ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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青い目の少女  オリキャラまだまだ募集中
日時: 2010/02/07 10:04
名前: nanasi (ID: XTwzLzPc)

◆注意書き◆

ドモ!nanasiデス★

2個目のやつも消えちゃったんで、作り直します。

なおこちら全てフィクションです。

あと、ホンとつじつまとかはひどいもんですから

おかしいと思ったらいちよう連絡ください

もう一つお願いがあります。

漢字が私は大の苦手です。

だから、間違っていたら教えてください。

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◇人物紹介◇

レミル
   
この話の主人公&語り手  西洋じんっぽい見た目で、デモンが住んでいる。

デモン

レミルの中に住みつく悪魔。レミルを動かし人を殺して、その人の記憶や魂を闇姫に差し出している。

ユリカ(没)

レミルの親友。噂をよく仕入れる。

エミリ(没)

レミルの親友。女の子の中の女の子って感じの人。

ミレル&ルミレ

レミルの先祖。

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◆やってきてくれた人◆(二個目のやつ)

黒苺殿     凛殿      唄子殿

黒翼殿     みちる君殿   樹殿

結衣殿      都和★殿    知赴殿     
 
柚木殿     ジョーカー殿  裕也殿


◆やってきてくれた人◆ (今のやつ)

Kリン殿
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ここで殺される相手を募集します。

名前と、見た目の特徴。のみ書いていればOKだけど、複雑な事情とかも書きたければ書いてください。

よろしくお願いします。

なお、前スレで書いてくれた人のものは全てはきします。本当にすみません。

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名前     
 
振り仮名

見た目の特徴

複雑な事情

その他

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Re: 青い目の少女  オリキャラまだまだ募集中 ( No.24 )
日時: 2010/02/04 17:26
名前: nanasi (ID: 0i4ZKgtH)

20、   友情ってなぁに?

次の日。やはり私はいつもどおり登校した。

というかする予定だった。

ユリカと一緒に楽しくしゃべりながら。

でも・・・。

違ったんだ。友情って本当にはかなきものなんだ。そのことを実感した日である。

ユリカが向こうの方に立っていた

「おはよう!!」

私は笑顔でいった。いつもどおり。

「あんたよくこんな顔してられるね。人を殺しといて・・・。それも二人もの人を。」

「えぇ?」

私は固まった。

沈黙のときが二人の間で流れる。

「なに言っているの」

「私、知ってるんだから。小口から聞いたんだから。
俺が殺されたら犯人はお前だって」

「だから・・・。」

「違わない!あんたは昔からそうだった。」

昔から・・・。心の何かが唐突に響いた。そしてふとすべてユリカに話したくなった。

ユリカはわかってくれる。そう信じて。

「そうだよ。私がやったの。五つとも」

「五つって、亀たちも?」

「そう。みぃーんなね。私がやったの」

「ふぅーん。そういうことね。弱みがもっと増えたわけだ。」

「えっ?」

「さて、みんなにこのことばらしてきちゃおかな?」

「とっと、友、親友でしょ?」

「なに言ってんの?ごっこに決まってるじゃん。あれ?信じてた?

 かつていじめられた人といじめた人が親友。そんなの無いわよ。この世の中」

「いじめた?いじめられた?」

「あれれぇ?覚えてない?じゃあ教えてあげる。3年生の頃のお話・・・」

話を聞くうちに少しづつ記憶が戻ってきた。小学三年生の秋の話・・・。

Re: 青い目の少女  オリキャラまだまだ募集中 ( No.25 )
日時: 2010/02/04 17:27
名前: nanasi (ID: 0i4ZKgtH)

