ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 瞳の中の欲
- 日時: 2010/02/09 20:01
- 名前: ねーぷる。 (ID: iyrsvThs)
ねーぷる。って言いマス♪
初めてなので下手ですがどうぞ宜しくですww
登場人物
宇崎 美琴 ウザキミコト
主人公。ブラックリストにも乗っている人殺し。
別名:ブラック×シルバー
佐々木 燈 ササキトモ
主人公の所属する組織Ⅹのメンバー。
美琴のパートナーで、別名:死への付き添い人。
右京 ウキョウ
Ⅹのエース。右京とは、78個目の名。
組織内では死神と呼ばれている。
++++++++++++++++++++++++
更新はたまにしか出来ませんが、頑張りますwww
- Re: 瞳の中の欲 ( No.22 )
- 日時: 2010/03/17 23:48
- 名前: ねーぷる。 (ID: GRPIh4JV)
第14話 【真実】
「あれは........燈をあんなにしてしまったのには
訳があるんだ!」
訳.........?
「あれは、2ヶ月前のお前と燈がトニーを暗殺した日
のことだ」
その日、天気は快晴。
自分はいつものように山積みとなっていた仕事を片っ
端から片付けていた。
誰かがドアをノックしたから通した。入ってきたのは
政治家の奴らだったんだ。
そして奴らはこう言った。
「おいしい話がある。教えてほしいか?」と。
俺はもちろんYesと答えた。
そして奴らはこう言った。
「誰のでもいいから死体を提供してくれ」と。
俺は疑わなかった。それは何故か。
「死体を提供してくれたら5億やる」そう言われたか
らだ。
そしてその後。何日も経ったある日。ついに死体が手
に入った。そう、燈だ。
俺は急いで政治家の奴に電話で伝えた。
「いい死体が手に入った」とな。
そして奴らは、基地(ホーム)に死体を取りに来た。
そして、奴らはアイツに機械を入れて、今度はこんな
ことを頼んできた。
「コレのデキがどれだけなのかを知りたい。しばらく
お前に預けるから調べてくれ」
さすがにその頼みからは疑いを持つようになった。
そして、蘭に頼んで調べてもらうと、驚きの真実が待
ちかまえていたんだ。
《政府は、あの機械を使って軍隊をつくる気だ》
《あの機械が働いていれば、死体は粉々になるまで
動き続けるのだから、無敵の軍になる》
「嘘........でしょ?」
「嘘じゃない」
でも、それにしたって、ボスが悪いのは変わらない。
「頼む。燈を助けてやってくれ」
「...........」
ボスは自分の犯した罪を知った。
もう充分反省している。
許してもいいじゃないのかな。
<駄目。許しちゃ駄目。憎きボス。許すな>
もう一人のワタシがそう言っている。
でも、もう迷わない。
もう、逃げない。
臆病者の殻から外に出て、ワタシはこう言った。
「ボス。それ、やるよ。ワタシに任せて」
もう臆病者から脱出するんだ。
バイバイ。もう一人のワタシ——。
- Re: 瞳の中の欲 ( No.23 )
- 日時: 2010/03/18 20:05
- 名前: ねーぷる。 (ID: VNP3BWQA)
第15話 【実行】
「こんにちは。Ⅹのボス.......いえ、川山君」
「よくいらっしゃいました、政治家 陀弦さん」
さあ、後もう少しで作戦実行だ。美琴。
ボスの合図だ。さあ、作戦実行!
「こちらです」
「おぉ........君が燈.......いや、実験体だね?」
『ソウデス。ワタシガ実験体デス』
「全く、素晴らしいよ君は。川山君」
今だ!美琴!!!
バンッ バンッ
「ぅぐぅ........ッ」
「アナタが陀弦さんで間違いないわよね?」
「お前........何者だ......っ」
「フフ.........宇崎よ、政府のゲス!」
「な........っ!川山......君!アイツを殺せ!」
「...........」
「川山.......君?」
「悪いが、アンタに協力する気はねェ。美琴」
「Yes ボス」
バンッ
銃声と共に血の海ができる。
「作戦は成功だ。良くやった、美琴」
「はい」
『美琴........?何故ソイツヲ殺シタノ......?』
「え.......?」
『ナンデ殺シタノヨ!!!!!』
なんで?ワタシ、悪い事してない———。
燈?何を考えてるの?
