コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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照れくさいのです。※半実話【更新再開です】
日時: 2014/02/04 23:08
名前: Alice (ID: TaHLTR3K)

初めましてこんばんは(*^^*)
高校生になって初めての彼氏ができ調子に乗っているAliceです...←
この話はその彼氏との実話にしたいと思ってます、笑
と言っても彼氏が積極的なだけで進展はそんなにないですが...(>_<)

初心者で不束か者なので、誤字脱字などがあると思いますが、
温かい目でご指摘してくれると嬉しいです(^^)

*Table of contents*

*Intro duction of the cast >>2
*Supporting >>3
*Message from real character
            by原田栞 >>12
            by吉森梓 >>20
*Illust 原田栞 >>27
*Episode*one 〜黛咲良side〜 >>1>>4
*Episode*two 〜原田栞side〜 >>7>>11
*Episode*three 〜黛咲良side〜 >>18>>23
*Episode*four 〜黛咲良side〜 >>31>>34
*Episode*five 〜吉森梓side〜 >>37

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Re: 照れくさいのです。 ※実話 ( No.4 )
日時: 2013/11/30 20:28
名前: Alice (ID: 4TjuuFmy)

Episode*one 後編

天堀とその他野球部たちが笑いながら教室に入ってきた。
私はあえて本を読んでいるフリをする。
真正面から「おはよう」が未だに言えない。
天堀から挨拶してこないと挨拶できないのである。

「はよ。」

いつも通り普通の挨拶される。

「お、はよ」

私は低い声でつぶやくように言った。
顔を見て「おはよう」が何故か無理なのだ。

「あ、黛、今日も髪の毛くるんくるん」

天堀は私の髪を指さした。
私の髪質は生まれつき癖毛。お陰でいつもくるんくるん。
雨の日は湿気で髪が広がって大変だから、正直困ってる。

「ほんと、黛が動物だったら羊にしか見えねー」
「ひ、羊ですか」

喜んでいいのか分からなかった。というか褒め言葉なのか?
気がつけば、教卓に学級委員長が立っていた。

「えー今から文化祭の出し物決めるんでー、
 静粛にー」

かなり適当な口調だった。
文化祭か。去年は確か喫茶店だったっけ。
でも私は殆ど店番せずに栞と走り回ってたんだっけ...

「劇やろー」
「俺揚餃子食いたいから中庭で揚餃子店やろーぜ」
「もー劇かダンスで良いんじゃね」
「ロミジュリやるか?」

劇公演へ話が進行してますが。
劇は絶対に嫌だ。個人的に嫌だ。
私は思わず声を上げた。

「お、お化け屋敷やりたい!!」

教室はシーンとなった。
そして2秒後、またザワザワとし出した。

「俺は劇でいいと思う」
「俺も」
「お化け屋敷、準備めんどくせーし。
 劇なら演劇部の衣装借りたら何とかなるし劇でいいだろ」

見事に無効果だった。

「んじゃ劇で決まり。
 役割分担しまーす。
 ちなみにー、衣装は自分らで作るから」

劇か...、私は裏方に行こう。
私は大根役者なので演技はできませんっと。
ため息をついて、机に這いつくばる。
文化祭は楽しいけど、役割決めが一番憂鬱。
準備は何となく楽しいし、当日は勿論楽しい。

ふと栞の方を見ると、死んだような目で或紙切れを私に見せた。
赤い字で「当たり☆」と書いてあった。
栞は見事に主役の座を取ったのだ。

くじが私に回ってきた。
どうか裏方でありますように。どうか大道具か衣装でありますように。
箱に手を突っ込む。
出てきた紙。開くとそこには黒い字で「カメラ」と書いてあった。

「え、カメラ?」

カメラなんて仕事、聞いたことない。

「スポットライトとカメラよろしくー。
 基本的にスポットライトの配置だと思うよ」

『だと思うよ』?
まぁでも裏方ということは確かですよね。やった。

「黛、何だった?」

天堀は超笑顔で私に訊く。
やりたい役割にあたったのかな。

「これ見て。俺めっちゃ楽な仕事!!」

天堀が見せた紙には「カメラ」と書かれてあった。
え、マジで。
私が紙を見せる。

「おー、カメラってめっちゃ楽らしいよ。」
「そ、そーなの」

楽で天堀と一緒の仕事か...
また顔熱くなるってば。
栞を見るとニヤニヤしていた。
栞がニヤニヤしていた理由は、休み時間に初めて明らかになる。

Re: 照れくさいのです。 ※実話 ( No.6 )
日時: 2013/12/02 17:13
名前: Alice (ID: .7kGAeeY)

