ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

煉獄から死神少女。 もうすぐ20話突破企画とゆー事で
日時: 2009/12/31 20:50
名前: 更紗@某さん ◆h6PkENFbA. (ID: YpJH/4Jm)
参照: http://noberu.dee.cc/novel/bbs/white/read.cgi?no=215

もうすぐ20話突破記念 >>22 オリキャラ募集も有り
※ノベルでは実は19話まで進んでいたり。

〆御挨拶
どうもこんにちは、更紗@某さんです。
作者はこのサイトに相当嫌われているのか、小説がまた消えましたと。
でも作者が住み着いているサイト(参照)での執筆が主なので、復活させました。
では宜しくお願いします。

※まだまだ未熟なので、アドバイスや感想を下さると有難いです。
※当然ながら荒らしはお断り。
※フランス語やら悪魔やらが出てくるので、分からない場合は更紗に聞いて下さい。
※浅いコメントはお控え下さい。また、コメントついでに小説を宣伝する行為もやめて下さい。
※多少グロテスクなシーンが有るかと。

目次〆
Prologue 幻想と現実の死神 >>1
非日常01 死神少女、現る。 >>2
非日常02 死神少女、名乗る。 >>3
非日常03 死神少女、契約する。 >>4
非日常04 死神少女、居候になる。 >>5
非日常05 死神少女、客と話す。 >>6
非日常06 死神少女、見送る。 >>7
非日常07 死神少女、転入する。 >>8
非日常08 死神少女、ムカつく。 >>9
非日常09 死神少女、不思議な現象に出くわす。 >>10
非日常10 死神少女、魔剣と対峙する。 >>11
非日常11 天然少女、妖刀と出会う。 >>12
非日常12 死神少女、竜を連れる。 >>13
非日常13 死神少女、再会する。 >>14
非日常14 死神少女、逃げる。 >>15
非日常15 死神少女、犬に追われる。 >>16
非日常16 死神少女、イラつき過ぎる。 >>17
非日常17 死神少女、超能力を体験する。 >>18
非日常18 死神少女、念動能力を見る。 >>21

訪問者様(ノベル・カキコ両方でカキコは小説復活後の方のみ掲載)
〆夜殿 〆満月殿 〆夜兎殿 〆(( `o*架凛様
皆様、訪問感謝です

Page:1 2 3 4 5



Re: 煉獄から死神少女。 ( No.19 )
日時: 2009/12/31 15:04
名前: 更紗@某さん ◆h6PkENFbA. (ID: YpJH/4Jm)

死神少女元ネタメモ

・村正/妖刀で有名な村正
・“呪詛の剣”ティルヴィング/北欧神話の魔剣ティルヴィング
・“太陽弾”タスラム/ケルト神話の太陽の神ルーの神器の一つである、魔弾タスラム。別名は太陽弾。
・アテナ/ギリシャ神話の女神アテーナー。
・オズ/北欧神話の神オーズ。
・“核斬の短剣”リジル/北欧神話に登場する刀剣。

保留

Re: 煉獄から死神少女。 ( No.20 )
日時: 2009/12/30 21:22
名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)

テレポーテーションの超能力ですか……。
むむ……意外とすごい人現る……。

Re: 煉獄から死神少女。 ( No.21 )
日時: 2009/12/31 16:44
名前: 更紗@某さん ◆h6PkENFbA. (ID: YpJH/4Jm)

非日常18 死神少女、念動能力を見る。

 瞬間移動って、科学×魔術の某ラノベじゃねーか。何とも現実味の無い単語に、俺はふとそう思う。
 テレポーテーションという摩訶不思議な現象に対し、エヴァが感想を漏らす。

「確かに凄いわね、私達でいう空間移動系の魔術ってとこ。でもお前を超能力者と認めるには、まだ条件があった筈よね?」

 秋月は応えるように頷く。そう、秋月が超能力者と認められるには、秋月が超能力を使ってヘルハウンドを倒す必要があるのだ。
 となると、テレポート以外にもテレキネシス系の技が使えなければいけなくなる。あ、テレポートでも何か物体をヘルハウンドの体内に転送させればそれで結果的には良いのか。いや、それも駄目か。ヘルハウンドは引き裂かれた肉からクローンのように増殖していくから、やはりテレキネシス系で気絶させるしかないのか。
 と、俺が考え込んでいるうちに、近くから何か呻き声が聞こえる。どうやらヘルハウンドの数体が俺達を見つけたらしい。

「ほら、お前の出番よ。私は此処で見てるから早く行きなさいな」
「言われなくても分かっとるわ」

 秋月はにやっと笑うと、右手をヘルハウンドの方へと翳す。

「うちの念動能力(テレキネシス)はお前ら獣が受け止められるほど、やわなものちゃうで」

 一瞬、秋月の右手が翡翠色に光る。そして次の瞬間、ヘルハウンドは図書室の外へと押し出され、廊下の壁に叩き付けられていた。
 まるで秋月の右手から、強烈な風の渦が吹き出したような……それは秋月が超能力者だと証明するには充分過ぎた。
 
「どうやエヴァ? これでうちのこと、超能力者やて認めてくれる筈やよね?」
「……ええ、お前が超能力者である事を認めるわ」

 これで事態は終わると思っていた。誰一人が油断していた。
 さっき吹っ飛ばされた筈のヘルハウンドが、数を増やしてこちらへと乗込んで来たのだ。んな馬鹿な……こんな量どっから。さっきのヘルハウンドは廊下に倒れてるし、増殖してないという事は新しく乗込んできた奴か……!
 更には反対側のドアから乗込んできたヘルハウンドが、油断して隙が大きく空いている秋月へと襲い掛かる。くそっ、こうなったらやけだ!
 
