コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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完璧美少女の苦悩
日時: 2016/03/10 21:20
名前: 浦上澪 ◆rEvr4ZSeHI (ID: h4V7lSlN)

  完璧美少女の苦悩。それは……






クールな生徒会長

女遊びが激しいチャラ男な副会長

見た目とは裏腹に毒舌な書記

爽やかだけど少し腹黒? な会計

同い年の優しい書記2(ただしドS)

更には隠れシスコンの兄ズにレズっ気のある友達まで……。

……こーんな変なヤツらにつきまとわれてるってこと。



「私が偽ってるのは、みんなを騙すためじゃなくて信頼されるためだから!
見下してるのは事実だけどね!」

そして私。自分を偽る会計2



1.4〜


これは他サイトで書いたものを移行したものです。
移行中の文は過去に書いたものなのでとても稚拙です。ごめんなさい……。


コメントThanksです!
ぴぴ ◆5LvsoxEtJE様




参照
1.11  100
[この間更新忘れてた笑]
8.6   300
10.11  400
3.10  600



episode1:そんな私
>>1-6 >>8 >>10-14

episode2:生徒会と、それから、私
>>15-36

episode3:生徒会のしごと
>>37-44

episode3:私の無関心さが祟った
>>45-

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Re: 完璧美少女の苦悩 ( No.7 )
日時: 2015/01/04 16:46
名前: ぴぴ ◆5LvsoxEtJE (ID: MXjP8emX)


はじめまして、ぴぴです(〃・д・) -д-))ペコリン

タイトルに惹かれて見に来たら…ハマってしまいました!!
即座にお気に入りに登録(^-^)/

梓ちゃんも可愛くて好きですが、お兄ちゃんたちがどストライクです(/ω\*)
こんなお兄ちゃんほしい!

更新頑張ってください!

Re: 完璧美少女の苦悩 ( No.8 )
日時: 2015/01/04 17:29
名前: 浦上澪 ◆rEvr4ZSeHI (ID: J85uaMhP)


「ねえ見て梓! 変じゃない? スカートの長さとかダサくないかなあ?」

くるくる回って私に感想を求める愛利に、少し笑う。

「大丈夫。結構似合ってるよ」

光成の制服は、ここの辺りでは珍しいセーラー服だ。

白を基調とした生地に、赤のネクタイ、赤のチェックのスカートはかなり可愛い。

でも中学もセーラー服だったからブレザーが良かったかも、なんて。

「梓もすっごい可愛いよね。2つむすびと良く合ってる」

「そう?」

二つ結びは見た目から"おとなしそう"な先入観を与えようとしただけだけだけど、そういうところで良い影響を与えてくれているのは嬉しいな。

「梓美人さんだもん、なんでも似合うよ」

かく言う愛利もかなり可愛らしくて、中学の時何回告白されたら数えたくないくらい多い。

中身はこんなに馬鹿なのに。
そこが可愛いんだけどさ。

Re: 完璧美少女の苦悩 ( No.9 )
日時: 2015/01/04 17:29
名前: 浦上澪 ◆rEvr4ZSeHI (ID: J85uaMhP)

ぴぴ様

早速コメントありがとうございます!
お気に入りにいれてくださったとのこと!
嬉しい限りです!

あ、梓がかわいいなんて……!!笑

ありがとうございます(ぺこ
これからもよろしくお願いします!

Re: 完璧美少女の苦悩 ( No.10 )
日時: 2015/01/04 17:29
名前: 浦上澪 ◆rEvr4ZSeHI (ID: J85uaMhP)

「二人ともよく似合ってるよ。受け付け行くから早く行こう?」

愛利ちゃんも、あっちでお母さん待ってるよ?

にこやかに促す光汰にいに、女子からの視線が集まった……気がした。

「はーい。じゃあ、ばいばいっ! 後でね」

スカートを翻し去った愛利に、篤にいが
「どっかの誰かさんと違って可愛げがあるな」
と呟く。

「やだ、お兄ちゃん。そんなこと言ったら梓嫉妬しちゃうよ?」

「キモい」

あらら。
ブリッコは篤にいには効かなかったか。

行き場のない上目遣いをさ迷わせながらも、篤にいに周りにバレないよう蹴りをいれる。

「いっ……!!」

「光汰にいー受け付け行こっかー」

やだ、篤にい、すねを擦って悶えてる。どうしたんだろ。

そんな私たちに苦笑いしながら光汰にいは、「受け付け、玄関だって」と指をさした。

Re: 完璧美少女の苦悩 ( No.11 )
日時: 2015/01/04 17:30
名前: 浦上澪 ◆rEvr4ZSeHI (ID: J85uaMhP)


——……入学式はとても簡単なものだった。

いつも通り変わらず校長先生の話長かった。来賓のひとの話も長かった。
途中寝そうだったけど頑張ったよ、私。

生徒代表の挨拶も無難なこと喋って。

同じクラスらしい女の子と男の子に話しかけられて、メアド交換して。


「お前、そんなんで楽しいの?」

「ん? 何が?」


帰りの車の中で篤にいが、そう、私に問いかけた。
聞き返したけれど何がなんてとっくにわかっている。


「お前『何事も適当にあしらう自分かっこいい』とか思ってんじゃね?」

「ぶはっ!! そんなこと思ってるわけないじゃん」

篤にい馬鹿?
そう言って笑う私に、光汰にいも言うんだ。

「梓はさ、結構周り見れてるじゃん。周り見て今どうしたら自分が好かれるかって、わかってるじゃん」

真っ直ぐ前を見据えて続ける。

「でも、そんなんじゃ面白くないと思うよ。
——高校生活楽しめたらいいね」


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