コメディ・ライト小説(新)
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- ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。
- 日時: 2020/03/13 12:53
- 名前: 京都花漣澪 (ID: GsncfwNf)
- 参照: https://estar.jp/series/11771233
0 登場人物紹介
どうも。京都花漣澪です。今回コメディ・ライト小説(新)ので、新シリーズを書きます。ジャンルは恋愛です。出来るだけ投稿ペースを上げていきたいと思います!ぜひ、続きも読んで下さい!今回は、登場人物紹介をします!
坂木勇太
高校二年生。主人公。ぼっち。
朝霞彩
高校二年生。学園一の美少女。
水品理沙
高校二年生。クール系美少女。
坂木朱莉
中学三年生。勇太の妹で、女優&モデル。
エブリスタで小説投稿始めました
リア充夢見る青春部
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京都花漣澪作
- Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.20 )
- 日時: 2019/09/18 16:14
- 名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)
20 文芸部
「まだかな・・」
もう15分経った。水品さんはまだ来ない。一瞬教室から消えて、どこかへいってしまった水品さん。文芸部の部室に寄ってから来るのかな?けれど、ちょっと遅いんだけど。
「坂木勇太さん」
突然、後ろから声をかけられた。
「はい・・・?」
そこにいたのは、黒い髪をミディアムにして、眼鏡をかけた、真面目そうな美少女。身長の低さから多分一年生だろう。
「すいません、初めましてですよね。井上由香里、一年C組です」
「そうですか・・・」
俺も自己紹介をするべきなのだろうか。戸惑っていると、
「あなたのことは理沙先輩から聞いています」
「え・・・、理沙先輩?」
理沙先輩って水品さんのこと?じゃあこの子は水品さんと関係あるのかな?
「わたしは文芸部に所属しています。理沙先輩も同じです」
そうか。井上由香里は文芸部の人なんだな。
「俺は、坂木勇太って言います。水品さんはまだ来ないんですか?」
「・・・それが、理沙先輩が「由香里が一人で行きなさい」って強く言ったので、わたしが来ました。理沙先輩は文芸部の部室にいます。案内します」
「お願いします」
井上由香里は図書室を出て、特別棟へ向かう。あそこは、部室がたくさんあるところか。
「理沙先輩が言ってたんですが、坂木・・・先輩って友達いませんよね?」
ストレートな言葉が胸に突き刺さる。いないですけど・・・!
「いないけど・・・」
「やっぱり。そうだったんですね」
なんか傷つくんですが。当然だみたいな、哀れだみたいな感じがする言葉だった。本当だけど。
「もうすぐで着きます。・・・というか覚悟は出来てますか?」
覚悟?
「やばい感じがするんだけど、大丈夫なの!?」
覚悟って何だっ!?もしかして、悪口を延々と言われるのか?部長が鬼のように怖いとか・・・。
「やばくないと正直言えません。ですが・・・」
「はい・・・っ」
目が怖いんですけど。というか言えないの!?逃げたい、めっちゃ怖そう・・・。
「逃げたら容赦しませんから。・・・坂木先輩なら大丈夫です。きっと・・・」
きっとって、絶対大丈夫じゃないよね?危ないよね?というか怖い。井上由香里が怖い。
「に、逃げませんから大丈夫です・・・」
逃げるだなんて言えない。・・・怖過ぎて。
「じゃあ大丈夫です。もうすぐ着くので・・・」
地獄に着いたりしないよな。
沈黙が続く。恐怖と緊張がダブルになって襲ってくる。
「ここです・・・」
文芸部と書かれたプレートがあった。安心した。地獄ではないようだ。
井上由香里はコンコンとノックして、扉を開けた。
「井上由香里です。坂木勇太を連れて来ました」
恐る恐る部室の中に入ってみると・・・。
「さ、坂木勇太です・・・」
部室を見回す。大きなテーブルに美少女たちが座っていた。その周りには大きな棚があって、本や漫画がぎっしりと並べてあった。
なんというか・・・、普通の文芸部だった。覚悟はただの脅しなのか?脅しはいけません!
