト。本当に何故持てたのかは不明。一人称は僕。
サンボイ:
「初めまして、レイヌ=ラミュズ様!僕はシルヴェーヌ。グラジェ国王アレンの妃です。」
「あ、忘れてた。僕って死んでるんだよね!ごめんなさい、怖がらせて。」
「ええっと、どこに…?確か、お墓はドラードの大霊園だったと思うけど。」
「———アレンは、生きてる頃より僕に冷たくなった。だから僕も冷たくなった。それだけだよ。もちろん、変わらずに大好きだけど。」
「アレンは僕のものだよ…?誰にも誰にも誰にも、ゼェーッタイに渡さない…。」
 

noeruと申します!!即席で作ったキャラですが、よろしかったら採用して頂けると嬉しいです(>_<)!!



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