21、   怪盗ごっこ

私は小学三年生の頃、神奈川に住んでいた。

というか、今年の春まではずっと神奈川だった。

そんなことを考えているうちに私の意識は過去に吸い込まれていった。

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「今日は転校生がきました。おーい。でて来い。」

がらりと扉が開き可愛い赤いワンピースを身につけた女の子が入ってきた。

「早文 ユリカです。よろしくお願いします」

とてもかわいらしい女の子だった。

その日の20分休みに彼女に私は話しかけ、すぐに友達になった。

9月3日のことだった。


その当時。私たちの間では怪盗ものの本や漫画、アニメが人気を集めていた。

その中で人気だったのは、「ルパン三世」である。

当然私たち二人も好きだった。だからこんな遊びを考えたんだ

「怪盗ごっこ。やろ?」

「なにそれ」

こんな会話がされたのはあくる日の夕方のことだった。

「一人がルパン役になって物を隠すの。
 
 で、もう一人はそれを探すの。やってみようよ」

「うん。で、どっちがルパン?」

「私はヤダ」

「私も」

「じゃあじゃんけん」

「OK。最初はぐー。じゃんけんポン!やった勝った」

「いやだ。ルパンなんて・・・。」

私はなきそうになった。

「わかった。いいよ私ルパンで」

「本当に?ありがとう」

そして怪盗ごっこを私たちは始めた。

1週間後

「私の大切なお守りの・・・。妙ちゃんからもらったお守りが無い!だれ?誰が取ったの?」

久方が言った。

久方はきもいことをするのでこのクラスで菌扱いされていた。

もちろん誰も取り合わない。

「ひどいよ・・・。」

「うるせー。久方菌」

「久方菌!久方菌!」

クラスが一体になった。そんなとき、私はちらりとユリカをみた。

ユリカはそれに気づき微笑んだ。

私は声を出さず言った。

『もっとやって。お願い』

ユリカは手で丸を作った。


その一週間後

「あれ?私の靴がない?だれかかくした?」

クラスの人気者、純が言った。

「わぁー。隠した人最低!」

「そうだよ。ていうか、隠した人死刑!」

「死刑!死刑!」

わたしはまたユリカを見た。

にっこり微笑んでからコウ口を動かした。

『もっとでしょ?』

私はそうよというようににこりと微笑んだ。

そしてこう付け加えた

『今日中』


この後の20分休みはみんな靴探しに没頭したことはいうまでも無い。

昼休み

「泥棒!!!!!!!」

比嘉和さんのヒステリックな悲鳴が教室に響いた。

わたしは比嘉和さんの席を見る。

そこには確かにユリカがいた。

そしてそそくさとユリカは走っていった。

私はこっそり追いかける。

そして、彼女は空き教室の中に入り教師机の二段目の引き出しの中にそれを入れた。

「みぃつけた。」

そういうとみんながこの教室になだれ込んできた。

そして久方は教師机の二段目を見て

「あった」

と声を上げた。

純も同様に動き見つけ喜んだ

そして、ユリカにみんなの視線が集まった。

「泥棒・・・。」

この後しばらくユリカはいじめられた。

私もいじめた。

しばらくというのは、ユリカは新潟の方にまた転校して言ったからである。

Re: 青い目の少女  オリキャラまだまだ募集中 ( No.26 )
日時: 2010/02/04 17:27
名前: nanasi (ID: 0i4ZKgtH)

