ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 黒兎堂骨董品店†殺し扱っております
- 日時: 2010/08/14 10:39
- 名前: 風華 (ID: kji2ZSe9)
ども、初めまして風華です。
題名変えました。
†注意事項†
グロ、流血表現があるかも
荒らしはお断り
コメ大歓迎
†主人公†
名前:音無 葵(オトナシ アオイ)
性別:女
年齢:14歳
性格:変なとこに全力を注ぐ馬鹿
容姿:銀髪ショートカットで瞳は金色
武器:ワイヤー
一人称:僕
最強:目『破滅の瞳』
その目で見たものを金縛りにしたり石化したりできる
その他:黒兎堂のオーナー
この話は、表は骨董品店、裏は殺し屋
物語に出てくる人たちは何か最強なものを持ってます
ギャグもシリアスもドンとこい←
オリキャラ募集中終了。
皆様ありがとうございました!
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- Re: 朱色に染まる華 ( No.38 )
- 日時: 2010/08/11 20:13
- 名前: 風華 (ID: kji2ZSe9)
>クレイア
まじでかwありがと。…何か前のリボーンの主人公に似てきt((黙
クレイアのオリキャラVSオリキャラと、何ともいえないコンボww
- Re: 朱色に染まる華 ( No.39 )
- 日時: 2010/08/11 22:07
- 名前: 風華 (ID: kji2ZSe9)
†第六話†
毒針が振り下ろされた時、もう終わりかな…死んじゃうのかな、って思った
今まで生きているのは苦痛以外の何ものでもなったから
だから諦めて目を閉じた
でも、何時までたっても毒針はリノに刺さらなかった
目を開けると
「…Ms.ムオン、何の真似だ」
「いや、もうこの子に戦うという意思は感じられなかったし。」
銀髪の人が毒針を持っている人の手首をつかんでリノを庇うように前に立っていた
「それに、今のこの子は僕の目には『アザミ』になんて見えないから」
「…仮にも命を狙ってきた奴だよ」
「でも僕には、助けを求めている女の子にしか見えないよ」
敵でしょ?
何で、助けるのか。
何で、庇うのか分からなかった。
聞こうと声を出す前に涙が出てきた
「…はぁ、ウチはもう寝るよ。後はよろしく」
「はいよ。狸と純は壊れた店の破片とか掃除しといて」
「オッケー葵ちゃん」
「…メンドクサ」
泣いているリノの前に銀髪の人はしゃがみこんだ
「えーと、僕は黒兎堂のオーナー音無葵」
よろしくね、とリノの頭を撫でる手は…暖かくて
また涙が出た
「君、殺し向いてないよね」
いきなり言われてバッ、と顔を上げた
なんでそんなこと言われるか分からなかった
リノは『アザミ』だよ?そんなわけ……
「武器を構えるとき妙に躊躇いがあったし、自分を押し殺している感じがしたし」
「り、リノはアザミだっ!…そんなわけっ…」
「寂しかったんでしょ、君」
「なに、言って…」
「その力持ってるから今まで辛かったんでしょ。必要とされたくてアザミに入ったんでしょ」
エスパーっていうくらい当たっていた
この力があるからリノは今まで辛かったんだ
何でもいいから必要とされたかったんだ
でも、その結果がこれだ
「アザミは時期に任務を失敗した君を消しにかかるよ」
「……」
アザミは任務に失敗した奴は消す
それはつまり、リノは…殺されるってこと……
「でも、君さえよければ家の店で働かない?」
「な、何言って…!」
「ここにはね、いろんな過去を背負ったやつらがいるしね」
僕もそうだけどね、と目の前で笑う人を唖然として見つめた
「…い、いいの…?」
「うん。今まで辛かったでしょ。よく頑張ったね」
「ひっ、ぐ…うわぁぁぁん」
目の前の…葵、ちゃんに抱きついた
そして今まで我慢してた分、涙を流した
何も言わず背中を優しく叩いてくれる優しさが
すごく嬉しかった
- Re: 朱色に染まる華 ( No.40 )
- 日時: 2010/08/12 10:16
- 名前: お饅頭 ◆1xhivJXBvU (ID: itTFRLr7)
- 参照: 元・美華ですがなにか?((
「僕の目から気付いたら汗が出ていました」
続きが楽しみです…!
なんという物語の構成力…!
- Re: 朱色に染まる華 ( No.41 )
- 日時: 2010/08/12 11:09
- 名前: 風華 (ID: kji2ZSe9)
>お饅頭様
ええええ!?
あああありがとうございます!!!
構成力だなんてっ!俺には一切ありませぬぅぅ!!!
- Re: 朱色に染まる華 ( No.42 )
- 日時: 2010/08/12 17:57
- 名前: 風華 (ID: kji2ZSe9)
†第七話†
半壊した店の瓦礫などを掃除してから家のほうへと移動してチャララーン第二回作戦タイム
狸はリノの治療をしている
「さて、これからどうしましょうか」
「リノ、君は何か知ってる?」
狸が聞くとリノは静かに首を振った
「残念だけど、リノは暗殺部隊だから内部のことはよく知らない」
「ふぅ、情報なしか」
「でも家が無事だったのが救いだな」
「家のほうが壊れてたら僕、狸を殺してたよ」
「なんで!?」
「ムシャクシャするから」
うわぁぁん!葵ちゃんなんて嫌いだぁ!と、叫んで家の奥へと走っていく狸を無視して話を進める
「どうしますか」
「こいつは副隊長なんだろ?」
「リノを指差すな純。…んで?」
「副隊長やられたってことは。隊長が来るんじゃないか」
「………寝る」
「現実逃避するな」
「いや、僕は知らない。帰る」
「お前の家はここだ」
「僕の家は布団の中だ」
「そこで殺そうかお前」
「いや、何してんの二人とも」
走っていったはずの狸が戻ってきた
…お昼ごはんを持って
「考えてもしょうがないでしょ」
「そだね」
「今までそうしてきたしな」
あはは、と笑って僕はお昼ご飯のチャーハンを食べようとした時
「大体、葵ちゃんに考える頭なんてないでしょ?」
隣であはは、と笑っている狸にカチンときた
そして考えるより先に体が動いた
ゴキッ
「関節技がきれいに決まったな」
「か、かっこいい…!」
「…は?」
僕は純とリノがこんな会話をしてるなんて知らなかった
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