コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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日時: 2015/05/30 20:57
名前: 御子柴 ◆InzVIXj7Ds (ID: SnkfRJLh)



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>>092 1000hit記念! Thank you!



、、、 ⇒ あてんしょん

改名をして出戻りしました、御子柴(みこしば)と申します。
自由気ままにゆったりと短篇や詩等を綴っていきます。

一言書き置きして下さるととても励みになりますので、どうぞお気軽に。
短編が好きなので、短編を執筆している方は教えて下さると参ります。


>>085 別名、別トリップで活動中の長編 ▼

『(  秘め事チェリー  )』 ( ノール )
『恋してKiss me!』 そほ


只今引越し中の為、更新が更に不定期。

>>007 お題ネタ募集中
>>053 アンケート実施中


、、、 ⇒ ほんだな

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■ モノクロ:コード [作:紗銀様]
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■ 舞えし蝶は暗闇に散る・゜・。・゜゜・* [作:珠紀様]

(短編集)
■ 僕と貴方のコル・ビブリオプラ [作:涼野 夏樹様]
■ こぼれた星屑の温度 [作:ぶー子様]
■ 今宵は甘いデザート日和 [作:妖狐様]
■ 甘美な果実〜微かな吐息〜 [作:朔良様]
■ 白銀の小鳥 Form of the love [作:あんず様]

(完結)
■ †4人の死神と囚われアリス† [作:珠紀様]




2014.01.08

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ロリポップ-ドルチェ ( No.32 )
日時: 2014/02/04 00:12
名前: 御子柴 ◆InzVIXj7Ds (ID: qNIh9ax1)





 二人でカフェの材料を買いに街にやって来た。平日という事もあり人は少ないが、それでも大分混んでいる。

「……ちょっと柊さーん。コレ、買い過ぎやしないでしょうか」

 苦しそうな声を出した堂本は買った物で姿が見えなくなっている。それ位の大荷物。そんな堂本を気にせず、また次の店へと入ろうとする柊の表情は楽しそうだ。

「ぜってー材料以外買ってるだろコレ」
「良いの良いの。そんな細かい事は気にしなさんな」
「細かねえよ!」

 やっと買い物を止め、二人は道端のベンチに腰を掛けた。
 堂本はゼーゼーと肩で息をしている。柊は買ったマンゴージュースを優雅に飲んでいる。

「俺のは?」
「無いよ」
「ああん? 何で無いんだよ」
「だって昂一マンゴー嫌いじゃん」

 「そんなん関係ねぇーよ!」と柊が飲んでいるカップをバッと奪い、勢い良く飲む。そしてそれを全て飲み干した。

「あああ、私のマンゴーがぁ」
「やっぱ苦手だあー」
「じゃあ飲むなよ」

 柊は空のカップを受け取ると、くしゃっと潰した。

「そんな怒んなよー」
「さてと、次行きますか」

 スタッと素早く立ち、また次の店へとスタスタと歩いていった。堂本を置いて。

「ちょ、オイ! 待てよ!」

 置いて行かれた堂本は、ベンチに置いていた大荷物を抱えて柊の姿を追いかけて行った。



■ 飲み物の恨み





——————————————————————

さり気無く間接キス。そんなの気にしない程の関係。


食べ物(飲み物)の恨みは怖い。

(2014.2.4 修正)




TOP>>000

Re: ▼ 純情な微熱に溶かされて、(短編 200hit絵 募集) ( No.33 )
日時: 2014/01/16 18:43
名前: ことりとり ◆WBRXcNtpf. (ID: qNIh9ax1)

置いてくとかwww食べ物の恨みコワイwwwwあたしも友達に置いてかれたことありますwww短編もだけど、このロリポップードルチェも楽しみにしてます!

お返事 ( No.34 )
日時: 2014/01/18 10:32
名前: 御子柴 ◆InzVIXj7Ds (ID: qNIh9ax1)



■ ことりとり様

食べ物の恨みは怖いですよね。
置いて行かれた事があるのですか。
そのお友達さん、余程食べたかったのでしょうね 笑

有難うございます。
そう言って頂けると書き甲斐があります。
頑張ります^^


▼ ( No.35 )
日時: 2014/02/03 22:14
名前: 御子柴 ◆InzVIXj7Ds (ID: qNIh9ax1)





 朝、行き成り華が俺ん家にやって来たのかと思ったら、直ぐにキッチンへ直行。
 訳が解からない俺は、華に「どうしたんだ」と質問した。

「ん〜、何となく料理をしたかっただけ」

 ……なんだそれ。まぁ、華の料理は美味いからそのまま作らせてるけど。

 暫くしてキッチンから華の声が聞こえてきた。
 どうやら料理をしながら口ずさんでいるらしい。歌詞が分からないのか、所々鼻歌雑じりだ。
 そんな所も可愛いと思った。普段は言えないけどな。

「何ニヤついてんの?」

 そんな事を思っていたら、突然背後から声がした。
 華、いつから居たんだよ。

「ねぇ、聞いてる?」
「あぁ、聞いてる聞いてる。何でもねぇよ」

首を傾げる華。くそ、可愛いじゃねぇか。

「で、料理は出来たのか?」
「あっうん! 出来たよ、完璧だよ!」

 ちょっと待っててね、と言って料理を取りに行った。
 「おまたせ〜」という声と共に華が料理を持ってきた。その手には大きな皿に、大盛りのパスタ。

「お前どんだけ作ってんだよ」
「あははは〜、作り過ぎちゃった?」
「『ちゃった?』 じゃねぇよ! どんだけだよコレ」
「まぁまぁ、全部食べられるって、これくらい。だって……」

 ん? な、何だこのしんみり感は。ももももしかして別れ話か!? 別れるから最後に一緒に食べよう的な感じか!? やべぇ、早く何か言ってくれよ華! オイ何か言ってくれよ!

「だって……今日は初デート記念なんだもん!!」
「…………はい?」
「だからー、今日は初デート記念なの!」
「……まっ、紛らわしいなぁーオイー!」

 ガクッと項垂れる俺。ホント紛らわしい……。そんな俺とは裏腹に、とても楽しそうな華。
 俺は楽しそうな華の腕を引っ張り、抱き締めた。

「わわっ! どうしたの!?」

 行き成りの事でビックリしている華。目が点になっている。
 理由は言わずに、華の頬を引っ張る。柔らかいな、なんて思ったり。華は「痛いよー」なんて言ってるが、顔は笑ってる。

「……料理は温め直せば良いか」
「え? 何て——」
「いただきます」



■ 普段は言えない事





——————————————————————

その後、美味しく頂きました。


初デートの記念日は覚えていない派の御子柴です。

(2014.2.3 修正)




TOP>>000

Φ ( No.36 )
日時: 2014/01/18 21:40
名前: 御子柴 ◆InzVIXj7Ds (ID: qNIh9ax1)





「ばか、あほ、おっさん、はげ」

「最後の言葉は納得出来んなぁ」

「おっさんおっさんおっさん」

「はいはい、どったの?」

「……キス、して……」

「……勿論」

 二人の影が重なった。



 ■ 重なり合う影《ネタメモ》








TOP>>000  (このネタメモは突然消えたり、小説化したりします。)


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