ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Lost. 【№11 up】 オリキャラ求む!!
- 日時: 2010/03/28 19:16
- 名前: 獅堂 暮破 (ID: QYDGIf3B)
どうも、獅堂 暮破という者です。
ちなみに初心者アーンド駄文作者という最悪状況の者でもある。
こんな暮破をどぞ、よろしく頼みます。
話の内容は簡単に言えば、
大変な事に巻き込まれてしまった少年の物語。
↑(簡単に言い過ぎ!!
んー……
内容はプロローグを見てください!!
(なら最初から書くな!!
て訳で、
Lost
はじまります。
□ Lost □
№01 「契約」 >>01
№02 「久我」 >>02
№03 「証」 >>03
№04 「悪魔」 >>04
№05 「出会い」 >>05
№06 「天使」 >>12
№07 「カオス」 >>15
№08 「争い」 >>16
№09 「父親」 >>19
№10 「兄貴」 >>20
№11 「彪と親」 >>27
□お客様□
◇ 柊様 ◇ 羽鳥様 ◇ 迷鎖様 ◇ みちる君様 ◇
◇ 羽音様 ◇ クマ様 ◇ めだか様 ◇ 理郷様 ◇
- Re: Lost. (なんか危なくなってきた;; ( No.4 )
- 日時: 2010/03/19 21:35
- 名前: 獅堂 暮破 (ID: QYDGIf3B)
№04 「悪魔」
「マジもう無理。俺、留年しちまう」
俺はお昼休みの終わりを告げるチャイムの中、猛スピードで教室へと向かっていた。
「ちょっ、彪ちゃん早!! 待ってよ」
後ろでは久我が俺の後を追っている。
そういえば、同じクラスだったか。
「確か五校時目は……橋本の科学。アイツ授業参加しねぇと評定下げるんだよな」
俺はチャイムが鳴り終わると同時に教室へ入った。
幸い生徒達は騒がしく、橋本もまだ来ていないようだ。
「はぁ……」
俺はため息を落とし自分の席に着いた。
窓側の一番端の席。
俺は今の自分の席が好きだった。
青空が見えるから、とかそんな純粋な理由じゃない。
一、居眠りがバレない。
二、いざという時ベランダから脱走可能。
三、隣の席が男子のため女子と話さないで済む。
このクラスの女子は俺を見るたび顔を赤くしてキャーキャー騒ぐ。
出来れば俺は静かに過ごしたい。
そのため、隣が男子であるこの席が好き、という訳だ。
「彪ちゃん。早いよ、足。早過ぎるよ」
「……」
問題発生だ。
隣、コイツだった。
どこかで見た事ある顔だとは思っていたが、同じクラスの隣の席だとは。
厄介だ。
基本俺は人との関わりをあまり好まない。
クラスでもあまりというか、全く話さない。
そんな俺の隣が、コイツかよ。
神様。無理です。
本当にもう限界です俺は。
「彪ちゃん? 聞いてる? 無視ひどいって」
俺は聞こえないふりをしつつ、窓から裏庭の大きな桜の木を見つめた。
満開の桜の木からはピンク色の花びらが散っている。
穏やかな風景がそこには広がっていた。
ああ、このままこの風景の一部になれたらどれほど楽か。
俺はきっと人間に生まれるべきじゃなかったんだ。
そんな馬鹿らしい事を考えていた。
「……ん?」
あれ?
今、なんかありえない光景が目に入ったような気がする。
桜の木の頂点に、人間がいる。
いやいやいや。それはない。さすがにない。
あの巨大な木の頂点に人間が登れる訳がない。
しかも二人もいやがる。
「……ついに幻覚が。俺、疲れてるんだきっと」
俺は必死に自分にそう言い聞かせた。
じゃなきゃやっていけない。
「彪ちゃん。俺と同じ匂いのする奴が近くにいる。つまり分かるよね? 悪魔がいるって事」
あーやっぱりそんな感じになっちゃう訳?
俺は騒がしいクラスの中で遠く明後日を見つめた。
「橋本、今日休みだから自習だってー」
クラス委員がそう伝える。
その言葉に久我と目を合わせた。
(確かめに行こう)
(やだ)
そうアイコンタクトで会話する。
しかも成り立つという驚き。
しかし無理やり腕を掴まれグイグイと教室の外へ連れ出された。
「多分仲間だとは思うけど、一応確かめないと」
久我が顎に手を当てそう言う。
「俺は自分の事だけで精一杯だ。契約とか、しちまったからある程度は協力しようと思うけど……」
「詳しい事、話してくれなきゃ俺も何も出来ねぇ」
久我は少し考え、また俺の腕を掴み歩き出した。
「一緒にくれば悪魔の事、君の役目、いろいろ分かるよ」
俺はその言葉を信じ、おとなしく久我の後について行った。
- Re: Lost. 【№04 up】 ( No.5 )
- 日時: 2010/03/19 23:19
- 名前: 獅堂 暮破 (ID: QYDGIf3B)
№05 「出会い」
俺達は今、あの窓から見えていた桜の木の真下にいる。
「ここら辺だと思うんだけどね」
久我がきょろきょろと辺りを見回しながらそう呟く。
「やっぱり伊月じゃん」
どこからか男の声がした。
声の感じから俺達と同じ年頃だろう。
「その声……」
久我が額から汗を流す。
厄介な相手なのだろうか。
その次の瞬間、桜の花びらが一斉に散り、目の前が見えなくなっていく。
「っ、何も見えねぇ」
俺は既に久我の姿さえ見失っていた。
目の前がピンク一色に染まる。
「ゲットー」
後ろから腰に手を回され、俺の足は地面から離れる。
軽々と抱き上げられてしまった。
