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【戦国】殿と家臣と【短編集】
日時: 2015/03/12 17:02
名前: 捨駒 (ID: H65tOJ4Z)

いらなくなった小説を全てロックして、今度こそきちんと完結できる作品を作りたいと思います。

頑張ります。

この小説は、作者の趣味が合わさっております。
なるべく忠実に合わせますのでどうかお願いいたします。
おかしいよ!って思ったときは、モニターを閉じて、どうぞ、海の見える丘へ行ってください。

特にあとは…無いですね。



目次

先駆け時代→>>26
織田時代→>>2>>15>>18>>19>>22>>25
秀吉時代→>>1>>5>>4>>6>>7>>8>>21>>27>>13>>14

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Re: 【戦国】殿と家臣と【短編集】 ( No.22 )
日時: 2015/01/16 18:10
名前: 捨駒 (ID: OSct4JfX)



「勝家、うちの部下って個性的だよな。」
「……確かに。」
「例えば…」

「こんの…糞坊主ゥ。俺様の事をなんつったァァア!!」

大きな槍を振り回し、細身の骨のような男は剥げている男を追いかける。この世の者とは思えない形相で低く喉を鳴らしながら無様に逃げる様を笑い、追いかけた。

信長と勝家の前まで来ると、こちらへ坊主は向かった。男は立ち止まり信長を見るなりすぐに濃い笑みを浮かべる。

「御屋形様じゃァ無いですかァ?」

槍を担ぐと細い体を前へ倒し、信長へ一礼をした。

これこそが前田利家である。

「所で…どうしたんだ?そんなに怒って…」
「んあ…コイツが俺様の事を犬扱いしてェ…まつから貰った笄を盗んだんですよ。」
「そ、そうか。」
「でェ…」

口元の笑みを更に濃くして坊主を睨んだ。

「コイツ、殺していいですよォねェ?」
「そ、それは駄目だ!ワシの前で殺すなんて…なあ!勝家!」
「……うむ。」

静かに頷いた勝家と信長を責めることもせず、利家は槍を担ぎ直し後ろを向くとゆっくりフラフラと歩き出した。
去っていく背中にその坊主は声をかける。

「けっ、逃げるのかー?!この、女々しい犬っころが…」

余程癇に障ったのか、素早く振り向き、信長の前でなぶり殺しにして見せた。骸と化した男を蹴り飛ばし、痰を吐きかける。

これには流石の信長も怒ったらしく、腹を切ることを命じたが柴田勝家の説得により、浪人の身になってしまった。



浪人になってはや、一週間。
小屋に籠って勉学に励むなか、酒を持った男が現れた。

「…秀吉?」
「おうよ。どうだ、人を斬った感想は。」
「……軽かったな。アイツはぜってーに弱い奴だからよォ。」

「槍の又左とも呼ばれていたお前が浪人とはな。」
「信長様の命だ。俺はその命令に忠実に従いたいと思うんよォ。死ねと言われたら死ぬ、まつを殺せと言ったら殺す。…信長様が俺は好きなんだよ。」
「へーェ。」

持っていた酒を後ろに隠し、秀吉はその場を後にした。
利家の復帰を願いながら帰っていった。




眠たすぎて変な文になった。
前田利家は面白いなァ。信長はショタコンだったかも知れないな。

Re: 【戦国】殿と家臣と【短編集】 ( No.23 )
日時: 2015/01/18 17:01
名前: 捨駒 (ID: 2jjt.8Ji)

個人的にごっちゃになってきたので紹介したい、現実とはかけ離れすぎた織田軍・豊臣軍のメンバ紹介①ー。



織田信長(のぶりん)

妹のお市が大好きなシスコン大名。ショタコンかも知れない。後世に伝わる自分の事をとても心配している。お茶漬けと南蛮菓子が好き。
農民であった秀吉を拾い、まさか尻に敷かれて温かくなったとは思わず、懐に入れて温めていたと言われた草履を見て秀吉の出世をお手伝い。今では信長自身が尻に敷かれている。
昔はとっても悪餓鬼であった。極悪非道のうつけ者・吉法師とは彼のこと。
妻のお濃は、お父さんが怖すぎるため仲がいいもののあまり話せていない。

