コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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彼は天邪鬼【更新再開】
日時: 2014/09/14 17:17
名前: 莉遠 (ID: glXVlHlM)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=33268

基本明るくて特に対象年齢はないのでコメディ・ライトに投稿しましたが、たまに暗くなっても気にしないでくださいね。

久々の小説投稿なので文脈崩れまくってるかもしれない&更新不定期な可能性ありですがお願いします。キャラクターは随時更新します。

あと、最近『私は臨時ドS執事に一目惚れをした。』を書き始めました。そちらの方もよかったらどうぞ。


プロローグ:>>1

登場人物:>>2
—キャラクターデータ:>>227>>268>>377>>549
—細かいプロフィール:>>94
—呼び名>>194

用語:>>4

オリキャラ募集(終了):>>9

アンケート:>>174

質問コーナー:>>205
A:>>209 >>231


〜これまでのお話

・NO.1〜10 >>43

・NO.11〜20>>113

・NO.21〜30>>190

・NO.31〜40>>265

・NO.41〜50>>338

・NO.51〜60>>426

・NO.61〜70>>498

・NO.71〜80>>543

・NO.81〜90>>601


来てくださった尊いお客様

椎茸様 z@w*様 もか様

リア様 妖狐様 珠紀様

朔良様 ケンショー様 しろいぬ様

魔月琴理様 反逆者A様 雛+様

一ノ瀬美鈴様 ラズベリー。様 加織様

雪花菜様 杏月様 蒟蒻畑様

日向様 レモン様 峰川紗悠様

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Re: 彼は天邪鬼【更新再開】 ( No.607 )
日時: 2014/08/15 17:15
名前: 莉遠 (ID: 5K27D2Vq)

NO.91『もうちょい俺たち頼ってもいいんだぜ』


正義:あれは、1週間・・・いや2週間くらい前だったかな。この腐れ陰陽師に襲われたのは。ま、こいつの言ったとおり、僕は死にかけたんだよ。ほれ。


と言って正義は服を脱いだ。そうしたら、体中包帯がグルグル巻かれていた。


涼太:お、襲われたのはマジだったのか・・・

正義:だけど、こいつがまだ若造で助かった。僕が死んだこともちゃんと確認せずに川に突き落として去っていったわ。

智:・・・・・・あの、大けがして、川に突き落とされて、逆に赤西くん、よく生きてましたね。

灰露:普通死ぬだろ。

蔵之介:全く、しぶとい奴め。まあ、天邪鬼は身体が丈夫だからな・・・

慎二:え?天邪鬼って丈夫なの?スゲェな。

涼太:いやいや、俺たちも不死身じゃねぇし、流石に・・・

正義:黙れ黙れ。話が進まないだろうが!まあそんな感じで、怪我を負った僕は、顔なじみの医者に極秘で治してもらったんだ。その後、1週間でどうにか自力で動けるようになった僕は、テレビとかラジオで今の状況を理解し、東京での隠れ家が必要だと考えた。そこで、まあ東京支部には誰もいないことは知ってたから、外部からハッキングかけて全コントロールを完全に自分のものにしようと画策していたとこ、竹内真白に出会った。まあそんなとこだ。


そんなとこって・・・簡単に言ってるけどとんでもないことしたよね。だって外部からハッキングって・・・それより・・・


涼太:前にお前の親から電話来たぞ。ハッキングするより、親に言った方がよかったんじゃ・・・

正義:無理だね。ていうか嫌だ。あの男に頼るなんて。安心しろ。向こうには察知されないようにしたから・・・

涼太:じゃなくて・・・、お前そんな怪我してんだ。無理しすぎだろ。もうちょい俺たち頼ってもいいんだぜ。

敦:そ〜だよ〜・・・ちっちゃいのによく頑張ったね。



と言って高身長の2人が正義の頭をくしゃくしゃした。



正義:お前らがでかいだけで、僕はチビではない。平均身長並みはある。取りあえずわかったか。僕が陰ながら頑張ったこと。皆に極秘だからこそ、この場所も用意できたんだぞ。感謝しろ。

裕輝:とことん上からだなテメェは。じゃ、テメェはしばらく休んでな。後は俺たちが何とかしとくからよぉ。

正義:だがお前ら。この後どうするか決まってんのか?



・・・・・・・うっ




正義:ほら見ろ、やっぱ僕は必要ではないか。



とかクールな顔で言ってるけど・・・・・・あの怪我、1週間経ったから大丈夫とは言ってたけど、どう考えてもその程度の怪我じゃない。あんま無茶はさせられないか・・・



黒鉄:ま、何にせよ、イザナミ、イザナギを潰すには、悔しいがテメェの頭がいるってこったな。

涼太:黒さん。白さんは・・・

黒鉄:問題ねぇよ。今、岸谷が看てくれてる。この分だとテメェも病室行きか?

正義:馬鹿言うな。年上でもしばくぞ。



そして場には笑いが生まれた。それが正義が正義たる所以である。小説の主人公になっている涼太よりも、状況を判断し、皆のことをよくわかっており、いい雰囲気を作れる。

だから、彼はあの個性の強い集団の中でもリーダーとなれるのである。


灰露:チッ・・・なんだ。俺は詰めが甘かっただけってことか。散々アンタらに暴言はいてたのに・・・すべて俺に返ってくる言葉だったのかもな。

涼太:なぁ・・・、お前、いつまでそんなひねくれたこと言ってんの?

裕輝:仕事だからか?陰陽師の給料ってそんなにいいのかぁ?

