ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん—
日時: 2010/06/24 18:04
名前: セピア (ID: UumlEqfp)

「ねえねえ、かくれんぼしようよ!!」

親友の美咲の一言で、ある日突然始まった、かくれんぼ——



『桜ちゃん、みぃつけた——』

次々と消されていく、友達——






「いやあああぁぁあッッッ!!!!!!!!!」

だれが…、




——誰が皆を殺していく



——鬼なの…??——

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Re: かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん— ( No.20 )
日時: 2010/06/25 20:18
名前: セピア (ID: /.h6ls2B)

第六話【仲間】


「…どうしよう、莉奈…」

美咲はガクガクと震えて言った

「…大丈夫だよ美咲、9時間頑張って隠れきればいいんだから…」

「でも9時間だよ9時間!!いくら広い場所だからって、見つかるに決まってるよ——…!!!!」

「…美咲、あの鬼に殺されていいの——…??」

「…え?……そんなの、絶対に嫌だ——…!!!」

「…だったら頑張ろうよ!!絶対に殺されないためにも…!!!」

「…うん!!!!」


そして私たちは、一つの凸のトコロに身を潜めた

「…だけど、私たちのほかにもいるんだよね?、隠れなきゃいけない人が——…」

「…確かに、あの鬼は、私たちのほかにも誰かいるような言い方で話してたから——…」







″…これでようやく、かくれんぼのメンバーがそろった…″



あとの人たちって…いったい誰なんだろう——…??



…ッとその時、



*カツ、カツ、カツ…*

「えッ…?まさかもう鬼が——…??」

美咲はビクビクしながら小声で言った

「えッ、でもちょっと待っ…!!!!!?」


私は目を疑った——…、






だってそこに、









杏里さんと新垣さんがいたから——……




*続く*





Re: かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん— ( No.21 )
日時: 2010/06/25 20:23
名前: ネコ子 (ID: kS1s3PtF)

セピアちゃん…
すごすぎるよぉ!!!

いいないいな☆
一人でこんな小説かけるなんて…
いいないいな☆

私にはこんな才能ないよぉ((泣

Re: かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん— ( No.22 )
日時: 2010/06/25 20:26
名前: セピア (ID: /.h6ls2B)

ネコ子さん>>Σ才能!?;;私全然そんなのないですよーッ??ノノ


私ヒマ人なんでいくらでも書けるだけなんd((蹴

Re: かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん— ( No.23 )
日時: 2010/06/25 20:54
名前: セピア (ID: /.h6ls2B)

第七話【嵐ノ里公園】

「おッ…、お姉ちゃん!!?;;」

美咲は口をパクパクさせて、驚いている

「美咲!?…それに、莉奈ちゃんまで!!どうして2人とも、ここに??」

「えッ、えっと、私たち、ある公園に寄ったんですけど、そこでかくれんぼしたいなーッなんて言う話をしてたら、こんなトコロに…;;」

「…もしかして美咲と莉奈ちゃんも、かくれんぼの参加者…??;;」

「…はい;;」

「——……えーッ!!!!?;;」

「Σ杏里さん…!!、声大きいですッ…!」

隣にいた新垣さんが、杏里さんに「シーッ」と注意した

「…新垣さんも—…??」

「…はい、私もある公園に…」

「ねえお姉ちゃん、新垣さん」

美咲が言った

「もしかしてそれって、『嵐ノ里公園』ってトコロ…??」


「えッ!!…そうだけど?」「!!…そうです——…!!!」

2人は驚き、美咲の顔を見た

「…てコトは、ココに来てるのは、嵐ノ里公園に行った人——…??」


私たちはしばらく、沈黙していた…



「…でも——…」

そう言い出したのは、杏里さんだ

「私、あんなトコロに公園なんて、見たコトなかったけど…」

「…確かに、あそこよく通るけど、あんなトコロに公園なんて、一度も見たコトないもん…」

私はそう言って、何かを思い出した



″お前が私を殺したからだ!!!!!!!!!!″


最近のあの夢は、このかくれんぼに関係しているのかな———…??


*続く*

Re: かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん— ( No.24 )
日時: 2010/06/25 21:17
名前: セピア (ID: /.h6ls2B)

第八話【似てるよね】

「…でもあそこの公園、私が行った時には、たくさんの小さい子が遊んでました…」

新垣さんが、小さい声でそう言った

「でももし、新しくできたトコロだとしても、設備がちゃんとしてないよね——」

美咲はそう言って考え込んだ



——確かにあの公園は、変だ…


新しくできたのだとしても、





あんなにボロボロだなんてッ…



″「でも、ココ見たコトなかったけど、結構古い感じだよね;;」″

″「だよねーッ;;、このブランコ、結構錆びちゃってるもん;;」″




あのトキのコトを思い出した


あの公園は、いったい——…???


「あのッ…」

新垣さんが、小さい声でそう言った

「白野さんと板野さんのお姉さんって…なんだか似てますね——…」

「あッ、新垣さんそれ言えてるーッ♪」

美咲が急に大きな声をだして、新垣さんは少しビクッとした

「あの2人、どことなく似てるよね!、目とか顔の作りがさーッ♪」



——私も昔…

″「莉奈ちゃんは、3丁目の板野さんのお姉さんに似てるわよねーッ♪、姉妹みたい^^」″

よく近所の人に言われてたっけ——…、


すると——…、


*ボーンボーン——…*

「!?」

「何—…!?」

突然、辺りに鐘のようなものが鳴り響いた

『これより、かくれんぼを行う』

「えッ、まだ始まってなかったんだ—…!!」

『これより9時間、この暗黒の世界で隠れてもらう。何度も言ったが…鬼に見つかった者は、我の手で消し去る』

…やっぱり、本気なんだ、″鬼″は…

『それでは、始める—…!!!』





*残り9時間*


*続く*


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