「ようこそ文芸部へ。歓迎するよ、坂木勇太くん」
俺の文芸部ライフが始まった気がした。
- Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.21 )
- 日時: 2019/09/18 16:32
- 名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)
前の話で20話いきました!投稿ペースもいい感じです。今後もたくさん投稿していくので応援宜しくお願い致します。頑張っていきます! 京都花漣澪
21 朝霞彩は恋をしない?
「朝霞彩さん、僕と付き合って下さい!」
とあるある日の昼休み。名前も知らない初対面の同学年の男子の声が、体育館に響いた。
何度目だ、このシチュエーションは。
「ごめんなさい。私はあなたとは付き合えません」
このセリフを言うのも何度目だろうか。
「そ、そうですか・・・」
がっくりと肩を落とす男子生徒。
「好きな人がいるんですか?いるんですかっ!?」
・・・このセリフも何回聞いたことか。
「いいえ。別に好きな人はいないです。異性的に、特別好きという人はいないです。ですから―――」
「じゃ、じゃあ僕と付き合って下さい!好きな人はいないんですよね?」
「・・・そうだけど、君のことが好きっていうことではないので、お付き合いは出来ないの。それに私は、君のことをよく知らないから、付き合うのは難しいと思います。友達ならいいよ。友達なら、たくさん作りたいから」
お決まりのセリフ。
「そうですかっ・・・なら友達になって下さい」
「分かりました。名前は?」
「風谷学です!」
「じゃあ風谷くん、よろしくね」
この繰り返しが続く。
私は好きな人がいない。
恋をしたことがない。
なのに。
なんで勇太くんのことをいつも考えちゃうのかなぁ?
- Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.22 )
- 日時: 2019/09/18 16:49
- 名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)
「ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。」シリーズ開始から約1か月経ちました!ここまで頑張って来られたのは、皆様のおかげです。是非これからも見て下さい! 京都花漣澪
22 人気キャラ投票
彩 どうも彩です!ぼっちの俺が、美少女様達にモテています。 通称 ぼっちの俺 の人気キャラ投票を行います。
まだあまりキャラは出てませんが、よろしくお願い致します。
勇太 好きなキャラを一人決めて、理由も出来れば書いて下さい。
理沙 投票は一人一回だわ。締め切りは10月10日まで。私に投票よろしくね。
朱莉 まだまだキャラは出て来るからよく考えて投票をしてね。
由香里 ちなみに・・・、10キャラも出てませんが・・・、よろしくお願いします!
彩 あと、オリジナルキャラ募集中!名前、性別、学年、特徴を書いて下さい。
理沙 誰かの妹とか、姉とかでもいいわよ。
勇太 オリジナルキャラ募集の締め切りはありません。何回でも書いていいです。
朱莉 よろしくね!
- Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.23 )
- 日時: 2019/10/06 13:04
- 名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)
長期間の投稿中止ごめんなさい、京都花漣澪です。学校で忙しくて全然書けませんでした。投稿を待ってくれた皆さんには申し訳ありません。これからも投稿を中止させて頂くことがあるかも知れません。ですが、これからも宜しくお願いします。
23 文芸部へようこそ?