黒鉄:まさか。あんなインチキ稼業が儲かると思ってんのか、お前ら。儲かるんだったら全国から陰陽師になりたいってニートがいっぱい来るだろうが。ま、なるには才能とか血筋とかが重要なんだがな。

涼太:で、何?何でそんな風に俺たちを敵視すんの?なんかほしいものがあるんでしょ。そんな固執するんだから。

灰露:・・・・・・




灰露は黙っていた。




裕輝:けっ、悪とか正義とかほざいてた割にはやっぱなんかほしいものはあるってか。

涼太:久利生、黙ってろ。多分、お前が俺たち倒してもそれは手に入らないと思うよ。だって・・・多分俺たち倒しても、誰もお前のことを見向きもしないから。

灰露:なん・・・だと

正義:なるほどな。お前のほしいものは・・・居場所か。愛に飢えた目をしている。そうやって功績を残していくことで陰陽師に根を深く張っていこうといったとこか。僕を斬ってまでなぁ・・・

敦:キレるのダメ。目が怖い。

涼太:俺はさ、赤西なり古畑なりに手を差し伸べてもらったから友達が出来た。お前はそれがなかったんだろうな。だから・・・俺と友達になろう。



は?


ここにいた全員が驚きの目で涼太を見た。




敦:何考えてんの〜?この人俺たち殺そうとしたんだよ〜。つーかアカくんに関してはもう半分やられかけてるからね、これ。

涼太:けど、このままこうしておくわけにもいかないだろ?いざ、イザナミ達倒したって、こいつが心改めてくれないかぎり、俺たちに平穏はねぇだろ。

正義:まあそれもそうだな。好きにしろ。僕としては・・・こいつを東京湾にでも沈めたいんだが・・・

涼太:だから、お前が言うとがちに聞こえるから!それで、どうだ?梅宮灰露。



灰露:・・・・・・俺は








続く

Re: 彼は天邪鬼【更新再開】 ( No.608 )
日時: 2014/08/16 12:00
名前: 莉遠 (ID: 5K27D2Vq)

NG集・NO.91



涼太:で、何?何でそんな風に俺たちを敵視すんの?なんかほしいものがあるんでしょ。そんな固執するんだから。

灰露:・・・・・・




灰露は黙っていた。




裕輝:けっ、悪とか正義とかほざいてた割にはやっぱなんかほしいものはあるってか。

涼太:久利生、黙ってろ。多分、お前が俺たち倒してもそれは手に入らないと思うよ。だって・・・多分俺たち倒しても、誰もお前のことを見向きもしないから。

灰露:なん・・・だと

正義:なるほどな。お前のほしいものは・・・居場所か。愛に飢えた目をしている。そうやって功績を残していくことで陰陽師に根を深く張っていこうといったとこか。僕を斬ってまでなぁ・・・

敦:キレるのダメ。目が怖い。





正義:よし、東京湾に沈めてくる。




え?




灰露:ちょ、え?マジで?

正義:僕に怪我させるなんて・・・死刑だ。じゃあちょっくら行ってくる。


涼太:おう、いってらっしゃい・・・って言うと思ったか!止めるよ!流石に!

Re: 彼は天邪鬼【更新再開】 ( No.609 )
日時: 2014/08/16 12:10
名前: 朔良 ◆oqxZavNTdI (ID: 2IhC5/Vi)

 こんにちは! 朔良です。

 涼太君に「会いに来てくれるだけで嬉しい」とか言われるとか……///
 読者サービス神! 今なら昇天できます←

 正義君しぶといn((ごほん。何でもないですよ、はい。

 流石の涼太君ですわ……
 仲間が殺されかけたのに「友達になろう」って言えるって相当強いですよ!
 
 莉遠さんの小説のヒーローはヒーローっぽいですよね……
 一言でいえば、カッコいいです!(*^。^*)


 更新頑張って下さい。
 応援していますー!

Re: 彼は天邪鬼【更新再開】 ( No.610 )
日時: 2014/08/16 20:54
名前: レモン (ID: u26piNha)

初めまして、レモンと申します。
ふとタイトルが目に入り、「天邪鬼ってなんだ?」となって入ってみたら、とても面白い小説で感動しました!ここ2日で一気に読んでしまいました。
ちなみに正義君推しです。
この先もマイペースでがんばって下さい!応援してます。

Re: 彼は天邪鬼【更新再開】 ( No.611 )
日時: 2014/08/17 19:30
名前: 莉遠 (ID: 5K27D2Vq)

朔良さん>>

涼太さんはイケメンですからね。満足していただけて嬉しいです。

正義くんはしぶといです(笑)。そう簡単に死なないでしょう。私の中では彼こそ最強だと思っているんで。まあ設定上戦うのは得意じゃないんですけどね。

まあ・・・ヒーローはヒーローっぽいんですか・・・ね。言われてもわかんないですけど。

私の中で、この小説でのヒーローは白さんと正義くんなんですよね。彼らが涼太を真っ直ぐな人間にさせたんで。だから涼太くんも彼らの影響でそういうことを素直に言える人間になったんでしょうね。まあ正義くんと白さんの場合は捻くれてるんですっごく遠回しに言いそうですけど。

更新頑張ります。


レモンさん>>初めまして。莉遠です。コメントありがとうございます。

2日で!?え、もう90話くらいあるんですけど大丈夫でしたか?読んだ後はしっかり休んでくださいね。一応液晶画面見なきゃなんで。

天邪鬼は普通、「ひねくれ者」みたいなニュアンスで使われるんですけど、この小説ではなんかこんな感じになりました。ハイ。

正義くんですか。ほー、正義くん。まあ、キャラたってますもんね。ドSですもんね。

これから正義くんも活躍する・・・かな(山場超えたかも


更新頑張ります。


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