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呪いの牢獄【完結】 
日時: 2010/03/22 10:30
名前: 雷螺 (ID: AlgR.W1y)

†・゜゜・*:.。. †.。.:*・†・゜゜・*:.。.† .。.:*・†・゜゜・*:.。. †.。.:*・†


初めまして雷螺ライラと申します(●P'v`q)+。*・♪
シリアス・ダーク初体験デス(艸д+。悲)
コメディ・ライト&二次元小説でゎ、
沙稀という名前でやらして
いただいています☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆
初めてなので下手かもしれませんが
ガンバリます!
短くてもいいのでコメください(●´∀`)


。・。*♯友達♯*。・。

・紺

†・゜゜・*:.。. †.。.:*・†・゜゜・*:.。.† .。.:*・†・゜゜・*:.。. †.。.:*・†



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悪魔の牢獄 【友達募集】 ( No.17 )
日時: 2010/03/21 10:12
名前: 雷螺 (ID: OWyP99te)

—第8章—

「じゃあ田崎クンよろしくネ死なないでよ♪」
「死にはしないと思いますよ?」
「さぁ?それはどうだかね♪」
「はぁ…」

そうオレは一言残し——
天井裏へ入った。
天井裏は想像以上に真っ暗だった——。
それに所々にガラスや荊が落ちていた——。
避けるのには少し難しい…。
結構尖っているのが多数ある。
そんな事を考えててもどうにも
ならない——進むべし。

だいぶ進むと明かりが見えてきた——
もうすぐ外に出られる——!!

【スパッ】

「痛っ…あーあ早速ガラスで腕切っちゃったし…
 しかも結構痛てぇ…。」

オレの左腕からは赤い鮮やかな血が流れ出した—。
そして顔も触っていると顔中に自分の血が付いていた
誰かの血——?!

「そこに誰かいるの?」

後ろから急に声をかけられビクッとして
オレは後ろを振り向いた——。
後ろに居たのは銀髪の女の子だった。

「———君は?」
「アタシ?アタシは恋君は?」
「オレは田崎敬浩。」
「いい名前ね♪ところで何してるの?」
「何してるって脱出を——。」

そう言うと恋はクスクスと笑い出した

「何がおかしい」
「ゴメン——ココを脱出する?!バカじゃないの?」
「侑李に言われたんだ——!」
「侑李?あぁあの仔ね——アンタってホント
 利用されてる事しらないの?」
「———?」
「侑李はアンタに鍵を開けてもらいアンタを
 牢に入れるつもりなのよ♪」
「そんな訳ねぇよ!!」
「嘘。アンタも薄々気づいてたはずよ——?
 っま信じるか信じないかはアンタ次第だけど。」

そう言い恋は暗闇のほうへ
姿を消した————。

侑李がオレを利用している———?

next…*


悪魔の牢獄 【友達募集】 ( No.18 )
日時: 2010/03/21 12:20
名前: 雷螺 (ID: OWyP99te)

—第9章—

恋という仔の言葉が
脳裏に残る——————。
———侑李に利用されてるんだよ———
——アンタも薄々気づいてる——
—信じるかはアンタ次第だけど—
そう考えてる内に牢屋の外へ出た。

「あっ田崎クン以外と早かったわね
 やっぱりガラスでイロイロ切っちゃったって感じだね♪」

侑李がニコニコしながらオレに話しかけた
恋が言ったとおり何か企んでるかもしれない——。

「敬浩、はいっハリガネ」
「…いやっ受け取る前に聞いておきたい事がある」
「…?田崎クンどうかしたの?」

侑李は余裕な顔つきでオレに聞いてきた
その態度にオレの中の何かが疼いた———。

「お前——オレを利用してないか?」
「——は?何言ってんの?利用なんかしてないわよ」
「嘘。オレ天井裏で恋っていう女に聞いたんだぞ」

侑李は黙り込んでしまった———。
そしてすこししてから口を開いた——。

「フフ…なんだぁ解っちゃったんだ——。
 騙せると思ったのになぁ…まさか恋に見つかる
 とわね…まいった♪まいった♪」

侑李は不気味な声で笑い出した——。
どうやら本当の様だ——。





「知られたからには、田崎クン死んでもらえる?」



next…*

悪魔の牢獄 【友達募集】 ( No.19 )
日時: 2010/03/21 13:02
名前: 雷螺 (ID: OWyP99te)

—第10章—

「っは?ちょっ侑李なに言って———」

隣に居た莉乃が焦り気味に侑莉に問う
隣の牢に居る豊も馨も同じ意見の様だ——。
しかし——その仲間の注意を無視をして
そこらへんに落ちてあったパイプを
拾いオレの方へ近づいてくる——
その時の侑李はもうオレの知っている侑李は
何処にも居なかった——。

「知られたからには田崎——死んで?
 アンタが居ると邪魔なんだよ——死んで?」
「ちょっゆ——…」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねぇぇぇぇ」

侑李がパイプを高く上げた
その瞬間パシーンという激しい音が
響き渡った———。

「痛ったぁ…」
「いい加減にしなよっ田崎クンに何の罪も
 ないじゃんっっ」

目を開けると莉乃が侑李の頬を
叩いていた——。

「おいっそこっ何してるちゃんと牢に入れ!」

見回りに来た警官に怒鳴られて
オレは牢に入れられた。

忘れたくても忘れられない————。
あの侑李のパニック——。
ココにずっといたらみんな
侑李みたいになってしまうのだろうか———…?




next…*

悪魔の牢獄 【友達募集】 ( No.20 )
日時: 2010/03/21 17:24
名前: 雷螺 (ID: OWyP99te)

—第11章—

侑李がパニック起こしてから
侑李は別室へと転送された———。
そして侑李は死刑囚となってしまった———。
ある囚人の話をたまたま聞いてしまった。
『まただ。今年で何人目だろうな死刑囚。』
去年にも侑李みたいにパニックを起こした囚人が
いるという事———?!

「田崎クン…さっきの事あんま気にしないでね…?」
「いやっオレが悪かったと思う——…。」
「………。」
「…なぁ、内緒にしとくからさ侑李がなんで
 あーゆー風になったか教えて?」
「——私もあんまり分からないケド…侑李があんなに
 なったのは、過去にあったしじめだと思うんだよ  ね」
「いじめ———?」
「そう中学校の時の話だけど———…。」

———いじめ———



next…*

悪魔の牢獄 【友達募集】 ( No.21 )
日時: 2010/03/21 17:38
名前: 雷螺 (ID: OWyP99te)

—第12章—

【5年前】


『え?オレの事が好き?』
『ぅん///ずっと前から…』

中学一年の時———
小学校からの初恋の男の子に
初告白した時の事だった————。

『……。』
『あのさぁ…オレお前みたいなお化けみたいな
 女嫌いなんだよねー』
『———そっか。』

——次の日——

『侑李昨日○○にフラれたんだって?』
『うん駄目だった———。』
『アハハ!そりゃそうでしょーだってアンタ化け物だもん」
『『アハハ!!』』

教室中に笑い声が響いた——。
その時 私は何もできなかった——。
それから侑李のあだ名は【化け物】になった——。
あれから一ヶ月が過ぎ——侑李はやってはいけない
物に手を出してしまった——。
彼女が手を出した決断それが【殺人】。
自分を苦しめた奴らを殺しまくった
もちろん侑李は親友だったから私も参戦した——。
それからよ侑李が変になったのは———。




next…*


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