22、   復讐

「思い出した?」

ユリカは言った。私はこくんとうなづく。それだけ。

「謝らないの?」

「あっ!ごめんなさい」

気まずい空気が二人の間に流れる。私はあせった。友情を壊したくなかった。だけど、もう限界だったんだ。

「ふざけないで。本当は許しても良かったの。だけど、これじゃ、許せない。
 
 私は何があっても許さない。絶対に。

 私が味わった苦しさを、辛さを、味合わせてあげる。」

私は何も言わなかった。これは当然の天罰なのだから。

**三時間目**

「私の筆箱が無い。」

川辺さんは言った。私は、ユリカが笑ったことを視界の端で捕らえた。

「ねぇ、もしかして誰かが取ったてことは無いよね?」

川辺さんは周りを見回す。

「私、レミルが取ってんのみた。」

「ウソ本当に?」

「えっちが・・・。」

ユリカはそう言い私をにらみつけた。多分この意味は『違うって言ったらあのことバラスよ』

っていう意味なんだと思った。だからしょうがなく、

「うん。実は・・・。」

と言った。するとクラスの目は非難の目に変わった。

「うわっ、サイテー」

「ひっど。」

という言葉がもれた。いつしかそれは大きな流れになった。そう、イジメと言う流れに・・・。

そのふいんきも先生の到来で終わりを告げた。

ただ、私は感じる。ひどく冷たい視線を。

これからしばらくいじめは続いた。そして内容は、私たちがユリカにやったこととほとんど同じだった。

そしてはじめてわかった。ユリカの痛みを、苦しみを。

なぜ、なぜ、なぜ・・・。その言葉は私をくるしめた。

『苦しいならば、殺せばいい。』

デモンの声が頭に響く。だけど、それもできなかった。かつての親友を殺せるほどの器量を私は持たない。

これは天罰。そう言いくるめる日が続いた。

でもね、私はデモンなの。デモンは私なの。

殺さずにいられるわけ無いでしょ?

Re: 青い目の少女  オリキャラまだまだ募集中 ( No.27 )
日時: 2010/02/04 17:27
名前: nanasi (ID: 0i4ZKgtH)

23、   消えてしまったもの

私はこの前と同じように、黒衣を身にまとった。

つまり殺しに行くって言うこと。たとえ親友であっても。あっ元だ。

そしてポシェットの中身を確認する。彼岸花の根。たぶん人間にも効くはず!!

そして見慣れた道を歩き始めた。ユリカの家にはよく行く・・・よくいったものだ・・・。

ああ・・・。どんどん思いだされる思い出。それにつぶされそうになっている私・・・。

駄目だ・・・

『殺さないとは言わせない』

デモンの存在を今日ほど怖く思ったことは無い。

『殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ・・・。』

その言葉は私の中で呪縛となり、どんどんと押し迫ってくる。

私はもう・・・流されるまま。

やっとユリカの家に着いた。

いつもどおり窓から侵入する。

そして彼女の目の前に立ち両手を合わせた。

私は彼女の口の中に入れようとした。彼岸花の根を。

その時!ユリカはぱっと目をみ開いていった。

「バーーーーーーーーーーーカ」

ヒュットベットのたもとに立ち上がって、私の眉間を突いた。

私はあわててよける。そしてポシェットの中身。もう一つのを取り出す。

「苦しまずに死ねたのに・・・。」

彼女の首にナイフを突き立てる。そこを彼女はすり抜ける。

「やっぱりね」

彼女はそう笑うと。ベットの近くの机の引き出しを空け中身を取り出した。

「私もよ。ナイフ。」

そしてそのナイフは私の腹を襲う。すんでのところでよける。

「ハーハーハー」

二人ともかなり疲れているのを感じる。

だけど狂ったように戦い続ける。だが、さきにレミルが倒れた。体力切れだ。そこの隙をユリカは逃さなかった。

心臓に狙いを定めたナイフを振り下ろす。

「ナンテネ」

レミルはぎりぎりによけ、一気にあしを蹴り上げた。そこには彼女のみぞおちがあった。

「私を甘く見ないで」
・・・・・・・・・・・・・
私はいや、デモンは立ち上がりナイフを構えた。

「バイバイ」

デモンはにこりと笑い間髪無くたおれているユリカに最後の一撃をさした。

そしてなぜか首を切り落とした。意識が私に戻る。そしてあわてて家に帰り始める。

「どうして首を?」

『叫ばれたら困る』

「ああ。」

その時、木の陰からゴスロリというものを着た女の子が出て来た。

「殺すって素敵よね。死体って美しいわよね。」

不気味に笑う彼女。

「またいつか会いましょう。いえ、殺し合いましょ。」

そういうと彼女はさって行く。

私は見送るしかできなかった。

Re: 青い目の少女  オリキャラまだまだ募集中 ( No.28 )
日時: 2010/02/04 17:28
名前: nanasi (ID: 0i4ZKgtH)