意味分かんないよ————。
********************************************
さて、そろそろクライマックスですwww
乞う御期待♪♪
- Re: 瞳の中の欲 ( No.24 )
- 日時: 2010/03/19 16:16
- 名前: ねーぷる。 (ID: VNP3BWQA)
突然ですが、
この前おしゃべり掲示板で、「こんなスレやって〜」
というリクがあったので、かけもちでやることになり
ました!
華さん、惠美さん、お待たせしました♪www
コメディ・ライト小説 彼等は支配者
シリアス・ダーク小説 戦場の翼
↑で、キーワード検索して下さい♪
もちろん、瞳の中の欲もこれからも更新します。
応援ヨロシクなのです
- Re: 瞳の中の欲 ( No.25 )
- 日時: 2010/03/19 16:50
- 名前: ねーぷる。 (ID: VNP3BWQA)
- 参照: 今までありがとう♪瞳の中の欲Ⅱもヨロシク!
最終回 【思い出との別れ】
『死ネ!!!!!!!!』
バンッ バンッ バンッ バンッ
「え.......っ!?」
弾を避けながら、ワタシは疑問を言った。
「何で!?悪い事してないよ!?ワタシ!何で!?」
「多分、アイツの中にある機械には、政府の奴を殺し
てはいけない。そう、インプットされてるんだろう」
「えぇっ!?」
どうしよ.........それじゃ、説得したところでどう
にもならない!
「燈.......」
そう言った瞬間だった。
バンッ
「うあっ!!!!」
ワタシの身体を一つの弾が貫いた。
「ぐう......っ」
意識が朦朧としてくる。
あぁ、自分はそろそろ死ぬのだろう。そうふと思った
その時。
『アンタ、アタシニ何ヲシタ!!!!』
「何って、撃ってやったんだよ」
『コノォ........ゲスガァッ!!』
ガシャァンッ
燈の身体が砕け散った。
「あばよ、燈」
「.........」
一瞬、何が起こったのか、さっぱり分からなかった。
でも、砕け散った燈の欠片を見て、やっと理解した。
「嘘でしょ..........燈っ!!!!」
涙、止まらないよぉ.......?
「やだぁ.......行っちゃやだよぉ.....」
燈の命はとうに無くなっていた事は分かってる。
それでも、たとえ機械で動いていても。
信じていたかった。まだ生きてるって。
「う.......燈ぉ.......」
一番最後に流れた涙には、燈が映っていた気がした。
—最後に—
ワタシはとうとう20歳。
子供もいるし、幸せ。
だけど、燈の事を忘れられる日は、まだまだ来ないみ
たい。
前に進むって決めたのに。
「「お母さん」」
「二人とも、どこに行ってたの?」
「あのね。そこに女の人がいてね?一緒に遊んでくれ
たの」
「女の人?」
外を見てみるけど、誰もいない。
「誰もいないじゃない」
「え〜?どこ行ったのかなぁ......」
まさか。ありえない。
燈な訳、ないよね?
「ただいま〜」
「「あ、お父さんだ〜」」
「お帰りなさい。お父さん」
- Re: 瞳の中の欲 ( No.26 )
- 日時: 2010/03/20 10:28
- 名前: ねーぷる。 (ID: VNP3BWQA)
ただいま「瞳の中の欲 シーズンⅡ」
スレやってマス。
これからも、このスレは一応番外編とかやります。
更新はたまにしかできませんが.......
番外編 【ドジ】
「琉璃さん朝食、食べに行こうよ。」
「そうね」
今日は雨。天気も悪いし気分もブルーです。
「美琴さん.......子供ですか?」
「へ?」
「口の周りにミートソースついてますよ」
「.......ッ!!」
慌てて拭く。
「.......くすっ」
「わ、笑わないで下さ——いっ」
「これをバカって言うのかしら」
「バカ!?」
「ん—.......なんか違うわね。あ、そうよ!ドジ」
「ドジ!?」
なんか、今日の琉璃さんキツい....(いつもだけど)
「ま、いいわ。ごちそうさま」
「は、早ッ」
「置いていくわよ?」
「ま、待って下さいっ」
やっぱり今日も騒がしいⅩでした。
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