ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- [怖]短編集 更新!“ドラえもん”
- 日時: 2010/02/26 20:36
- 名前: 3 ◆A4jsQTgi.Q (ID: qManwW4a)
これは、フィクション、実話、さまざまな話(短編集)です。
幽霊、自分の実体験、呪、さまざまな話が出てきますが、
本当に呪いのある話が混ざってるかもしれませんよ…
とか言ってみたり((
雰囲気はあんまし出ませんが、がんばって書いていきますので
1回でも読んでみてください。
※本物の呪いの話とか書きませんのでご安心を。
というよりか自分が怖くて書けないのですが(笑)
注意
・本当に呪いのある話は書きません!(断固)
最初のは雰囲気出すためだけです。
・深く考えずに気軽に見てください。
ほぼフィクションと思ってくださって結構ですw
・名前等はオンリー仮名です(当たり前
以上です!
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- Re: [怖]短編集 ( No.1 )
- 日時: 2009/12/08 00:38
- 名前: 3 ◆A4jsQTgi.Q (ID: 2iNdd8Sa)
ファイル① 黒猫の鳴き声
貴方は、猫を捨てた事はありませんか?
貴方は、猫をいじめた事ありませんか?
今回の話は、人に強い恨みを持った猫の呪いのお話をいたしましょう————
「ミーミー」
学校の帰りに、たまたま僕は捨て猫を見つけました。
子猫一匹、粗末なダンボールに入れられていたのです。
通行人があげたのか、まだ新しいパンの切れ端が入っています。
「可哀相に…」
僕は頭を撫でてやろうと猫へと手を伸ばした。
するとその時、
ガブッ
フー、と声を上げ、その猫は僕の手を噛みました。
「痛っ!なんだよこの猫、せっかく撫でてやろうと思ったのに!」
僕は噛まれたことに腹が立ちました。
「お前なんか、一生拾われるかよ」
僕は少し意地悪のつもりで、パンの切れ端を取り上げ、
段ボールのふたを閉じてやりました。
どうせすぐ通行人に見つかって、エサでももらえるだろう。
僕はそんな軽い気持ちで意地悪してやりました。
「フン」
僕は鼻を鳴らして立ち去ろうとしました。
でも、さすがにエサを取り上げては悪いと思い、
ふたを開けたらすぐ取れるような場所にパンの切れ端を置いてやりました。
『ありがたく思えよ、僕が心の広い人間でよかったな!』
アヒャヒャと笑いながら、僕は家へ帰りました。
次の日、僕はあの道を通りました。
しかし、段ボールは跡形もなく消えていました。
「チッ、拾われたのかよ」
何かムッと来ましたが、そんな事はすぐ忘れ、僕は学校へ行きました。
しかし、その帰りに僕はゾッとする様な話を聞きます。
僕はまた、いつもの様にその道を帰っていました。
あの段ボールのあったところまで来ました。
やはり段ボールはありません。
何か腹立つな。
そんな事を思っていると、近所のおばちゃんが話しかけてきました。
「あら、今朝そこにあった段ボール…貴方のだったの?」
僕はすぐ否定しました。
「いえ、違いますけど」
すると、おばちゃんは安堵しました。
「よかったわ〜、ソレ聞いて安心したわ」
僕の頭に?マークが浮かびました。
「今朝ね、段ボール置いてあったんだけど、ゴミ収集車の人が
持って行っちゃったの見たから…。誰のでもなかったんならよかったわ」
僕は、血の気が引いてゆくのが分かりました。
あの猫…間違って持っていかれてしまっていたんだ。
———いや、でも僕は悪くない。
勝手に持って行った業者の人が悪いんだ!
そうだ、そうに決まってる!
しかも、あの猫がどうなろうと僕の知った事ではない!
と言いながらも、僕はその場から逃げるように走り去りました。
それから、夜寝る時もその猫の事を思い出しては、
関係無いと考えていました。
しかし、その日の夜からずっと聞こえるのです。
猫の鳴き声が。
最初は近所の猫かよ、うるさいなぁ。とか思っていました。
でも、その声は夜な夜な大きくなってゆき、僕は寝付けなくなっていきました。
その声が聞こえるようになって半年、僕はノイローゼになりました。
あまりにうるさい声なので、この声の主の猫をバットで殺してやろうと思いました。
いい加減うるさいし、寝られないんだよ!!!!
僕はバットを持ったまま家を飛び出しました。
もちろん夜です、客観的にみると頭がおかしいと思われるかもしれないが、
今はどうだっていい!
その猫を黙らせれば気が済むんだから!
すると、それらしき猫が一匹、僕の前を走り去って行きました。
黒猫です。
僕は後を追いました。
暗いが、確かに猫がいるのです。
これでもう、夜猫の声で寝られなくなる事は無いのです。
僕はバットを振りあげました。
走っている猫を一発殴るだけ。
これで寝られる!やっと!
…ブブ————!!!と、激しいクラクション音が聞こえたのは
その数秒後でした。
トラックのライトが僕を照らします。
すると、僕は愕然としました。
猫が…いないのです。
目で追っていた猫は、ライトが当たった瞬間、姿を消してしまったのです。
ありえません。
でも、僕に探している暇は…もうありませんでした。
ちょうどあの時、僕は受験生でした。
受験生、ノイローゼで事故死。
ニュースで報道されるのは、一日後の事でした。
もしかするとあの黒猫は…その少年が殺してしまった黒猫だったのかもしれませんね———
…今回の話は此処までです。
では、次回お会いしましょう——————
- Re: [怖]短編集 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/08 19:05
- 名前: テイル (ID: acQ6X1OT)
ね、猫・・・。(汗)
俺、猫の鳴き声を真似して、子猫おびき寄せた事あるけど・・・。
呪われないよね?
とっ、兎に角!にゃんばれ(何語?
- Re: [怖]短編集 ( No.3 )
- 日時: 2009/12/08 21:35
- 名前: 3 ◆A4jsQTgi.Q (ID: 2iNdd8Sa)
初コメありです〜^^
呼んだだけなら大丈夫ですよきっと+
自分も猫驚かしたりしてたけど、今は深く反省中です((マジで
猫は捨てたり虐めちゃダメですよ((誰に呼びかけてるんだヨ
そういった呼びかけのつもりで書かせていただきました^^
次の更新も頑張ります!
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