ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 悪魔との契約
- 日時: 2010/05/14 18:41
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: QB.PitpG)
はじめましての人もいますね。九龍です!
いやー、片方のほう完結してないのに作っちゃいましたよ……。
今回はある悪魔と少年の話を書きます。
僕が嫌いな人、あと……文才があるかないか僕には解りません。心配なら今すぐ逃げたほうがいいです。
……あ、あと、チェーンメールと荒らしは歓迎しないんで!
しかも、グロありかもという……。
……これでも残ってくださるんですか? 心が広いんですね……。
……できれば、お話を読んでくださるとうれしいです。
プロローグ>>1
お客様
扇子乃和登様、ヴィナン様、涼香様
- Re: 悪魔との契約 ( No.34 )
- 日時: 2010/05/22 21:55
- 名前: ヴィナン ◆qZUCpA/gIM (ID: icsx9rvy)
オオオォ!!ベリアルがついに—・・・!!
続きが気になります!
- Re: 悪魔との契約 ( No.35 )
- 日時: 2010/05/23 10:55
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: sD26PePp)
ヴィナン様へ
続き……ですか。
あの人の場合、炎の戦車に乗って表れるって言いますし、虐めッ子も炎の戦車で焼き尽くすんでしょうかね〜。
……本編では、絶対そんなことしないような人にしておこうと思うんですがね。
- Re: 悪魔との契約 ( No.36 )
- 日時: 2010/05/30 15:01
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: ixlh4Enr)
第6話『証拠隠滅』
5人は、フリーズしたままだ。
御主人は……笑ったままだな。
「どうしました、皆さん?」
私がそう聞くと、5人はフリーズ状態から抜け出したようだ。
「お前、誰だ?」
男子生徒が、僕にそう聞いてくる。
「ベアトリス。要さんの友達……ですかね」
その言葉に、5人は口をパクパクさせた。
御主人は、そんな5人の姿を見て、口に手を当て、笑いを必死にこらえる。
……楽しそうですね、御主人。
「……ま、マジ? 要なんかに……友達?」
1人の女子生徒が、私を指差し、そう言う。
御主人、頬が膨れていますよ。とても笑うのを我慢しているようですね。
そう思っていると、誰かがフェンスに手をかける音が聞こえた。
「手前……、いきなり放り投げやがって、一体どういうつもりだ!?」
顔を後ろに向けると、アスモデウスがフェンスにつかまっている姿。
……一体どういうつもりだ、と、貴方は言いましたよね?
その言葉、まるごとあなたにお返ししますよ。
その姿で人前に出ないでください、お願いですから!
私はそう思いながら、ため息をつき、ついでにアスモデウスの手を踏みつける。
「ちょ、痛いッ!! これ、マジ痛いよ!」
「どうせですし、そのまま落ちなさい。そうしてくれれば、私はとても幸せな気持ちになれますから」
アスモデウスの言葉は気にせず、私はそういう。
すると、アスモデウスは私を睨みつけて、フェンスを上ってきた。
……よく、踏まれた状態で上ってこれましたね。
「お前……、本当に何!? 俺の事、嫌いなわけ?」
アスモデウスが、そう聞いてくる。
……貴方が悪いんでしょう。この低能が……。
私がそう思いながらため息をつくと、アスモデウスはむっとした顔をする。
「なんだ? こいつッ……!」
「なにコイツ、不審者!?」
虐めっ子がそう言い、一歩後ろに下がる。
「……ほら、こうなるから、私は貴方を投げ落したんですよ」
私がそう言うと、アスモデウスはコクコクと頷いた。
「つまり、俺が投げ落とされたのは、そこの人間達がいたから、ってワケ?」
アスモデウスがそう言い、人間たちを睨みつけた。
御主人さまは、片手で頭を抱え、ため息をついた。
「……まぁ、見られちまったもんはしょうがないだろ? 人間さえ消せば、済むことじゃん」
「……あぁ、そうですね」
アスモデウスの言葉に、私は頷く。
そろそろ、この人たちの顔も見飽きましたし、早いこと消し去りましょう。
- Re: 悪魔との契約 ( No.37 )
- 日時: 2010/06/11 18:29
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: cbQP1H./)
第7話『いらないものは……』
私達の言葉を聞き、虐めっ子5人はゲラゲラと笑う。
……なんというか、聞き苦しい。
人間の人を馬鹿にした笑い声。
私、幸せそうな笑みよりも、そう言う笑い方の方が嫌いなんですよね。
御主人も、こんな奴等に虐められて、さぞかし恥辱的だったでしょう。
「……べリアルー、こいつ等ウザイ!」
アスモデウスが、5人を指差して、そう言う。
……その気持ちは、私も同じですよ。
私はそう思いながら、1人の男子生徒に近づく。男子生徒は、私を指さして笑う。
私はその男子生徒の指をつかみ、まっすぐ伸びた腕に、チョップをくらわした。
ゴキッ、と、変な音がする。
「————————ッ!? な、なんだ、これ!?」
男子生徒が、声にならない悲鳴を上げ、自分の腕を見る。
……変な方向に曲がっていますね。あの人の腕。
もう少し、力の加減をした方が良かったのでしょうか?
いや、私は力の加減はしたはず。
人間とは、こんなにもろいものなのか。
「べリアル、そんな風にしてねぇで、さっさと地獄に送っちまおうぜ」
アスモデウスは、右頬を膨らまし、口をとがらせてそう言った。
……あぁ、その前に、やっておきたいことがある。私は、腕の折れた男子生徒の手首を握り、学生服のパケットから、カッターを取り出す。
男子生徒は、怯えた目でこちらを見る。
男子生徒の手首に、カッターを当て、カッターの先を、手首に刺す。
男子生徒の手首から、血が出る。
カッターの先で切れた皮膚に、カッターを一気に突き刺す。
……これで、もう、手は使い物にならないでしょう。
「ウアアァアァァァ!!!」
男子生徒の叫び声が、屋上に響く。
……あぁ、五月蠅い。
大きく開いた男子生徒の口に手を入れ、舌をつかむ。
舌をちょっと引っ張り、思い切り引くと、男子生徒の舌が千切れた。
「貴方には、こんなものはいらないでしょう?」
私がそう言って微笑むと、男性生徒は体を震わせた。
他の4人は、体が竦んで動けないようだ。
「アスモデウス、ドラゴンを呼びなさい。この人達、ルシファー様の所へ送っときなさい」
私がそう言うと、アスモデウスは笑いながら返事をした。
「ん、わかった。こいつ等、どうせ地獄行きだし、いらない人間っぽいしな!」
私は、アスモデウスの言うことに、少し共感した。
確かに、虐めをする人間は、いるという人間より、いらないという人間の方が圧倒的に多いだろう。
「あ、あと、こいつら五月蠅そうだし、あと4人の舌も抜いとくか?」
アスモデウスの問いに、私は首を縦に振った。
アスモデウスは意地の悪そうな笑みを浮かべ、口笛を吹いた。
……口笛を吹けば来るのか、貴方のドラゴンは。
そう思いながら私は、屋上から飛び降りた。
人に見られたら大変なことになるが、まぁ、大丈夫だろう。
任務完了。そう呟いて、私は学校の裏門へ歩いて行った。
- Re: 悪魔との契約 ( No.38 )
- 日時: 2010/06/11 19:46
- 名前: ヴィナン ◆qZUCpA/gIM (ID: icsx9rvy)
オォ!ベリアル、アスモデウス怖っ。
いやぁ・・・とても敵いませんね・_・;(いや、絶対。)
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