コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 青龍〜10人の仲間〜
- 日時: 2015/08/12 20:35
- 名前: 葵 (ID: ar61Jzkp)
久しぶりに書きます。
少しでも皆さんのお暇つぶしになれればと・・・
今回も逆ハーなのですが、ギャグ風味もあるので楽しんでいただければ。
よろしくお願いします!
登場人物
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プロローグ
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1章
1話【始まりの合図】
<<6<<7<<8<<9<<10<<12<<20<<21<<24<<25<<26<<27<<29
1話・完
2話【ネガティブ男子は最初の友達】
<<34<<38
- Re: 青龍〜10人の仲間〜 ( No.20 )
- 日時: 2015/08/09 21:48
- 名前: 葵 (ID: ar61Jzkp)
私は向日姫咲。一応守護院を卒業した、今年で22歳。・・・・守護院ってのは帝国警備隊の育成学校でエリートぞろいで有名だ。
だいたいの奴が18歳で学院に入り、国の歴史から戦略などの知識を得て剣術・体術、そしてごく僅かなものは、【能力】という自分一人しか持たない力を鍛える。(ちなみに私は、触れたものの力を大きくする【増幅】という力を持っている)
警備の実践経験を積みながら、やがては国の守護を担う存在となるのだ。私もどうにか学院を卒業し、さぁ新しい場所で頑張るかと意気込んでいたところにあの辞令だ。
最初私は、南地区の国境(日本だけの国境)警備隊に配属される予定だった。ところが、先ほど新しい辞令を頂いたわけだ。全く持って理解できない。そこに書かれていた言葉。
『東地区帝国警備隊“隊長”に任命する』
東地区???帝国警備隊!!!!・・・・もっと驚いたのは最後の言葉だ。
“隊長”
隊長ぉぉぉぉぉぉぉおおお!!??はっ!私今年卒業ホヤホヤの警備隊一年生よ!!何で隊長!?いやいやありえなくね!!おいこらどういうことだ説明しやがれこのやろーーー!!
そして冒頭のセリフに戻る。ほんと、なんじゃいこの辞令は。
- Re: 青龍〜10人の仲間〜 ( No.21 )
- 日時: 2015/08/10 18:12
- 名前: 葵 (ID: ar61Jzkp)
パッシーーーーン
『あだぁっっ!!』
「目、覚ましましたか?よく聞いてくださいねって僕言いましたよね?鼓膜破られたいんですか?」
『滅相もございません!!大変失礼しました!!お話をお続けください!!!』
危ない!!次こそは鼓膜が破れる・・泣
「ふぅ・・・じゃあ話を続けますよ。貴方に出された辞令ですが、これは決定事項ですので、異議は認められません。納得してください」
『あぁ、うんまぁ・・・・師匠が言い出した時点で撤回は無理だろうな、とは思っていましたけど・・・・』
「理解しているならそれで結構です。では次にこの辞令の詳しい内容です。姫咲、貴方は、東地区がどのようなところかご存知ですか?」
頭の中の記憶を探る。東地区は、日本という本部もあり、
『最も発展している・・・と思います・・』
「・・・そうですか。では、新しくできた【シリア】という国を知っていますか?」
『シ・・・リ、ア?あぁ!!聞いたことあります。東地区の中心地から離れたところですよね。でも結構都会で、町もでかいと聞きました』
「よく覚えていますね。そう、中々大きな町なんです。今では中心地と変わらないぐらい大きくなっています」
- Re: 青龍〜10人の仲間〜 ( No.22 )
- 日時: 2015/08/10 21:03
- 名前: 杏莉 (ID: GyOijjIz)
葵ちゃん、オリキャラありがとう☆
最新頑張って
- Re: 青龍〜10人の仲間〜 ( No.23 )
- 日時: 2015/08/10 22:41
- 名前: 葵 (ID: ar61Jzkp)
どういたしまして☆
私の息子をよろしくお願いします・・笑
- Re: 青龍〜10人の仲間〜 ( No.24 )
- 日時: 2015/08/11 10:16
- 名前: 葵 (ID: ar61Jzkp)
『へぇ・・・・そうなんですか』
「貴方には、このシリアにある警備隊の隊長としての任務に就いてもらいます」
『えぇっ!!?』
「・・・・うるさいですよ。まだ、話は終わっていません」
『は、はい・・・すみません』
絶対白さん私のこと嫌いだ。だって、私を見る目が、虫けらを見る目と変わらないもん・・・・。あれ?なんか悲しく・・・・泣
「貴方に行っていただくのは、東地区警備隊の一つ、【青龍】という少数部隊です。これは、特別警備隊ともいわれ、東西南北全ての地区に一つずつ存在しています。先ほど言ったように、どの地区も発展が進み、国の規模がどんどん巨大化しています。それは喜ばしいことなのですが、国の警備が行渡らないという問題も起こっていたんです。そこで発足されたのが、特別警備隊です」
一度息をつき、もう一度口を開く。
「今までは各地区の中心地にしか警備隊はおいてあらず、シリアのように中心地に負けないほどの大きさに成長する国が増え、警備隊の数が足りなくなってしまったんですよ。そのために琢磨が特別警備隊なるものを作り、今に至るわけです」
長い説明だが一応理解はできた。
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