ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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瞳の中の欲
日時: 2010/02/09 20:01
名前: ねーぷる。 (ID: iyrsvThs)

ねーぷる。って言いマス♪
初めてなので下手ですがどうぞ宜しくですww

登場人物

宇崎 美琴   ウザキミコト
主人公。ブラックリストにも乗っている人殺し。
別名:ブラック×シルバー

佐々木 燈   ササキトモ
主人公の所属する組織Ⅹのメンバー。
美琴のパートナーで、別名:死への付き添い人。

右京      ウキョウ
Ⅹのエース。右京とは、78個目の名。
組織内では死神と呼ばれている。
++++++++++++++++++++++++

更新はたまにしか出来ませんが、頑張りますwww

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Re: 瞳の中の欲 ( No.12 )
日時: 2010/03/03 17:47
名前: 海鼠 (ID: HiDlQ61b)


こんにちは、海鼠デス。
初めてなんですか?
なのに表現の仕方とか上手いですねvv
期待しています!w

Re: 瞳の中の欲 ( No.13 )
日時: 2010/03/06 09:59
名前: ねーぷる。 (ID: zypMmNa5)

ぅわぁ〜っ
ごめんなさい!えっと海鼠さん
返事遅れました!

あ、ありがとうございます!
なんか嬉しいですww

Re: 瞳の中の欲 ( No.14 )
日時: 2010/03/06 10:30
名前: ちぃの (ID: zypMmNa5)

こんにちは!ねーぷる。さん♪
ちぃのです!
すごくうまいですね!初めてなんて思えないです!

Re: 瞳の中の欲 ( No.15 )
日時: 2010/03/06 10:59
名前: ねーぷる。 (ID: zypMmNa5)

ありがとうございますちぃのさん♪
頑張りますので皆さんも応援よろしくなのですww


第7話 【裏切り者 Ⅳ】

バンッ バンッ バンッ
銃声が鳴り止まない。
「ボスはそんな人じゃないもん!美琴なんていらな
い!ボスを信じない奴なんてみんな死んじゃえ!!」
「燈!やめて!銃をしまって!」
「嫌だァ!!」
           バンッ
燈が撃った内の一つがワタシの身体を貫いた—。
「フンッ、アタシは悪くないんだからね!
悪いのは美琴、あんただよ。ボスを信じなかった罰
を受ければいいんだ」
「燈.............」
意識が朦朧としてきて、視界がぐらついて.......
「大丈夫。あんたの始末は完璧にやってあげるから」
燈.......こんなのってないよぉ..............
ワタシ達今までやってきたじゃん....二人で......
ねぇ........ワタシを信じて.............
「燈。やめな」
「右京!?あんた......あなた、何でここに....」
「銃声がすごかったからね。ソイツ、どうする気?」
「どうするも何も、始末するのよ。何?文句でも?」
「ソイツは渡しな。さもないとお前を撃つよ?」
        カチャッ
弾をセットする音が聞こえる。
「分かったわよ。渡せばいいんでしょ!?」
そういって燈は美琴を湖に投捨てた。
「そうか。それがお前の答えか」
       バンッ
一瞬にして血の海ができる。
「まったく。ヤな奴」
そう言って右京は湖に潜っていった。
やがて右京の陰は見えなくなった。


「ぅ.........」
「よ、宇崎」
「!?右京っ」
「やぁっと目ェ覚めたな。遅ェんだよ」
「くっ.........っていうか、燈は....」
「そうだ、燈は!?」
「アイツなら殺したよ?俺が」
「えっ」
「だって嫌いだったんだよ。ウザいし。だから殺し
た」
「嘘でしょ......燈がいなかったら、ワタシ.....」

ねぇ、燈。今までワタシのことなんて思ってた?

「許さない......」
「宇崎?」
「ワタシはボスを許さない!!」

絶対に許さない!コイツもだけど、
何より今までワタシと燈を騙していたボスが憎い!
今、やっと裏切り者が何故いたのかを理解した。

Re: 瞳の中の欲 ( No.16 )
日時: 2010/03/08 16:13
名前: ねーぷる。 (ID: Xz23HG.d)

第8話 【裏切り者 Ⅴ】

「燈........」
ついさっきあった出来事のように思える—。
まさか、燈が死んだなんて.......
「嘘だぁ......嘘だぁっ」
嘘だよ......絶対嘘。
というか、信じたくないの。燈が死んだこと。
「ねぇ、誰か、誰でもいいから.........燈は死んで
ないって言ってよぉ」
涙が止まらなかった。怒りと絶望。悲しみが自分の中
で交差していて、耐え切れなかった。
「アタシは生きてるよ?」
「え?」
よく知った........懐かしい声が背後から聞こえた。
「燈!?」
「美琴。こっち向かないで」
「え?何で」
「いいから!!」
いつもと違う。様子が変。何かがおかしい気がする。
「何かあったの?燈......」
『ウルサイ。ダマッテテ』
「!?」
何!?今の........っ
『美琴。アタシハモウ死ンデルノ。分カルデショ?』
「え?」
『アタシハモウ、コノ世ノ万物ジャナイノ』
何言ってるの?声が変......この世の万物?もう死ん
でる?何言ってるの?理解できないよ—。
「どうだい?美琴。燈にまた会うことが出来たなぁ」
「この声.........ボス!?」
後ろに誰がいるのか.....わかんないけど、この声は
ボスだ!!
「ボス。どういうことですか?燈はもう死んでるハズ
ですよ?」
「聞いてなかったのか?コイツはもうこの世の万物じ
ゃない」
「この世の万物って何なんですか」
「こいつは無理矢理動かしているだけだよ。機械を使
ってな」
「機械?」

この世の万物でない者。〔それ〕を動かす機械。
そして死んだハズの燈。
ワタシは何がどうなっているのか分からなかった。


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