部室に特に変わった物などは無かった。井上由香里が言った、覚悟とは何か。含みのある言い方だったが・・・。
俺は歓迎するよと言ってくれた金髪ポニーテールの目つきが怖い恐らく三年生の女子生徒の指示で、俺は空いている椅子に座った。
「坂木勇太くん。取り敢えず自己紹介をしよう。まずは私からだ」
金髪先輩は俺に僅かな微笑みを見せると、立ち上がった。
「私は、木ノ原御巫、三年B組文芸部部長だ」
木ノ原御巫・・・木ノ原先輩は俺に向かって言った。え・・・、目が怖いんですけど。この人バリバリのギャルじゃねぇの?って言ったらボコボコにされそうな威力があった。文芸部部長というイメージだなんて欠片もない。暴走族のメンバーですか?・・・っていうか今気づいたが胸がめっちゃ大きい。彩や水品さん以上。Gカップありそうだな。エロい。
「・・・わたくしは伊勢川杏、三年E組文芸部副部長ですわ」
伊勢川先輩は、おしとやかで礼儀正しい、麗しい才媛という感じがした。文芸部にぴったりな人だ。
「あたしは三木野零亜ですっ。二年A組ですっ」
三木野さんはなんか元気そうな運動系女子って感じなので文芸部というイメージはないが、赤い短髪でなんだかギャルに近づいている感じがする。
「私は百合結奈といいます。二年A組です。宜しくお願いします」
百合さんはもう清楚な美人というイメージ。微笑みは、思わず惚れてしまいそうになった。それに対し、胸はもう巨乳の巨乳。木ノ原先輩と同じくらいの大きさでギャップがやばい。悩殺されそう・・・。
「私は水品理沙よ。坂木勇太くん、歓迎するわ、宜しくね」
水品さんもいるようだ。相変わらず胸大きいな。文芸部巨乳多いな・・・。伊勢川先輩も結構大きいし、三木野さんもまあまあ大きい。
「一年生の二人は後で紹介するとしよう。今日はここまでだ。明日は詳しい活動内容を説明する」
木ノ原先輩が言う。ん?井上由香里は消えていた。どこかにいったのかな。というか・・・、井上由香里が言った覚悟。未だに意味が分からない。まぁ、問題無しってことか。
今日は終わったようで、皆帰る支度を始める。水品さんと目が合った。少しの笑顔にドキッとする。
「っ!?」
と・・・、いきなり手を掴まれた。百合さん・・・?
「来て」
と言われ、部室を出る。まだ手は繋がったまま。屋上の階段を上り、扉が見えたところで手が離された。目の前には百合さん。綺麗な顔が触れそうな程近くにある。状況が分からず、戸惑う。百合さんの息がかかり、顔が赤くなり、ドキドキする。
「ん・・・」
刹那、俺の唇に柔らかい感触が。・・・百合さんの唇が、押し付けられた。
キスをされた。
- Re: ぼっちの俺が、なぜか美少女様達にモテています。 ( No.24 )
- 日時: 2019/10/06 13:25
- 名前: 京都花漣澪 (ID: LmekyLqy)
24 キス
「ん・・・」
百合さんとキスをしている。頭が真っ白になってドキドキしている。唇は柔らかくて気持ちいい。優しく、百合さんは俺にキスをする。ファーストキスの相手は百合さん・・・。
「・・・んっ」
まだ唇を離さない百合さん。俺は離せない。柔らかくて、もっとしたいという気持ちが少しあるから・・・。20秒。苦しい。息ができなくなりそう。百合さんは俺の口を開き、舌を入れてきた。
「あ・・・」
俺の舌をゆっくり、優しく絡めとる。優しくからだんだん激しくなる。強く情熱的にキスをされる。まるで恋人にするみたいに熱いキスをされて、興奮してきた。百合さんは唇を離した。何秒キスしただろう。
「んっ・・」
百合さんの口から垂れた唾液を俺は舌で掬う。
「・・・」
お互いに見つめ合って、やった事の恥ずかしさを強烈に感じる。俺は、初対面の人とキスをした。百合さんからされたとはいえ、受け入れたのだ。
つまり・・・。
「んっ!」
俺は今度は自分から百合さんにキスをした。
「あっ・・・」
チュッと音が鳴るキスを百合さんにした。
「・・・百合さん」
俺は百合さんの目を見て言う。互いに顔は赤くなっていると思う。
「坂木さん。好きです。付き合って下さい」
驚かなかった。告白させたのに、冷静だった。
「百合さん、責任取って下さいよ」
「・・・え?」
驚いている百合さん。
「一目惚れした責任、です」
「っ?」
「あなたに一目惚れしたってことです」
俺はそう言って百合さんにキスをした。