コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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どうやら銀髪美少女は、人生相談(笑)をはじめたようです。
日時: 2016/02/27 15:15
名前: 湯桁のろま (ID: SGjK60el)

 湯桁のろまと申します。

 ずっと・・・書きたかったお話を、書かせて下さい。

 私、実は銀髪キャラが大好きで、大好きで、私が好きになるキャラって、大体銀髪美少年少女なんです←
 愛してま((殴
 ・・・という銀髪美少年少女への愛をこめて、書かせていただきます!

 完璧私個人の趣味で書いたお話です。
 あと、友達とか、そういう類の話も書きたかったので、そういう要素多々あります。

 ※題名、変わる可能性大です(既に候補の中で決まりつつあるのですが、今は訳あって文字制限がある為この題名でいかせていただきます)

 尚、荒し・なりすましはご遠慮下さい。
 コメント、大歓迎です!

 「いつか、きっと。」「君が、好きなんだ。」「君の行方」の方も、どうぞ宜しくお願いします!















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Re: どうやら銀髪美少女は、人生相談(笑)をはじめたようです。 ( No.29 )
日時: 2016/03/23 12:51
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

ようかん様

 来ていただき、ありがとうございます!
 勿論おぼえていますよ(^^)

 あああありがとうございます・・・!
 そう言っていただけて、とても嬉しいです。
 楽しんでいただけたのならよかったです!

 本当にありがとうございます。
 私も、ようかんさんの事応援していますね!
 お互い頑張りましょう(*^^*)

    湯桁のろま

Re: どうやら銀髪美少女は、人生相談(笑)をはじめたようです。 ( No.30 )
日時: 2016/03/23 16:41
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

 そのまま倒れ込む姿を、礼城はポカンと見つめていた。よく状況を理解していない様子である。突如目の前で見事なまでのドラマやアニメのワンシーンのような、そんな光景を目の当たりにしてしまってはきっと誰しもがそう状況を理解出来ないだろう。

 「・・・」
 「すまないな。安心しろ、こいつの事は寧ろゴミと同様の扱いで構わない」

 そうすがすがしい顔で巫は言った。
 白波は、完全に意識を失っていた。

 「は、はぁ。いやでも、何か大丈夫なのこれ・・・白目剥いちゃってるわよ」
 「心配無用だ。きっと寝ているのだろう。今頃深い眠りの中だ。さぞかし幸せで間抜けな夢でも見ているのだろうな。ふん、馬鹿でアホで変態の貴様に十分お似合いな面だ」
 「・・・」
 「貴様はこのままここで永眠するがいい」
 「いやでもココ私の部室・・・」
 「それもそうだな。いっそ葬り去るか」
 「待ってそれ完全に死活問題だから!」

 よっこらせ、と早速実行しようとする巫を必死で止める礼城。既に自らの肩に白波の腕を回し肩を貸している巫。恐ろしい行動力である。

 「そういえば、自己紹介がまだだったな。私の名は巫櫻子だ。宜しく頼む」
 「い、今!?」

Re: どうやら銀髪美少女は、人生相談(笑)をはじめたようです。 ( No.31 )
日時: 2016/03/23 17:10
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

 白目を剥き気を失っている男子生徒に肩を貸しながら、爽やかな表情で自己紹介をする女子高生など、一体どこに存在するのだろうか。
 そのアンバランスな状態に思わず目を擦る。

 「とりあえず、下ろしたらどうかな〜・・・とか思ったり・・・」
 「そうだな。もやしみたいな奴だと思っていたのだが、意外と重くて辛いぞ」

 そう言なりその辺にドンッと投げ落とす。

 「雑!結構雑だった!」

 礼城は、もはやツッコむ事しか出来なくなっていた。







 夕方17時頃。
 ようやく白波は目を覚ました。

 「いてて・・・」

 むくりと起きあがる僕。
 ハッとして立ち上がると、椅子に礼城と巫が座っているのが見えた。

 「む、起きたか」
 「おう」
 「チッ・・・」
 「えぇ今"チッ"って言った!?」
 「?」
 「その黙って首を傾げてあからさまに"なんのことですか?"みたいな顔やめていただきたい!」
 「なんのことですか?」
 「声に出せば良いってもんじゃない」

 僕はこめかみを押さえた。
 しかしまぁ僕を蹴り飛ばした張本人にこんな態度をとられるとは、つくづく今日はついていない。

Re: どうやら銀髪美少女は、人生相談(笑)をはじめたようです。 ( No.32 )
日時: 2016/03/23 22:54
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

 こんな事は、この高校生活では前代未聞の事態だ。
 僕は僕の平和な時間を守る為に、出来るだけ最前を尽くしてきた。だから結果的に僕はぼっちである事を選択し、それが僕自身にとって最も最前なのだと信じてきたはずなのだが。
 しかし、今日だけは違った。
 事の発端は、夕暮れ時の生徒達がちらほらとまだ残っている放課後の確か推定16時前後の時間。
 今目の前にいる、黒髪美少女に呼び止められた時から始まった。
 それはあまりに突然過ぎる出来事で、実際面倒な予感しかしなかったがどうせすぐ終わるだろうと、少し油断してしまった。
 後に巫は、人生相談といっていた。


 人生相談。


 そうだ。
 そういえば。

 「ところで、相談事はもう済んだのか?」
 「何を言っている。私は、その為に白波を待っていたのだ」

 当然だと言わんばかりの巫に、僕は顔を歪めた。

 「なんで僕を待つ必要があるんだ。相談の依頼主はお前だろ?僕は関係ない」
 「関係ないだと?白波よ、それでは一体どこの誰がこんな怪しい所に入ろうと無理矢理言ったのだ?私は最初から白波に相談があると言った。寧ろ事をややこしくしているのは白波だ」

Re: どうやら銀髪美少女は、人生相談(笑)をはじめたようです。 ( No.33 )
日時: 2016/03/23 23:12
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

 巫は、真顔でこちらを見据える。

 「相談を聞くと言った挙げ句こんなところに勝手に連れてきた奴が、関係ないなどとほざくのは余りに都合がよすぎないか、白波よ。貴様はそれでもまだ自分は関係ないと突き通せるのか?」

 ある意味正しいといえるので、妙な説得力に何も言い返せない。
 僕は、黙った。
 すると、礼城が口を開いた。

 「ちょっと。そこのあなた。さっきからうちの部を、散々酷い誤解をしているみたいだけれど。全然怪しくなんかないし、勝手に悪く言わないでくれるかしら」

 むっとした表情の礼城。
 まあそう言いたくなるのはごもっともだとおもう。誰だって勝手に自分の部を悪く言われては気分なんてあまり良くはないだろう。
 と、いうか。

  「ちょっと待て。今、部活って言ったな?」

 僕は聞く。

 「へ?あ、うん」
 「ここは、なんだ、アレか?相談を聞く部活か?正式名称を教えてくれないか」
 「そうだけど?人生相談部よ」

 ーーなるほど。
 部活として活動している、というわけか。
 雰囲気や貼り紙などこのくらいの手軽さで、しかもわざわざ講義室を使って展開しているということは、と何となく納得してしまう。


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