コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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恋愛物語
日時: 2016/04/03 19:56
名前: リュー (ID: Dbh764Xm)

恋愛系の短編集です!
なにかと注意してみていると、色々と繋がっていくお話です!


*注意事項*
荒し、なりすましはやめてください。迷惑です。
誤字は優しく教えてください!




目次

ホントにホンキで >>1-4
単純コイゴコロ >>5-6 >>9-21
空色ココロイロ



*お客様*

どみの様
こん様
てるてる522様
ちょこみるく様

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Re: 恋愛物語 ( No.6 )
日時: 2016/03/13 21:52
名前: リュー (ID: 3z0HolQZ)

その誰かは、まだ続ける
「つーかお前、昨日田山に告られたから浮かれてんだろ?絶対!いいよなー、お前はモテるから。俺なんて、バレンタインで親にしかチョコもらえないくらい持てないってんのによー!ちくしょー!」
その人は、そこまでいって私がいることにやっと気づいたみたいにはっとして
「い、いやー、なんてねー……いや、別に、ほんとのことじゃないからねー。信じてねー………………………」
焦りに満ちた言葉だ。
しかも、さっきのが例えだったら、どんだけ現実的な例えなんですか。バレンタインで親にしかチョコモテてないって……。単なる可哀想な人なんだな、この人。

Re: 恋愛物語 ( No.7 )
日時: 2016/03/13 22:55
名前: どみの (ID: 99568qQj)

はじめまして!

読んでてとても面白かったです(^^)

私、幼馴染みの恋愛物語大好きなのでキュンキュンしましたw

単純コイゴコロの方もまさかっていうような意外性がよかったです

これからも頑張ってください!

Re: 恋愛物語 ( No.8 )
日時: 2016/03/14 06:44
名前: リュー (ID: 3z0HolQZ)

どみの様

感想ありがとうございます!
幼馴染み系、私も大好きなんです!
これからも、よろしくお願い致します!

Re: 恋愛物語 ( No.9 )
日時: 2016/03/14 06:57
名前: リュー (ID: 3z0HolQZ)

私もそう思って、少し哀れみの目でその人を見ていた。
するとその人は
「や、やてろって………そんな目でみんなよ………」
といって泣き真似をしだした。
そんなことにもかまわず、兄は
「茅夜、さっきいっとくからなー」
と言った。
「ま、待ってよ、お兄ちゃん!」
私は慌てて出ていこうとしたけど、入り口の近くでまだ泣き真似をしている兄の友達に
「お先に失礼します!」
と一礼して教室を出た。
教室の外と、廊下の気温は結構違って、まして今は冬なので、廊下はとても寒かった。
私は、制服のポケットに手を突っ込んで走ろうとした。
でも、ポケットのなかに何かがある。
それを取り出してみた。
それは


「チョコ?」

そう。チョコだった。
ここから、あまりさっきの教室は離れていない。
まだ、あの兄の友達はいる。
私は、教室の入り口にいって
「これ、チョコです!」
と、小さな一口サイズのチョコを投げて、その先輩に渡す。
先輩は
「んー?って、一月の三十日だよ?ちょっと早いけど、まぁ、ありがとなー」
と言って、チョコを鞄の中にしまった。
「文句言わないでくださいよー」
私は頬を膨らませていった。
そして、兄が待っていることを思いだし、慌てて玄関へと向かう。
そこには、兄と、兄に昨日告白した隣の家の幼馴染みである田山美樹さんがいた。
三樹お姉ちゃんとは、私も小さい頃から顔見知りだ。

Re: 恋愛物語 ( No.10 )
日時: 2016/03/14 17:12
名前: リュー (ID: 3z0HolQZ)

でも、さすがにこんな二人の空気の中に
「お兄ちゃん待ったー?あ、美樹お姉ちゃんだ!なにしてんのー?」
とか言って空気をぶち壊すことはできない。
私は二人が玄関から行くまで待とうとしたけど、お兄ちゃんが
「それにしても、茅夜のやつ遅いな………」
と言ったので、私はメールで
「ちょっと急用(;・∀・)先帰ってて(*´・ω・`)ノ」
と、慌てて送った。
すると、そのメールを読んだお兄ちゃんは
「先帰っててって………んじゃ、俺行くよ」
立ち去ろうとしたお兄ちゃんだけど、美樹お姉ちゃんが立ち上がって
「私も行く!いいでしょ?」
と言った。
お兄ちゃんは、少し顔を赤く染めて
「ま、一人じゃつまんないしな。行くぞ、美樹」
と言う。
美樹お姉ちゃんは嬉しそうに笑って、お兄ちゃんと手を繋ぎながら帰っていった。
私はその姿を見届けて、すれ違ったりするとヤバイから、お兄ちゃんが家につくまで学校にいようと決める。


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