明智光秀

皆のお母さん的存在。お濃とは幼馴染みであり、仲がいい。奥さんとは良好だが、この前集めていた鉄砲コレクションが見つかり喧嘩になった。
森蘭丸や秀吉、更には前田利家からも軽んじられている。一番の玄人だ。でも、時にはやる。
あけっちという事以外、あまり外には話した事がなく、よくわからない人間だ。

柴田勝家(かっちゃん)

いじめられている。でも、それは彼の思い込みであり本当は皆褒めているだけなのである。(例に瓶割り柴田。本人は頭のおかしい奴だから瓶割りなんてするんだと思われているに違いない、と、思い込んでいる)
お市に密かに恋心を持っており、信長以外には話したことが無い。なので、内心政略結婚で結婚した浅井を恨んでいる。

前田利家

小さい頃から信長を見るなり興奮していた傾奇者。大きな槍を振り回し、信長を侮辱する者の体の一部を片っ端からえぐりとる。
(返り血で)赤く顔を塗り、わざと戦場で目立つようにしたことも。実力は凄い。が、信長に命令された泥でも食べるし、富も名誉も捨てる。
妻のまつのことも大好きである。貯金が趣味。

森蘭丸

重火器が大好きな子供。自分と同じ感じのする半兵衛を殴りたい。鬱陶しい明智も殴りたい。美少年である。
暇さえあれば秀吉と話し、昔の事や城下の事を聞いていた。
子供特有の無邪気さが残る故、少し怖いところもある。



パート②へ続く…

Re: 【戦国】殿と家臣と【短編集】 ( No.24 )
日時: 2015/01/23 16:29
名前: 捨駒 (ID: EX3Cp7d1)

豊臣秀吉・羽柴秀吉・木下藤吉郎

クールなアイデアマンであり、酒は好きでは無いが酒の席をよく好む。
猿顔だと言われているが、耳がでかいだけ。柴田勝家、ネガティブ事件の張本人。褒めながら皮肉を混じらせる。口が達者。(信長時代)
クールというか、物静かなだけになった。
黒田官兵衛が怖くなって自分から遠ざけ、亡き半兵衛の後を埋めるかの様に三成を褒めて褒めて伸ばしまくっている。なんやかんやで毎日が楽しい。

石田三成(佐吉)

無気力であり、口が悪く、秀吉以外の前では目が死んでる。
指図するのが上手く、人は理屈で動くと思い込んでいる。人前でもどこでも目が生き生きとしている家康が腹立つ。直江兼続と仲が良い。

大谷義継(平馬)

病弱になった自分の余生を楽しく生きようと努力している人。
病気で盛んに戦えなくなった代わりに呪いとか、辻斬りとか、そんな噂で人をビビらせて近寄らせないようにしている。

黒田官兵衛

ずーっと眠たい人。子供が良くできているから嬉しいので、自慢をしていたら家臣に嫌われた。でも、それは彼の策略である。
自分が幽閉されている間に、死んだ半兵衛の形見を受け取り毎日書物を読んでいる。足が悪い。

竹中半兵衛

もう何も言うことが無い。ただ美しい。天才である。
秀吉と仲が良く、唯一彼の暴走(口の)をとめられた。死んだあとは三成にリスペクトされまくっている事を知り、密かに大阪城に住み着いて義継のスタンドのようになっている。(口調が似ているため。)



とかこんな感じです。

Re: 【戦国】殿と家臣と【短編集】 ( No.25 )
日時: 2015/01/23 16:32
名前: 捨駒 (ID: EX3Cp7d1)



朝倉家と昔から仲の良かった浅井家。
その浅井家当主の浅井長政はドキドキしていた。

「の、信長…ァ?!吉法師だよね!嫌だな…僕なんかが会うの…?お市様だけでいいよォ…」
「そんなん言ってる場合か。大丈夫や。ワイもなんとかしたろ。な。」
「父上!ありがたい!」

