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- summons! 閲覧数100超感謝です!
- 日時: 2015/12/17 17:40
- 名前: しずく (ID: LTX6Bi5r)
こんにちは。しずくです。
まだ何も書いていなくてすみません。
一応本作の主人公の名前を書いておきます。
汐瀬 拓斗(しおせ たくと)
超現実派の高校生。
…です。
カオスな設定ですが、よろしくお願いします
- Re: summons! 閲覧数100超感謝です! ( No.19 )
- 日時: 2016/02/07 12:08
- 名前: しずく (ID: LTX6Bi5r)
外に出ると、賑やかな声が俺達を出迎えた。
「よってらっしゃい観てらっしゃぁーい!製薬系用の新発売の杖だよっ」
「ごめんくださーい。ここって、冬用とかないんですか?」
「おかあさん、あれ欲しい!」
「バカね、あれは召喚系用よ。あんたは魔術系でしょうが」
こんなに賑やかな町だったとは思わなかったな。
『うわぁ、なんですかここ!すっごい楽しそうです!』
「でっしょでしょー!ここは、魔法界の四大名所にも入ってるのよ!」
ミレイの言葉に、嬉しそうに胸を張るリン。
「四大名所?んなもんあるのか、この世界にも」
「あるわよ。まずこの巨大都市・リスタね。全ての職業は大体ここに住むから、ここでは魔術系も召喚系も製薬系も仲良く暮らせるわけ」
ふーん。人間界に例えれば、えーと。
「東京みたいなもんよ」
「あぁなるほど…って、お前なんでそんな人間界熟知してんの」
よほど、人間界のアニメやドラマが大好きなんだろう。
『それで、後の三つはどこなんですか、リン様?』
ミレイの問いに、リンが不敵に笑って杖を構えた。
「ふっふっふ。そりゃあもちろん—————これから観光に行くのよ!!」
————————————やっぱりな。
- Re: summons! 閲覧数100超感謝です! ( No.20 )
- 日時: 2016/02/07 12:24
- 名前: しずく (ID: LTX6Bi5r)
「よっしゃあ行くわよ!『敵はほんのーじにあり』っ!!!!」
「お前それの意味分かって言ってる!?」
——————そんなリンの杖に乗って、四大名所めぐりを始めたってわけだ。
ん?杖でまた飛んだのかって?
飛んだよ?でもさ、まぁそーゆー描写は文字のムダっていうか、さっさと省略して巡っちゃいたいじゃん?
『拓斗様…ホントは高所恐怖しょ———————————』
「しゃぁらっぷ!!!!!!!!」
——————————…うん。今のは気にしなくていいぞ。
そんなこんなでやってきたのは、りっぱな山々が連なるすごい絶景。
鋭く立ち連なる山々が印象的で、あたり一面の森林は自然の偉大さを見せている。
『すごいです…!』
「こんな綺麗なとこ、魔法界にもあるんだな」
俺とミレイの感想に、リンが満足そうにうなずく。
「あんまり綺麗なんで、ここは国で保護されてんの。だから実際のとこ、この山に登った人とか森林に入った人とか、まだ一人もいないんだよ」
へぇー。じゃあある意味未開の地ってわけか。
『ここの名前はなんなんですか?』
「アドラド山脈だったかなー」
うろ覚えかよ。
でもそんなリンの態度すら許せる程の絶景だ。
これは保護してもおかしくないな、うん。
無言で景色に見入る俺達に、リンが楽しそうに宣言した。
「さぁ次よ!今度はちょっと危険つきかもね」
「はぁ!?ちょっとそれ——————」
「敵はほんのぉじにあり〜〜〜〜!!!!」
「ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
- Re: summons! 閲覧数100超感謝です! ( No.21 )
- 日時: 2016/03/27 15:21
- 名前: しずく (ID: LTX6Bi5r)
そうしてついたのはもちろん「ほんのぉじ」でもなく「安全な場所」でもなく———————超極寒の地だったわけだ。
「さ、さささささあ、こっここが…人間界でいえば南極とか北極の、超極寒の地・ラストレーよおおおおお」
リンの声がふるえている。ちなみに俺は寒さのあまり口も開けない。
『わぁ、寒そうですけど氷がきれいですねっ!』
ミレイがものすごく平気そうなんだが、こいつは体感温度がイカれてるのか?
「ミレイ…おま…寒く……ねーの?」
『ハイ!平気です。召喚生物は幽霊みたいなもんなんですよー』
そうなのか…。今だけはこいつと同じ体が欲しい。
「こ、ここも、誰も入ろうとしないか…ら、ああああああある意味は未開の地よおおおおおおっ、むっむかし、ひとりの科学者が調査にいったらしいけどおおおおお、いまだ帰ってこないのよおおおおお」
そりゃ物騒だな。
リンがまつげを真っ白にしながら、幽霊みたいな声でリポートを続ける。
「こっこれで、三つは制覇したわっ。ああああとは、よっつめの—————」
リンが都市名を言いかけて、吹いてきた強風に「ひゃっ」と口をつぐむ。
一瞬、顔が泣きそうだったのは気のせいか…?
俺が「大丈夫か」と声をかけようとすると、その前にリンはぱっと顔をあげて笑顔になった。こんなクソ寒いところで、よく笑えるもんだ。
「ちょっと…風が強くなってきたから…そろそろ…移動しよ…っか」
風のせいでよく聞こえないが、また「飛んで」移動するらしい。
四つ目の都市の——————ああ、名前をまだ聞いてなかった。
「なあ…リン、四つ目の都市の名前って、」
「いっくよーっ!『敵はほんのーじにあり』いいいいいいいい!!」
「おい待て、飛ぶには心の準備ってもんが、あああああああああああああああ!!!!」
- Re: summons! 閲覧数100超感謝です! ( No.22 )
- 日時: 2016/03/28 09:52
- 名前: 生大福錬金215 (ID: gp9wpgoS)
イエス
ブリリアントパ−ク
いえいいえい↑
- Re: summons! 閲覧数100超感謝です! ( No.23 )
- 日時: 2016/05/15 16:06
- 名前: しずく (ID: pFXOI/OC)
ええ…w
ブリリアントパークって…甘城?
とりあえずノリで、
いえいいえい←
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