ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 小学生探偵部(ルナのキャラ絵を更新しました!)
- 日時: 2010/11/07 16:51
- 名前: ゆゆ (ID: kix7MxaA)
ゆゆです。
このまえ「教室のうわさ」のお話を終わらせたばかりです。
よろしくお願いします。
〜登場人物〜
小林 ルナ
刑事の娘。小学生探偵部の部長。どんな事件でも解決できる。この話の主人公。小6
坂本 釧間(さかもと くんま)
三つ子の長男。ある事件でルナの家に泊まることになった。記憶力がすごい。ルナと同じ小6
坂本 志隈(さかもと しくま)
三つ子の次男。同じくある事件でルナの家に泊まることになった。霊能力者。小6
坂本 耕太(さかもと こうた)
三つ子の末っ子。またまた同じくある事件でルナの家に泊まることになった。可愛い顔で、ふんわりな顔を見たものは、メロメロになってしまう(ルナには聞かない)。小6
小林 伸太郎(こばやし しんたろう)
ルナの父。刑事で、事件が起きると、すぐ駆けつける。
小林 奈々(こばやし なな)
ルナの母。元気で活発な主婦。ある秘密を隠しているらしい。
小林 留美(こばやし るな)
ルナの姉。ギャルで、子供好き。
坂本 香奈(さかもと こうな)
三つ子の妹。ある事件で亡くなった。
学校の人たち
牧瓜 絵理菜(まきうり えりな)
ルナの友達。元気で明るくて、かわいい。
川本 涼香(かわもと りょうか)
同じく、ルナの友達。噂話が好きで、こそこそ話も好き。
一ノ宮 凛子(いちのみや りんこ)
お金持ち。いつもはおとなしい。
篠田 官人(しのだ かんひと)
ルナの担任の先生。ちょいと変な名前だが、本人はそう思っていない(と言っている。)新しく来た先生。探偵部のこもんの先生もやっている。
これ以上です。
- Re: 小学生探偵部 ( No.8 )
- 日時: 2010/08/05 11:20
- 名前: ゆゆ (ID: vVNipMyd)
釧間「ルナ、本当に解決してくれるのか?」
志隈「さあね、まあ解決するって言うのは本当らしいね。」
耕太「元の生活に戻りたいな。」
釧間「あっ、もう寝る時間だ!ルナの部屋に行かなきゃ。」
- Re: 小学生探偵部 ( No.9 )
- 日時: 2010/08/24 17:38
- 名前: ゆゆ (ID: vVNipMyd)
「話があります。家の前に来てください。」
私はある人を呼んだ。
ピーンポーン。
「来た。」
ガチャ。
「よく来てくれましたね。」
「何のようだ?」
私が呼んだ人とは、あの三人組の伯父だ。
「あの火事や殺害とかの事件の犯人はあなたですか?」
ふ〜。緊張した。
「な、何言っているんだ!私が犯人なわけないじゃないか!」
「そう言いきれますか?」
「うっ。」
「それに、あの子達も呼んでます。」
と、私はあの子達を呼んだ。
あの三人組だ。
「おじさん。」
「お、おまえ達!」
「おじさん、嘘だよね!!」
「おじさんが犯人なわけない!」
余計なこと言うんじゃない。
「あんたたち!もう犯人は決まってるの!」
「おじさんが犯人って言うの。」
うっ。
こいつら〜。
「もう、いったいった。まあ、気を取り直して。あなたが犯人っていう証拠がずいぶんそろっています。」
「うっ。」
「第一に、においです。油臭いのがまだ残っていました。第二に、あの三人組の部屋です。あの部屋はよく乾燥していたから、火も燃えやすかったのでしょう。第三に、この真っ黒のティッシュが残っていました。本当は捨てられたか、もう燃えすぎて、消えてしまったとか。まあそれはないか。次にどうやって逃げたか。簡単です。ティッシュを燃やし、あいつらの部屋に投げ、そして、二階から、油をまき、逃げた。」
「ああ。そうだ。」
「あっ、一ついい忘れていました。ティッシュは、あいつら以外、ティッシュはいろんなところに巻き散らばっていた。あと、ティッシュは、消化された後、すぐに回収した。あとあと、こっそりドアを開け逃げた。」
「これ、一つじゃないよな。まあいい。ばれたからには仕方がない。本当は、あの三つ子のお母さんの婚約者だった。でも、こっそりあの弟と結婚が決まっていた。そして私は、負けを認めた。でも、あの弟に復讐したいと思っていた。そして、12年間待ち続け・・・」
「ちょっと待った。何で12年間なの?」
・・・。
どうやら無視されたようだ。
「12年間待ち続け、復讐するときがきた。そして実行した。そして成功した。でも、私は、あの子達がほっとけなかった。そして、あの三つ子を助け、そして、妹の香奈ちゃんを助けようとした。でも、遅かった。助けられなかった。私は後悔したよ。どうしてあんなことをしたんだとね。」
なんか悲しい。
「おい、犯人が見つかったぞ!!」
「おー!」
カチッ。
「おじさん。」
「じゃあな。若者。」
ピーポーピーポー。
「ありがとな、ルナ。」
「どうってことないよ、お父さん。」
「まさか、あの人だったとはね。」
「じゃあ帰ろ!お父さん。あんたたちも!」
「うん!」
続。
- Re: 小学生探偵部 ( No.10 )
- 日時: 2010/08/25 17:47
- 名前: ゆゆ (ID: vVNipMyd)
第2話
は〜。
よく寝た。
どんどんあいつらと寝るのも慣れてきたし。
『朝のニュースをはじめます。昨日の夜、あるお金持ちのある夫婦が、何者かに殺されたようです。救急車に運ばれた1時間後、死亡と確認されました。』
ふ〜ん。お金持ちね〜。
私のクラスにもお金持ちがいるけど。
『殺されたのは、一ノ宮和弘さんと、一ノ宮マリアさんです。』
えっ、もしかして、
「凛子の両親!!」
凛子という子は、お金持ちの娘。
あんなに仲良かった両親が殺されるなんて、悲しいと思う。
ガラッ。
「凛子〜!!!」
「あっ、おはよう。ルナ。」
あれ?普通だ。
「凛子、大丈夫?」
「うん。大丈夫だよ。」
「そう。良かった〜。」
「大げさだよ。ルナ。」
良かったけど、何で普通に会話ができるんだ?