父の久政を連れて行くも、一人で行ってこいと言われて保育園に嫌々入っていく様な子供見たいに潤んだ目を久政に向けた。
親指を立てて微笑んだ父に不安が残りつつも、親指を立てて同じように返した。

「ようこそ。吉法師の城へ…」
「ヒィイッ!」

初っぱなからビビリ倒す長政に秀吉は笑いながら対応する。

「気楽に行きましょうよ。…アンタ面白いしな。」
「えっ?なんて、なんて言いました?!」
「チッ。蘭丸、信長どこだっけ。」
「あっちですよー!ね!利家さん!」
「あっちから臭いがするしィ。」

変わった人ばかりだなと、長政は思った。

南蛮から来た家臣もいれば、蘭丸の様な可愛い小性もいる。変わった家臣と言えば前田利家とか、女装している奴とか。歩きながら寝てる人もいる。

「あ、あの、藤吉郎さんですか?」
「秀吉だ。」
「あっ!はい!あの、秀吉さん、信長さんってどん
「秀吉様ァァア!!秀吉さばァァア!!」
「やめてー!佐吉!ちょっと、本当にやめて!」

廊下を走り回る二人の男から逃げるように秀吉はどんどんと奥へ進んでいく。

「ここだ。後は柴田に任せとくから。」
「え、えぇェ…」




続く…

Re: 【戦国】殿と家臣と【短編集】 ( No.26 )
日時: 2015/02/24 21:33
名前: 捨駒 (ID: UK8YjfXC)



さて、遡ること数十年。

越後の竜とも呼ばれた上杉謙信。自らを毘沙門天の化身であるといい、男色家であり、女説もある方である。が、最終的には酒の飲みすぎで死んでしまった武将である。

そんな、上杉謙信…もとい、長尾景虎と敵対していた勢力は勿論お気付きの通り、甲斐の虎として活躍した戦国武将・武田信玄である。

この二人は信長に天下一とまで言われた程強かったらしい。




「えー、マジありえん。ありえんわ。」
「どうしたよ。ユッキー。」

指を指した方向には、いつもと変わらない厠があった。使用中の文字が書かれた看板が倒れて置いてあり、中には信玄が手招きをしながら幸隆を誘っていた。

単なる遊びだと思い勘助はそこを立ち去ろうとした。

「ちょー、ここ見ろって。厠の裏。」

馴れ馴れしい口調で厠の裏側へ回ると、家臣が水を持ち、準備をしているのであった。その目をひく光景に、流石の勘助も口を開いた。

「驚いた?な?やろ?」
「お…おう。」
「晴信さま、トイレで鈴ならしたら水流せって言うんよ。で、俺が見に来てるんよ。」
「へー、…え?何?用を足した後なの?!」
「ちげーし。流してへんやつな。」

納得したのも束の間、更なる疑問の「なんだこの山みたいな家臣の量は?」が降り注いだが、鈴の音が耳に入り顔をあげた。

一斉に家臣が持っていた桶の水を流し、晴信のいる厠へと流されていく。

「すげーな。こりゃあ…」
「だろ。俺様の考えだぜ。」
「さっ、流石ッスね。」
「因に俺様はこれを厠では無く、山と呼んでいる。」
「へえ。」
「山には草木が生い茂ってるだろ。んでもって、用を足した後はくせえ…くせえ…?くせえ、くさえ…くさき!草木がたえぬから…だから山だ。」

以上、武田信玄の話でした。



武田信玄(武田晴信)

一人称が俺様の戦国武将。将来剥げそうで気にしている。
頭はいいけど、最近近くにすんでいる北条や今川と仲良くなった。でも、今川はあんまり好きではない。上杉は普通だが気に食わない。


真田幸隆(ユッキー)

幸村のおじいちゃんである。頭がよかった。しゃべり方は作者の訛りをものすっごく鈍らせたver(本当はもっと大阪弁である。)。失敗しないんで。と、どこかで聞いたことのある台詞を言うときがある。


山本勘助

今川義元に断られて武田信玄につかえた人物。これまた頭がよくて、色々な国の人を知っている。子供に色々な兵法を教えるのが大好きであり、子供は将来兵法家になって欲しいと思っている。本を常に携帯している。




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