「うおおおおおおおっ!!」

 俺は無謀にもヘルハウンドへと突っ込み、本棚にあった辞書のような分厚い本でヘルハウンドを叩く。ヘルハウンドは叩かれただけの筈のなのに、ボキリと背骨が折れた音をして気絶してしまった。
 他のヘルハウンド共は、黙って見ているわけにもいかずエヴァが魔法陣から鎌を取り出して、柄の先の部分で勢いよく突いて気絶させてゆく。
 無謀な行動をした為か、俺に対し秋月は叫んだ。

「な……何でや! あんた、もし上手く叩けんかったら肉引き千切られてたかもしれないんやで! そんなむぼ」
「んなの知るか!」

 俺は思わず怒鳴る。それに秋月は一瞬怯む。

「俺が攻撃しなかったら、お前が肉引き千切られてただろーが! 襲われてる奴を助けて何が悪いんだ?」

 頭の中から浮かんできた文字を、口から流れ出すように言う。
 秋月は一瞬驚いたように俺を見ると、にっと笑った。

「……そうやな。礼を言うで司」

 ***

 +一通りヘルハウンドを倒し、俺達三人はほっとする。

「司が知り合ったばかりの女子助けるなんて意外だったわ」
「そういや何でヘルハウンドの奴、本でぶっ叩いただけなのに気絶したんだ? 勢い任せにしては威力が大きすぎるような……」
「おそらく竜魂珠がお前の気持ちに反応したのね。まあ今日の調子で竜魂珠の力を使いこなせるようになりなさい」

 ……よく分からないが、またファンタジーうんたらかんたらか。まあ今日だけはファンタジーに感謝するとする。
 するとどこからか、聞き覚えのある声がした。何か色々揉めてるみたいだが……。

『だからヘルハウンドは切り裂くなと言っただろう、お前のせいで大量に増殖したヘルハウンドが図書室に向かった』
『そんなの知りませんですよ! 増殖するなんてどこのクローンですか!』
「それより私を縛るとはどういう事でしょうか?」

 この声は電波な使い魔少女二人とシェリルさんか……。どうやら二人がシェリルさんを捕まえたらしい。ていうかさっきの大量のヘルハウンドはあの電波使い魔(=ウィニ)の仕業だったのか……つくづく迷惑な奴らだ。
 声は段々と近くなっていき、やがて図書室へとやってきた。予想通り紐で縛られたシェリルさんと、言い合っているウィニとキャロルのコンビだ。

「エヴァンジェリン、今回は諦めましょう。しかし、次こそは連れ戻します故楽しみに」

 シェリルさんが噛ませ犬のような台詞を吐いたかと思うと、残ったのは紐だけでシェリルさんはどこかへと消えてしまった。

「……あの人がエヴァを追いかけていた人なん?」
「そうよ、まあ帰ったみたいだから一件落着って奴ね」

 秋月とエヴァの話に、俺もうんうんと頷く。
 これで一件落着……と思ったのも束の間、キャロルが俺に対して最悪の一言を告げた。

『そういえば司、学校のあちこちが人の群がりで騒がしかったぞ。私達は見えなくなっているから、おそらくヘルハウンドうんぬんかんぬんだろうが「泉井と黒神の奴、授業を抜け出してどこ行った!」とか先生達が言ってたぞ」

 エヴァはその重要さがよく分かっていないが、俺の中では一瞬で氷河期を迎えました。身体が凍り付いたように動かない。
 そんな俺に追い討ちをかけるように、ウィニが言う。

『理科室の辺りでエヴァ様が喚起したバイコーンが、問答無用で辺りを荒らしたようで先生達が怒っていましたですよ?』

 それが嘘であって欲しいと、冗談であって欲しいと思った俺だが、先生と思わしき足音がずしずしとこちらにやってくる。
 この後の最悪の想像をして、俺の顔は一瞬で青ざめていくのだった

Re: 煉獄から死神少女。 ( No.22 )
日時: 2009/12/31 20:51
名前: 更紗@某さん ◆h6PkENFbA. (ID: YpJH/4Jm)

@死神少女もうすぐ20話突破記念

司「……で、突破記念って何やるんだ」
エヴァ「そういや何か台本書きになってるんだけど」
作者「うん、それなんだけどね。現時点(ノベル)では19話までいってるしやってみたかった奴やってみようかと」

……というわけで、20話もうすぐ突破記念。
『煉獄座談会』という死神少女のキャラクター達のトークをやりまっせ。
そういうわけで煉獄座談会のお題を皆様から募集致します。

