ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 学園生活
- 日時: 2010/12/01 21:14
- 名前: 優友 (ID: Q97r4MCO)
ヾ(☆´・ω・)ゞ──+。'*.゜:。Wёιсοмё+。'*.゜:。──ヾ(・ω・`★)ゞ
こんちは!
前はミクという名前だったゆうです!コメディから移ってきましたww
ちょっと恋愛系が混ざってますがシリアスっぽく書くようにがんばりますっ!!
つまらないかもしれませんがみたらコメントよろしくですっw!!
-----前書き-----
2年B組、神前アキラ。オタク、気持ち悪い顔立ち、地味な雰囲気などの理由で全くモテなかったが...朝倉ナナという名の美少女がやって来て...。
プロローグ >>1
普通と紹介 >>9->>10
第1話 転校生 >>11
第2話 屋上での食事 >>14->>15
第3話 親友の悩み >>18
第4話 生徒会長室へ >>19
第5話 川本友紀 >>20-21
第6話 泣いている彼女に >>22
第6話 僕の歴史が動いた時 >>23
第7話 事情 >>26
第8話 決意 >>27
第9話 彼女との生活の始まり >>29
コメントをしてくださったお客様
ココロ様 遊太様 クロウ様 水島 結衣様
コメントよろしくね〜!!
- Re: school life ( No.30 )
- 日時: 2010/10/12 20:38
- 名前: 優友 (ID: OWyHbTg8)
*。+第10話+。* せめて....
ガチャ
ドアを開けた。
「まあ、入れよ。」
僕は朝倉にそう言った。
「じゃあ、お邪魔します。」
それが彼女が家に入る時に発した言葉だった。
4年前に家族を失った以来、誰も家の中に入れた事がない。
だから、妙に彼女が発した言葉が新鮮に聞こえた。
僕の家は言わば普通の一戸建ての家だ。
一階に台所、居間、お風呂場、両親の寝室。
二階は僕の部屋、そして妹の部屋。
本当に普通の家。
家族がいないが..........。
「わーい!!アキラの部屋見よっと!!」
彼女は家に入ってすぐそう発言して二階へ言った。
へっ?僕........部屋................見る。
...................。
やばい.......やばい.........やべー!!
あいつ、僕の部屋に行くつもりだ!!
僕の部屋には、女の子には絶対に見せれないものがいっぱいあるんだ!!!
そんなの物がある部屋をあいつが見たら............
「さいてー!アキラ君なんか知らない!!!!パッチン!!!」<妄想
.......................。
恐ろしい.............。
最低っという言葉より
パッチンは勘弁.......してくれ..............。
やばいやばいやばいやばい...............。
逃げようかな..............まじで。
そう考えていたら......。
「アキラ!!ちょっとこい!!!」
二階から朝倉の声がした。男っぽい言い方で.......。
行ったらロクなことにならないよな。
正直、行きたくない..........。
でも逃げるとこもないし.........。
.....................。
しかたがない!行くか!勇気を出せ!!アキラ!!!女のパッチンなんか怖くない!!!そうだ!怖くない!!!
僕はそう自分で言い聞かせた。
怖くない。怖くない。
と唱えながら階段をゆっくりと登って行く。
上の怒りの大魔王(朝倉)がいる。
怖いけど前へ進まなきゃ、物語は始まらん!
階段を登ったあと、僕の部屋を見たら開いていた。
ああ、朝倉は絶対見たな......あれとあれも............。
そして、最後の勇気を振り絞って僕の部屋に入った。
「どうしたんだ?朝倉?」
まず、知らないふり作戦だ。少しでも朝倉の怒り直撃を避けねば.......。
「ああ、悪いけどこれ捨ててくれない。」
と彼女は笑顔で僕に大きなビニール袋を押し付けた。その中身は......。
あーーーーーーーーーーーーー!!たーーーかーーーーらーーーーーがーーーーーーー
「ちょっと待て!!なんで捨てるんだよ!!これは僕が集めたフィギュアだ!!それにエロ本とアダルトビデオが!!」
ショックだ。これらがないと何のために生きてきたのか、分からないじゃないか!!
「理由は簡単、私にとって必要ないものだから!!以上!!!」
は.........い.............じゃねー!!!
「なもんできるか!!!これは僕の宝ものだ!!」
変態は認めるから捨てるのはやめて!!!!
「何言っているの?あなたのお母さん悲しむは....。」
「だから、お母さんはいねえって!」
「とりあえず!私の命令でそれらを捨てなさい!!」
「なんで、僕の家で居候することになったお前の命令を聞かなきゃならんのだ!!!」
ずうずうしいにも程がある。
「居候だからこそだよ、命令してるのは..........。」
いきなり彼女の口調が静かになった.........。
「私は居候する事はあんたにとって迷惑である事は百も承知......。
だから、せめてこの家の家事をしたい。恩返しみたいな........。」
.......................................。
「失ったあなたのお母さんの代わりになれないけど......。」
......................................。
優しいなお前.....グスン。
でもな.............。
「それでも!!!僕の宝を捨てることはできない!!!!!!」
当たり前だ!!これとその話はまた違うんだよ!!ぬはははははははは!