おお...参照が60突破しとる...(嬉し涙


【お知らせ】
テスト勉強というこの世から消えてほしい物のせいで暇がなくなってしまいました...(号泣
なの...更新が...出来ない日も...あるかも、しれない←
見てる人は居ないと思うんですが、テストが終わるまで、息抜き程度で更新すると思うので、ご了承願いますm(_ _)m

Re: 【コメ募集】照れくさいのです。 ※実話 【参照多数*感謝*】 ( No.7 )
日時: 2013/12/03 18:16
名前: Alice (ID: .7kGAeeY)

Episode*two 〜原田 栞side〜

私は赤色で「当たり☆」と書かれた紙を見る。
当たり☆って事は私、ヒロインのジュリエットなんだよね。
そう思うと、何だか文化祭が憂鬱になってきた。
ガヤガヤとうるさい教室の中で、誰にも聞こえないようにため息をついた。

「ロミオ役、誰ー」

学級委員長が大きな声で言う。
そういえば全く気にしてなかった。

「うぃーーす」

後ろの方で、「当たり☆」と書かれた紙をヒラヒラ揺らしている男子がいた。
...嘘でしょ、夢でしょ。夢だと言って誰か。
それは藤本蒼(Aoi Fujimoto)がヒラヒラ揺らしていたから。
藤本がブサメンだからではない。寧ろモテている。
そんな奴とラブシーンをするなんて。女子が怖い。
そんな事より、私は咲良に早く「天堀と二人で仕事する事になる」という事を伝えたかった。

休み時間。
チャイムが鳴ったあと、私は咲良の机に行こうとした。
だが私の目に映った光景を見て、行くのをやめた。
天堀と楽しそうに喋っているではないか。
私もKYではない。親友のチャンスには首を突っ込まない方が良いでしょう、確実に。
席に戻ると、タクが座っていた。
私はハッとする。藤本とラブシーンなんてしたら、
女子だけではなくコイツ(タク)が怖いじゃないか。

「どいて。」

私は突っ立ってタクに真顔で言った。

「嫌だ。」

タクは机までも占領した。

「俺が独占欲深いことくらい知ってるよな?」

タクは真剣な表情で私を見ながら言った。
タクが独占欲深い事は既に知っていた。
タクもモテるくせに、私が告白されていたら超怒ってきたし。

「知ってるからさ、どいて。」
「俺めっちゃ蒼に頼んだんだよ!?
 ロミオ役代わってって土下座したんだよ!?
 栞とラブシーン(はぁと)したかったのに、代わってくれない」

タクは必殺技の嘘泣きを繰り出した。

「ラブシーンとかただの演技じゃん。
 私もヒロインなんて嫌に決まってるじゃん。」

私が鼻で笑いながら言うと、タクはまた真剣な表情で私を見ながら言った。

「演技でも俺が気に食わねーの。
 練習って放課後なんでしょ?
 俺バスケだよーーーーー」

タクはまた必殺技の嘘泣きを繰り出した。
正直言って本当に鬱陶しい。
第一ラブシーンがあるかも分からないのに。
一途っていうものにも種類がある。

「私大根役者だから棒読みで愛情こもってない演技するからさ」

私がタクに言うと、タクは突然跳ね起きた。

「んじゃ条件付き。俺に愛の告白をしてくらさい」
「は?」
「俺ばっか攻めてさー、栞から『好き』なんて聞いたことないんだけど?」

私は時計を見る。あと数秒でチャイムが鳴る所だった。

「もーいいよ。私休むから。一日目休んで二日目来るから。」

そう言った瞬間にチャイムが鳴った。
私はタクに体当りして無理矢理退かせた。

文化祭&準備 憂鬱。

Re: 照れくさいのです。 ※実話 【コメントくださーい】 ( No.8 )
日時: 2013/12/03 20:52
名前: チャルトン (ID: /6p31nq7)


どうも、チャルトンです!
はじめまして。

実話なのですか!
おおすごい(´&#8857;ω&#8857;`)←え

文才が…文才がここにおりまする←

なんか、すみませんでした。

これからどうなるか気になるところです。
更新、頑張ってください。

Re: 照れくさいのです。 ※実話 【コメントくださーい】 ( No.9 )
日時: 2013/12/04 13:39
名前: karin (ID: KTt09/lX)
参照: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=15215

コメントくださいとか言ってるあなたに見てほしいスレがあります
上記のURLから見てみてください


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