コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 緋色のムジュン恋愛帳【参照1000感謝!】
- 日時: 2014/05/31 13:57
- 名前: 杏月 (ID: ieojggCq)
いつも私の話を聞いてくれる『君』が好きだった。
優しくて、笑顔が綺麗で、そんな『君』に想いを寄せていたのに・・・。
いつの間にか、『貴方』を好きになってしまった。
けれど、゛あの時″の出来事が怖くて怖くて・・・、この想いを信じたくない。
『君』の笑顔と、『君』の努力が、誰よりも輝いてた。
そんな『君』に惚れてしまった。
『君』の目線は、僕だけを映してほしい。
誰にも・・負けたくない。
俺は『アイツ』が嫌いだ。
馬鹿で人一倍うるさくて、お人好しで笑顔を絶やさない『アイツ』が嫌いだ。
素直になんかなりたくない。
素直になったら、負ける気がするから。
小さい頃から、私は『貴方』が好きだった。
口が悪いけど、それが『貴方』なりの優しさって事は誰よりも知ってる。
私の気持ちに合わせなくてもいいんだよ?
素直になって。
「私は貴方が好き。だけど、一つの言葉・行動で誰かを傷つけてしまうのなら一人で生きていく」
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- Re: 緋色のムジュン恋愛帳【オリキャラ募集中!】 ( No.10 )
- 日時: 2014/01/16 16:42
- 名前: 杏月 (ID: 5obRN13V)
うはぁぁ(*´艸`)ひよこさぁぁぁん!!
こっちにまで来てくれて有難うございます!!
そっ!そんな事ありませんよ!ひよこさんと比べると
天と地の差です・・(例えあってるか分からないww)
私もですよ〜。目を合わすのに時間がすっっごくかかりますww
コメありがとうございます!
頑張ります!
- Re: 緋色のムジュン恋愛帳 ( No.11 )
- 日時: 2014/01/16 17:22
- 名前: 杏月 (ID: 5obRN13V)
「葉月凛羽です。宜しくお願いします」
1年B組。
入学式が終わり、今は自己紹介の時間。
小学校や中学校にいた頃にも自己紹介というものはあったが、人見知りな私は
なかなか慣れない。
軽い自己紹介をしたあとに、何人かが拍手をしてくれた。
変なところはなくて、私はホッとし、自分の席に戻る。すると、隣の
席の青年が話しかけた。少し顔は見たが、綺麗だ。
「初めまして、凛羽ちゃん。これから宜しくね」
「えっと・・・よ、宜しく」
上手く目線が合わせれないのと、名前を覚えてないという最悪な出来事になり
言葉が詰まる。
「・・・もしかして、僕の名前忘れた?」
「・・・!! はい。・・すみません」
これはもう嫌われたと思ったが、青年は整った顔立ちで笑う。
「ハハッ! さっき自己紹介したのに忘れたって・・。君、面白いね」
「えっ・・そ、そうですか?」
変わった人だ。
普通、自己紹介もしているのに名前を忘れたら最悪とか・・そういう
印象を持たれるのに。この人の言葉には、それが感じられない。
「僕は、神無月沙空。沙空でいいからね。
これから宜しく」
「沙空——・・くん?」
「うん」
何故だろう。彼とはまだ会ってから3分も経ってないのに、普通に目線が彼の顔に行く。
何でかは分からないけど、少しだけ沙空君とは仲良くなれそうな、そんな気がした。
「じゃあ・・改めて宜しくね、沙空君」
「うん、こちらこそ。凛羽ちゃん」
- Re: 緋色のムジュン恋愛帳 ( No.13 )
- 日時: 2014/01/17 17:43
- 名前: 杏月 (ID: EZ3wiCAd)
休み時間———・・。
辺りを見渡してみると、やはり知り合いが一人はいるのか。ほとんど
の人の、隣には誰かがいる。
それとも、ただ自分が人見知りなだけで、もう友達になったのだろうか。
(どうしよう・・。話しかけたほうがいいのかな!?
でも、私、面白い事なんて言えないし・・。失礼な事があったらどうしよう・・!)
チラッと女子グループのほうを見たが、やはり不安が広がる。
誰かが話しかけるのを待つしかないだろうか。
(え、でも。もしかしたら一人が好きな人って思われるかも・・!)
どんどんネガティブな考えになっていき、頭が爆発しそうだった。
そんな事をしていると、私はある一人の女子に気づく。
(あの子も一人だ・・)
その少女も私と同じく、一人で自分の席に座っている。
後ろ姿しか見えないが、フワッとした髪で優しそうな雰囲気がある。
(よく見えないけど・・何か描いてる・・・?)
立っている男子や女子がいて、よく見えないが少女は一本のシャーペン
を持って何かをしている。
(絵描いてるのかな? 絵だったら、気が合って友達になれそう・・)
そんな事を思って、少女の後ろ姿を見つめる。その私の姿を誰かが
見ている事には誰も気づかない———・・。
- Re: 緋色のムジュン恋愛帳 ( No.14 )
- 日時: 2014/01/18 15:55
- 名前: 杏月 (ID: EZ3wiCAd)
「結局・・・友達できなかったなぁ・・・」
あの後、何度か話しかけるチャンスはあったのだが、なかなか勇気が
湧いてこなかった。あの少女にも全く話しかける事は出来なかった。
何かの作業をしていたのだったら、邪魔してはいけない———・・。
そんな感じで、最初の高校生活は一人で終了しそうだ・・。
(悲しい・・。もしかしたら、3年間ずっと独り・・!!??)
今まで友達がいないとやっていけなかった。それなのに、急に
独りぼっちで学校生活を送るなんて・・。
(そんなの無理だよ・・・)
一人だけでもいい。気軽に話しかけれる人が———。
(・・! そういえば、最初話しかけてくれた・・沙空君。私的には気軽に話せたなぁ。
でも、向こうが友達とか・・そんな風に思ってないかもしれない!)
小学生の自分が羨ましい。誰にでも話しかけれてて、友達も沢山つくれてて・・。
今の私には——、そんな事できない。
(今は放課後で、皆バラバラ・・・。今から図書館行っても、静かに
してないといけないし・・クラスの人がいるかどうか・・)
私は本を読むのが好きだ。それをキッカケに友達になれないだろうか。
- Re: 緋色のムジュン恋愛帳 ( No.15 )
- 日時: 2014/01/18 21:31
- 名前: 杏月 (ID: EZ3wiCAd)
なんか・・・もうすぐ「鈍感」が終わるから書こうとか思ったけど
何だろう。
「鈍感」と同じくらいに終わりそうな気がする・・・。
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