ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- DEATH GAME 参照200突破!!
- 日時: 2010/08/09 16:56
- 名前: ガイ (ID: HQL6T6.Y)
どうも、クリックありがとうございます。ガイです
初投稿です!!!
未熟ですが、頑張って書くのでお願いします!
間違いがあったらどんどん教えてください
コメント募集します
内容は題名通りホラーです
目次
【序】
>>1 第1話
>>2 第2話
>>3 第3話
>>4 第4話
【第1ステージ】 【第2ステージ】
>>6 第5話 >>33 第12話
>>14 第6話 >>34 第13話
>>16 第7話 >>37 第14話
>>17 第8話
>>20 第9話
>>29 第10話
>>30 第11話
登場人物紹介
東条 柊斗(とうじょう しゅうと) 男 22歳
双葉 千帆(ふたば ちほ) 女 22歳
兼平 翔(かなひら しょう) 男 22歳
霧崎 龍太郎(きりさき りゅうたろう) 男 27歳
- Re: DEATH GAME 参照200突破!! ( No.37 )
- 日時: 2010/08/09 16:53
- 名前: ガイ (ID: HQL6T6.Y)
第14話
誰も渡る奴なんていない。死への恐怖で足の裏と床が貼りついたように動けない。いや、自分の意思で動かないのか。
もうすぐ3分が経つ、その時だった。
「うおぉぉぉ!行ってやる!行けばいいんだろぉ!」
振り返ると、30代くらいの男が立ち上がっていた。すると、何故か周りにいる人達も立ち上がり始めている。
立ち上がった人はスタート地点まで行く。そして勇気を振り絞って橋へと一歩踏み出した。
「おおっ!」
あちこちで歓声が上がった。その声に押されるような形で次々と橋を渡って行く。短い列のようなものができた。
「みんなで行けば恐くないってか……」
翔がため息混じりに呟いた。
「まあいつまでもこうしちゃいられないな。俺達も行こう」
「おう」
彼らは列の真ん中に並んだ。先から翔、千帆、柊斗の順に並んだ。
前を見ると、バランスを取りながら慎重に先を進む男たちの姿が見える。いや、女も一人いる。ここからでも彼らの真剣さが伝わってくる。
やがて翔に順番が回ってきた。たっぷり前との間をあけると、両手を横に広げてバランスをとるようにして前へ進んだ。
次は千帆。
進む前に柊斗へ振り返った。必死に涙を堪えているようだった。一回力強く頷くと翔と同じようなを取りながら進んでいった。
柊斗は先にあるものに恐怖を感じていた。これだけで終わるはずがない。第1ステージも鬼がいた。だとするとこの第2ステージも何かの仕掛けがあるはずだ。気をつけなければ。
そう思い、彼も渡り始めた。一歩一歩ゆっくり。
彼の予想は的中していた。
しかしそれは予想よりも大きなものだとは知る由もなかった。
- Re: DEATH GAME ( No.38 )
- 日時: 2010/08/23 10:41
- 名前: ガイ (ID: HQL6T6.Y)
第15話
下を見てはいけない。下を見てはいけない。
そう自分に言い聞かせるが柊人はちらっと見てしまった。
体が凍りついたように止まる。
漆黒の闇。底は全く見えない。まるで悪魔が下で待ち構えているように想像してしまう。落ちたらひとたまりもないだろう。
変な汗が体中から噴き出す。
しかしいやな考えを振り払おうと決めた。
いつの間にか半分までたどり着いていたようだ。
そんな時、急に後ろが騒ぎ出した。
後ろを振り返る余裕なんて柊人には無かったが、耳だけに神経を集中させた。
こんなゲームしたくないよぉ。
第2ステージ、後ろから2番目の位置で橋を渡っていた藤崎敦(ふじさき あつし)は憂鬱だ。
なんで自分が選ばれたんだ。先程からそればかり思っている。何か悪い事でもしたのか?
そんな時後ろから不気味な笑い声がした。
たしか、彼のネームプレートには霧崎龍太郎とかかれていたはずだ。
「どうしたんですか?」
ゆっくりと振り返る。しかし完全に後ろを振り返る前に霧崎は目の前に迫っていた。
声を上げる間もなく彼は藤崎の服に掴みかかる。
「や、止めて下さい!」
そう言ったが、無駄だ。霧崎の感情にその言葉は全く入ってこなかった。
「へへへへ、参加者が減ればこっちも生き残る可能性があるんだよ」
「なっ!?」
次の瞬間、藤崎の体は宙に浮いていた。いや、落ちていた。
嫌だああああああぁぁぁ!死にたくないぃぃぃぃぃっぃ!
しかし無残にも体は重力に引っ張られていく。
最期に涙で霞んだ目に霧崎の不気味な笑い顔が見えた。
———畜生ぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお!
グシャッという音とともに、藤崎敦の意識は途切れた。
- Re: DEATH GAME 参照200突破!! ( No.39 )
- 日時: 2010/10/18 16:32
- 名前: ガイ (ID: rCcrGyYb)
間違えました
- Re: DEATH GAME ( No.40 )
- 日時: 2010/12/14 17:04
- 名前: ガイ (ID: nrzyoCaD)
16
信じられなかった。
人が死んだ。いや、殺された。
「ひゃひゃひゃひゃっひゃ。全員俺が殺してやる」
声の主はきりさきりゅうたろうだ。
- Re: DEATH GAME 参照200突破!! ( No.41 )
- 日時: 2010/12/11 22:36
- 名前: ガイ (ID: nrzyoCaD)
更新しました
この掲示板は過去ログ化されています。