ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん—
- 日時: 2010/06/24 18:04
- 名前: セピア (ID: UumlEqfp)
「ねえねえ、かくれんぼしようよ!!」
親友の美咲の一言で、ある日突然始まった、かくれんぼ——
『桜ちゃん、みぃつけた——』
次々と消されていく、友達——
「いやあああぁぁあッッッ!!!!!!!!!」
だれが…、
——誰が皆を殺していく
——鬼なの…??——
- Re: かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん— ( No.15 )
- 日時: 2010/06/25 18:29
- 名前: セピア (ID: C2lkKiOb)
TKユズさん>>ありがとうございますーッ♪**
そしてヨロシクです☆*
- Re: かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん— ( No.16 )
- 日時: 2010/06/25 18:38
- 名前: ネコ子 (ID: kS1s3PtF)
やべ〜!!
先がきになる!!
セピアちゃんって呼んでいい??
- Re: かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん— ( No.17 )
- 日時: 2010/06/25 18:43
- 名前: TKユズ (ID: or.3gtoN)
おぉぉ!!!スッゲェ!!!!!!!
あ・・・・・・・すみません・・・。
続きが気になります!!!
頑張ってください!!!!
応援してます♪
- Re: かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん— ( No.18 )
- 日時: 2010/06/25 19:25
- 名前: セピア (ID: /.h6ls2B)
第四話【かくれんぼの『鬼』】
光の穴のその先には、
真っ白な世界が広がっていた——
「何?、ココ…」
やはりココにも誰も人の姿はない
すると…
「…莉奈??」
…えッ——…?
「みさ…き…??」
「莉奈!!良かった!無事だったんだね!!」
あんぐりしている私に、美咲は勢いよく抱きついた
「えッ、美咲…、私たちさっきまで、公園にいたよね…?;;」
「…そうだよね、私…公園に来たときに、かくれんぼしようって言ってからの記憶が…ないんだよね…で、気がついたらココに来てたの…」
「…えッ…?」
誰かに体を乗っ取られてた…とかかな?
すると——……
*ガシャーンッッ!!!*
「え?」
「なッ、何…!?」
「…奥からしたよね、今の音…」
「…美咲、行ってみよう!!、そしたら何かが分かるかもしれない——…!!」
「…そうだね!、行ってみよう!!」
そして私たちは、真っ白の世界の奥に突き進んでいった——
ハア、ハア——…
「…ねえ莉奈…?さっきからずっと走ってるけど、見つから…ないよ——…?」
「あ、れえ——…??、そんなに遠くからは聞こえなかったんだけど……きゃあッ!!!!」
私は、あるものにぶつかった——
「何コレ…″壁″…?」
と、その時——
*ゴオオオオオオオオオオ———…*
「きゃあッ!!何…!?」
「…地震?」
突然、真っ白の世界の″壁″が開き始めた——
「…え?」
「壁の先に…また真っ暗闇——…??」
そして——
その真っ暗闇の世界から、
『ようこそ』
「!?」「え—…!?」
『白野莉奈、板野美咲、…これでようやく、かくれんぼのメンバーがそろった…』
「ちょっと、ふざけないで!!、あなたいったい誰!?私たちをどうする気!?」
美咲はそう言うと、私が今まで一度も見たコトのない、厳しい目つきで、声の先を睨んだ
『私か…?…私は、貴様が始めようとした、かくれんぼの″鬼″だ…』
「鬼!!?」
『そうだ…、それも、ただのかくれんぼではない…、見つかった者は、我の手で…殺す』
!!!!!!!!!!
『それでは、始めようではないか、楽しい、かくれんぼを…!!』
その声の先には、
赤い目のようなものが光っていた———…
*続く*
- Re: かくれんぼのカウントダウン —いーち、にーい、さーん— ( No.19 )
- 日時: 2010/06/25 20:00
- 名前: セピア (ID: /.h6ls2B)
第五話【すたあと。】
『制限時間は9時間、この暗黒の世界で、一人でも9時間隠れきれるコトができたら、捕まった者も生き返らせ、元の世界に戻してやる』
「ちょッ…!!、ちょっと待ってよ!!、私たちはただ、普通のかくれんぼがしたかったのよ!?、なのにあなたは…人を殺すなんて…、そんなの間違ってる!!」
『間違ってるだと…??、フッ、可笑しなコトを言うヤツだ、私のやり方は間違ってなどない…では始めるぞ』
「ちょッ、ちょっと待ッ——…」
*スッ…*
!!
『では、すたあと。』
その世界は、
さっき見たときよりずっと、
暗い世界に包まれていた————…
*続く*
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