もしかしたら、悲しさを抑えているかも。
そんなことしなくてもいいのに。
「ねえねえ、ルナ。」
「何?」
「なんかさ、いい気味じゃない?」
「何で?」
「だってさ、お金持ちだからって、調子に乗っちゃって。」
「ふ〜ん。」
まあ、別にこんなこと言わなくてもいいじゃない。
「可哀想だし、このままにしてあげよ!」
「まあ、そうだね。」
授業中、
「はい!」
「一ノ宮、大丈夫なのか?」
「はい!」
「そうか。じゃあ、一ノ宮!」
授業中でも変わらない。
っていうか、なんかいつもよりも元気なんだけど、気のせいか。
キーンコーンカーンコーン。
休み時間だ。
「ねえねえルナ!今日、私の家に来ない?」
「えっ?大丈夫なの?」
「大丈夫だよ!」
「うん。」
「そうそう。お菓子が用意してあるしさ、ゲームもしようよ!」
「うん。」
なんかいつもより違うな。
いつもはおとなしいのに。
どうしたのかな?
- Re: 小学生探偵部 ( No.11 )
- 日時: 2010/08/26 15:42
- 名前: ゆゆ (ID: vVNipMyd)
「ルナ!一緒に帰ろ!」
「あっ、ごめん。ちょっと探偵部の用で、」
「そうなんだ。じゃあ、待ってるね。」
「う、うん。」
ホントに変わったな〜。
ガラッ。
「遅いよルナ!」
「あんたたち!入ってくれたの!」
「当たり前じゃん。だって、事件を解決してくれたんだから。」
「伯父さんだったのは悲しかったけど。」
「ありがとう。じゃあ、箱のほうは・・・」
「あっ、それなら入ってなかったよ。」
「えっ?」
「ホントだよ。ほら。」
と、箱の中を見たら、何にも入ってない。
「紙くずとか入ってないし!まあ、ごみは入れられてなくてよかったけど。っていうか、新聞に載ったのに、何で!」
「さあ?」
「いっぱい解決すれば、相談の紙がたくさん入っていると思うけどね。」
「あー、そー。」
でも、それもいいね。
「あっ、もう帰ろ!友達と一緒に帰ることになってるし!」
「えっ、僕たちはどうするの?」
「あんたたちは、三人で一緒に仲良く帰りなさい!じゃあね!」
「はは・・・」
- Re: 小学生探偵部 ( No.12 )
- 日時: 2010/08/26 17:48
- 名前: ゆゆ (ID: vVNipMyd)
「ごめ〜ん!!遅くなっちゃった!」
「いいよ、ルナ。じゃあ帰ろ。」
「ねえ、凛子。」
「なに?ルナ。」
「帰りしに言いたくないんだけど、親が殺されてどう思った。」
「えっ?あっ、うん、いつか犯人を突き止めてやると思う。」
「ふーん。」
でも、なぜか私には、凛子がそう思っていると思わなかった。
ガチャッ。
「ただいま〜!!」
「お帰り、ルナ。あれ?釧間君たちは?」
「後から帰ってくる。」
「そう。」
「そうだ!お母さん。あのさ、友達んち行ってもいい?」
「え、ええ。いいわよ。」
「やった!あっ、そうそうお母さん。ゲームとかお菓子もって行っていい?」
「別にいいけど。」
「じゃあ準備しなきゃ!」
と、私は2階に上り、自分の部屋に行った。
「ゲームでしょ。あと、1階から持ってきたおかしでしょ。あと・・・」
と準備をしていたとき、私はふと思った。
凛子のことではなくお母さんのこと。
なぜ、最初のとき・・・。
まあいっか。
いつの間にか準備ができていた。
よし、行こう!
「行ってきまーす!」
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