コメディ・ライト小説(新)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

空飛ぶ島の冒険家
日時: 2019/04/04 16:42
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

永遠のルーンはプリーマ島を空を飛ぶ島へと変化させ二人の冒険家を
乗せてあちこちを飛び回る。ユニとゼロの二人はプリーマ島で
様々な場所を冒険する。
1.セコンド島・純潔のリング >>01-05
2.ドリッテ島・寛容と慈愛のリング >>06-10
3.クアルタ島・謙譲のリング >>11-15
4.サンキエム島・救恤のリング >>16-21
5.ロクサキ島・忍耐のリング >>22-28
6.ギムレー島 >>29-32
7.プリーマ島・聖女の選択 >>33-34
8.

Re: 空飛ぶ島の冒険家 ( No.1 )
日時: 2019/03/29 21:18
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

数万年前のプリーマ島に一人の聖女がいた。彼女は島の守護者であり
王だ。彼女の名前をユニという。その島に一人の少年がやってきた。
赤いメッシュが入った黒髪の少年と黒のメッシュが入った白髪のユニは
宮殿の中は崩れ始めていた地下。
黒の王子「ユニ…」
ユニ「ごめんね、これしか私には見つからなかった。きっと会える、
それにみんなも分かってくれる、この島で私たちは必ずまた出会う」
黒の王子「…そうだな」

****
そして現在、このプリーマ島ではユニとゼロが出会った。この島は
大空を飛行して二人の冒険家の脚となっている。
ミーニャ「ユニ、ゼロ!」
白い猫ミーニャは二人に声を掛けた。
ミーニャ「島についたみたいよ」
ゼロ「えっと確かセコンド島だったか?」
ユニ「自然が豊富な島って聞いたことあるけど」
???「その通り主にエルフが人口の割合を多く占めている島だ」
赤い軍服の男が現れた。カナンという男だ。
ミーニャ「あらカナン。私たちを送迎しに来たの?」
カナン「まぁそんなところだ。…行って来い三人とも」

Re: 空飛ぶ島の冒険家 ( No.2 )
日時: 2019/03/30 09:06
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

島に到着して道を進んでいくと村に辿り着いた。
???「君たち、この島に観光かい?」
弓を持ったエルフの男が声を掛けてきた。長い耳に金髪碧眼だ。彼の名はミトスという。
???「珍しいお客様ねミトス」
ミトス「アリアまで来たのか」
アリア「えぇ何だか予感がしちゃって。ねぇ貴方たち冒険家ギルドに入らない?冒険家になれば
様々な島を見ることが出来て楽しいわよ」
アリアは目を輝かせている。入ってと言っていないモノの目がそう語っている。
ミーニャ「いいんじゃない?なりましょうよ冒険家!」
ゼロ「あぁ俺たちは元々冒険家志望だったからな」
ユニ「なら…冒険家になろう!」
ミトスとアリアは何かを相談して再びユニたちを見た。
ミトス「よし。なら一つ僕たちから依頼しよう。ここから南の森にいる魔獣討伐を頼むよ」
ミーニャ「早速依頼ね頑張るわよ!!」
一番ノリノリのミーニャはユニの肩から飛び降り先頭を歩いていく。ユニたちが森に向かってから。
アリア「森には確かスペクターが住んでいるわよね?もしかして」
ミトス「そういうことさ」

森に足を踏み入れた一同は不安定な足場を進んでいく。
ゼロ「ユニ足元に気を付けろよ」
ユニ「ありがとうゼロ、ミーニャも気を付けてね」
ミーニャ「あたしは大丈夫!こういう道、慣れてるし」
三人の匂いを嗅ぎつけたのか魔獣が唸り声を上げて襲い掛かって来た。ゼロは剣をユニは弓を構えた。
ゼロ「行くぞ!!」
ユニ「うん!!」
二人が奮闘する姿を一人の男は見ていた。
???「珍しい客人じゃなぁ…」

Re: 空飛ぶ島の冒険家 ( No.3 )
日時: 2019/03/30 09:39
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

ミーニャ「数が多いわね…ゼロ、ユニ大丈夫!?」
ユニ「私はなんとか…ゼロは」
ゼロ「俺も心配いらない。でも数は」
休む間も無く魔獣たちは一同に襲い掛かってくる。
別の場所から一回り大きい魔獣が吹き飛んできて他の魔獣を薙ぎ倒した。
???「苦戦しているようじゃな若造たち」
額に黒い角を生やした褐色肌の若い男は飛びかかって来た魔獣を
蹴り飛ばした。それに怖気づいたのか魔獣たちが逃げていく。
???「儂はこの森に住むスペクターっていうんじゃ。珍しい客人だと
思ったんじゃがあのエルフに言われたんじゃな」
ミーニャ「何だか話し方がジジ臭いわね外見の割に」
スペクター「口調ばかりはどうにもならん。それに何だかお前さんたちに
不思議な物を感じてな。もう魔獣は襲ってこないじゃろう」
ゼロ「この森に一人で?」
スペクター「うむ。大昔に暴れてしまったからの~…儂も闇に触れて
狂っていたようじゃが償いきれぬ罪を犯してしまった。プリーマ島には
一人の聖女がいた。黒い大陸から離れた場所にあった小さな島、上には
白い島が浮いていてプリーマ島を聖女を通して守護していた。プリーマ島を
黒い大陸からやってきた黒の王子が訪れた。その王子は聖女に一目惚れしたが
結ばれることは無くそのまま聖女と王子は倒れた。島は残ったまま…」
ユニ「…詳しいんですねスペクターさん」
スペクター「ハハハハッそりゃあそうに決まっとる!儂は闇の記憶を
持っておるんじゃ。お主らのこともよく知っておる」

Re: 空飛ぶ島の冒険家 ( No.4 )
日時: 2019/03/30 11:09
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

ミトス「やぁ帰りが遅いから心配して見に来たけど…無事みたいだね。
それと久しぶりだねスペクター」
スペクター「何じゃ、やっぱりお主が向かわせたのか。酷いことするのぅ」
ミーニャ「二人とも知り合い?」
スペクター「儂にここを紹介してくれたんじゃよ」
ミトス「スペクター君の力を借りたいんだがいいか?魔獣たちが暴れ出した」
スペクターが目を細めた。
ゼロ「俺たちにも手伝わせてくれないか?」
ミトス「君たち!…そうだね協力してくれ皆」

****
村のすぐ近くでは濃い闇を感じた。
スペクター「ッ、思いの外大変な事になっておるな…」
???「誰かと思えば文字通りの殺人鬼スペクターじゃねえか」
黒いメッシュが入った栗色の少し逆立った髪の青年はスペクターを見据え
笑みを浮かべる。
???「王子様に聖女様かぁ…残念だなぁ王様にお前が手を下すなって
言われてなけりゃあここでまとめて戦えたんだが…」
スペクター「好戦的なのは相変わらずじゃなガイト」
ガイト「ククッお前は随分落ちぶれたなぁスペクター。昔みたいにさぁ
人間を殺そうぜ?お前の力なら簡単だろ?」
スペクター「儂とお前さんを一緒にされては困るのぅ…」
ガイト「…ホントに残念だぜ。なぁ?ゼロ様よぉ」
ゼロの警戒心が更に増す。
ガイト「そう警戒すんなよ。これはゲームだ。お前らが勝てば
村人は全員解放するぜ、負ければ魔獣に喰われるだけだがな!」
ミトス「来るぞ構えろ!!」


Page:1 2 3 4 5 6 7



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。