「うわっ」
少し首を曲げれば相手の顔が目の前にあった。
桜と同じ薄いピンク色の髪。
「君が伊月の契約者、かな?」
そう言われ、俺は小さく頷いた。
俺を現在抱き上げている青年は俺よりも身長が高くて、顔立ちも少し大人びている。
恐らく一つか二つぐらい年上だろう。
桜の花びらの勢いが少しずつ弱まり、視界が明るんでいく。
「あっ!! 彪ちゃん」
俺の姿を見つけた伊月が駆け寄る。
しかしそれは、茶色の長髪の青年によって拒まれる。
「久しぶりですね、伊月」
落ち着いた声音。
世に言う、癒しボイス的な感じだった。
こう、なんというか、お父さんのような……。
「恢吏、それに環さんまで」
久我の反応を見た限りでは知り合いのようだった。
「あの、いい加減降ろしてくれませんか?」
未だに俺を抱き上げている恢吏と呼ばれた青年に俺はそう言った。
「んー? ちょっと待っててよ。今から面白いもの見れるよ、きっと」
恢吏さんは笑みを浮かべる。
風が強まりまた桜の花が散る。
それと同時に鳴り響く激しい金属音。
「な、何が起きてんだよ」
俺は目の前の光景に思わず目を疑った。
目の前では今まさに、久我と環と呼ばれた青年が戦闘を繰り広げていた。
二人の手には短剣が握られている。
それに、目の色が変わっている。
久我の蒼い瞳は紅く、環さんの漆黒の瞳は黄金色に。
「あれがねー悪魔本来の能力を解放した時の状態。まあ、彼らにとってはあれが通常の状態だね」
恢吏さんが俺を支えている右手とは別に左手をひらひらさせてそう説明する。
てか、なんであの人らは戦ってんすか。
それが今、一番聞きたい。
「あの二人、あーやって力比べするの、日課なんだよ。でも、伊月がしばらく契約者探しに出て離れてたから、うずうずしちゃってんじゃない?」
この人は人の心が読めるのか!?
そう正直に思った。
「ううん、読めないよー」
いや、読めてんじゃん。
思いっきりさ。
なんか、もう状況がディープ過ぎてついていけない。
頭ん中もういっぱいいっぱいだ。
「あ、そーいや自己紹介遅れたね。俺は鈴堂 恢吏(リンドウ カイリ)、悪魔である須賀浦 環(スガウラ タマキ)の契約者。君と同じ立場なんだ」
そう言っている間にも久我と環さんの戦いはヒートアップしている。
なんかもう、動き早すぎて見えないよ。
「恢吏!! 覚醒」
そう言われた恢吏は「おーけー」と一言返し、目を閉じる。
「黒き翼の使途よ。今、我と共に羽ばたけ。“リコルス”」
そう言葉を発し、ハッと目を開く。
すると今まで明るい茶色の瞳が環さんと同じ黄金色に染まる。
「嘘……」
そして、
環の背から黒い翼が現れた。
普通に考えればありえない事。
でも俺は今、それを目にしている。
これはあまりにも現実離れした現実。
俺はその光景をただ黙って見つめている事しか、
出来なかった。
- Re: Lost. 【№05 up】 ( No.6 )
- 日時: 2010/03/20 12:29
- 名前: 獅堂 暮破 (ID: QYDGIf3B)
なんとここに来て、
暮破のキャラ作成能力が消えてしまいました。
て事で、
ぜひ皆さんにご協力を願いたい!!
□オリキャラ用紙□
名前【】読み方【】
年齢【】性別【】国籍【】
誕生日【】
家族構成【】
容姿【】
性格【】
契約者or悪魔or天使or死神or人間(もっと作っても良し
【】
その他【】
□ご協力あんがとです□
- Re: Lost. 【№05 up】 オリキャラ求む!! ( No.7 )
- 日時: 2010/03/20 15:12
- 名前: 柊 (ID: M2SneLVI)
□オリキャラ用紙□
名前【木枯 古々】読み方【こがらし こふる】
年齢【?】性別【女】国籍【?】
誕生日【11月13日そこら】
家族構成【?】
容姿【シルクハット常備装着 ズボンはいて男っぽい 髪の毛さらさらだけどショート。 弓矢持ち歩き】
性格【冷静 契約者には忠実。 戦略型=策士。代名詞→ボク 契約者は様付け。orマスター呼び】
契約者or悪魔or天使or死神or人間(もっと作っても良し
【天使】
その他【好戦的じゃないけど契約者がいえばやる。
武器は主に遠距離系。でもその場の状況にあわせて多彩?】
【追伸:また変なヤツ。(自分で作ったくせに…)気に入らなかったら消してください…。『?』のとこは勝手にしてください。おまかせします。】
□ご協力あんがとです□
- Re: Lost. 【№05 up】 オリキャラ求む!! ( No.8 )
- 日時: 2010/03/20 18:37
- 名前: 羽鳥 (ID: afFDOS/q)
□オリキャラ用紙□
名前【北條 夏夜】読み方【ほうじょう かや】
年齢【14】性別【女】国籍【日本】
誕生日【8月22日】
家族構成【母親・父親・妹がいた。(殺された)】
容姿【腰までの薄い茶髪に、燃えるような紅い瞳。
どこかの学校の制服(ブレザー)を着ている。】
性格【明るく元気で、人が大好き。
キリカエが上手で、戦闘時は冷たく、冷静。】
契約者or悪魔or天使or死神or人間(もっと作っても良し
【死神】
その他【甘いものが大好き。 苦いものは大嫌い。
という、少し子供っぽい子。汗】
□ご協力あんがとです□
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