ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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 Lost. 【№11 up】 オリキャラ求む!!
日時: 2010/03/28 19:16
名前: 獅堂 暮破 (ID: QYDGIf3B)

どうも、獅堂 暮破という者です。

ちなみに初心者アーンド駄文作者という最悪状況の者でもある。
こんな暮破をどぞ、よろしく頼みます。

話の内容は簡単に言えば、
大変な事に巻き込まれてしまった少年の物語。
↑(簡単に言い過ぎ!!

んー……
内容はプロローグを見てください!!
(なら最初から書くな!!

て訳で、
 Lost 
  はじまります。

□ Lost □
№01 「契約」  >>01
№02 「久我」  >>02
№03 「証」   >>03
№04 「悪魔」  >>04
№05 「出会い」 >>05
№06 「天使」  >>12
№07 「カオス」 >>15
№08 「争い」  >>16
№09 「父親」  >>19
№10 「兄貴」  >>20
№11 「彪と親」 >>27

□お客様□
◇ 柊様 ◇ 羽鳥様 ◇ 迷鎖様 ◇ みちる君様 ◇
◇ 羽音様 ◇ クマ様 ◇ めだか様 ◇ 理郷様 ◇

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Re:  Lost. 【№07 up】 オリキャラ求む!! ( No.19 )
日時: 2010/03/26 19:08
名前: 獅堂 暮破 (ID: QYDGIf3B)

№09 「父親」

その後俺は理解し難い話を聞かされていた。
まぁ、現に俺はありえないものを見てしまったわけだから、信じてはいるが。
今、俺の脳内は混乱と整理で手一杯だった。

ちょっと内容を整理してみた。
一つ、悪魔の他に政権争いに参加している種族は、天使と死神の三種族である。
二つ、現在の状況は久我達が圧倒的に負けている。
三つ、契約者の役割は三種族の持つ、本来の大きな力の制御と本来の力の覚醒。

「……混乱してきた」
だってあまりにも非現実過ぎる。
漫画やアニメでよくある話の主人公になった気分だ。
まぁ俺には熱血主人公のようなやる気と元気はないが。
「まあまあ。少しずつ理解できるって!! 俺もそんな感じだったから」
恢吏が俺の肩をポンと叩きそう笑顔で言う。
……なんかいろいろ癇に障ることは多いけど、悪い奴ではないみたいだ。
久我、恢吏、環さん、古々、新崎。
笑っているその顔を見ていると奴らが他の人種とは思えない。
「……一応、よろしく」
俺が小さな声でそう言ったのを聞いた五人は嬉しそうに笑って見せた。
久しぶりだった。
こんなに明るい気持ちになったのは。
両親が死んでから、なんだか生きているような感じがしなくて、ずっと心に穴が開いていた。
少し、ほんの少しだけどその穴が塞がっていく様に思えて、俺は何年かぶりに笑みを浮かべた。

「!?」

そんな事を考えている時だった。
ひどい頭痛が俺を襲い、身体の力が抜けていく。
「っ、なん……だ」
俺は地面に膝を落とし、頭を抱えた。
「彪ちゃん!?」
久我が慌てて俺に駆け寄り倒れかける身体を支えた。
恢吏達も突然の出来事に驚いているようだった。
「う……あ、っ」
頭痛は治まるどころか痛みを増して俺を襲う。
意識が朦朧とする中、見えたのは五人の慌てる顔。
ぼやける視界の中、はっきりと移る人の姿が久我の後ろにあった。
それは俺の大切な人の姿。

「お、やじ……」

俺と同じ長い銀色の髪を一つに結い、俺と同じ灰色の瞳で見つめる。

それは幻覚と言うにはあまりにリアルで、
俺は薄れていく意識の中、父親の名を呟いた。

「……日向、シト」


Re:  Lost. 【№09 up】 オリキャラ求む!! ( No.20 )
日時: 2010/03/27 10:03
名前: 獅堂 暮破 (ID: QYDGIf3B)

