ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- タイムスリップ★完結!★
- 日時: 2010/08/08 20:03
- 名前: gojamp (ID: M2SneLVI)
初投稿です。
暇だったら読んでみてください!
読んでいただけたら、コメントもらえるとありがたいです。(^c^)
- Re: タイムスリップ ( No.14 )
- 日時: 2010/07/29 20:22
- 名前: 紅桜 (ID: VmnQ.FWP)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
もちろんです☆
第3章楽しみに待ってますよ(*^^)v
- Re: タイムスリップ ( No.15 )
- 日時: 2010/07/29 21:36
- 名前: gojamp (ID: M2SneLVI)
〜三章〜 恐怖と仲間割れ
教室は沈黙に包まれていた。
「な、なぁ竜太…なんで相澤は、死んだんだ?」
沈黙を破ったのは、本田だった。
「待ってくれ。今斎賀が調べてるから…あいつこうゆうの詳しいらしいから…」
−五分後−
「調べ終わったぞ!」
そう言って教室に入って来たのは、斎賀たちだった。
「斎賀、早く教えてくれ…」
本田は、急かす。
「あぁ。相澤は、…失血死だ…。腹を刃物で切られたらしい、深い刃物傷があった。これは、自殺とかじゃない、他殺だ。」
斎賀は、話を続けた。
「ここからは、犯人の話だ。」
「この中に犯人がいるの?だったらわたしは、違うわよ。
だってわたし、そのとき寝てたもん。」
美弥は、怯えるように言った。
「わたしもよ、」
裕香も同じ意見をした。
「だれだぁぁあ!相澤を殺したやつはぁあ!ブッ殺してやるぅ!」
そう言って本田は、ハサミを振り回し始めたが、すぐに近くの男子達に取り押さえられた。
「はやまるな本田!誰が、こん中に犯人がいるって言った?いったろ!深い刃物傷があったと、あの深さの刃物は、そうそこら辺にあるもんじゃない。」
斎賀は、焦った。
「あ、家庭科室の包丁は?」
ピンときたように将武は、訊ねた。
「ダメだ、長さが足りない。ノコギリも同じだ。」
斎賀は、続ける。
「それにみんなおかしいと思わないのか?」
「なにが?」
疑問の声があがる。
「だって、誰も相澤が、死んだことに気付かなかったんだぜ。普通なら、死ぬ寸前に叫んで、誰か一人くらい気付かないか?だが、誰も叫んだ声を聞いてなかった。要するに、相澤は、叫べなかったんだ。そのためには、一瞬で、体内から血がなくならなければいけない。それは、おれちには、することはできない。」
「この過去に俺達以外にここにタイムスリップした奴がいるっていうことか?」
竜太は、やっと口を開けた。
「御名答!」
斎賀は,ニヤリと笑った。
「なぁ、でも叫ばせないで殺す方法は、あるんじゃないか
?腹を切ってその後に口をおさえて死ぬまで叫ばせなきゃいんじゃないのか?」
幸助は、訊ねる。
「いや、無理だ。返り血浴びちまう。水で洗っても落としきれねぇ。」
斎賀は、冷静にこたえた。
「なぁ、相澤を校庭に埋葬してやらないか?最後に出来るせめてもの情けだから……」
そう言ったのは、本田だった。
このことは、三組全員が賛成した。
−20分後 校庭−
相澤を校庭に埋葬した。
(きっと、痛かっただろう、怖かっただろう…)
そんなことをしみじみに思った竜太だった。
「ちょっといい?竜太、」
そう言って話しかけてきたのは、奏だった。
そして竜太は、奏に連れられて体育館裏へと行った。
−体育館裏−
「ねぇ竜太、わたし見たの…」
「見たって…何を?」
訊ねる竜太だった。
「相澤君が殺されるところ…それと、犯人を…」
「犯人ってどんな奴だった?」
さらに竜太が訊ねる。
「大きな人だった。黒いコートに身を包んでて、変な仮面をかぶってて、大きな斧みたいのを持ってた。」
奏は、続ける。
「あ、あたし、怖かった。誰かを呼ぼうとしたけど、足が、…す、すくんで、…動けなかったの。」
そのまま竜太の胸へ崩れた。
「ごめんね…」
と言いながら。
竜太は、抱きしめた。
「俺が、おまえを守るだから…もう泣くな!」
2人は、付き合っている。
三組からは、「ベストカップル」と呼ばれている。
−10分後−
「みんな、聞いてくれないか?」
竜太は、みんなから注目を集める。
「相澤を殺した犯人が分かった。犯人は、この中にいない。犯人の特徴をいうから良く聞いてくれ。黒いのコートで身を包み、変な仮面をかぶり、大きな斧を持った奴だそうだ。」
「何でんな事知ってんだ!」
勇が、反論してくる。
「奏が教えてくれた。相澤が殺されるところを見ていたそうだ。だからといって、奏を責めないで欲しい。」
「彼女だからか?」
投賀が訊ねる。
「違う!」