ユリア「作者まだまともにキャラの掘り下げしてないのに、こんなのやって大丈夫なのかしら」
シャロン「そうだよねー。まだ私の実は●●とか、フローレンスちゃんの実は●●とか。司君聞きたい? 大いにネタバレになるけど」
司「……止めとくわ」
澪「ていうかこれって、作者が手っ取り早くキャラの掘り下げしておく為にやるんだよn(ry」

因みに煉獄座談会では皆様からオリキャラを募集します。もし作者が気に入ったキャラクターは、本編に出てくるかもしれません。
応募用紙は以下から。

@@@煉獄座談会お題応募用紙@@@
話のお題『  』
お題を話すキャラクターの指名があれば『  』
@@@有難うございました@@@

@@@オリキャラ応募用紙@@@
キャラクターの名前『  』
性別『  』 年齢『  』(不明もおk)
死神or人間『  』
性格『  』 特徴があれば『  』
容姿『  』 補足『  』
@@@有難うございました@@@

エヴァ「それでは皆様、ふるってご応募くださーい」(棒読み)ry
司「そもそもこの小説読者いたっけ?」
作者「……あ」

Re: 煉獄から死神少女。 もうすぐ20話突破企画とゆー事で ( No.23 )
日時: 2009/12/31 21:25
名前: 更紗@某さん ◆h6PkENFbA. (ID: YpJH/4Jm)

@作者の息抜きじゃないよ、煉獄座談会その1
*年越し蕎麦編*

シャロン「というわけで第一回、煉獄座談会を始めまーす(棒読み)」
ユリア「エヴァの『座談会になると棒読みになる病』がシャロンにもうつった!」
澪「いや、只単にこのイベントがうざいだけだと思うよ」
エヴァ「作者の自己満イベントキター」
司「大晦日に何やってんだ作者は」
エヴァ「作者だったら年越し蕎麦残してたわね」
澪「そういえば泉井君の家は年越し蕎麦食べたの?」

 ……沈黙。

司「いっ、伊吹んちはどーなんだよ!?(焦)」
シャロン「私達のとこは美味しかったですよー。ねえユリア?」
ユリア「え、ええそうね(焦)」
エヴァ「その様子だと今年もああだったみたいね……」
司「ああってなんだよ、ああって」
シャロン「? 私達のとこは只ハバネロを蕎麦に摩り下ろしただけだよ?」
澪「美味しかったよ、お蕎麦」

 ……沈黙。

司「……(電波共が)」
エヴァ「(それで毎年無事なユリアも凄いわね……)」
ユリア「で、あんた達はどうだったのよ?」

 ……沈黙。

ユリア「(あたし何か禁句(タヴー)言っちゃったのかな……)」
司「俺んとこは今からだ、今から電波共と蕎麦を食う事になっている」
エヴァ「電波ってどこの誰のことかしら☆」
澪「あ、泉井君のとこ今から年越し蕎麦食べるんだね」
シャロン「へえ(遅いなこいつら)」
司「(今一瞬、シャロンの笑みが黒くなったのは気のせいだろうか)」
澪「どんなお蕎麦食べるの? シャロンちゃんに薦められて使ってみたんだけど、ハバネロ美味しいよ? そうだ、今からすっt」
司&エヴァ「それは止めろ(止めて)!」
ウィニ「あ、司さんもエヴァ様もこんな所に! 蕎麦持って来ましたですよ〜」
司&エヴァ「……(顔が青ざめていく二人)」
澪「あれ? 何か甘い匂いがする」
シャロン「この鍋からみたいだね」
ユリア「(蓋をあける)別に普通の蕎麦じゃない。司食べなさいよ」
司「何で俺っ!」
ユリア「いいから食べろ蟻んこ!」
司「ちょっ、やめえ……っ!」

 ズルズルズルズル……。(強制的)

ウィニ「どうです?」
ユリア「どーなのよ司」
澪「泉井君?」
シャロン「司くーん?」
エヴァ「(ご愁傷様、司……)」
司「う、上手い……んじゃねえか(俺の口の中では現在、第三次世界大戦が勃発中。どう考えてもこいつんは電波だ! 蕎麦に砂糖とレモン汁を大量に溶け込ませるなんてこいつ、どういう神経してるんだ!)」
ウィニ「あはは、不味いならそう言って下さいですよ司さん☆」
司「いっ、いや別に俺は!(俺まだ死にたくねえ!)」
ウィニ「まだお蕎麦余ってますから、家に帰りましょうか?」

 ガシッ☆(そして強制的に泉井家に転送)

ユリア「ウィニってそんなに料理下手なの?」
エヴァ「……いや、あの子は料理に何でもかんでも自分の好きなものを詰め込む習性があるのよ」
ユリア「うわ……」
澪「レモン汁と砂糖? おいしそうだかた行ってみようかシャロンちゃん」
シャロン「そうだねっ」
エヴァ&ユリア「Σ(味覚音痴な電波が此処に……!)」

 その後司の下は暫く麻痺して、まともに食事が摂れなかったとかそうでなかったとか。


Page:1 2 3 4 5



この掲示板は過去ログ化されています。