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どうやら銀髪美少女は、人生相談(笑)をはじめたようです。
日時: 2016/02/27 15:15
名前: 湯桁のろま (ID: SGjK60el)

 湯桁のろまと申します。

 ずっと・・・書きたかったお話を、書かせて下さい。

 私、実は銀髪キャラが大好きで、大好きで、私が好きになるキャラって、大体銀髪美少年少女なんです←
 愛してま((殴
 ・・・という銀髪美少年少女への愛をこめて、書かせていただきます!

 完璧私個人の趣味で書いたお話です。
 あと、友達とか、そういう類の話も書きたかったので、そういう要素多々あります。

 ※題名、変わる可能性大です(既に候補の中で決まりつつあるのですが、今は訳あって文字制限がある為この題名でいかせていただきます)

 尚、荒し・なりすましはご遠慮下さい。
 コメント、大歓迎です!

 「いつか、きっと。」「君が、好きなんだ。」「君の行方」の方も、どうぞ宜しくお願いします!















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Re: 人生相談部(笑) ( No.9 )
日時: 2016/02/25 19:00
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  






 取りあえず、一応僕は話だけでも聞くことにした。
 面倒だし、正直厄介事の匂いしかしなかったので断りたい気持ちで一杯だったけれど、彼女が僕に好きな飲み物を奢るという条件付きを提示してきたので、あっさり成立してしまった。以外と僕は物に釣られやすい。我ながら、非常に情けない話だ。もし自分が海中にいる魚だったら、今頃とっくにどこぞのおっさんに釣られていた事だろう。直したい己の欠点である。

 「じゃあ、先に買ってしまおうか。忘れてしまう前に」
 「忘れるんかい」
 「こう見えて、どうも昔から記憶力だけは自信が無くてな」

 ははは、と笑う彼女。
 ーーこいつでも、笑うのか。
 わりと自分と似た無愛想な奴なのかと思っていたが、どうやらそうでもなさそうだ。

 「あ、そ」

 そんな事より、わりとどうでもいい相手の情報を入手したところで、僕は立ち止まり振り返りつつこう言った。

 「そんなら、自販機こっち」

 後方に向かって指で示す。

 「む、そうだった」

 僕と彼女は元来た廊下をふたたび歩き始める。先ほど目にした光景が、もう一度目に映った。
 そして、4階へ通じる階段を上る。

Re: 人生相談部(笑) ( No.10 )
日時: 2016/02/25 19:30
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  

 丁度踊り場に出たタイミングで、彼女は口を開いた。

 「そういえば、自己紹介がまだだったな。私の名は、巫櫻子だ。よろしく頼む」
 「よろしくはしないけど、一応初めまして。・・・僕は、名乗りは必要ないね。名前知ってるみたいだし。何でかは知らないけど」

 巫は苦笑した。

 「連れないな、白波は」

 何で知ってるのかの理由はスルーかよ。
 それから数十秒程して目的の自販機へとたどり着いた。
 僕は巫が小銭を投入口に入れ終わるのを待ってから、迷わず一番上の段にあるカフェオレのボタンを押した。僕のお気に入りのカフェオレである。

 「迷いが無いな」
 「悪いか?」
 「いや、寧ろよいのではないか?事が早く済んで」

 ドカッと落とされたカフェオレを僕は手に取ると、早速キャップを回しながら開け、一気に流し込んだ。渇ききった喉に、ミルクのコクと程良い甘さとコーヒーのほろ苦さが絶妙なコンディションで奏で合う。
 まさに、至福の一時であった。

 「そして飲むのも早いな・・・驚異的なスピードだ」
 「悪いかよ」
 「いや、寧ろ見てて気持ちがよいぞ」

 先ほどと似たような会話を繰り返しながら、再び歩き出す。

Re: 人生相談部(笑) ( No.11 )
日時: 2016/02/26 20:02
名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)  


 「ところで白波よ、私たちは一体どこへ向かっている最中なのだろうか?」

 その問いかけに、僕はピタリと足を止める。
 相談事とやらを聞くとは言ったものの、どこで、かなど全く考えていなかった。
 この場合、座れるような場所が良いのだろうか。教室が無難か?
 結局。

 「・・・適当に」
 「随分適当なんだな」

 考えた末に出した結論自体が適当なものだった。

 「不満があるなら自分で考えてくれ」

 僕は、面倒臭そうにそう言った。
 だがしかし。
 なにもわざわざ改まって座って話す必要もないのではないかと思う。
 取りあえず、ただの相談なのだから長話にはならないだろうと僕は推測し、(というかそもそもそんな事はさせないし、手短かに済ませるつもりで引き受けた)適当に歩きながらで良いか、などと思っていたところで、僕の視界にある貼り紙が目に入った。
 そこには、"人生相談(笑)何でも聞きます。"と書かれていた。

 ーー人生相談?

 ・・・最後の"(笑)"ってのがすごく気になるけど。
 相談・・・何でも、か。
 ・・・。

 ーーそうだ。

 僕は、ある考えに至った。

Re: どうやら銀髪美少女は、人生相談(笑)をはじめたようです。 ( No.12 )
日時: 2016/02/27 15:24
名前: 湯桁のろま (ID: SGjK60el)


※お知らせ※
こんにちは、湯桁のろまと申します。

突然ですが、題名変えました。


宜しくお願いします。


Re: どうやら銀髪美少女は、人生相談(笑)をはじめたようです。 ( No.13 )
日時: 2016/02/27 21:10
名前: こん (ID: phd3C.MK)

のんのの新作だー!

やっぱり文章力、発想力共にすごいなあ、、(O_O)
引き込まれる…

これからどういう展開になるのかドキドキワクワク…
楽しみにしてます^_^


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