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恋愛物語
日時: 2016/04/03 19:56
名前: リュー (ID: Dbh764Xm)

恋愛系の短編集です!
なにかと注意してみていると、色々と繋がっていくお話です!


*注意事項*
荒し、なりすましはやめてください。迷惑です。
誤字は優しく教えてください!




目次

ホントにホンキで >>1-4
単純コイゴコロ >>5-6 >>9-21
空色ココロイロ



*お客様*

どみの様
こん様
てるてる522様
ちょこみるく様

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Re: 恋愛物語 ( No.21 )
日時: 2016/03/23 19:56
名前: リュー (ID: Yv1mgiz3)

なんだ、先輩も私と一緒なんだ……
告白くらい、かっこいい言葉、言いたいけど、思い付かなくて。
私は先輩のことをもう一度よく見つめる。
先輩は、いつもより恥ずかしそうな、でも真剣な表情だ。
私はそんな表情の先輩に言った。
「先輩、ありがとうございます。私も───」
私はふぅーと、一呼吸して言った。
「ムズカシイのは、苦手なんです、私。だから、直球で伝えますね。素直に伝えますね、先輩に。私、先輩のこと大好きです!」
ニッコリと満面の笑みを浮かべて、私はちゃんと、言った。
普通の言葉でも、無難な言葉でも、それが私の言葉だから。
すると先輩は余裕に笑っていった。
「俺とおんなじようなこと言ってんじゃねーよ!パクんなよなー!」
「パクってないです!先輩とは『前振り』が違いました!」
「前振り以外は一緒だろ!」
「それでも、違うったら違うんです!」
屋上には私と先輩の声が響き渡った。
その夜、私は先輩にメールをした。
一応、相思相愛──恋人ってことなんだし。

Re.片桐先輩へ

件名 今日の感想

ムズカシイことは苦手です。
だけど簡単なことならわかります。
あなたに好きが伝えられて嬉しいです。

チヤより

単純コイゴコロ 終わり

Re: 恋愛物語 ( No.22 )
日時: 2016/03/23 21:12
名前: リュー (ID: Yv1mgiz3)

空色ココロイロ

「やっぱ菜穂はすごいねー。菜穂の教えてくれたところ、ほとんどテストに出てたじゃん!お陰で今度のテストは、人に見せても恥ずかしくない点がとれたよー!」
「それほどでもないよ。美樹ちゃんが頑張ったから、テストでも高得点とれたんだよ」
菜穂は微笑んだ。
謙虚でおしとやかな性格で、おまけにいいとこのお嬢様な菜穂は、私から見たら最大な、ゲーム風に言うなら『ラスボス』だ。
まぁ、倒す気はないし、敵対心もないけど。
それに、菜穂自信あまりいいとこのお嬢様ってことを気に入っていないみたいで、今この高校に通っていることにも、親を相当頑張って説得したらしい。

Re: 恋愛物語 ( No.23 )
日時: 2016/03/23 21:27
名前: リュー (ID: Yv1mgiz3)

理由は、私と一緒の高校に通いたいから。
私と菜穂は幼馴染み──って言うより、同じ学校に通ったことはないけど、一応同じ地区にすんでいて、菜穂の家は道路を挟んで真ん前にある家だ。
二階建てで、外見は普通だけど、なかは天井が高くて、豪華な感じ。
あ、自己紹介まだだったかな?
私の名前は一八代一樹(かずやしろかずき)。
さっき話した幼馴染みの菜穂と、クラスメートの美樹と仲の良い、少し男っぽいと言われる女子だ。

Re: 恋愛物語 ( No.24 )
日時: 2016/03/23 22:17
名前: リュー (ID: Yv1mgiz3)

そんな私には、菜穂以外にももう一人、小さい頃から親しい人物がいた。
「菜穂ー、宿題写させてくんねーかな?」
私たち三人が色々と話して盛り上がっているところ、いきなり来たのは、いまいった、私と小さい頃から親しい人物。
「いーや!お前には見せたくない!」
そいつは、もう一度手を合わせて
「いいだろ!?減るもんじゃないし。頼むっ!」
と、拝むように私の方に手を合わせながら、何度もいってくる。
ちなみに、私とそいつは小学三年の頃、知り合って以来、今でもよく顔を合わせる仲だ。
まぁ、同じ部活に──陸上部に、入ってるだけあるんだけど。
出会ったきっかけは………きっかけと呼べるのかはわからないけれど、喧嘩をしたからだ。
まぁ、それはまた今度、別の機会に詳しく話すとして。

Re: 恋愛物語 ( No.25 )
日時: 2016/03/23 22:29
名前: リュー (ID: Yv1mgiz3)

「例え減らなくても、あんたには見せないから!」
私はキッパリとそいつにいうと、そいつは菜穂に頼み出して
「菜穂、頼む!見せてくれ!」
「一ちゃんもダメって言ってるし、私もダメかな?」


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