ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 悪魔との契約
- 日時: 2010/05/14 18:41
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: QB.PitpG)
はじめましての人もいますね。九龍です!
いやー、片方のほう完結してないのに作っちゃいましたよ……。
今回はある悪魔と少年の話を書きます。
僕が嫌いな人、あと……文才があるかないか僕には解りません。心配なら今すぐ逃げたほうがいいです。
……あ、あと、チェーンメールと荒らしは歓迎しないんで!
しかも、グロありかもという……。
……これでも残ってくださるんですか? 心が広いんですね……。
……できれば、お話を読んでくださるとうれしいです。
プロローグ>>1
お客様
扇子乃和登様、ヴィナン様、涼香様
- Re: 悪魔との契約 ( No.24 )
- 日時: 2010/05/16 15:55
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 6afFI3FF)
第3話『死ぬまで仕えてあげましょう』
今日は土日。御主人はついさっき、部活から帰ってきたそうです。
御主人の体には、いくつもの痣がありました。
それでも、御主人は笑顔を絶やしませんでした。
……とても、気持が悪い。
私はそう思いながら、ため息をつきました。
そう言えば、御主人は、私の力を使おうとはしないのでしょうか?
私は本来は、召喚した者にその者が望む地位を与える悪魔なんですが……。
まぁ、ページを開いて目に付いた者を召喚するような人ですし、そんなことは知らないのでしょう。
「……御主人、今度、レメゲトンやソロモンの鍵などの本を読んだらどうです?」
「あー、図書室にあるけど……なんでだ?」
「貴方がソロモン王と同じくらい大馬鹿だからですね」
私がそう言うと、御主人はなにも言わなくなった。
御主人は、まるでソロモン王と同じくらいの馬鹿なんですもの。
ソロモン王も、私を悪魔だと知らずに呼び出してくれて……。
そして、自分が呼び出したにもかかわらず、壺に閉じ込めてポイ、ですよ。
御主人は私を閉じ込めたりはしないでしょうが……。でも、馬鹿、なんでしょうね。
「馬鹿って……仮にも主人の事、馬鹿っていうか? 俺なら絶対言わないぞ」
……御主人なら、でしょう?
私は、馬鹿には馬鹿と言いますが。
大体、私は人を欺く悪魔なんですけどね。
そう言う悪魔に何も知らずに近づいてくるような人は、馬鹿ですよ。
「……早く、月曜日が来ないかな」
御主人はそう言って、部屋を出る。
……月曜日になったら、私が働くのですか。
まぁ、そんなことはどうでもいいか。
召喚され、契約もしたし、御主人が死ぬまで仕えてあげましょう。
……そう、死ぬまで、ね。
- Re: 悪魔との契約 ( No.25 )
- 日時: 2010/05/16 18:06
- 名前: 扇子乃和登 ◆D2y6C8Qlfc (ID: 2nMcmtOU)
……ところで赤子はどこへ逝ったんだ(ここはあえて誤字)?
……そうそう、今更ですが悪魔を呼び出すにはこのような契約書が必要です。
契約
我が受けし全てに対し、二十年後にしかるべき償いをする事を約束します。
その証として、ここに署名します。
……署名には血を用いて、二十年後に主人は死亡します。
- Re: 悪魔との契約 ( No.26 )
- 日時: 2010/05/16 18:53
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: 6afFI3FF)
扇子乃和登様へ
……可哀そうなことになりました。赤子は人間が最も行きたくないとこに行きました。
べリアルも悪魔ですから、人を地獄へ引きずり込みます。
そういえば、契約書に血を使うとか書いてあったような……。
こっち側では、契約書書いたのはいいけど、どの悪魔召喚すればいいか、要はわからなくて……。
で、あのような方法で召喚。
アンドロマリウスとかを召喚すればよかったものの……。まさかのべリアル。
- Re: 悪魔との契約 ( No.27 )
- 日時: 2010/05/16 21:10
- 名前: 扇子乃和登 ◆D2y6C8Qlfc (ID: 2nMcmtOU)
>>26
まあ、どちらにしても二十年後に殺されますけど……。
私は最近思う、
——無知こそが最大の罪だ——
- Re: 悪魔との契約 ( No.28 )
- 日時: 2010/05/19 18:43
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: rlexRl/3)
扇子乃和登様へ
……確かに。
無知だと、失敗だって何回もするし、罪だって何回も犯せそうですものね。
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