ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ミサイル。
日時: 2010/09/02 19:11
名前: 神酒 理 (ID: QCkuis7p)

はじめまして。こんにちは。……こんばんは?
神酒 理と申します。
コメディ・ライト小説でも小説を書かせていただいております。。。

え〜っと、広い心&温かい目で見ていただけると嬉しいです。
あと、コメントしていただけると、家の周りを一周してくるぐらい嬉しいですww

では、始まります。よろしくお願いします!!≧△≦

ミサイル。

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Re: ミサイル。 ( No.25 )
日時: 2010/09/21 19:20
名前: 神酒 理 (ID: lD2cco6.)

基山 千秋様
ありがとうございます。
今、体調がすぐれなくて大変ですが頑張ります。

Re: ミサイル。 ( No.26 )
日時: 2010/09/21 19:31
名前: 基山 千秋 (ID: q7aY8UsS)

そうなの!?

だっ、大丈夫ですか?あの…無理しないで、ゆっくり書いてください。

ご自分の体調のほうが大事なんで。

とりあえず、お大事に〜。

Re: ミサイル。 ( No.27 )
日時: 2010/09/23 22:26
名前: 神酒 理 (ID: KcCt4pR0)

基山 千秋様
お気遣いありがとうございます!
ゆっくりと書いていきたいと思います。。。

                   ∇

 昼の明るい日差しに照らされた、白い校舎の壁。
 木漏れ日がちらつくフローリングの廊下。
 それらが全て、一瞬のうちに消え去ってしまったのなら、俺はどんなに心地よいだろう。
 それらが全て、一つの【輝き】によって爆ぜてしまったのなら、俺はどんなにこの世界を愛しただろう。
 この世界の存在価値はない。人間達が存在する必要性などまったくない。もちろん、この俺も———……。

 俺の名前は櫻井 頤使茄。名前が無駄に難しい漢字なので、学校ではよく知れわたっている……らしい。
 俺も俺自身のことはよく知らない。ただ、周りからよく、「不思議ちゃん」だとか「何を考えているか解からない奴」と言われていることだけは知っている。
 つまり俺は【変人】なのか。
 これだけ自分の事を曖昧にしているのは、本当に自分自身のことを「知らない」からである。
 俺は俺の好きな物を知らない。俺は俺の特技を知らない。俺は俺の安心する場所を知らない。
 俺は俺自身に「興味が無い」
 自分の事を知っていても何の意味にもならない。むしろ知っておく必要があるのは「自分以外の全ての物」ではないだろうか。
 もしも、俺が完璧な存在であって、他人の悪意や内面的な性格が読み取れるのであれば、こんな思考には至らなかったのだろうが。

 全てを破壊する悪魔のような兵器。そしてそれを利用するために俺は自分を汚していく。

 今思っても愚かなことだったが、此処まで来てしまった限りには、引き返すことはできない。
 引き返したいなど、微塵にも思わないが。
 しかし、当然不安や疑問は残ってしまう。
 だからこそ、俺は学校を仮病で休み、名も知らない公園にやって来たのだ。

 しばらく、ふらふらしていると不意に、滑り台のあたりから「痛ッ!!!!」という声が聞こえてきた。続けて何かを思い出したかのように「そうだ!!半年前!!!高木が……ッ」と聞こえた。
 声の低さからおそらくは高校生くらいだと思うが。こんな時間帯にこんな所でなにをしているのだろう?
 疑問に思い滑り台に近づくと、大魔王のように高笑いしている高校生?中学生?の姿があった。

Re: ミサイル。 ( No.28 )
日時: 2010/09/27 20:14
名前: 基山 千秋 (ID: q7aY8UsS)

そうですか。
またまた物語が進んでこの先
がワクワクです♪
…何度も更新し申し訳ない。
この先もがんばって!

Re: ミサイル。 ( No.29 )
日時: 2010/10/09 22:14
名前: 神酒 理 (ID: f.CofffP)

第2,5話【間の話】とある神様もどきの独り言

 実に興味深い。
 いや、興味というより、この感覚は『恐怖』か。
 あれほどまでに壊れている感情回路が存在するとは。
 身体的な怒りは存在するものの、精神的な怒りは存在しない。つまり、ストレスによって物質を破壊しても、当の本人は無意識的に行動してしまったということになる。
 まるで人工的に開発された【対人殺戮兵器】のようなものか。
 
 まったく、滑稽で愛おしく、そして愚かな存在だよ『人間』ども。
 己たち『人参』にとってこれほど予測不可能な群集固体は見たことがない。

 秋野 照。
 そして、櫻井 頤使茄。
 己は君達が興味深くて、恐ろしくて、愛おしくて、それでいて哀れでならない!

 さあ、半年前に戻った君達はどのようにこの計画された【運命】を変えるのか、己に見せてくれ……。

 


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