ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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死神に選ばれた少女..
日時: 2010/05/31 12:10
名前: Misuzu ◆xmmHHTZv0E (ID: Hi/9PYOs)

初めましてノ

みすずといいます^p^
死神に選ばれた少女という小説を書かせていただきます☆
分からないことがあるかもしれませんがよろしくおねがいします

—こめくれた人—

暗刻の導き手 さん
月花 さん
ローファ さん
雷音 さん
ムスカ大佐 さん

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Re: 死神に選ばれた少女.. ( No.2 )
日時: 2010/05/02 19:14
名前: Misuzu ◆xmmHHTZv0E (ID: tOcod3bA)

>>1
落ちてました;
ありがとうございます^^

Re: 死神に選ばれた少女.. ( No.3 )
日時: 2010/05/02 19:25
名前: Misuzu ◆xmmHHTZv0E (ID: tOcod3bA)

第一話 「シニガミノ声」

中学二年生の頃、私は「シニガミ」に出会った。
私が田舎に引っ越してきた時のこと。
「水岡 夏津 です。 よろしくお願いします。」
私は神沢中学校に転校した。
都会に住んでいた私は始めて田舎を経験した。
やっぱり田舎は都会と違って空気がいい。

席に座った時、どこからか口々に話し声が聞こえた。
「あの子が選ばれたの・・・?」
「えぇ・・・ 何かかわいそう。」
警戒した目でこっちをじろじろ見てくる。
「ちょっとやめなよ。 まだ選ばれたわけじゃないんだからさ。」
1つ括りの少女が言った。
「ごめん、今の聞こえてた?
あの二人・・・ ちょっとおかしくてさぁ」
明るく話しかけてくれた。
「私の名前は嶋中 奈々。奈々って呼んでよ。」
「あ、・・・うん。 さっきの話って・・・」
私は戸惑いながらも話を続けた。
「あぁ、気にしなくていいよ。」
作り笑いでこっちを見た。
「・・・そっか。とにかくよろしくね。」
私は奈々と友達になった。

ここから悪夢が襲いかかろうとは誰も知らないまま...

Re: 死神に選ばれた少女.. ( No.4 )
日時: 2010/05/02 20:28
名前: Misuzu ◆xmmHHTZv0E (ID: tOcod3bA)

チャイムが鳴って下校時間となった。
私は帰ろうとした時—、
背後に奇妙な気配を感じた。
「・・・セ」
誰?
後ろを向いた。
そこには・・・
「夏津帰ろう」
明るく喋りかける奈々が居た。
「いいよ」
・・・さっきの声は誰?
頭の中で疑問を抱いた。
2人で帰っている途中、私はもう一度あの話を持ち出した。
「ねぇ・・・ 『選ばれた』ってどういうこと?」
聞いた瞬間奈々が立ち止まった。
奈々は顔色を変えて冷たく言った。
「死神だよ。 死神に会ってみれば?」
「え?」
人を変えたように冷たい奈々に動揺を隠せなかった。
「死神って?」
「・・・」
奈々は黙ってしまった。
「あんたのせいだ。 あんたさえ居なければ私は死神様の目をもらえたのに・・・・!!!!!
あとちょっとだった。あとちょっとだったのに・・・。
お前がこの村に来て死神様はお前を選んだ・・・。
お前が消えない限り私はお前を恨み続けてやる!!!」
奈々が怖い顔で私に怒鳴った。
私は涙目になって奈々の顔をじっと見つめていた。
「先帰るね。また明日」
奈々の怖い顔が戻った。
「う・・・うん。バイバイ」
怖がりながらも奈々に手を振った。
『死神様の目』って何・・・・・・。
私の頭に不安が過ぎった。

Re: 死神に選ばれた少女.. ( No.5 )
日時: 2010/05/07 13:46
名前: Misuzu ◆xmmHHTZv0E (ID: tOcod3bA)

家に帰る途中・・・。
またあの声が聞こえた。
「・・・セ」
・・・何?誰だよ。
あたりを見回した。
でも誰も居ない。
「・・・ロセ ・・・セ ・・・ロセ ・・・コロセ」
次ははっきり聞こえた。
・・・殺せ????
鳥肌が立った。
右側から不気味な風が吹いた。
風の方を見てみると黒い鳥居が建ちそびえていた。
その鳥居の奥から声が聞こえた。
私は走って逃げようとした。
だが・・・・。
体が動かない。
動かそうとしても体が言うことをきかない。
勝手に体が動いてしまう。
鳥居を抜けて階段を上がっていく。

階段をずーっと上がっていくと上には祠が見えた。
その祠はコケが酷くびっしりと付いていた。
・・・ここ気持ち悪い。
また鳥肌がたった。
背後に不気味な気配を感じた。
後ろを向いてみると破れた黒い服を着た女の人が居た。
「・・・あなた——」
「あなたは私に選ばれた」
言いかけたときその女の人が私の言葉の上から言った。
「あなたは私から目をもらうべし。
そのためには次の日曜日までに5人殺せ。
殺したらここに来い。」
そう言ってその女の人は消えてしまった。
私はそのまま倒れてしまった。


目が覚めると私は元の場所に居た。
右側には鳥居はなかった。
「・・・夢? いや。確かに私は女の人に会った・・・。」
左手をみてみると手が紙を握っていた。
その紙を見てみるとそこには——。

Re: 死神に選ばれた少女.. ( No.6 )
日時: 2010/05/07 18:46
名前: 月花 (ID: OGCNIThW)

そこには!?題名が気になってきちゃいました♪面白いです!!がんばってください♪ウチも死神好きです


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