№10 「藍」

突然頭を抱え倒れる彪。
俺は倒れかけた彪の身体を支えた。
その身体は外見以上に軽くて自分の腕を疑う程だった。
「彪ちゃん!!」
俺が呼びかけても口に出すのは一つの名前。
「シ……ト」
何度もその名を繰り返す。
「シト? 恢吏、シトって聞いたことない?」
俺は聞き覚えのあるその名前に疑問を抱いた。
シト。日向シト。
日向ということは、恐らく身内の名前、いや父親の名前だろう。
倒れかけた時、親父と呼んだのを聞いた気がする。
「シト……!! 伊月、シトって俺らのライラスさんの契約者の名前だっ!! まさか、彪は」
その続きを聞かなくても分かった。
彪は、ライラスさんの契約者、そして俺らを纏め上げた張本人。
日向シトの息子。
でも、彼は随分前に亡くなったはず。
頭の中が混乱し出す。
ライラスさんの契約者日向シトに日向彪、そして俺ら。
何かで繋がっているのは間違いないだろう。
そして彪が倒れた事も偶然ではない。
今、俺らの中で何かとてつもない事が起こっていうる。

「でもまずは」
環さんが口を開いた。
「彪をどこか休める場所に連れて行かなくては」
確かな意見だ。
意識を手放した状態の彪を春とはいえ、外に長時間いさせるのはまずいだろう。
だが、長話のせいで学校はもう終わってしまっているし。
病院に連れて行くのもどうかと思う。
一番良いのは彪の自宅に連れて行くことだが……。
残念ながらここにいる俺達はついさっき出会ったばかりで家の在処など分かりはしない。
「どうするかぁ」
俺は脳をフル回転させるが良いアイデアは出そうにない。
その時だった。

「ん? そこにいるのは彪か?」
大人の男の声に全員が声の聞こえた後ろを向く。
そこに立っているのは黒髪、黒目の男性だった。
水色のTシャツに黒のパーカーを羽織って、俺らの少し後方に立っていた。
彪の、知り合いだろうか。
「どうしたのコイツ?」
男性は近くに寄りそう尋ねた。
「え、あの、えーと。どちら様で?」
俺は少し焦りつつもそう訊いた。
「あー俺? 俺は崎野 藍(サキヤ アイ)だ。彪の兄貴代わりってところかな」
藍さんはそう言ってひょいっと彪を抱き上げた。
「家、連れて行きたいんだろ? ついて来なよ。仕方ないから家まで案内してやる」

俺達は嵐のように現れたその崎野藍にとりあえずついていく事にした。
彪の人脈は案外広い事に今気付かされた。

藍さんは「コイツ迷惑かける奴だな」なんてボソボソ言いながら道を進んでいった。

Re:  Lost. 【№09 up】 オリキャラ求む!! ( No.21 )
日時: 2010/03/27 10:42
名前: めだか (ID: 0cRf5/D/)

はじめまして「クリーチャー」&「神様よここに有れ!」の2作を書いている、めだかと申します♪
『Lost』メッチャメチャ面白!・・・(デスノート)ですね^^良かったら、僕が書いている2作も見て下さい★

□オリキャラ用紙□
名前【蒼】読み方【アオ】
年齢【15歳】性別【男】国籍【日本】
誕生日【とっくの昔に忘れたよ。そんなもの・・・】
家族構成【俺がみんな殺した。でも警察にはバレてねぇし、近所や親の会社には「病気」って言ってやったよ】
容姿【黒髪で瞳は薄い赤色、髪は少し長めで紺色。身長は167㎝。体が銃弾に囲まれていて、それを操れる。】
性格【家族も仲間もくそくらえよ!俺は一人がいいんだ。】
契約者or悪魔or天使or死神or人間(もっと作っても良し
【悪魔】
その他【俺は、毎日学校も行かず部屋にこもってるよ。稀に散歩に行くけどなァ。】

Re:  Lost. 【№09 up】 オリキャラ求む!! ( No.22 )
日時: 2010/03/27 10:44
名前: めだか (ID: 0cRf5/D/)

スレッドタイトルに「オリキャラ募集」と書きたいんですが、どうしたらできますか?

Re:  Lost. 【№09 up】 オリキャラ求む!! ( No.23 )
日時: 2010/03/27 11:08
名前: めだか (ID: 0cRf5/D/)

獅堂 暮破さんへ
質問の回答ありがとうございました!!!!!小説応援しています^^


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