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- 亜湖と龍牙の恋愛模様
- 日時: 2015/10/25 06:39
- 名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)
初めまして!というか、羽柴第一学園の日常を読んでくれた方は知っていると思いますが、イナですね。はい…
名前を変えたくて名前を変えました!
ですが、羽柴第一学園の日常では引き続きイナとして頑張ります。
登場人物は、今の所こんな感じです
湯堅亜湖
名木雪楽
雨匙龍牙
増やしていく予定ですが、こんなキャラがいてもいいんじゃない?といったリクエストも受け付けていますので、よろしくお願いします!
- Re: 亜湖と龍牙の恋愛模様 ( No.9 )
- 日時: 2015/10/25 21:34
- 名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)
亜湖と龍牙を二人きりにさせることに成功した雪楽は、あるクラスメートに電話をかけた。
《はい、矢三雲です》
「皐月?雪楽よ。」
《あら雪楽。如何したのかしら?龍牙くんとアッコちゃん、何か進展があったのかしら?》
相手は矢三雲皐月(やみくもさつき)という、龍牙のクラスメートである。彼女は、龍牙からよく恋愛相談を受けているらしく、亜湖の恋愛相談を受けている雪楽と気があう子であった。
《今、どこにいるの?》
「遊園地よ。亜湖と龍牙を二人きりにしてきたとこなの」
《あらあら、そうなのね。観覧車、乗るといいけど》
「デートスポット?」
《そうそう、それでね、調べたんだけど………
雪楽と皐月がそうやって話し合っている頃、亜湖と龍牙は。
「並んでるねぇ」
「だな。でも、あと少しだろ?頑張ろうぜ」
と、龍牙が亜湖を励ましているところだった。
【次のお客様は、お進みください】
「おおっと、やべ。亜湖さん、さっさと進もうぜ」
「え?あ、龍牙くん!ひっぱらないでください〜!」
亜湖の手を握り、龍牙はずんずんと進む。それについて行くのに必死になりながら、亜湖は胸の中の鼓動が外に聴こえていないか、心配でならなかった。龍牙も同様である。
「次のお客様、お進みください」
順番がきて、二人共腕を差し出した。ピッという、小気味いい音が響く。ブレスレット型のパスのコードを読み取っているのだ。
「承認致しました。ごゆっくり、お楽しみくださいませ」
- Re: 亜湖と龍牙の恋愛模様 ( No.10 )
- 日時: 2015/10/27 21:09
- 名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)
従業員に促されて、亜湖と龍牙は観覧車に乗り込んだ。
「ごゆっくり、お楽しみくださいませ」
従業員は、丁寧な口調でそういうと 慣れた手つきで観覧車(ゴンドラ?)の入り口を閉めた。
しばらくの間、沈黙が続いたが、ゆっくりと、亜湖が口を開いた。
「なんか、不思議な感じ」
「なにが?」
と、龍牙は聞いた。亜湖はクスリと笑って、外の景色を見た。
「龍牙くんと…っていうか、男の人と観覧車に乗るって、あまりしないことだし。それに私には、縁が無いと思っていたからね」
それは、亜湖のまぎれも無い本心だった。いくら龍牙のことが好きとはいえ、恋愛沙汰に全くの無縁だった亜湖が、いきなり異性と二人きりで観覧車に乗るなど、思って見なかったからだ。
「確かにそうかもな」
龍牙は、口元に優しげな笑みを浮かべて、そう言った。当たり前のように、そうやった龍牙の視線が恥ずかしくて、亜湖は目線をそらした。
「ところで亜湖さんは次、どこに行きたいんだ?」
「えぇ?まだ終わって無いのに、龍牙くんってせっかちだなぁ…そういう龍牙くんはどこ行きたいの?」
「俺?俺はやっぱり恐竜コースターかな。行ってみる?」
「良さそうね。その後は私が決めていい?」
「いいよ」
二人は、クスクスと笑いあった。
- Re: 亜湖と龍牙の恋愛模様 ( No.11 )
- 日時: 2015/11/01 15:54
- 名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)
観覧車を降りた二人は、龍牙の所望どうり、恐竜コースター乗り場へ向かっていた。このコースターは、絶叫系のアトラクションであり、バラエティ番組でよく取り上げられているような有名なコースターなのであった。
「人多いねぇ…龍牙くんどう思う?」
「え?どう思うって、何がどう思うなんだ?」
困惑気味に聞き返してくる龍牙に、亜湖はどうして恐竜コースターにのりたいのか、と補足した。
「あぁ、俺は結構絶叫系好きだからさ、それで」
「そうなんだ。絶叫系好きな人っているんだね」
と、亜湖は目線を上にあげた。その先は、恐竜コースターが走り、乗客がキャーなどの悲鳴をあげていた。
「怖いの?これ」
「いや、特別怖くはないかな。でも、ちょっとスリル満載というか、なんというか…」
「そ、そうなんだ…」
と、ちょっとだけ怯んだ亜湖だったが、すぐに顔色を元に戻した。
「は、早くいこ!」
「あ、あぁ、そうだな」
少しだけ、前の人と出来てしまった間を詰めるように、…龍牙と近付けるように、亜湖は龍牙の手を引いて、パタパタと駆けていった。
久々更新なのにこんな意味不明なもので申し訳ありません…
- Re: 亜湖と龍牙の恋愛模様 ( No.12 )
- 日時: 2015/11/01 15:56
- 名前: 杏莉 (ID: 3mln2Ui1)
緋奈ちゃん
お久ぁ。
やっぱり、いつみても面白ーい。
文才あるね
更新ファイトだよ!
- Re: 亜湖と龍牙の恋愛模様 ( No.13 )
- 日時: 2015/11/08 21:06
- 名前: 星飯 緋奈 (ID: uLBjsRTH)
杏莉さん
褒めてくれてありがとう!この小説、私の理想の恋物語なんです♪楽しんで頂けるって嬉しいです。杏莉さんも頑張れ♪
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