24、 理梨佳

次の日私は何も無かったような顔をして学校へいった。というよりもいけた。

本当はここで昨日を思い出し辛くなり、自首してしまうんじゃないかと恐怖を抱いていたが、

もう、どうでもよくなっていた。人間はそんなもん。

☆☆朝の会☆☆

「先生のお話です」

日直の声が教室に響いた。

「えーーーと。今日はいきなりですが、転校生がいます。入ってきて。」

女のクラス担任のせんせいは言った。すると、ドアががらっと音を立てて空いた。

「はじめまして。久方理梨佳と言います。よろしくお願いします。」

かわいい!!!!っと思ったのは一瞬のことだった。目が会った瞬間昨日のことが思い出された。

昨日のゴスロリ少女・・・。

彼女はわざとらしくにこっと笑った。

「席は・・・。」

先生は迷った顔をしてから私の隣を見た。いやな予感がする。

「じゃあ、室川さんの隣。」

やっぱり・・・。

「よろしくね」

久方さんは言った。もちろん笑いながら。

「えーーと。理梨佳でいいよ。」

あんた心の中見えてるの?

★★中休み★★

「ねぇ、ちょっとおしゃべりしない。」

理梨佳の方から言ってきた。

「ええ。ここで?。」

「この学校で一番人気が無いのはどこ?そこで話したいんだけど。」

朝の会の理梨佳とは別人だった。ふいんきが。

「うーんとね。放送室かな?」

私は理梨佳を連れて、放送室に侵入した。私は放送いいんじゃないし、休み時間はつかわないからね。

そしてたどり着いたら、早速理梨佳はしゃべり始めた。

「ねぇ。ゲームしない?」

「どんな?」

「殺人ゲーム」

その言葉を聴いた瞬間胸が躍った。それと同時に理性が反発した。

と言ってもその理性は微かで、狂気のような殺意なような物に負けた。

人は欲に弱い。

「やる。そのゲーム。ルールは。」

「これから一週間、私たちは人を殺す。殺した人数が多かった方が勝ち。ただし、殺すときは相手の前で殺すこと。」

「相手の前で殺さなかったら?」

「カウントしない。負けたほうは買ったほうの言うことを絶対に聞く。それでどう?」

「いいね。」

「じゃあ、今からスタートね。よーいドン。」

私たちは廊下に出た。その前を一人の少女がとおり過ぎた。

茶髪にグレーの瞳。ポニーテールにしている。そんな感じのこ。

グレーの目はとてもうつろだった。

そんな彼女を理梨佳は放送室に引きずり込んだ。そのこは

「あっ」

と言っただけで、抵抗は示さなかった。だけどその後いろいろ文句言い始めた。

「なによ!!!いきなり。」

そういうとむすっと顔をふくらました。そのあとふんとそっぽを向いた。

「私だって苦労してるのに。そうよ辛いのよ。逃げ出したいの。」

「名前は?」

「・・・。」

理梨佳はそのこをにらむ。

「・・・。御園サラ。」

理梨佳は胸ポケットからメモ帳を取り出した。そしてつぶやく。

「あっ。いた。」

そういうと目つきが鋭くなった。そしてしゃべる。

「あんたの親戚からいわれてきた。お前は生きている価値がないだとさ。と言うことで死ね。」

そういうと、彼女の目が青みがかった。理梨佳はしりのポケットから何かを取り出したって、

「拳銃!?」

「うるさい!」

そして小さな音がした。まさかサイレンサー?(消音機?)

逃げようとする女の子。そのこを離さない理梨佳。


バン!!!   


理梨佳が突然発砲した。音はほとんど聞こえなかった。

「カウント1」

理梨佳はにやりと笑った。


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