竜太が返す。
「もう我慢の限界なんだよ!俺と本田は、悪いが、おまえに従うつもりは、無い。俺達は一組に行く。」
そう言って投賀と本田は、三組を出て行った。
「他に…行きたい奴は?」
竜太は、訊ねたが誰も動かなかった。
「無理しなくていい…」
「無理なんかしてない!」
答えたのは、美喜だった。
「初めてこの過去に来た時、わたしは、パニックだった。
狂いそうだった。でも、竜太のおかげで落ち着けた。竜太がみんなをまとめてくれたから怖くても安心できた。だからわたしは、竜太についてく。!」
「おれだってそうだ!」
斎賀だった。
「相澤が死んだとき、あーゆー事件に詳しいことを知ってた竜太は、なにが起きたかみんなに知らせる為にしらべてくれと、土下座してまで頼んだんだぜ…こいつ以外、付いていくなんて考えられねぇ、…」
「俺も、竜太に付いて行くぜ!」
「わたしも!」
そして、三組にいる21名全員が、竜太に付いて行くことになった。
−夕方−
「ごめん、みんな…夕食は、無い。」
竜太には、どうしようもなかった。
「あの、ひとついい?」
伊佐美だった。
「あのさ、体育館の掃除のとき、管理室の奥に食料室っていうところがあったの。きっとそこにには、非常食があるんじゃないかな?」
一瞬静まったが、一気に教室は、喜びで溢れた。
「だが、問題は、体育館までの道のりじゃないのか?」
信吾が、深刻に訊ねる。
「だな、もしあいつが出れば、終わりだ。」
隼人が加勢する。
「そのときの方法がある。」
そう言って、廊下から持ってきたのは、木工室のノコギリだった。
「多少は、使えるだろ?」
「おまえスゲ—よ!」
斎賀がほめる。
「よし、体育館の食料確認と、確保にいくぞ!出撃メンバーは、隼人、将武、勇と、悠、斎賀、そして俺が行く。残りのメンバーは、ここを守ってくれ。ダメだったら…逃げてくれ。それじゃあ、みんな!健闘を祈る!」
〜三章〜 恐怖と仲間割れ END
- Re: タイムスリップ ( No.16 )
- 日時: 2010/07/30 18:09
- 名前: 紅桜 (ID: PU7uEkRW)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
うわぁぁ!
仲間割れですか・・・
恐怖が続きますなぁ(◦△◦;)
でもそこがいい・・・♪
続きが気になりますね!!!
待ってますネぇ☆
- Re: タイムスリップ ( No.17 )
- 日時: 2010/07/30 23:39
- 名前: gojamp (ID: M2SneLVI)
〜四章〜 独立と反撃
−二年廊下−
竜太たち一行は、心配のため一組にいる投賀と本田にこのことを知らせることにした。
−二年一組−
「…いない…。」
竜太は、辺りを見渡したが、投賀たちの姿は、なかった。
「竜太、ここにいないんならきっとどこかに非難したんだ!あいつらは、簡単にくたばるような奴らじゃない。」
悠が竜太の肩をたたきながら言った。
「そうだな…今は、三組のほうが先だな。」
そうして、一組を後にした。
壁にあった血痕が、あいつらのものじゃないと自分に言い聞かせながら…」
−体育館用外連絡通路−
竜太たち一行は、ノコギリを構えた。
いつあの大男に遭遇してもいいように。
「いつもは、平気で通ってるけど…今は、すっげぇ〜こえ〜よ。」
勇は、そう言ってノコギリの柄の部分を強く握った。
−体育館−
「よし、いこうぜ!」
将武が駆け出した。
だが、竜太は、何か引っかかっていた。
「鍵だ…」
竜太は、思い出したように口を開く。
「鍵?何で?」
疑問をもつ斎賀。
「おい!開かねぇぞ!」
先にたどり着いた将武は、力強くおしても開かなかった。
「あぁ〜鍵ってそうゆうことか。」
斎賀は、やっと理解してようだ。
みんな駆け寄って無理やり開けようとしたが、無駄なあがきだった。
「おいちょっと待て!俺に方法がある。」
そう言って、隼人がポケットから針金を出した。
カチャカチャカチャ…カッチャン…
鍵が開いた。
「おい、すげーな隼人!でも針金なんてどうしてもってんの?」
将武が訊ねる。
「あ、これ?これさぁさっきの一組で拾った。」
そして、竜太一行は、扉を開けて進んだ。
−職員用体育館廊下−
目の前に三つの扉があった。
一つは、警備室。
二つ目は、目的の食料室。(管理室)
三つ目は、休憩室。
竜太たちは、三つのグループに別れた。
警備室チーム 勇&悠ペア
食料室チーム 竜太&斎賀ペア
休憩室チーム 隼人&将武ペア
「それじゃまた落ち合おう!」
竜太の指揮と共に調査が始まった。
−警備室 (警備室チーム)−
「ひゃぁ!なんだここ?モニターばっかじゃん。」
勇が驚いた。
「この学校の監視カメラの映像だな。あ、三組の映像もある…て、誰もいねぇじゃん。しかも机とかイスが散らかってるし…もしかして、あの大男に?」
