コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 恋愛物語
- 日時: 2016/04/03 19:56
- 名前: リュー (ID: Dbh764Xm)
恋愛系の短編集です!
なにかと注意してみていると、色々と繋がっていくお話です!
*注意事項*
荒し、なりすましはやめてください。迷惑です。
誤字は優しく教えてください!
目次
ホントにホンキで >>1-4
単純コイゴコロ >>5-6 >>9-21
空色ココロイロ
*お客様*
どみの様
こん様
てるてる522様
ちょこみるく様
- Re: 恋愛物語 ( No.11 )
- 日時: 2016/03/14 21:43
- 名前: リュー (ID: 3z0HolQZ)
とりあえず、冷えないように手に息を吹き掛けながら、下駄箱の近くにあった室内用ベンチに腰を掛ける。
すると、隣に誰かが座ってきて、顔を見るとそれは、さっきチョコをあげた先輩だった。
- Re: 恋愛物語 ( No.12 )
- 日時: 2016/03/15 19:59
- 名前: リュー (ID: 3z0HolQZ)
先輩は隣に座ると、私の頭をクシャッと撫でて
「偉いなー、渕東の妹ー。渕東と田山にきー使って、学校に残ってるとかさー。うん、偉いな、お前ー」
私は少しムスッとして
「渕東茅夜です………私の名前、渕東茅夜です!」
私のことを先輩が名前で呼ばないから、ついいってしまった。
すると先輩が
「茅夜な、茅夜。覚えとくよ。俺は片桐正土。よろしくなー、渕東の妹」
「茅夜ですって!」
- Re: 恋愛物語 ( No.13 )
- 日時: 2016/03/16 19:35
- 名前: リュー (ID: 3z0HolQZ)
なんなのよー、人の名前で遊んで!
私が頬を膨らませていると、先輩が頬に手を当ててきて
「そんな顔してると、せっかくの可愛い顔が無駄だぞー!」
と言った。
私の顔はたぶん真っ赤だっただろう。
そのくらい、恥ずかしくて、もどかしくて、そして、嬉しかった。
すると先輩が
「もうそろそろ帰って良いんじゃないかー?俺も送ってくぞー、渕東の妹ー」
といったので、私は慌てて
「い、いえ、結構です!さ、さよなら!ま、また明日!!」
と、行って、走っていった。
雪が靴に染み込んでいくけど、そんなこと関係なしに走る。
(な、なんなのよ、あの、片桐って先輩!よくあんな恥ずかしいこと言える………お兄ちゃんにも言われたことないのに!)
その日から、私は片桐先輩のことを気にかけるようになった。
- Re: 恋愛物語 ( No.14 )
- 日時: 2016/03/17 21:49
- 名前: リュー (ID: 3z0HolQZ)
何度見ても、何度見ても、同じ風に、ニカっと笑ってピースを返してくれる。
あの日から十日が立ち、二月九日になった。
それでも進展なしな関係。
- Re: 恋愛物語 ( No.15 )
- 日時: 2016/03/18 18:57
- 名前: リュー (ID: 3c0JYUg8)
私は、そんな日が続いて、少しモヤモヤする。
(また二人っきりで話したいな)
そんなことを思いながら、ボーッと教室から、廊下を眺めていた。
すると、クラスメートの西光さんが
「チヤって好きな人いんの〜?」
と、唐突に聞いてきた。
私は思わず
「いないよ!」
と、口から出任せを言ったけど、西光さんは
「顔赤いよー、チヤ。いるんでしょ好きな人」
と言った。
確かに、いるけど………
でも、言うのは恥ずかしいし………
あぁ、穴があったら入りたいよ………
私はそのくらい恥ずかしかった。
だから、クラスの女の子が
「えんどうさーん、先輩が呼んでるよー!」
と言ったとき、すぐに
「うん、今行く!」
と言って、すぐに廊下に行ったのだ。
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