「いーや!!捨てなさい!!!」
「捨てない!!!」
「捨てる!!!」
「捨てない!!!」
「捨てる!!」
..........................
.........................
その言い争いが朝まで続いた!
はーあ。誰か助けて.................。
- Re: school life ( No.31 )
- 日時: 2010/10/12 20:51
- 名前: 優友 (ID: OWyHbTg8)
だ〜れかこなぁいかなぁ〜
- Re: school life ( No.32 )
- 日時: 2010/12/01 21:11
- 名前: 優友 (ID: Q97r4MCO)
*。+第11話+。* 失敗は成功のため....1
「ふあー.....。」
今、僕は学校に行っている途中だ。
今日、朝倉は親父に会うために学校に行かない。
良かった、良かった......。
あんな、女といっしょにずーといたら体がもたない。
結局、昨夜僕のコレクションは守りきれた。
しかし.........。
「ただし、部屋を掃除しなさい。」
と言われてしまい、結局その後いっしょに掃除する事になった。
彼女は部屋にあるゴミをビニール袋にいれながら
「ゴミありすぎ、だから女にモテないのよ。」
といわれてしまった。
.......何が「だから、女にモテないだ」!ふざけんなよ!
..............女にモテる必要なんかあるもんか!
「ふあー...。」
それにしても眠い。
昨夜、ゴタゴタが続いて結局眠れなかったからな。
オンラインもしてないし.......。
もしかしたら、オンラインのする時間が減るかも。あいつのせいで!
最悪......。
今このように僕は最悪の気分で歩いている。
「おはよう!アキラ!」
「おっ、おはよう赤城。」
「今日もいい日になるな!」
嫌、最悪の日になったあいつのせいで.......。
「........それにしても、今日のアキラは普段と違う雰囲気だな。」
「えっ、どのように?」
僕は赤城の言葉の意味が分からん。
「何か、生きているって感じだね今日のアキラは。」
「えっ、ずーと生きてるよ。」
赤城はハハハハと笑って
「それより、生徒会長に言ったか?あの事を?」
................ああ、あれね。正直今そんな話したくない。川本の事........。
「.....ああ、したよ。」
僕はそういう言うのが精一杯だった。
「おい、アキラ。昨日何かあったか?」
赤城は真面目な顔で尋ねた。
「嫌何も....なかったよ!」
僕はそう強がった。
「嫌。絶対に何かあった。何だ?」
赤城は前よりきつめに言った。
「本当になんにも....ない。」
お願いだからそれ以上尋ねないでくれ........。
.
.................。
それから無言になった。
「........分かったよ。」
赤城はようやくそう言った。
「ありがとう。」
僕は彼にそう言った
その後、僕と彼は何もいわず
学校で別れた。
...........................
川本.....教室にいるんだよな........。多分。
どうしよう。
................。
と悩んだところでもうどうする事もできない。
................。
とりあえず、僕は教室に入る。
...................。
あっ、いた。
彼女は自分の席に座っていた。
.......やはり元気そうではない。
なぜ分かるかと言うと大抵彼女は友達とペチャペチャ喋る。
それが普通だ。
しかし、彼女は今日それをせずに席に座っているのは所謂危険サイン。
だから、彼女の友達は彼女を心配していた。
- Re: school life ( No.33 )
- 日時: 2010/10/12 21:05
- 名前: 優友 (ID: OWyHbTg8)
みんな薬ちゃんのとこ行ってるね♪
- Re: 学園生活 ( No.34 )
- 日時: 2010/12/01 21:15
- 名前: 優友 (ID: Q97r4MCO)
僕のせいだ。僕は最悪だ。
ちゃんと対応すれば......。
僕はいつもそう気づいていたら、
もう遅い。
.................................。
じゃあ、僕は彼女になにもしないのか?
僕はまた、ほっとくのか?
どうなんだよ!僕!
ほっとくのか?
彼女を。
また泣かすのか?
.........................。
僕は歩いた。
無意識にだ。
どこに向かって?
もちろん
川本友紀の所に.......。
「川本。」
僕は席に座ったまま、固まっている彼女に言った。
「僕、また生徒会長室に行くから。よろしく。」
僕はそう彼女に言った。
微かに彼女が反応したように見えたが、気のせいか。
しかし、自分からこう言うのは初めてじゃないかな?
僕はいつも受け身だからね。
こういうことは緊張するもんかなと思ったが
そうでもない。無意識にやったからかな?
ただ、言った後が大変。
周りからの視線もきついし
いじられるし。
バカにされるし。
まあ、当たり前っちゃ、当たり前だが。
周りからすれば、
キモイ奴が学園のアイドルにアタックした
みたいなもんさ!
バカにされてもしかたがない。
でも、それでもいいやと思った。
それより、心の中のモヤモヤがなくなった。
それがなによりもうれしかった。
自己満足と言われちゃ、それまでだが.........。
ということで、再び生徒会長室に行くことになった。
あのときの失敗は繰り返さない。
そう決意した僕だった。
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