コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 青龍〜10人の仲間〜
- 日時: 2015/08/12 20:35
- 名前: 葵 (ID: ar61Jzkp)
久しぶりに書きます。
少しでも皆さんのお暇つぶしになれればと・・・
今回も逆ハーなのですが、ギャグ風味もあるので楽しんでいただければ。
よろしくお願いします!
登場人物
<<1<<2<<3
プロローグ
<<4<<5
1章
1話【始まりの合図】
<<6<<7<<8<<9<<10<<12<<20<<21<<24<<25<<26<<27<<29
1話・完
2話【ネガティブ男子は最初の友達】
<<34<<38
- Re: 青龍〜10人の仲間〜 ( No.45 )
- 日時: 2015/08/13 11:19
- 名前: 葵 (ID: ar61Jzkp)
「あ、あの、遅れましたが・・・ありがとう、ござい、ました」
そう言って垂直にて体をおる。随分礼儀正しい奴だな。
『どーいたしまして。わたしもう行くね。・・・あ、絡まれるのもいつもの事かもしれないけど、ちょっと抵抗すれば?あんたがそんな態度だからあっちも調子乗るんじゃないの?』
何の気なしに言ったつもりだった。ところが私がそう言った途端、小さい体が震えだす。不思議に思って見ていると、ボタッと音をたてて奴の足元に水が落ちる。ギョッと肩をあげていると、その間もポタポタと水は落ち地面に吸い込まれていく。
「わ、わがってるんでずよ!!・・・僕がごんな性格だがら、か、からまれるのは。で、でも!!し、じょうがないじゃないでずが!!あっちは金持ちのむずごだし、僕はしがない一般人だし!!・・・・う゛っ・・・・ぐずっ!!」
ど、どうしよう、私が原因で泣かせちゃった!!焦りながら言葉を探す。
『うわぁぁぁああ!ご、ごめんね!!私余計なこと言ったよね。ごめん。あんたにも事情があるもんね。ごめん。ほんとごめん』
「え・・・いや、僕の方こそ、すみません泣き出して・・・えぇーと・・・・名前は?」
- Re: 青龍〜10人の仲間〜 ( No.46 )
- 日時: 2015/08/13 13:14
- 名前: 葵 (ID: ar61Jzkp)
ちょっと涙がおさまったことに安堵する。
『私?私は姫咲。向日姫咲。ついさっきシリアに来たばっかり』
「そ、そうなんですか。その、な、何でシリアに?」
『いやぁ実は私、ここの特別警備隊に配属され・・・「えぇぇ!!」うぉっ!!』
私の話を途中を遮った彼は私に歩み寄る。ホラーみたいだ!!
「も、もしかして、新しく来る隊長さんですか?」
『え、うん。そうだけど・・・・何で知ってるの?』
「ぼ、僕も特別警備隊に入ってるんです。・・戦うというかサポートにまわるのが多いんですけど・・」
『ほ、本当に!!』
私は自分から彼に歩み寄って手を掴む。
『よ、良かったぁ〜〜!!知り合いがいなくて怖かったんだよ〜!!これからよろしくね!!・・・?』
「あ、僕は椎名真琴といいます。よ、よろしくお願いします・・・!!」
『うん、よろしく真琴。あ、私も姫咲と呼んでね!!』
「はい!!」
真琴は私の手をぶんぶん振りながら、笑顔で答える。・・・・少し痛いぞ!!
- Re: 青龍〜10人の仲間〜 ( No.47 )
- 日時: 2015/08/15 14:45
- 名前: 紬 ◆qiPqkmYC.c (ID: ZSw8dY6l)
紬です。この前は、私の小説に来て下さりありがとうございました!
……あれれ、「誰コイツ」状態になってませんかね? 読み方はツムギでs((
お、覚えてくれていたら嬉しいです←
読んでいて葵さまのお話の設定が凄いなぁ、と惚れ惚れしました←
日本にそんなところが出来るのか! と半ば驚きまして。
青龍カッコいいな、私も入れるかなーと想像(妄想)したりして。
すっごく、惹きこまれました(´◇`)
個人的に気になったのは、稚鹿君ですかね。蒼葉荘の翔と同じタイプかな?
そして能力……また凄い能力の持ち主ですけども(笑)獣化!
きっとイケメンなんだろうなぁ、と勝手に容姿も想像してます←
更新、頑張って下さいね! また、見に来ます**
- Re: 青龍〜10人の仲間〜 ( No.48 )
- 日時: 2015/08/15 16:52
- 名前: 葵 (ID: ar61Jzkp)
紬様
コメントありがとうございます!
大丈夫です、覚えてます!
『蒼葉荘の、恋日常』ですよね?私、冬弥君が大好きなんです!涙脆くて優しいって書いてあって、ズキュンと打たれました!
タメ口大丈夫でしたか?私も大丈夫です!葵と呼び捨てでも大丈夫です!
これから、よろしくお願いします!!・・・また、読みにいきますね♪
- Re: 青龍〜10人の仲間〜 ( No.49 )
- 日時: 2015/08/17 21:49
- 名前: 葵 (ID: ar61Jzkp)
『真琴、頼みたいことがあるんだけど・・私をその隊の本部まで連れてってくれない?お願い!!』
手をパンと合わせて頼み込む。するとまたもや真琴は慌て出す。
「も、もちろん良いですよ!!ぼ、僕もお礼がし、たいと思っていたし、戻ろうとしていた時、だったので!!」
『じゃあ決まり!!行こう』
そう言って路地うらから出る。後ろからはパタパタとついてくる音がする。走り方まで、小動物か。それが何か可愛くって、ちょっと笑えた。
道すがら、私と真琴は色んなことを話した。私がこの国について聞くと、どもりながらも丁寧に教えてくれた。急激な発展をとげたのは十年前からだということや、今の国の代表者がすごく頭の回る素晴らしい人だとか。・・その人のおかげでシリアは発展したらしい。そうだ、後で国の代表者にも挨拶に行かなきゃ。
他には本部の裏側には熊が出るから危険なんですよとか、シリアの特産品の果物が、甘くて良い香りがするので是非食べた方が良いと勧められた。うん、一緒に食べたいな。
そんな話を続けながら、通りを歩く。私は最も聞きたかったことを口にした。
『特別「警備隊って、どんな感じだ?」』
そう、それだ。それが聞き、たかった?
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