悠が考え出す。
「と、とにかく、犠牲者は、いないみたいだし、みんなこの体育館に向かってるよ!」
勇がモニターを見ながら言う。
「そうだな、進めるか!」
悠が机を調べ出す。
勇は、鍵のかかったロッカーを無理やり開けた。
2人は、自分の見つけたものに目を丸くする。
「これ見て!」
2人は、同時にいう。
「勇からいいぞ…」
悠は、勇に譲った。
「こ、これ、銃だよね?」
勇が震えて言う。
「まさか、エアガンか何かだろ?」
そういって、銃のマガジンを確認する。
「まじかよ!」
悠は、びっくりしたように言う。
マガジンには、本物の弾ガはいっていた。
「なぁ、これ、説明書みたい…」
勇が見せる。
<銃の扱い、及び使用者について>
この銃を扱う場合は、学校ないでの非常時にて使用可能。ただし使用者は、使用の許可を得ている者、または、使用許可を得た者から、許可を受けたもの。「ただし、その証拠となるものを用意しなければならない。」
上記のもの意外が使用、所持した場合は、「銃刀法違反」の罪で逮捕する。 <銃の扱い、及び使用者について>
「だってさ。どうするこの銃?」
勇が訊ねる。
「使うに決まってんだろ!三丁あるから、二本俺とおまえ。もう一本を竜太に渡そう。」
悠が銃を取る。
「でも、俺達は、許可を得てない。違反で逮捕される!」
勇が銃を戻そうとする。
悠は、銃を構えながら、
「バカやろう!そんなこと言ってる場合じゃないだろう?それに、警察は、いない。」
「そういえば、悠の見つけたものは?」
勇が訊ねる。
「先に竜太に言う。」
−食料室−
「おいおい、ラッキーだな!」
斎賀が喜ぶ。
「あぁ!カンパンに清涼飲料!それにフルーツの缶詰まであるなんて!」
竜太も一緒に喜ぶ。
「これなら、一ヶ月も余裕で過ごせる!」
竜太は、さらに付け足す。
「一ヶ月もここにいるつもりは、ないけどな!」
斎賀がいやみを言う。
−休憩室−
ベットが四台並んでるだけだった。
−20分後 職員用体育館廊下−
「なぁ、みんなこれを見てくれよ!」
勇が自慢げに見せた。
「バカやろう!下手して発砲したらどうすんだ!」
悠が勇に怒る。
そして、悠は、竜太に銃とある書類を渡した。
「悠、この書類は?」
「後で読んでくれ…。そういや竜太そっちはどうだった?当たりか?」
「あぁ、カンパンとかたくさんあった。休憩室は?」
「何も無かった…」
将武は、残念そうに言う。
竜太は、銃をポケットに入れ、
「みんなを迎えにいこう。三組よりは、ここのほうが安全だと思う。」
「その必要は、ないよ。みんなこっちに向かってる。みんな無事だ。」
勇は、腕組をして言った。
「だけど心配だ!俺は、行く!」
「竜太!これ以上単独行動は、よせ!」
斎賀は、竜太を引きとめる。
「心配なら警備室のモニターから見れば?」
勇が思い出したように言う。
竜太は、警備室へ駆け出した。
−警備室−
竜太は、モニターを見た。
「おいおい、やべーじゃねえか!」
体育館用外連絡通路のモニターには三組生徒と、黒いコートに見を包んだ大男がいた。
竜太は、警備室から駆け出し連絡通路へ急いだ。
−二分後 体育館用外連絡通路−
竜太が着いたときには、信吾以外の男子(投賀と本田を除く)は、まな、倒れていた。
大男の持っていた斧からは、血が垂れていたから倒れている男子達は、みんなあの斧に切られたんだろう。
信吾の顔から血が出ている。
信吾は、ノコギリの柄を強く握り、
「竜太たちが来るまで、俺が守るんだぁあ!」
そう言って信吾は、大男に反撃をしたが、斧でノコギリが弾かれ、信吾は、地面に転がった。
ノコギリは、使い物にならなくなった。
そして、大男は、倒れている信吾に向かって、斧を後ろに引き、信吾を切り殺そうとした。
「させるかよ…」
竜太は、銃を大男に構え、引き金を引いた。
「バァァアン…」
辺りに銃声が轟く。
それと共に、大男は、叫び声を挙げた。
そして大男は、銃で撃たれたところをおさえながら連絡通路を飛び出し、姿を消した。
−30分後 体育館−
「さてと、ドアも窓も全部鍵閉めたし…」
隼人が、汗をを拭う。
「あいつら大丈夫か?特に信吾がひどい。」
斎賀は、また様子を見に行った。
《ピーンポーンパーンポーン》
竜太が鳴らしたものっだった。
「みんな今日からここで過ごすことにする。くれぐれも、1人で行動しないでほしい。これ以上犠牲を出したくない。」
アナウンスが終わった。
〜四章〜 独立と反撃 END
- Re: タイムスリップ ( No.18 )
- 日時: 2010/07/30 23:42
- 名前: gojamp (ID: M2SneLVI)
返信送れてすいません(>m<)
コメント感謝します!
5章もがんばります(^v^)
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